閑人帳



●「豪華客船の旅」の夢失せて ~Nさんのコメント~

 12月21日に「貧乏性が空想する豪華客船の旅」という記事を書いたところ、Nさんが<拍手ボタン>経由でコメントを伝えてくださいました。Nさんも豪華客船に興味があって、港まで出かけて実物を眺めたりして、いつかは「豪華客船の旅」をしたいという夢を抱いていました。


しかし、もう船のイメージを壊してしまう、ビルと見間違うような巨大化が進み、もっぱら大量輸送をコンセプトにする時代の風潮には違和感を覚えます。その利用者のメインに中国人がのさばるようになっては「豪華客船」どころか「買い物用渡し船」に成り下がったと言います。
 さらに、一日三食付きで一万円より、なんて国民宿舎みたいな格安料金が設定されると、リアルすぎて「夢やあこがれ」なんか霧消してしまったというのです。それにしても「買い物用渡し船」とは、なんともえげつない言い方ではありますが、言われてみれば「現実はそうなんだ」と納得できます。もう、どっちらけ、です。


三食付きで一日一万円、ツインで15㎡の、窓も風呂も無い窮屈な部屋での船旅に誰があこがれますか。豪華客船をうたってるのに、なんでこんなプアな部屋をたくさんつくるのか。貧乏性の駄目男が想像するに、居心地の良い部屋の割合をふやすと、客は部屋に閉じこもって出てこない。すなわち、金を使わない。これでは困るのです。だから、窮屈な部屋をつくって、寝る時以外は外のたくさんの施設を使わせる。無料、有料、上手に作りわけて金を使わせる。一日一万円のはずが、旅を終えたら、意外に出費がかさんでいた・・。これが船主のコンタンではないでせうか。


シラける船旅、といえば、こんな情報もありました。船がでかくなると、全幅も広がり、客室のレイアウト上、どうしても窓の無い(海が見えない)インサイド部屋が増えてしまいます。そのぶん、料金は安いのですが、船にのっていて海が見えないのはストレスが生じます。そこで、窓はちゃんとつくって、ガラスの代わりに液晶ディスプレイをはめこみ、リアルタイムで海の風景を映すのです。どないです?このアイデア。あこがれの船旅をしたら、窓から見える海の風景はハイビジョンだった。ハハハのハ。


Nさんの悲憤慷慨、むべなるかな、であります。豪華客船の旅へのあこがれ、わやわやと消えてしまいました。昔、船旅は金持ちの道楽でした。貧乏人を寄せ付けなかった。だから、ドレスコードもうるさくて、階級差はあって当然でした。それが、船の大型化、料金の大衆化が進んで、現在は差別は「部屋料金」のみになったそうです。実にわかりやすい。よって、中国人客が狭い部屋を紙おむつで埋めてもかまわない。テーブルマナーなんて、クソ食らえでせう。


下の画像は、さくらいみかさんのレポートから引用させてもらいました。鳥取県境港にきた「クアンタム・オブ・ザ・シーズ」(16万8000トン)の接岸風景です。このトンデモサイズを見たら、乗ってみたい、と思うより、かなわんなあ、と拒絶反応を示す人のほうが多いような気がします。上海発の船で4000人の中国人が上陸し、バス80台に分乗してイオンモールへ「爆買い」に出かけました。新聞報道では、一日で7000万円売り上げたそうです。日本人客は事実上、締め出されました。

引用元
http://portal.nifty.com/kiji/150706193994_1.htm


船というより、巨大マンション街に見える。あこがれますか?
ビルのような大型客船 


ビル


びるのような




ビル  



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