閑人帳



●落ち目のパチンコ、人気再上昇?  ~2015レジャー白書~

 売上げ、参加人口とも順調に低落していたパチンコが人気を盛り返した、と白書は伝えています。依然として、レジャー消費額においてはトップで、他を寄せ付けません。ただ、表記された数字は大幅な修正があり、パチンコの年間売上げ額が6兆円もアップするという、信じがたいデータになっています。


パチンコが日本国民の暮らし向きに悪い影響を及ぼしてることは何度も書きましたが、依然として改善されない。数字で示してみませう。
 2014年に国民が費やしたレジャー費用の総額は約73兆円です。このうち、金額でダントツなのがパチンコで25兆円。実に三分の一を占めている。参加人口(パチンコファン数)は1150万人。

国民に一番人気のあるレジャーは観光旅行で、消費額は10兆円、参加人口は5400万人。(人数は20歳以上の人のみをカウントしている)

・パチンコは1150万人が25兆円を消費する。(一人200万以上)
・観光旅行は5400万人が10兆円を消費する。(一人20万弱)

大ざっぱな数字ですが、こうなります。国外国内の観光旅行で年間20万弱、というのは、そんなもんかと思えますが、パチンコが一人年間200万というのはホンマか? (金額÷人数で計算するとこうなります) 業界トップのマルハンは年商が2兆円(2位のダイナムが1兆円弱)という巨大企業だから、数字のケタの間違いではありません。流通業界のトップ、イオンの売上げが7兆円。マルハンの売上げがいかにデカイか分かるでせう。マルハン一社の売上げは、全国の書籍雑誌の年間売上げより多いのです。


コアなパチンコファンにとって、パチンコはレジャーなんて楽しいものではなく、生活がかかった勝負業です。のめり込む余り、自殺や車中の赤ちゃんの熱中症死という悲劇が起きる。もし、このパチンコ代を他のレジャーに振り向けたら、日本全体の国情が明るくなります。生活保護世帯が減るかもしれない。


最大のレジャー消費は旅行や外食だと思ってる人が多い。そんなの、パチンコに比べたら、みみっちい消費です。が、みみっちいけど、楽しい思い出がいっぱい作れる。パチンコは、いくらのめり込んでも、楽しい思い出も、家族の幸福も友情も生みません。転落一途の人生あるのみです。


参考情報
http://activity.jpc-net.jp/detail/srv/activity001444/attached.pdf
http://www.nichiyukyo.or.jp/gyoukaiDB/m6.php


パチンコ人口は上位20位にはいっていないが、金額ではトップ。
patinnko


パチンコの売上げの推移

patinnko 





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