大阪日暮綴



●酒場?「cocoroom」再訪

 西成に文化革命・・で紹介したこの店、少しは酒場らしくなっただろうかと気になって半月後に再訪。店内の混沌ぶりは相変わらずながら、Sさん、少し落ち着いて駄目男への警戒感はなくなり、フランクに話ができるようになりました。毎月の赤字の積み増しにいつまで耐えられるかが問題ですが、せめてトントンに持ち込めるよう、フントーを祈るばかりです。それにしても、西成でクラシック音楽を聴かせる店やなんて・・場違い感、200点やおまへんか。


ほんとうはLPで音楽を聴きたいが、レコード針の消耗(コスト)を考えるとそれは言えず、サーバーに取り込んだ曲(3000曲くらいあるという)をパソコンを介して再生する。バッハの無伴奏パルティータとショパンの夜想曲集を所望したが、彼にも相当のこだわりがあって、なかなか詳しい。第20番の演奏ではお互い、シプリアン・カツアリスの演奏が一番ええなあ、ということで意見一致したのであります。


なんせ、酒場なのに、酒ナシ、アテナシであります。かくも選択肢の乏しい酒場は初体験で、でも腹が立つわけでもなし、のどかに時間を過ごす。カウンターに置いてある古本の「ゲンセンカン主人」をめくってるうちに、この店の得たいの知れ無さこそ、つげ義春の世界ではないかと錯覚しそうになる。ホンマ。この本は、堺市在で、織田作之助研究をライフワークにしている井村身恒氏からの寄贈本だけど、傑作「ねじ式」も入ってるので懐かしく、借りて帰りました。(下の写真)
 時代進んで、つげ義春ファンも減少するばかり。今は図書館でも見つからなくなっている。彼のマンガに惚れたら、水木しげるなんかガキにしか見えませんからね。


オダサク倶楽部・井村身恒氏
http://www.ican.zaq.ne.jp/suzukake/09odasaku/odasaku0000.html



これ、酒場に見えますか
ここ 
 
 

シングルモルト「エドラダワー」10年
ここ


三重県の「作(ざく)」
もしや、伊勢志摩サミットではこれが供されるのでは、と想像してしまった、ワイングラスの似合う銘酒。文句のつけようがない。
ここ

借りてかえりました。
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「ねじ式」で一番有名なカット
ここ 



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