閑人帳


●予想外の意見に困惑?・・オバマ大統領の広島訪問

 朝日新聞が、ローマ在の塩野七生氏に電話して、オバマ大統領の広島訪問について意見を聞いた。おそらく「大統領は謝罪するべき」の見解を期待して。しかし、塩野オバサンの意見は期待はずれ?だった。 以下WEB版から引用。


 あの人は今、どう受け止めているだろう。オバマ米大統領の広島訪問が近づくなか、作家の塩野七生さんの考えを聞きたくなった。ローマの自宅に電話し、たずねると、「日本が謝罪を求めないのは大変に良い」という答えが返ってきた。塩野さんが思う、米大統領の広島訪問の迎え方、とは。

 ――オバマ大統領が被爆地・広島を訪問することを知ったとき、まず、どう感じましたか。

 「知ったのは、ローマの自宅でテレビを見ていた時です。画面の下を流れるテロップでのニュースだったけれど、それを目にしたとたんに、久方ぶりに日本外交にとってのうれしいニュースだと思いました」「特に、日本側が『謝罪を求めない』といっているのが、大変に良い」

 ――どうしてですか。

 「謝罪を求めず、無言で静かに迎える方が、謝罪を声高に求めるよりも、断じて品位の高さを強く印象づけることになるのです」

 「『米国大統領の広島訪問』だけなら、野球でいえばヒットにすぎません。そこで『謝罪を求めない』とした一事にこそ、ヒットを我が日本の得点に結びつける鍵があります。しかも、それは日本政府、マスコミ、日本人全体、そして誰よりも、広島の市民全員にかかっているんですよ」

 「『求めない』と決めたのは安倍晋三首相でしょうが、リーダーの必要条件には、部下の進言も良しと思えばいれるという能力がある。誰かが進言したのだと思います。その誰かに、次に帰国した時に会ってみたいとさえ思う。だって、『逆転の発想』などという悪賢い人にしかできない考え方をする人間が日本にもいた、というだけでもうれしいではないですか」

 ――悪賢い、とは。

 「歴史を一望すれば、善意のみで突っ走った人よりも、悪賢く立ちまわった人物のほうが、結局は人間世界にとって良い結果をもたらしたという例は枚挙にいとまがありません」(以下省略)

引用元
http://www.asahi.com/articles/ASJ5R3T1VJ5RULZU00Q.html?iref=comtop_favorite_03


核兵器をなくしたいと考えるオバマ大統領にとって、広島市の歓迎スタイルは、どちらが有意義で効果が大きいだろうか。

(1)反戦市民団体等を動員した謝罪要求デモ行動で迎える。
(2)なにもせず、静かに迎える。

どちらが大統領の心に響くか。あなたは、(1)(2)どちらがベターだと思われますか。朝日が謝罪要求するべきの意見をを期待したのなら、塩野氏の思想を分かっていなかったことになる。(そんなアホなこと、ないと思いますけど)

もしや、この記者は、こんな意見なら記事にしたくないと考えた。しかし、ボツにすると早晩「文春」「新潮」の餌食にされること明白だから掲載した。これは駄目男の意地悪な想像です。


塩野七生氏
塩野七生

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