読書と音楽の愉しみ



●そうだったのか・・名曲誕生の裏側

 9日のEテレ「らららクラシック」で取り上げられた、ラフマニノフの「パガニーニの首題による狂詩曲」。全24曲の変奏曲のなかでもっとも有名な第18変奏曲がどうして作られたかを解説していました。
 そのアイデアがすごい。原曲のパガニーニの曲の譜面を見て、オタマジャクシを鏡面に映したように、音階をひっくり返したというのです。そう説明されても、ホンマか?と訝りたくなりますが、常識的にはきれいな音にならないはずなのに、これが実にシミジミと心地よいメロディになっています。


このアイデアに気づいたラフマニノフは「大発見やあ~~」と狂喜して一気に筆を進め、一ヶ月ほどで全体を完成させた。もし、このアイデアが無かったら、凡庸な曲で終わってしまった可能性がある。あの世のパガニーニも「うぎゃ、どえらいことやってくれるなあ」とビックリしたことでせう。


この曲は、駄目男が真空管ラジオの時代に知ったから、もう60年くらい昔からの愛好曲ですが、迂闊にもこういう裏話は初耳でした。全曲の演奏は25分くらいかかるけど、かのサワリの部分だけご紹介。

https://www.youtube.com/watch?v=V4O_l7CUQcI


Eテレの説明画面
ラフマニノフ


番組で演奏したのは上原彩子と東フィル。
ラフマニノフ

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