大阪日暮綴



●こんなにいるのか、古地図ファン

 地元、住吉区の文化事業団体が「古地図にみる住吉」というタイトルで講演会を開催。市大の教授や作家三人がそれぞれの知見を述べる一般向けの内容でしたが、定員300人のところ、何十人かオーバーする人が詰めかけて主催者を慌てさせる盛況でした。区の広報誌の隅っこに案内が出ているだけだったので、せいぜい100人までの参加だろうと予想した駄目男もびっくりです。


スピーチで語られたのは、主に、天王寺~住吉~堺のエリアで、古代から現代までの地形や川の変遷と道路の発展、また、田畑や住宅地の開発で風景がどのように変化していったか、などです。概ね、自分の知識の範囲の話でしたが、住吉大社ができるまでの考古学的な話は、やや別世界という印象でした。(自分に知識がないため)


あらためて思うのは、上町台地や難波津、住吉津の歴史の古さで、神話時代と古代の境界になるくらい古い土地だということです。神功皇后と住吉大社との縁を考えだけでも、フィクションとノンフィクションの両方が楽しめる。また、住吉大社ができた時代の大和への道がごく一部残ってるだけでも驚きです。そんな大昔から戦中戦後あたりまでの住吉を古地図からイメージしようという趣味人がたくさんいることを知りました。近代では、は南海線、阪堺線、阪和線 の由緒来歴と街の発展ぶりを知るだけでも十分楽しい。歴博あたりで大規模な古地図展を企画してくれないかな、と願うものであります。


会場風景(住吉大社 吉祥殿)
住吉大社




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