アジア ウオッチング



●中国政府の内なる敵・・キリスト教信者が激増中

 中国には何千万人という「隠れキリシタン」がいて常に弾圧されていることは知っていたが、政府が容認している各地のキリスト教会も信者がどんどん増えており、こちらも弾圧の対象になりつつある。


弾圧の方法が荒っぽい。ある日突然、警官隊と破壊用の重機を差し向けて教会をぶっこわすのである。弾圧を指示するのは、もちろん習近平政権である。共産党政府に刃向かいそうな団体は、大勢力になる前にぶっ壊しておくという方針に沿った政策だ。
 教会さえぶっ壊したら、キリスト教信者はいなくなるとでも思っているのか。そんなことはないと分かっていても、弾圧しなければ気が済まないほど政権は不安に怯えている。


中国でキリスト教を信仰するのは非合法なのだろうか。答えはノー。中国は憲法で「信仰の自由」を認めている。以下が条文(青色文字)。

「(第36条)中華人民共和国の国民は、信教の自由を有する。いかなる国家機関・社会団体または個人も、国民に宗教の信仰または宗教の不信仰を強制してはならず、宗教を信仰する国民と宗教を信仰しない国民を差別してはならない。
  国家は、正常な宗教活動を保護する。いかなる人も、宗教を利用して社会秩序を破壊し、国民の身体・健康を損ない、国家の教育制度を妨害するなどの活動を行うことはできない。 宗教団体と宗教事務は、外国の勢力による支配を受けない。」


この憲法条文が全くデタラメであること、言うまでも無い。本来、無宗教をうたう共産主義、共産党があらゆる宗教の信仰を認めるなどあり得ない。現実に、チベット教のチベット民族、イスラム教のウイグル族への過酷な弾圧はご存じの通り、そこへ、さらにキリスト教が加わりつつあるというのが目下の宗教事情である。
 難儀なことに、キリスト教信者の多くは漢族であり、都市住民にも多いこと、つまり、政府が敵に回してはいけない身内であることだ。


そんなこと、百も承知の上で「いつ、政府に刃向かうか」の不安から力尽くで押さえ込む。牧師の説教をカメラでとらえ、内容を録音して検閲する・・信者が許すはずがないと分かっていても、強行しなければ気が済まない。むしろ、反政府を煽ってるような愚行である。


かくして、チベット族、ウイグル族などの少数にして異教徒の民族だけでなく、身内である漢族までを敵に回しつつある習近平政権。「中国崩壊」の火付け役は増えるばかりであります。(中国のキリスト教信者は約6000万人~1億人、ほとんどがプロテスタント)


引用・参考情報
http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/articles/jimusyo/123PEKIN/INDEX.HTM
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/04/html/d66364.html
http://www.christiantoday.co.jp/articles/13215/20140429/chinese-christians.htm
http://www.christiantoday.co.jp/articles/13228/20140502/chinese-christians.htm
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/05/html/d50169.html

4月29日 NHKがこの件をニュースで放送したところ、中国では当局が即座に放送を遮断した。また、中国国内でも「教会破壊」の報道はほとんど伝えられていない。(削除されてることがあります)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140429/k10014110001000.html

信者の献金を積み立てて建設された立派な教会が、ある日突然、破壊される。取り壊しの理由が「十字架のサイズが大きすぎるから」とか等々。こんな目に遭って政府を恨まない国民がいるだろうか。
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