大阪日暮綴



●おでんの向こうでジャズライブ・・西成「成田屋」

 巷のジャズシーンにもピンからキリまであるけど、ここは堂々キリでありませう。店は小汚いを通り越して大汚いレベル。店に壁も入り口も無く、客席は大通りの路上にはみ出している。信号待ちの通行人が演奏に耳を傾けている。チャージは投げ銭、千円札入れる人あれば、タダ聴きにに徹する人もあり。企画はドラマーの松田順司さんで、界隈では4軒の飲み屋で演奏している。大変なエネルギーです。


成田屋の店頭で演奏
kokoru-mu 


koko 



●「NO NAME」・・という名の酒がある

 成田屋から南へ200mで「ココルーム」。行くたびに何か新しい酒を紹介してくれるけど、今回は、近ごろ元気のいい三重県の日本酒メーカーが協同でつくった吟醸酒。ラベルに名前がない。で、ノーネーム。後味がフルーティで上品、失礼ながら、この店とはミスマッチの感あり。


ボトルの後に並ぶ本を見たら、この店の雰囲気は察して頂けると思います。客がめいめい勝手に持ち込んだ古本で、漫画から哲学書までグチャグチャ、駄目男持参の本もあります。西成、山王町にぴったりのカオス(混沌)空間であります。タテマエは「クラシック音楽バー」でありますが、残念ながらクラシック音楽ファンは1割くらいしか来ない。


ラベルに名前がない
koko



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