アジア ウオッチング


●斬新なアイデアに脱帽!・・中国のレールバス

 コピーや猿まね専門、中国人の創造的才能はゼロ、という常識を破る画期的発明が話題になっています。こんなにユニークな発想だってできるんだと感心しつつ、そやけどなあ・・とイチャモンもつけたくなる。その大発明とは・・。


下の写真が、6年前に北京国際ハイテク博でそのコンセプトが公開された巨大立体レールバスTEB(Transit Elevated Bus)の試作品です。2車線の道路の路肩にレールを敷き、走行する自動車の頭上をまたぐようにして走行します。一本の道路を上下に使い分けて輸送効率をぐんとアップさせることができます。
これを電車、バス代わりの公共交通に使えば、一両で300人以上、3両連結すれば1000人の乗客を運べる。時速は40~50キロ。このアイデアを自画自賛して早々に試作までこぎつけた情熱には拍手を送りますが、写真を見ているうちに疑問がいくつも湧いてきました。ネットにも同じような疑問が載っています。

◆こんな大きなサイズでは交差点の右折、左折ができないのでは?
◆重量が大きすぎて、レールを敷く路肩の強度がもたないのでは?
◆下を走る車は乗用車など車高の低い車に限られる。(2mH以下)
◆既設の交通信号機や標識などにぶつかるから再設置が必要。
◆動力を電気にすると架線やケーブルなど大規模工事が必要になる。
◆床面が高いので、乗降には階段やバリアフリー用リフトが必要になる。

 ・・など、シロウトが考えても、実現には困難がいっぱいありそう。なので、これは既存の道路で採用するのは困難で、新設の道路、それもなるべくカーブのない設計の道路のみに実現できる可能性があります。すでに高速道路が発達した中国で、このようなインフラの需要があるのか、といえば、かなり怪しい。でも、せっかく思いついた画期的交通手段、アレンジしてでも実用化してほしい。

引用元
http://japanese.engadget.com/2016/08/03/teb-300m/


レールバスの正面
レールバス  


内部はこんなに広々している
レールバス



スポンサーサイト