閑人帳



●映画「セッション」鑑賞

 延べ12日間に及んだ長いGW。しかし、金欠の駄目男は、この期間に消費したレジャー代が3000円。そのうちの1100円が、この映画のチケット代であります。ヒマの大半は、大阪都構想 反対論の作文、その他で費やしました。自称「ヒマつぶしの達人」本領発揮であります。トホホ。


閑話休題、音楽映画は楽しいもの・・という、自分の経験をひっくり返してくれる、かなり陰険なドラマです。若手のジャズドラマーと彼をスパルタ式に鍛える鬼教授との葛藤、敵対を描くことがテーマなので、ジャズ演奏の楽しみは肩すかしでした。そもそも、ジャズの世界に「完全主義」はなじまないと思うのでありますが、それを言ってはドラマにならない。ただ、アメリカに於いてもジャズは衰退しつつあり、半端な腕前では生き残れないという難儀な状況は理解できます。映画ではシェーファー音楽院という名ででる学校は、現実にはバークリー音楽院をイメージしているのかな。


ドラマティックな筋書きにするために話を作り過ぎ、収拾がつかなくなって、何を言いたいのか分からないままTHE END。そのうえ、如何にも低予算でつくってます、というメッセージが画面から伝わって、少し切なくなります。内容からすれば、映画よりはテレビドラマ向きの作品でせう。
 一方、鬼教授役の俳優、J・Kシモンズは大熱演で、2月に見た「マエストロ」の指揮者役、西田敏行よりは10倍上手かった。今年のアカデミー賞、助演男優賞を獲得したのは納得できます。(東宝シネマ梅田)


セッション


J・Kシモンズ夫妻
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