アジア ウオッチング



●どっちが当たるかな?


 7月28日の新聞に、2冊の中国関連本の広告が並んで出ていました。

「ユーラシアの時代が勃興する」 副島隆彦著
「ついに中国で始まった大崩壊の真実」邱海涛著

 中国に対する見方が真っ向対立する本です。ということは、予測が難しいことを示しています。だから、2冊とも買うのか、といえば、買いませんけど。いずれにも新鮮な情報がないと分かってるからです。

 「ユーラシア~」本の前書きにはこう書いてある。(広告から引用)
「世界の経済が急激に変動をはじめた。6月12日まで中国の株式が暴騰していたのに、大きく下落した。だからこそ、今、日本人は中国株と人民元を買うべきなのだ。(略)中国はこれからもますます隆盛する。中国は強い。崩れない。だから、中国を買え、である。中国は崩壊などしない」。

 なんとも、勇ましい中国礼賛論であります。ユーラシアの時代というのは、中国が唱えている「一帯一路」のコンセプトをAIIBの創立によって実現し、中国、アラブ、欧州が巨大な経済圏にまとまって発展することをいいます。当然、人民元は国際通貨になります。


一方、「ついに中国で~」本は、惹句によれば、上海株の暴落が引き金になって経済が混乱し、頼みのAIIBも予想通りに実現しない、云々で中国はホーカイすると言うのであります。


 経済評論で有名ではあるけど、不信感から本を買わない著者がいます。副島隆彦、藤巻健史、長谷川慶太朗、大前研一の四氏です。(図書館で借りたことはあります)
 ハハハ、なるほど、と納得する方もおられるでせう。このセンセイ方の著書に共通することは、発行後、半年たてば内容ガデタラメであることがばれることです。持論に対する責任感がまるでない。売名のため、印税稼ぎのために書いてるとしか思えない。


しかし、それでは余りに失礼ではないか、と懸念される人がおられるかも知れないので、副島センセの数年前からの著書を紹介しませう。


『あと5年で中国が世界を制覇する』ビジネス社 2009

『「金・ドル体制」の終わり  もうすぐ大恐慌 』祥伝社 2011

『中国バブル経済はアメリカに勝つ 』ビジネス社 2011

『中国は世界恐慌を乗り越える』ビジネス社 2012

『それでも中国は巨大な成長を続ける』ビジネス社 2013

 (Wikipedia 副島隆彦より引用)


この見事なハズレぶり、専門家にしてはあまりにもお粗末ではありませんか。

中国ホーカイ 



中国







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