閑人帳



●シネマ歌舞伎「野田版 鼠小僧」鑑賞

 平成15年の収録でシネマ歌舞伎のハシリであります。これと「野田版 研辰の討たれ」はドタバタ歌舞伎の傑作として、将来もたびたび上映が繰り返されるのではと思います。
 普通の歌舞伎を見慣れた人には無茶早口のセリフに戸惑い、ついて行けないかもしれない。まあ、聞き逃しても全然困らない筋書きですけどね。鼠小僧とドケチな棺桶職人の二役をやる勘三郎(この時点では勘九郎)の運動量が物凄い。舞台を上下左右に走りまくり、早変わりもして汗だくもいいところ、だヵら、最後に目付に切られて死ぬ場面でも、ゼーゼーハーハー、動悸が激しくて、なかなか死体にならないのであります。


「壁に耳あり、柱に白蟻」なんちゃって、しょーもないギャグを飛ばしたり、吉本新喜劇なみのドタバタなのに、地べた寸前で歌舞伎の味わいを保つのは、脚本がどうであれ、歌舞伎役者が演じているからでありませう。それにしても、主役の勘三郎と三津五郎がすでに故人だなんて、ホンマか?と疑ってしまうほどの元気ハツラツぶりです。惜しい。(なんばパークスシネマ)すでに上映終了。

*******************************


“鼠小僧”勘三郎が浅草にお目見え
      平成中村座発祥の地記念碑も設立

 2012年末に逝去した歌舞伎俳優・十八代中村勘三郎さんを偲び、4月10日、勘三郎さんが2000年に浅草・墨田公園内に設立した「平成中村座」跡地に『平成中村座発祥の地記念碑』が設立。同時に、浅草公会堂向かいの屋根には勘三郎さんを模した『鼠小僧』の像もお目見えした。2つの新名所は、1195人から1130万円の寄付を受け誕生。除幕式には勘三郎さんの『鼠小僧』を手がけた劇作家の野田秀樹氏もサプライズで駆けつけ、大勢の見物客が「中村屋!」の掛け声で祝った。

引用元 http://www.oricon.co.jp/news/2051396/full/



鼠小僧


勘三郎(手前)と三津五郎{後)
なずみ小僧 






スポンサーサイト