大阪日暮綴



●輸送艦「くにさき」見学  ~7月23日~

 図書館の帰りに天保山桟橋で見学。輸送艦だからジミな設計ですが、今回はエアクッション艇というものをはじめて見ました。船の後部が大きく開口していてクッション艇が直接乗り込めるようになっています。捕鯨船の後部のような感じで、クジラの代わりに、水陸両用の大型ボートが自力で進入、ピタリと収まる設計です。見るからに「設計、製造に苦労しましてん」が察せられる、なんともややこしい構造の艇です。


「くにさき」は全長178m、幅26m、排水量8900トン。就役は2003年。自衛隊での輸送だけでなく、災害時や国連の平和維持活動、途上国の医療支援などでも活躍しています。隊員を運ぶときの定員は330名。


エアクッション艇は25mプールと同じくらいの大きさです。底面のゴムチューブに空気を入れて浮上、走行は大きなプロペラ(左右2基)で前進します。驚くのは強力なパワーです。エンジン出力を見ると・・・

◆親船「くにさき」の排水量 8,900トン
 エンジン出力 26,400馬力(13,200×2基)

◆子船「エアクッション艇」の排水量 100トン
 エンジン出力 16,000馬力(2軸)

わずか100トンの船を動かすために16,000馬力ものパワーが要る。ものすごい金食い、燃料食い。価格は50億円くらいらしい(不詳)海上は時速70キロの高速で航行し、そのまま上陸できます。


「くにさき」という名前は大分県の国東半島のこと。輸送艦は半島や岬の名前を使うことが慣わしだそうです。
くに


こんな見学会は男ばかりが詰めかけると思いがちですが、女性も多い。
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甲板の下はがらんどう
くにさき


ビルにはあり得ないバカでかいエレベーター。戦車やヘリも載せる。
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エアクッション艇のフロアから後部を見たところ
くに


構造はすべて鋼鉄製に見えるけど、強度に関係ない部分はアルミ製。
くに


1キロでも軽くしたいので、座席は布一枚というお粗末なもの。
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参考写真・・走行時はこんな感じ
くに 




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