閑人帳


●悪質経営者はムショ入りに ~電通問題~

 過労死問題で電通の社長が引責辞任することになりました。一流企業のトップが労務問題で辞めるのは珍しい。これで石井社長の人生はパ~であります。生涯、従業員を死なせた薄情社長のレッテルが貼られる。ご本人は、先代にはもっとワルな社長がいたのに、なんで俺が・・の思いがいっぱいでありませう。重役にとどまっておれば辞任は避けられたかも、と思うと余計悔しいが、もうあとのまつり。


これで電通は清く正しく美しく・・宝塚歌劇団みたいな会社に生まれ変わるでせうか。残念ながら変わりませんね。社員、重役、全部入れ変わらない限り、無理です。社員の多くは過労死問題なんかにさしたる関心はなく、従来通りに仕事を続ける。幹部は長時間労働をいかにバレないようにするかに腐心する。会社が書類送検された。社長が辞任した。これくらいで4万人社員の劇的な意識変革など、どだい無理です。そもそも、電通は「鬼十則」遂行にふさわしい人材を選んでいる。そんな雇用者、被雇用者の人生観、職業意識がコロリと変わりますか。


電通には数え切れないくらいの子会社、下請けがぶら下がっている。これらの中小企業が電通より恵まれた環境で仕事をしているなんてあり得ない。仮に、そんな下請け、孫請けの小さい会社で過労死が起きても、電通にしたら、我関せず、である。泣き寝入りするしかない。


今回の事件で電通本体の過重労働問題が表向き改善されることがあっても、改善のしわ寄せはアウトソーシング先の小さい会社に押しつけられる。電通の体面を保つために犠牲を強いられる。そんな理不尽な要求をはねつけることができる下請けがどれほどあるだろうか。
 電通は組織として書類送検された。これでも大きな屈辱ではあるけど、幹部ですら反省、悔悟の自覚は薄いでせう。だったら、同じような過ちを起こさないためには厳罰しかない。社長や当該上司に懲役刑を科す。生涯、犯罪者として白い目で見られる境遇に置く。これくらいきついお灸を据えないと改心しない。(法律を変える必要があるかも)


電通に対するえも言えぬ嫌悪感はこの過労死問題だけではない。日本一といってよいくらい、利権の巣窟みたいな企業でもあるからです。清く、正しく、の真逆が電通の社是といってもよい。2020オリンピックでいかほどの裏金を操作しているか、その原資に国民の税金が使われているかもしれない。そんな巨大利権操作の旨みを知ってる会社にとって、社員一人の過労死など、取るに足りない問題だった。つい、先日までは・・。

ファミマでも酷い過労死問題が起きていた
過労死 



スポンサーサイト