閑人帳



●おめでとう、91才で初応募、初入選 ~産経新聞 朝の詩~

 9月末、昼メシ会の折に、応募してみたら?と、そそのかした結果、田代光枝さんの作品が入選、12月7日に掲載されました。(下はコピー)


産経 朝の詩

自分の知ってるばあさん連中の中ではピカイチの元気人です。生活が自立しているどころか、ダンナさんを介護している。年齢的に、老老介護のハイエンドではないか。中島らも風にいえば「たまらん人々」ですね。


詩作はアマチュアだけど、自費出版で詩集を出し、作家、伊藤桂一氏主宰の同人会のメンバーにもなってるので、実力はなかなかのものです。今回の作品では、三日間呻吟したというけど、それが元気のモト、証拠ではないですか。一字、一語への集中力なしに詩は生まれないでせう。


「朝の詩」は新聞題字の横に掲載されるので、とにかく、目に入りやすい。詩心ゼロ点の駄目男でも、真っ先に読む。それに、10字×14行以内というサイズが絶妙で、もし20行なら読まないかもしれない。で、自分は読者にしかなれないけど、田代さんなら・・と、そそのかした。


14行以内だから応募ははがきを使う。この簡易さが「我こそ詩人」を増やしたのか、投稿が多すぎて、一人月間三編までと、入場制限している。もし、封書で毎日1000通とか届いたら、開封と整理だけで専門係員が要ります。


田代さん、91才で初入選は自慢になるか? 残念ながらアウトです。柴田トヨさんというばあさんは92才で「朝の詩」にデビューした。その代表作が「くじけないで」という簡素な詩。「朝の詩」の常連になり、詩集が出版されると、200万部という、トンデモ大ヒットに。全国区の有名人になりました。上には上があるもんです。ともあれ、人は、90才を過ぎても、人生をぐわらりと変えられる。ぐわらりと・・どないです?。


柴田トヨさん「くじけないで」(平成25年没 101歳)
産経


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