快道ウオーカーからのレポート



●これも脱帽・・「さざなみ快道」完歩に13年!!

 先日、たなかよしゆきさんの「青春18きっぷ」による各停列車オンリーの北海道旅行には脱帽した、という記事を書きました。今回も「遅さ」に脱帽した記事です。世の中、いろんな「たまらん人」がおられます。


ゴールで浦島太郎気分
 城東区在のKY(主婦)さんが、拙著「さざなみ快道」(大阪~敦賀204キロのウオーキングコース)マップを買って夫婦で歩き始めたのが2001年。軽いヒマツブシのつもりで大阪・天保山をスタートしたのですが、敦賀市・気比の松原へゴールインしたのは、今年、2014年の6月でした。ホンマか? ホンマです。
 スタートしたとき、54歳だったのに、ゴールしたときは67歳になっていました。まるで浦島太郎みたいなタイムツアーではありませんか。


標準日程は15日なので、たいていのウオーカーは、一年か、長くて足かけ二年で完歩しています。それが、13年! たまらん遅さです。
 もう一つのビックリは、ニモカカワラズ、毎回、長文のレポートをしたため、パソコンで編集、印刷、製本して、3分冊、計196ページの紀行文集をつくったことです。(箱入りです)たまらんなあ・・。


全2部?のうち、一部を頂戴しました。(下の写真)読んでみると、めちゃ懐かしい気分になります。快道メーカーとして、一番元気だった頃の制作なので、エネルギッシュに調査、執筆した日々を思い出します。
 駄目男が「さざなみ快道」を最初に歩いたのは1986~87年、地図をつくって一般の方に頒布をはじめたのが1998年。地図ができるまで10年の歳月を要したのだから、KYさんの歩行の「遅さ」に感心する前に、自分の地図づくりの「遅さ」もハンセーしなければなりません。(なにをモタモタしとってん!)


病気が前途を阻む
KYさんは何故こんなに時間がかかってしまったのか。一番の理由は難病に取りつかれたこと、また、それが原因で「うつ」になってしまったことです。ウオーキングどころか、日常生活もままならない状態になった。一時は自殺を考えたこともあったというから深刻です。


ふつうなら、こんなしんどい状況のなかで「さざなみ快道」のことなんか全く忘れてしまうでせう。実に、どうでもいいことだから。
 それでも、年に一度か二度は歩いて行程を進めますが、2009年、今津~永原を歩いたところでプッツンしてしまいます。そして、最後の区間を歩いたのが今年4月です。ブランク、実に5年間。


なんでそんなに「さざなみ」に執着するのか、駄目男には全然見当がつかない。送呈本と同時に、ご主人がつくった感謝状が同封されていました。二人でさざなみ快道を歩けたことを喜び、感謝しますとの文面ですが、ご主人の感慨の何たるかも想像のしようがありません。ここは有り難く頂戴させていただきました。


この地図の売り文句は「散歩も積もれば旅になる」で、これは自分でも気に入ってるのですが、小さなことを積み重ねて、最後に大きな達成感を味わう、という発想がKYさんの「お気に入り」になったのかも知れません。完歩を節目に、より健康な日々を過ごされるようお祈りします。(注)「さざなみ快道」マップは廃版になっています。

三分冊のレポートと感謝状
さざなみレポート 






スポンサーサイト