プチ・ケチの研究



●マルちゃん正麺のカレーうどん

 即席麺はめったに買わないので、モデルチェンジに気がつかなかった。半年前くらいに買った、東洋水産の五個パック「カレーうどん」が陳列棚で見つからず、同じメーカーの「マルちゃん正麺」のカレーうどんを買うと、これがずいぶん進歩していて感心、というしょーもない話です。


旧製品に比べて良くなった点が三つ。第一は麺の「ちぢれ」が少なくなって、形態がうどんらしくなったこと。その違いは下の写真で歴然であります。ちぢれは即席麺の宿命みたいに思っていたけど改善できた。これだけで如何ほど苦労したことでありませう。開発のスタッフさんは、毎日毎日、試作に明け暮れ、試食にうんざりしつつ、なんとかちぢれを減らそうと苦心したにちがいない。この改良で食感はうんと良くなったので、他社製品に差をつけ、売上げがアップしたのではないでせうか。


第二の改良は麺の形態が四角から丸になったこと。四角では対角線長が15,5センチあるので、小さい14センチ鍋に入らない。16センチ鍋ですれすれです。しかし、丸にすれば問題ナシ。どうでもいいような変化ですが、大げさに言えば、麺形態設計におけるコペルニクス的転回でありませう。こんな単純な発想がなぜ今まで出来なかったのか。もしや、パッケージの形が四角だから中身も四角でよいという先入観にとらわれていたのではないか。


第三には、スープの味が良くなりました。旧製品は塩辛さが強くて「安いからしゃーない」と我慢していましたが、新製品はマイルドな味になり、スープを飲んでも抵抗がない。粉末という加工条件では良く出来てると思います。値段が72円であることを勘案すると文句はいえない。

 即席麺はもう十分に「成熟商品」であって、さらなる進歩改良などないのではと思っていましたが、メーカーの皆さん頑張ってます。このさい、欲をいえば、麺の断面が平形でなく、うどんのように丸形になること。これでパーフェクトではないでせうか。


左が新製品
カレーうどん 


ネギは自前です
カレーうどん 




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