アジア ウオッチング



●命がけのマンションライフ ~中国の話です、ご安心を~

 下の写真を見たとき、一瞬、シュールなアート作品と勘違いしそうになりました。鉄筋コンクリート造りの建物がこのような「実寸断面図」を見せるなんて、解体工事の時以外、あり得ないからです。情報は以下の通りです。

中国メディアによると、6月14日朝、貴州省遵義市で9階建てマンションの一部が1階から9階まで完全に崩壊。この部分に住んでいた8世帯22人のうち、4人が死亡、3人がけがをした。建物には1997年ごろから壁に亀裂が入るなどして、住民が苦情を言い続けていたが、当局は「危険家屋」と判定せず、対応がとられていなかった。
http://www.asahi.com/articles/ASH6H468VH6HUHBI01X.html


消防隊員に救助される女性。普通、コンクリート建物が崩壊すると壁や床の鉄筋がむき出しになる場面ですが、この写真では鉄筋が見当たらない。鉄筋ナシで建てたのか。この構造なら、部屋にアップライトピアノ(200キロ)を置いても床が抜けると思われます。
マンション


住民のショックいかばかりか。こんなこと、常識ではあり得ないのにアリエールのが中国という恐ろしい国。一瞬で命を失い、家も失い、助かっても涙金の補償で落着させられる。同じ不幸が今後も多発します。下の写真で分かるように、中国の粗悪マンションの品質は・・

1・建築工事中に倒壊する。
2・新築完成直後に倒壊する。
3・1と2を免れても、入居直後からひび割れや傾きがはじまる。
4・築10~20年で倒壊する。命がけのマンションライフです。。

粗悪マンションが大量に販売されたのは、2000~2010年ごろなので、今後、各地で倒壊が続出し、犠牲者も出るが、もはや交通事故なみの日常的ニュースになってしまい、よほど大量の犠牲者が出ない限り、報道されなくなりそうです。


不動産ブーム時代に購入した人の多くは「将来、高値で転売」を目論んで、きついローンを組みました。それなのに、高値転売どころか、ローン返済終了前にマイホームが「倒壊」してしまうのです。家はなくなったのにローンが残る・・これは阪神大震災でも大きな問題になりました。中国の場合は明快に「人災」であることが大きな違いですが、さりとて、お金も家も戻ることはありません。泣き寝入りです。


建築工事中に倒壊した例
中国マンション



このブログでも詳しく伝えた懐かしい事件です。2009年、引き渡し直前に倒壊した上海のマンション。幸い、犠牲者は一人だけだった。この「物件」を見たい人が多く、「横倒しマンション見学バスツアー」が企画されたほどの人気物件になりました。
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見よ!このド迫力。 いや、これってCG?。う~ん・・。建物前後の砂煙が大げさでウソッぽい。で、駄目男は「捏造」画像と判定。シナの情報はいちいち疑ってかかる必要があります。
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入居直後に、ひび割れが多数出来て、コーキング補修跡が絵画的?に見えるほど。
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入居直後から傾きはじめ、隣の棟にもたれかかったマンション。当局の見解は「地盤沈下による自然現象なので、心配は無い」と放置したまま。
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