読書と音楽の愉しみ



●新発想の図書館 「まちライブラリー」

 図書館と言えば公共施設というのが常識だけど、最近、発想も運営も民間で行う新しい図書館があちこちに出来ています。ある人の熱心な活動の成果で、名付けて「まちライブラリー」。
 公共の図書館との最大の違いは、市民が自前の本を持ち寄って蔵書にすることです。そこでストックされた本を借りて読む。他人の誰かさんが寄贈した本を読むので、本の仕入コストはタダです。むろん、図書館に比べたら数はわずかだし、分類、整理して並べるわけでもないから、管理は不行き届きが普通です。


6月から出入りするようになったライブラリーは中央区の「もりのみやキューズモール」の中にあります。昔、日生球場があったところを東急が再開発した商業、スポーツ施設です。ライブラリーは2階にあって、200㎡くらいに広さ、奥にカフェがあります。2015年にオープンしたところ、以後、一年二ヶ月ほどのあいだに市民から持ち込まれた本は約一万冊、訪れた人は20万人になったそうです。


中で本を読むだけならタダですが、借りるには会員登録が必要で、登録費用500円が必要です。借りだし出来るのは2冊まで、期間は2週間。本棚はごく大まかに、文芸作品、実用書、美術関係と分けられているけど、本の書名を決めて探すのは無理で、逆に、ぐちゃぐちゃに並んでる中から行き当たりばったりに選ぶのが楽しい。その点、古本屋を彷徨う感じに似ています。昨日の記事「日本酒。」やその少し前の絵本「あらしのよるに」はここで借りたものです。図書館では、わざわざ絵本コーナーに行くことはないけど、ここでは自然に目に入るというわけです。


面白いのは、表紙裏に「読書感想カード」をつけてあることで、寄贈した人、借りて読んだ人が数行の感想文を書き込みます。むろん、匿名OKですが、ちょっぴり、コミュニケーションが生まれる。人気のある本は書き込みも多くなります。駄目男も何回かに分けて30冊くらい寄贈する予定です。自宅で所蔵すれば、いずれはゴミになる本も、ここに置けば誰かが読んでくれるかもしれません。要するに、本の使い回しで、本屋さんから見ればイヤな存在でせう。

 なお、大阪市内には、なんば近くに「まちライブラリー@大阪府立大学」もあります。


まちライブラリー紹介のHP
http://machi-library.org/

もりのみやキューズモールのライブラリー
まちラ 


まち 


まち 


3階には人工芝のジョギング、ウオーキング用トラックがある。
まちラ 


読書感想文カード
まち


なんば近くの大阪府立大学ライブラリー
まち 


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