閑人帳



●貧乏性が考える、宝くじ改善案


◆売れ行きが順調に下がってる宝くじ
 いろんな媒体を使ってハデに宣伝している宝くじが、実は年々売れ行きを減らしています。2005年の1兆1000億円をピークにして、2014年には9000億円まで減少。10年間で2割も減らした。
 で、発売元の宝くじ協会は売上げ挽回にどう対処したか。一等の賞金を1億、3億、5億と吊り上げて購買者の気を引こうとした。この発想には全く購買者の金銭感覚、願望が欠けている・・というのが駄目男の判断であります。そこで、宝くじ協会に成り代わって、売上げを増やすための改善案を考えました。


◆一等賞金を2000万円に下げる
 なぜ2000万円か。宝くじを買う人のほとんどが切実に欲しいと願う金額がこれくらいだろうと。夢の5億より、リアルに2000万が欲しい。
まさに貧乏性の発想だって? でも、この改善案の賛否を問うたら、8割くらいのユーザーが賛成してくれそうな気がします。あきまへんか?


一等賞金5億円を2000万円に減らすことで、単純に当選確率は25倍になります。さらに、前後賞1億円を100万円に減らす。当選確率は100倍に増えます。(前後賞の当選番号を増やします)なに、100万なんてハシタ金いらん?うそつけ。賞金は2000万、100万、1万の3種類に単純化します。最低が1万なら換金を面倒がってロスする人はいないでせう。当選番号の見逃しや手間も省けます。


◆当たった!と人に言える金額
 2000万という金額が「切実に欲しい」と思う人は5億円欲しいと思う人より遙かに多い。年収数百万円未満の人には切実度が高い。

・住宅ローンの返済に
・商売の起業資金に
・老後の生活資金に

役立つ事請け合いです。使い道に必然性がありますから公表にビビる必要はありません。2000万当たったから住宅ローンの一括返済に使ったといえば、身内も文句言えないでせう。7月13日の記事では「老後の生活資金は3000万必要」という題目で書きましたが、退職時の貯金と退職金合わせて1000万の人は2000万加えたら3000万円で「安全圏」を確保できます。2000万円というのは「当たった~~」と、回りにはばかり無く言える金額の上限ではないか。


◆どちらが幸せか
 宝くじ協会もよく考えてほしい。5億円の当選者一人を生むのと、2000万円の当選者25人を生むのと、どちらが購入者の幸福に寄与するか。そんなの協会の知ったこっちゃない、余計なお世話だ、ですか。
 宝くじの当選金は非課税(所得税がかからない)だそうですが、例えば、5億円当たった人が、両親へのプレゼントに1億円渡した場合、贈与税の対象になって、約5割、5000万円の税金がかかります。納税による国家への貢献という点では大いに評価できますが、フツーに納得できないでせう。大金をつかんでネクラになった人が多いかもしれない。


◆もともと「当たり」の率が悪い
 償金額の大きさや300円という手軽なクジ代に惑わされているのが宝くじで、還付率(売上げに対する購入者への還付金の率)は5割未満です。半分は自治体や団体へ納められます。300円のうち、150円はお役所や団体への寄付金と割り切ったほうが良い。対して、競馬やパチンコの還付率は70~80%台で、宝くじよりサービスが良いと言えます。
 もう20年くらい宝くじを買っていませんが、上記のような改善があれば、ちょっと食指をそそられるかもしれない。


参考記事
http://camatome.com/2013/06/takarakuji-1tou-tousenkakuritsu.php

http://matome.naver.jp/odai/2135417996943495901 


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