閑人帳



●鹿島建設が高級マンション新築で大チョンボ・・続報

三菱地所の「ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町」解体、建て直しが決定 

 「閑人帳」2月5日の記事「他人事ではなかった、大欠陥マンション」の続報です。最多価格帯が1億4千万円という高級マンション工事で、設計施工での重大ミスが見つかった・・と書きました。

 補修や手直しではとても対処出来ないと分かり、新築マンションを解体、建て直しすることになりました。費用は鹿島建設が負担します。鹿島にとっては悪夢のような出来事です。担当部署はむろん、社長、重役も報酬減額とか、責任を免れないハレンチな事件です。
 以下、ブルームバーグの記事を転載します。(青色文字)


三菱地所:南青山の高級物件を建て替えへ-費用は鹿島が負担

 三菱地所 が東京・南青山に建設中の高級マンションの工事に不具合が生じていた問題で、建て替えを決定したことが17日までに明らかになった。取り壊しと新たな建設費用は施工業者である鹿島建設 が負担する。

三菱地所の渡辺昌之広報担当によれば、15、16の両日に都内で契約者向けに説明会を開き、こうした方針を伝えた。説明会には両日で7割以上の契約者が出席した。建て替えには3-4年かかる見通しで、引き渡し時には希望者は優先的に入居できるという。
(略)

高級物件
 三菱地所レジデンスが販売していた「ザ・パークハウス グラン南青山高樹町」は南青山7丁目に位置する全86戸。価格帯は1億4000万円台が中心で最高は3億5000万円と高級物件だった。工事の不具合が昨年12月に見つかり、契約者への引き渡しを断念し販売を中止していた。当初の引き渡し予定日は3月20日だった。

 鹿島の広報部は「施工不具合により事業主や購入者に多大な迷惑を掛けており、深くお詫びする」などとコメント。また、「建て替えにより顧客に満足いただける建物を完成させることが施工主としての責務であると判断した」としている。

三菱地所は今年に入り契約者に対し合意解約を要請、協議を進めてきた。これまでの調査の結果、壁や床の配管用貫通孔が施工されていなかったり、位置が間違っていたりする欠陥が判明。新たに梁にも問題が見つかった。是正には長期間を要すると判断したため、契約をいったん解除し、問題箇所の是正工事を行うか全てを建て替えるかなどの選択肢を検討していた。(更新日時: 2014/03/17 12:37)引用ここまで

引用元記事(ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N2K1AZ6K50XS01.html


駄目男のええ加減な想像では、鹿島建設の損失は100~150億円。新築、完成間近の高級マンションを重機でガリガリ壊す虚しさ、いかばかりか。さらに、信用失墜という金銭で計れないダメージを負う。(両社とも株が下がった)。鹿島建設と三菱地所の社史に屈辱の一ページが加えられました。


工事ミスで解体される高級マンション
マンション解体

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