読書と音楽の愉しみ



●最近の演奏会から

■スーパーキッズオーケストラ演奏会
          
(9月15日 AM10時50分~11時20分 MBSで放送)

   

 指揮者、佐渡裕の肝いりでこしらえた子供だけのオケ。小学生から高校生までの年代巾で、高校を卒業すると自動的に退団させられる。今年は創立10年の節目になる。メンバーは弦楽だけで約30人。


いくら佐渡さんの指導よろしきを得て・・といっても、しょせんはガキのオーケストラ、大人なみのレベルは無理だろうという先入観をもって聴いたら、これが見事に大ハズレでした。舞台のガキの幼い顔と生まれる音の素晴らしさのギャップにショックを受けたくらい、見事な演奏でした。大人のアマ・オケよりずっと上手い。


貧乏性の駄目男は、まず、子供のオケだから楽器だけでもハンディがつく。親はそうそう高価な楽器を買い与えることができない。適当に安もののヴァイオリンやチェロを使う。で、良い音がでない・・。こんなふうに、勝手に想像していたのがハズレました。猛練習によるアンサンブルのうまさでそんなハンディを乗り越えたのかもしれないが、ソロのパートでも十分良い音を出していたので「安物楽器論」は説得力なしです。


曲は、ビアソラの「ブエノスアイレスの四季」から「夏」、グリーグ「ホルベアの時代から」、バッハ「二つのヴァイオリンのための協奏曲」など。最後の、バーバー「弦楽のためのアダージョ」はチェロだけ6本の演奏で、メンバーの何其君が自らチェロ用に編曲したという。高音部がなかなかきつくてしんどい演奏なのに破綻無く弾きこなしました。


タイトル下に書いたように、9月15日AMに当日の演奏を含めたドキュメント作品が放送されるので、おひまな方は聴いてみて下さい。(8月30日 兵庫県立芸術文化センター大ホール)

動画では、短時間ですが、こんなのがアップされてます。
http://www.youtube.com/watch?v=MSdNZQyrjhU


キッズオケ



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