読書と音楽の愉しみ



●アストロリコ タンゴコンサート

 会場は北御堂津村ホール。ロビーへ行くと僧衣に袈裟懸けのお坊さんがモギリ役をやっていて、どう見てもタンゴのイメージにあわないが、このスタイルで24回目(24年目)になるというから、いまや伝統であります。おまけに、プログラム最初の曲が「真宗宗歌 恩徳賛」これをタンゴのリズムで演奏するので、自分のような異教徒は、な、なんですか、コレハ、と驚きですが、 でも、主催が「本願寺津村別院仏教壮年会」とあらば当然でありませう。休憩時間には「法話」もあるとプログラムに載っている。(実際には説教はなかった)


前回、ここで聴いたときはフル編成のバンドの演奏で、編曲の凡庸さが少し気になったけど、今回は四重奏で、このほうが新鮮で良かった。お隣の相愛大学出身のカズマさんのヴォーカルと、亮&葉月ペアのダンスもあり、かのエロティックなダンスと「真宗奉賛行事」のミスマッチぶりに脳内は錯乱しそうでありますが、皆さん熱演で十分楽しむことができました。演奏技術では何の不満もないほど良くこなれており、さらに、リーダーでバンドネオン奏者の門奈紀生(もんなとしお)の哲学者的風貌がこのバンドの「格」を高めている。彼がいなくなれば、アストロリコは崩壊?と心配するのは駄目男だけではありますまい。
 音響ミキシングでは低音をブーストし過ぎ?という気もしたけど、タンゴファンの多くがLPレコードで育ったことを考えれば、これでいいのだ、と納得したのであります。

曲は、おなじみの「淡き光りに」「カミニート」「リベルタンゴ」などのほかに、「タンガータ」「フラカナバ」といった耳慣れない曲も数曲。(10月21日 北御堂津村別院ホール)


◆アストロリコのコンサート案内・・「魅惑のTANGO」
12月10日(土) 14時30分~
富田林すばるホール 前売り3000円 当日3500円


津村ホールロビー
津村ホール





津村ホール
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