閑人帳



●出た! 国宝級の茶碗 ~開運なんでも鑑定団~

 12月20日の「なんでも鑑定団」に出品された茶碗が中島誠之助氏の鑑定で2500万円と評価された。世界中に三つしかない「曜変天目茶碗」はいずれも国宝指定。今回の依頼品が将来国宝に指定される可能性ありです。持ち主の徳島のラーメン店店主はサインボードの2500万円の値段を見て茫然自失の体でありましたが、ショックでしばらく眠れぬ日がつづくかもしれない。ご本人が望んだ値段が100万だったから25倍の大化けです。中島センセも「番組始まって以来、最高のお宝」と話していました。


ラーメン店のオヤジさんがどうしてこんな凄い物をもっているのか。オヤジさんの曽祖父が大工で自ら骨董趣味人。徳島の立派な民家の仕事を請け負うなかで解体の仕事もあり、仕事先の旧家からゆずってもらったらしい。しかし、譲った人も、譲られた大工も、まさか国宝級の逸品だとは知るよしもなかった。この依頼品が優れているのは来歴がはっきりしていることで、それによると、本来の持ち主は中世に四国を支配した三好長慶。彼が当時の権力者、足利某から拝領したのではないかという。庶民が所有することなんか絶対あり得ない超ブランド品であります。


制作した中国には一点の保存もなく、日本が三点を独占しているのですが、さらに四点目のお宝が見つかりました。セキュリティの問題からも、オヤジさんがずっと持ち続けることはないと思うので、いずれはどこかの美術館が所蔵すると思います。ならば、1億でも買い手があるかもしれない。この茶碗がもつ集客力を考えると、ハッタリとは言えないでせう・・・などと、勝手なこと書きながら、100円ショップの湯飲みで番茶をすする駄目男であります。


今回の依頼品 2500万円ナリ
茶碗 


茶碗 


国宝に指定されている三点
茶碗



持ち主だった? 三好長慶
茶碗 




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