閑人帳



●パチンコ店、ついに一万店割れ

 最盛期の1995年には、全国で18000軒ものパチンコ店があったのに、以後はジリ貧を続け、昨年度で1万軒を割ってしまった。20年間で45%も減少した。売上げも30兆円から20兆円に下落した。それでもレジャービジネスの売上げでは断トツの1位であります。


パチンコが順調に衰退中というのは明るいニュースでありますが、業者や機器メーカーには深刻な問題で、特にパチンコ台メーカーは、不景気だからと簡単に業態のチェンジができない体質だから、いずれ縮小、倒産に至る恐れがある。「平和」や「SANKYO」といった一部上場会社も焦ってると思われます。パチンコは日本独自の文化で、国内が不振だからといって輸出に力をいれるという方策もうてない。


パチンコが衰退する第一の理由は若い世代を取り込めなかったこと。顧客の主流は団塊世代とその息子たちである。30才以下の若者は知らん顔をしている状態で、彼らはスマホのゲームはしてもパチンコには興味がない。パチンコ客の高齢化は、そのまま低所得化でもあるから、一人一回で何万円も消費することは期待できず、ヘタすれば貧乏人の一時収容所になりかねない。そんな店へ若者が行くだろうか。


約500万人いるというギャンブル依存症のほとんどはパチンコが生み出した世捨て人。しかし、業界にとっては貴重なカモでもある。心入れ替えて健全な生活者に戻ってもらっては困るのだ。業者がいくらキレイゴトを並べてもこの現実は変わらない。パチンコが生んだ不幸な人生の例は山ほどあるが、パチンコが生んだ幸福な人生の例は聞いたことがない。そもそも、パチンコ業界人や機器メーカーの人間はパチンコ客を軽蔑の眼で見ている。お客様は神さま、ではなく、カモさまでしかない。

参考情報
https://hbol.jp/115863
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170109-00124788-hbolz-soci



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