閑人帳



●今年最後の三太郎

 下の作品は、およそ30年くらい前に掲載されたものですが、未だに賞味期限切れを感じさせないで笑わせます。30年前の世相を覚えてる人なら、ちょっぴり郷愁さえ覚えるでせう。特に、三太郎の貧乏性、ケチ精神をあらわした作品が駄目男のお気に入りです。

引用元 http://www.j-cast.com/



 昭和56年
三太郎 



昭和61年にこんなすごいアイデアがあったのだ

三太郎 




三太郎 




昭和63年(1988年)バブル景気盛んな時代は、タクシーを拾うのに苦労しました。近距離はお断り、でトラブル多発しました。
三太郎 



この作品だけ少しわかりにくい。平成2年の作品ですが、駄目男の解釈ではこういうことになります。東京の通勤圏がどんどん拡大して、とうとう東京駅発河口湖行きの通勤快速列車ができた。河口湖ってずいぶん遠い観光地だと思っていたのに、ここにマイホームを建て、東京まで通勤する人が増えた。リゾート地から都心のオフイスへ通勤・・カッコええなあ。なのに、自分たちは今日も明日もゴチャゴチャした街から通勤するしかない。「ジーン」ときて出る涙は、羨望と妬みと自分の甲斐性のなさを嘆く、悔し涙である・・。いかがでせうか。
sanntarou  


この漫画から25年経た今、かの通勤直通列車はどうなっているのか。時刻表を見たら、おお、まだありました。

・河口湖発  5:48分~東京駅着  8:51分
・東京駅発 19:20分~河口湖着 22:05分

往復6時間。これに、駅から自宅やオフイスまでのアクセスを加えると少なくとも通勤に7時間はかかります。睡眠時間は4時間そこそこでせう。こんな暮らしに羨望と嫉妬の涙を流すとは・・。
 一コマ目の上に日本海を描いてるのは、東京からの遠さを表してるのだと思いますが、ちょっとオーバーな感じがします。なんにせよ、土地勘の乏しい人や、東京圏以外の人には笑うまで少々時間がかかる作品です。


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