閑人帳



●ロボットは東大に入れるか?

 ロボットは年々賢くなっている。将棋の対戦ではもう有段者と五分五分のところまで成績を上げてきました。そして今、エンジニアが懸命に取り組んでるのが「東大合格をめざすロボット」です。現在でも並の大学の入試なら合格できる実力があるけど、やはり目指すは東大。この世界も結構ブランド志向です。京大じゃダメなんですか。国立情報学研究所という機関が中心になって開発を進めており、東大合格は2021年を目標にしています。毎日、モーレツに受験勉強に励んでおります。


この件をニュースで見て、先月読んだ「週刊新潮」の記事を思い出した。タイトルは「人工知能が人間を越える<2045年問題>」ライターは竹内薫さんです。
 かなり長い記事ですが、要するに2045年には人工知能が人間の能力を越えてしまい、人間がロボットに支配されるような時代になる。「そんなアホな・・古いSFの筋書きでんがな、ガハハ」と一蹴したくなるけど、ホンマだと言うのです。幸い、駄目男はとっくに死んでるので、悪夢のような時代に翻弄されることはない。ヨカッタ。


ロボットが進化し、人間とのあいだに葛藤が生まれる。権力争いが生じる。ロボットの天才的詐欺師が出現して人間を翻弄する・・こんな事が起きると言われても凡人の脳では想像もできない。(既に負けてる)
 一番の難儀は、超賢いロボットが上から目線で「地球上から人類を抹殺したら、もっと自由に活躍できる」なんてことを考えることだ。ゆえに、最も大事なことは科学ではなく倫理になる。人間と共存することを是とするロボットを育てなくてはならない。
 ロボットとは分野が違うが、一時話題になったクローン人間は法律によって研究開発が禁止になった。成功した後の恐ろしさを考えれば研究自体に倫理的問題があると認識されたからである。


それでも、大方の人は「人間がロボットに支配される時代」なんてファンタジーに過ぎないと思っている。いや、ファンタジーではありませんよ、と竹内氏は述べる。アメリカでは性能の良い会計ソフトが出回り、すでに数万人の会計士が職を失った。ホワイトカラーの中でもエリートである会計士が人工知能に敗れた。倫理が問題になる前にロボットが人間を追放しはじめている。
  人間とロボットとの葛藤を描いた小説や映画はたくさんあるが、すべてロボットが人間に逆らう話だったように思う。しかし、これから創作されるドラマは人間がロボットに反旗を翻して「打倒、ロボット社会」をテーマにする話になりそうだ。


ところで、駄目男の夢は、やすし・きよしにそっくりのロボットをつくって往年の漫才を再現することです。これ、ゼッタイ、ウケまっせ。


現在の成績はこれくらい
東大ロボット 






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