犬町・猫町情報



 
 Fさんから「美味しい天然水」についての蘊蓄を投稿していただきました。なにしろ「名水」の故郷で生まれ育った人なので、水の美味しさにこだわります。東奔西走して味わった、水のレポートです。


美味しい水を求めて〇〇年・・・
 故郷の山奥から大阪へ出てきた時の第一声「水がくさい!!」であります。案の定一年目の夏は夜の暑さと水で夏バテに。帰省する度に水の味に溜息で有りました。
 生を受けて産湯、風呂、食事等諸々使う水はあの銘酒「獺祭(だっさい)」蔵元の上流の湧き水です。悪かろうはずはありません。このような環境の中で育った私には当時大阪の水はとうてい馴染めないの一言でした。


或る時、有馬から宝塚へのハイキング途中飲んだ湧き水は「美味しい」。大阪にもこんな美味しい水があるのだと感激。この水を詰れば「ペリエの炭酸水」までは行かなくても商売に成るのではと友達と相談したのが約40年前。資金と度胸の無さで実現しませんでしたが企業化していれば今や大富豪になっていたかも。・・・・タラは北海道。
 以来出かける度に車のトランクにポリタンクを携帯し近在、遠方を問わず春夏秋冬東西南北を右往左往しています。以下遍歴を挙げますと・・。


○静岡県富士宮市 「陣馬の滝」 五斗目木川にかかる滝で、上流からの水の流れと溶岩層のすき間から湧き出す水が滝をなしている様は一見の価値あり。「陣馬の滝」という名は源頼朝が行った富士の巻狩りの際、滝の近くに一夜の陣を敷いたことから名づけられたそうです。
自由に汲めます。

水10 
 


○山梨県北杜市白州町白須道の駅はくしゅう「白州の名水」  道の駅はくしゅうは、国道20号線上にあり駐車場横で自由に汲めます。

水11



○福井県大野市泉町 「御清水」(おしょうず)は、一年中ほぼ15℃前後一定。朝市の町越前大野市の水の郷百選を代表する名水でです。自由に汲めます。

御清水 



○岐阜県郡上市八幡町本町「宗祇水」(そうぎすい)は、白雲水(はくうんすい)とも言われ、1985年(昭和60年)宗祇水(白雲水)として名水百選第1号に指定されている。自由に汲めます。

水6 



○滋賀県彦根市十王村「十王村水」(じゅうおうむらのみず)は、滋賀県彦根市西今町にある湧水である。自由に汲めます。

みず7


○京都府亀岡市「真名井の水」 出雲大神宮本殿の裏手にあるご神体山(御陰山)から湧出する水は、 金・銀・珪石・アルカリ・カルシウムと含有成分も多く、昔から延命長寿水として飲み水は もとより、お茶やコーヒー・紅茶、酒造りにも利用されてきた。お参りしてから汲んでください。

水9 



○大阪府三島郡島本町広瀬「離宮の水」 水無瀬神宮内にある地下水。水脈は天王山を源とする水無瀬川の伏流水で島本町水道の水源としても配水されている地下水と水源を同じ。お参りしてから汲んでください。

離宮の水 


○兵庫県淡路市御井「御井の清水」 妙見山は花崗岩質で六甲の天然水と同じミネラル成分が豊富に含まれています。20リットル100円で汲めます。

御井の清水 


○兵庫県三木市細川町脇川「脇川の念仏水」 弘法大師(空海)が教海と名乗りまだ修行僧の頃、この地を訪れ、旅の疲れにのどを潤した。自由に汲めます。

脇川の念仏水 


和歌山県橋本市学文路「大師の水」 高野山のふもとで汲み上げた水。 学文路大師奥の院にお参り後汲めます。



○岡山県真庭市蒜山下福田「塩釜冷泉」 蒜山三座の真中、中蒜山(1,122m)の裾の谷間から湧き出る。湧水はひょうたん池を形成し、湧水量は毎秒300リットル、水温は年中11度前後と冷たいことからも冷泉という名の意味。近くの食堂横で自由に汲めます。

水2


○徳島県徳島市「錦竜水」  眉山のふもとから出る眉山湧水群の一。藩主蜂須賀候が お茶の水に利用した天下の名水。自由に汲めます。

水3


○愛媛県西条市「弘法水」 海中から清水が湧いていおり、海底の水源から清水を汲み上げている。昔は干潮時には良く見えていたが、近年は海水が深くなり見えにくくなった。自由に汲めます。

弘法水 



○愛媛県西条市「 うちぬき水」 西条市総合文化会館横にあり 噴水が涼しげで 天然の うちぬき水です。 無料で自由に汲むことができます。

水


 又、これらの名水が切れた時は近隣に出かけます。
○箕面市粟生間谷 東海自然歩道沿いの脇岩場からの湧き水です。山上横にゴルフ場があります。

○豊能郡豊能町高山 府道4号沿いの湧水 湧水量はかなり少なくポリタンク満タンには20分程度掛かり順番待ちに気を使います。

○西宮市山口町船坂北谷 「船坂峠の水場」 水場まで徒歩が長い。無理して車を轍で傷つけてしまいました。

○金剛山 705号線 ロープウエイー乗り場手前の湧き水。水汲み場の向かいが有料駐車場になっています。


どれらも、昔からの言い伝えや効能など様々のストロングポイントを列挙しています。中には降った雨が長い年月地下で研ぎ澄まされて・・・・と有りますが、私の経験では梅雨時は水量が増し冬はチョロチョロとなり信用していません。又少し置くと蒼藻の発生が確認されたものも有りました。
 さてこき下ろししはこれくらいにして名水は本当に美味しいか、コーヒーで検証です。水道水に比べて軽くまろやかで美味しい。やはり「名水」と唄っただけのことは有ると感じます。どれが美味しいか決め付けるのは難しいですが、私のベスト3は、「真名井の水」「御井の清水」 「弘法水」です。(F)


P.S 東大阪市水道局のイベントで市販の「・・・の名水」と水道水の飲み比べブラインドテストをやっていましたので参加しました。結果は「分らんの」一言。さすが高度処理を施したした現在の水道水は臭みを感じません。灘五郷も水道水をイオン交換して酒の仕込みに使っているそうです。蛇口の水がそのまま飲める数少ない国、日本の水は世界遺産に登録する価値が有り。水道道事業を世界に広めて欲しいものです。






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