犬町・猫町情報



●京町家 de わんぱく (わん=one泊)~レポート(1)~

 京都中心部の古い町家を改装して、一日一組、貸切の宿にしているのが「町家レジデンス」というオーナー(運営会社)。ホテルや旅館ではなく、無人の民家に泊まるというのが新鮮で、なかなか人気があって、曜日によっては2ヶ月くらい先まで予約で埋まってるらしい。


オーナーと宿泊客は一回も顔を合わせることがない。これは新鮮な体験でせう。というか、そんな、人的サービスがゼロの宿泊を経験した人は皆無だから、真っ平ごめんという人のほうが多いでせう。宿泊代金は先払い。当日は地図を頼りに自分で宿を探す。玄関錠はオーナーから知らされた暗証番号を入力して入る。食事の提供はないから、自分で用意するか、レストランや酒場で済ます。今回は途中のスーパーで弁当を買って入りました。


今回利用した「ももはな庵」は四条通から富小路を数百m下がったところにあるのですが、間口が1,2mほどの京都らしい路地を40m入った突き当たりにあります。世話役のYさんが下見してくれたおかげで難なく到着しましたが、さもなくばウロウロしたかも知れません。


建物は戦前築の木造民家を一千万くらい?かけて解体寸前の状態からリフォームしたものです。インテリアの趣は「和」そのものですが、利用者には外国人も多いことから、トイレなどの設備は今ふうの「洋」感覚で設計しています。冷蔵庫や電磁調理器、トースターなどの家電と調理器具、食器が用意されてるので、簡単なメニューなら自炊できます。洗濯機もあるから、連泊の人は大助かりです。前栽や坪庭などは、いかにも、のKYOTOスタイル。定員は基本的に2名。「ももはな庵」は例外的にキャパが大きい物件です。


路地の奥なので、都心を忘れさせるような静けさ。車の騒音など全く聞こえない。かつ、無人ハウスだから、利用者が自分流に使いこなすことができる。外国人や東京人には印象強烈な京都ステイでありませう。
 もっとも、オーナー側にすれば、えらくリスクの大きい経営になります。宿泊客と顔を合わさないのだから、アドレス以外になんの顧客情報も持たないまま一軒家を貸す。だから、予約申込み時に客の国籍を尋ねる、料金は全額前払い、キャンセルペナルティーがきつい、などの利用者には鬱陶しい約款は、まあ仕方ないか、という気もします。というか、この鬱陶しい手続きによって不良客を除外していると察します。


現在、同社だけで十数軒の物件をもっていて、写真を見ると、外観やインテリアでは魅力的な宿のレベルを有していると思います。新しい宿泊スタイルとして、また、古い町家の活用方法として支持を広げるのではと想像します。誰でも利用できますが、旅行といえば「おんぶに抱っこ」のサービスが当たり前と思ってる、依存心の強い人はペケです。(10月8日泊)

参考情報
http://www.kyoto-machiya-inn.com/ja/about-us/


二日間で観光、見学したところは次回に掲載します。


こんなに狭い路地の奥にあります。
わんぱく 


路地の突き当たりが玄関
わんぱく8 おわり 


前栽
わんぱく8


坪庭
わんぱく8 


二階寝室 デスクにiPadがある。
わんぱく 


浴室
わんぱく 


寿司や牛めしで夕食
わんぱく 


利用料は
3名宿泊の場合 1名=11300円
6名宿泊の場合 1名= 7200円 
アメニティは揃ってますが、浴衣のサービスはなし。
物件によって値段が異なります。

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