閑人帳



●紙の写真はなくなるのか?

 「カメラのキタムラ」が店舗数を大巾に減らすとか、街のDPE店にとっては厳しい状況になっています。今はコンビニでもプリントができるので、お店の存在感は薄れるばかりです。この先、紙の写真は絶滅危惧メディアになるのだろうか。いや、なくならない、と言うのが願望を込めた駄目男の考えです。ま、アナログ人間の未練かもしれませんが。


50年、100年、という長期間で保存、継承し、かつ、いつでも誰でも簡単に見る事ができるのは、今のところ、紙の写真しかない。親から子、子から孫へと伝えたい写真(記録)が紙以外のメディアでは、保存と再生においてリスクが多くて信頼性が乏しい。今のCDやDVDが100年後に誰でも簡単に再生できるのかといえば、いささか怪しい。有機物である限り、物理的な劣化が進むこと(これは紙も同じ)と、再生システムの継続が困難と思われるからです。サーバーで保存なんて一番危ない気がします。音響でいえば、カセットテープの再生がだんだん難しくなってる状況に似ています。


3,11大震災のとき、アルバムなどを持ち出した人は稀で、ほとんどは津波に呑み込まれてしまった。しかし、熱心なボランティア活動のおかげでたくさんの写真が発掘、洗浄されて持ち主の手に戻った。もし、写真のデジタル保存がさらに進んだ時代に同じ災厄が起きたら・・・再生はほとんど不可能ではないか。紙の写真だから救えたのです。愛する家族を失ったうえに、その写真を一枚も残せなかったとしたら悲しみは倍増します。

1・多様なデジタルシステムの維持、継続が難しい。
2・メモリーが微細なぶん、事故や天災などの破壊に弱い。

こんな素人の考える理由で紙写真の優位性を唱えたい。下の写真は、やや高級なアルバムに駄目男の「酒とバラの日々」を移してみた試作品ですが、紙の写真と手書きの文章という旧式な表現が一番アルバムらしいカタチになります。


アルバム

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