大阪日暮綴



●「キャットアート展」鑑賞  ~心斎橋大丸~

 Oさんに誘われて、心斎橋大丸の「キャットアート展」へ。シュウ・ヤマモトという画家が古今の名画の主役を全部ネコに置き換えて描いた作品の展覧会です。だから、鑑賞者は美術ファンではなく、ネコ好きがほとんどではと思います。


ゲージツなのか、パロディなのか? と問われたら、パロディなんでしょうが、絵はとても丁寧に、かつ原画の名作へのリスペクトを感じさせる達者さで描かれているので鑑賞価値はあると言えます。では、市場価値は?というと・・う~ん。
 デパートで開催して、入場料が500円ナリ、というあたりにビミョーな「市場価値」が表れているようです。もし、1000円なら「ざけんな」と、批判が出たかもしれない。その辺は、作家も鑑賞者も、アートよりはビジネスライクな活動と割り切っていいのでは。


Oさん自身、石ころにネコの絵を描く趣味に執心していて、当日、カフェで最近の作品を見せてもらいましたが、技術的にこなれてきて、それこそ「鑑賞価値」が増してきました。(下の写真参照)
 かわいがってきたネコが亡くなったあと、生前の写真をもとに描くそうですが、そっくりさんと思わせないとネウチがないため、丁寧、かつ、リアルに再現しなければならない。遺影ならぬ、遺石というわけです。そんな苦心作を無料でプレゼントしているのだから、まあ、欲が無いというか、これも地味な奉仕活動といえるでせう。(同展は3月1日で終了)


フェルメール「真珠の耳飾りをした少女」から
ネコ


クリムト「アデーレ・ブロッホ・バウアーの肖像」から
ネコ


広重「東海道五十三次 御油」から
ネコ


Oさんが石ころに描いたネコたち(長さ10センチくらい)
ネコ





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