閑人帳



●村上隆アートも伝統回帰?

 アニメなどを素材に独自の作品をこしらえてきた村上隆氏が、江戸時代の日本画をテーマにした新しい作品を発表しています。1月31日のEテレ「日曜美術館」で拝見。ジャズピアニストが功成り名遂げてクラシック音楽に傾倒するのに似て、村上氏も伝統回帰のスタイルに変わってきたのでせうか。


曽我蕭白の「達磨図」をモチーフにした、やんちゃ心のあるアレンジ作品と、狩野一信作の五百羅漢図を漫画チックにデザインした、全長100mという巨大作品が面白い。(下の写真参考)見る方は楽しいけど、つくるのは大変だったようで、実際に筆をとったのは美大生約20人が手分けして描いたという。アトリエでは描けないので、大きな倉庫みたいな工房で描いた。


村上氏はこれらの作品の出来映えに大きな満足感、達成感を味わったようで、もう、死んでもいい、みたいなことを言ってましたが、今までやってきた作家活動の頂点に至ったと自負してるようです。むろん、これでネタ切れなどになるはずがなく、さらに斬新な作品を企画すると思います。村上隆=平成の曽我蕭白という見立ても出来そう。但し、金銭感覚は真逆です(笑)

六本木・森美術館で3月6日まで展示中
http://www.roppongihills.com/events/2015/10/mam_murakami_takashi/



曽我蕭白の「達磨図」 伊藤若冲と同時代の、天才にして変人画家。

村上



村上流に描き直すと・・
村上 



村上流の五百羅漢図は全長100m
村上 




村上 




村上 



なにかと毀誉褒貶の激しい村上隆氏
村上 



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