大阪日暮綴



都会の秘境駅「木津川駅」再訪

 中央図書館からの帰り道、汐見橋駅(地下鉄桜川駅に隣接)から二駅目の木津川駅で下車。再訪ではなく、5回目くらいの下車になります。年々、秘境駅のイメージが薄らいでるのが気になったので訪ねました。
  案の定、昔の貨物用ホームの前にステンレスのフェンスが新設されて秘境感(廃墟感)は薄らいでいます。しかし、それ以外はさしたる変化はありません。はじめて訪問した人には結構ショッキングな風景に見えると思います。


この駅は、都会の隅っこにあるのではなく、大繁華街、難波からわずか2キロのところにあるために「都会の秘境駅」と言うネウチがあります。そして、大阪市民の95%くらいは、木津川駅の場所も行き方も知らない。いや、駅名すら聞いたことないでせう。


で、都会の他の駅ではあり得ないデータ、ロケーションを書くと・・。

◆一日の乗降客が86人(2012年)

◆終電車が午後10時台で終了

◆駅前道路が未舗装である。

◆改札~ホーム間は構内踏切をわたる。

◆きっぷ自販機はあるが、千円以上の紙幣は使えない。

◆バリアフリー対応は無し。

◆むろん、無人駅である。


大都市でこれだけ「秘境条件」のそろった駅は日本唯一ではないか。
どないです? 鉄道ファンでなくても行ってみたくなりませんか。



駅前が未舗装。田舎でも見られない風景。
駅 



駅 


難波から2キロの駅と思えません。
木津川駅 


手動転轍機は鋳物のカバーが盗まれていた。
駅 


高額紙幣が使えないのは盗難防止のため。カードのチャージもダメ。
駅



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ちょっと古いニュースですが・・
あの「マッサン」も関わる「久(ひさ)金属工業(株)」

 木津川駅から南へ10分ほどのところにある町工場。聞いたことない中小企業と思いますが、かのドラマ「マッサン」と縁があります。サントリーとニッカ、両方のウイスキーのキャップを作ってるのです。下の記事をご覧下さい。(ここは本社で、生産は滋賀の工場でしている)


◆「マッサン」ブーム…ウイスキー瓶のキャップ製造も大忙し
 
  
創業100年企業・大阪の久金属工業

 NHK連続テレビ小説「マッサン」の放送でウイスキーの人気が高まったことで、瓶のキャップ(ふた)を製造する会社も大忙しとなっている。4月に創業100年を迎える老舗包装容器メーカー、久(ひさ)金属工業(大阪市西成区)の滋賀工場(滋賀県甲賀市)ではドラマ放送前に比べ、1~2割程度もキャップの生産が増えた。

 サントリーやニッカウヰスキーと取引があり、サントリー角瓶やブラックニッカクリアにも同社の製品が使われている。同社の創業者、久庄次郎氏の孫の久義裕社長(52)によると、マッサンの主人公のモデル、故竹鶴政孝氏と久家に交流もあった。マッサンの放送終了も近いが、久さんは「今後も地道に品質の良い製品を作り続ける」と話した。

引用元記事
http://www.sankei.com/west/news/150326/wst1503260065-n1.html


文化財になりそうな本社事務所
久


壁にはめ込まれた営業案内銘板。「錻力印刷」なんてのも。
久



事務所の内部 マッサンドラマの風景?(この写真だけ同社HPより引用)
久 
 




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