閑人帳



●2016「ブラック企業大賞」候補が決定

 いつのまにか年末の恒例行事になりつつある不名誉な「大賞」選考、今年の候補は下の10社(法人)ですが、駄目男の予想では「電通」がチャンピオンになりそう。過労による自殺者を二人も出してるのに、社長以下、幹部は反省する気などまるで無いらしい。タチの悪さではワタミやユニクロとちょぼちょぼですか。これらの会社の社長さん方に共通する欠点は至ってシンプル、社会人としての教養の貧しさ、世間知らずぶりです。ま、裸の王様ってやつです。逆に言えば、かような企業では、教養がない人物でもオーナーになれる。その結果、ブラックのレッテルを貼られて世間で嫌われる。それでも真摯に反省しないところがエライ(笑)。もしや「ブラック」は名誉だと思ってるのかもしれない。


■2016年にノミネートされた10社
株式会社エイジス(棚卸し代行業者)
株式会社電通(広告代理店)
株式会社ドン・キホーテ(ディスカウントストア)
株式会社プリントパック(印刷サービス)
関西電力株式会社(電力)
佐川急便株式会社(運送)
サトレストランシステムズ株式会社(「和食さと」など飲食店)
宗教法人・仁和寺(京都市の真言宗御室派の総本山寺院)
ディスグランデ介護株式会社(デイサービス「茶話本舗」FC企業)
日本郵便株式会社(郵便事業)


電通のタチの悪さについてはこんな情報がある
 過労による自殺問題で厚労省に強制捜査されるという恥ずかしい「実績」をつくってしまった電通は、石井社長自ら社員向けに講演を行い、今後の改善策を述べた。しかし、その中身はなんら新鮮味のない、ありきたりの話だった。講演後、ある若手社員に、会場外で取材していたNHKの記者が感想を求めたところ「自浄能力がない会社だなと思う」と述べた。この発言を耳にした幹部はその社員を「戒告処分」にした。(戒告処分=始末書を書かされる処分)


会社に対する批判は一切許さない・・。これが電通のリアルな体質であります。情報ビジネスの先端をゆく会社にしてこの陰険さ、閉鎖性。しかも、会社は世間に「社員の誰もが自由な発言ができる会社」をうたってるのだから笑ってしまう。今まで多くの下請け企業を踏みつけ、時にはクライアントに対しても「上から目線」で仕事をしてきた電通社員。この先何年かは、電通社員を名乗ることさえ恥ずかしい、劣等感まみれのビジネスライフを送っていただきたいものであります。


宗教法人・仁和寺も・・・
 京都の名刹、仁和寺が「ブラック」やなんてビックリしますが、これぞ一罰百戒、他の宗教団体でもビビッてるところがあるやも知れない。仁和寺の宿坊の料理長が過労でウツ状態になり仕事ができなくなった。その原因は、月100~200時間の残業や、最高349日の連続勤務という奴隷のような過酷な仕事ぶり。この実態を認めて、京都地裁は判決で仁和寺に4200万円の支払いを命じた、がブラック候補のいきさつです。


ま、料理長さんにすれば「神も仏もあるものか」って思いだったでせう。仁和寺はものすごい恥さらしをやってしまった。坊さんたちは真摯にハンセーしたのでせうか。それとも責任のなすりあいをしているのか。仏の教え、人の道を説くお寺さんが、ブラックぶりで「電通」と同じステージに立たされるなんて、最高の屈辱です。


ブラック企業の発表は今年で5回目。2015年は6社がノミネートされ、コンビニ大手の「セブン-イレブン・ジャパン」が大賞に選ばれた。2014年は「ヤマダ電機」、2013年は「ワタミフードサービス」、2012年には「東京電力」が大賞に選出されている。

引用元情報
http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/30/black-company_n_13343672.html
http://www.mynewsjapan.com/reports/2294
https://travel.mar-ker.com/%E4%BB%81%E5%92%8C%E5%AF%BA


仁和寺仁王門
仁和寺



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