閑人帳



●映画「君の名は。」鑑賞

 「ハドソン川の奇跡」という航空事故の映画を見に行ったら、上映時間をカン違いしていて、もう始まっていた。仕方ないから「ほな、上映時間がいっちゃん近いヤツ」を頼んだら「君の名は」だった。
 一ヶ月くらい前、監督の新海誠と作家の川上未映子がEテレで対談しているのを偶然見たので、全然興味がないままこの映画を観たのではない・・と、しょーもない言い訳をしておきます。


興行収入が150億円に迫る、とかもニュースになっているので、それなりにスグレモノであろうと期待したのですが、むむむ・・どこを誉めたらいいのか困ってしまうのであります。たしかに、風景の描写なんか、絵画のスーパーリアリズム的な緻密さで感心する。それはいいけど、閑人の、いや肝心の主人公はじめ、人物のキャラ(個性)が全く平凡で、脇役も至って普通の男女しか出てこない。


あの「アナと雪の女王」の姉妹のキャラの印象が強いだけに、平凡なアニメ顔の人物に魅力を感じない。もうちょっと個性的なフェイスにしても良かったのでは、とイチャモンをつけたくなるのでありました。「じゃりん子チエ」はあの顔だからこそ人気があるのであります。
 しかし、現実に大ヒットしているのだから、ケチをつけてもはじまりますまい。本作品を観て、感激する、シラける、人の年齢境界は25歳くらいでありませう。いや、ハタチかもしれない。化石脳のオジンが観ても何ほどの感興もおきない。「アナ雪」は素直に誉めたような気がするので(歌も良かった!)あれに匹敵する作品かも、と密かに期待したのがいけなかった。(10月11日 アポロシネマ)


君の名は




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