アジア ウオッチング



●台風の進路予想は難しい


 既に消滅した台風9号の進路予想に関して、ふだん余り見ない「国別進路予想」が朝鮮日報に出ていたのでご紹介。
 記事にした理由が、韓国気象庁の予報があまりにハズレ過ぎではないかという批判です。下の図で見ると、一番ハズレが少ないのは米軍の合同台風警報センター(JTWC)の予想進路で、日本、中国、韓国の順でハズレ具合が大きくなっています。(台風の中心が台湾近くにあった時点での進路予想と思われる)

 なぜ、こんなにバラツキがでるのか。駄目男の勝手な推測を書くと、
・コンピュータ等、最新設備への投資の差
・解析技術の差
・経験の蓄積の差
  ではないかと思います。米軍はこれらの全てで勝ってるのかも知れない。


いくらデジタル技術が進んでも、データを詳細化しても、それでは超複雑な大気や海水の動きを判断できず、最後は「経験」が物を言うのではないか。経験の蓄積では、米軍、日本、中国、韓国の順になり、今回はこの優劣差がそのまま予想の確度に表れた。
 何年か前、韓国の気象庁に対する批判記事で「せっかく最新のコンピュータを導入しても使いこなせないで、ハズレの多い天気予報を出す」とあったのを思い出した。人材の育成が追いつかないのです。真に優秀な人はサムスンや現代に高給で取られてしまう、ということですか。


台風11号の予想を見ると、上陸二日前の時点でも予想円の直径は500キロくらいあり、大阪~福岡の間の接近、上陸という予想です。せめて200キロくらいに出来れば、各自治体の対応もやりやすいのではと思いますが、スーパーコンピュータを駆使しても無理というのが現状です。


朝鮮日報記事(7月13日)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/07/13/2015071300759.html



こんなにバラバラだった、台風9号の進路予想
台風 


台風11号の進路予想図
台風進路


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