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犬町・猫町情報



小学生時代の思い出    作:DH
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(58)三年生 吉川先生

 毎年進級と共に担任の先生も変わる。それは4年生まで。5~6年は進学の事もあって変わらない。で、3年生になって吉川先生に変った。かなり年配の女の先生だった。3年までが女性で4年以降は男性の先生になる。ある時、先生の都合で自習の時間になった。静かに自習しているようにと言い置かれての事だが、先生の顔が見えなくなった途端に教室中、蜂の巣をつついたような騒ぎになった。級長の制止などどこ吹く風、騒ぎはエスカレートする一方で、全然治まる気配もなく、結局先生を呼びに行く羽目になるのだが、先生が教室に戻られた瞬間にピタっと静かになるのだから、その威光は大したものだと今更に思い知らされた。当時の先生というのは絶対的存在だった。


以下は後日談になる。先生の実家は隣町の貝塚で薬屋をしているとかねがね聞いていた。で、もう少し大きくなってからの事だが、貝塚へ行った序にこの見当と思われる辺りに行ってみると、案の定、吉川薬局というお店が26号線(旧国道)に面した目抜きの場所にあった。これが先生の実家かと何となくほっとした。

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