大坂日暮綴



●見た! 秀吉大坂城の石垣
 
 現在目にする大阪城は徳川幕府が再建した城で、秀吉がつくったオリジナル大坂城は片鱗も見ることができない。そこをなんとか・・と発掘したのが今回公開された秀吉大坂城の石垣の一部です。


これは見ずばなるまいと、ほんわか日和のなか出かけました。場所は天守閣の南東、重文の「金蔵」の隣です。大勢の見物人が列をなしていて、年寄りだけでなく、若者、ねえさんたちも熱心にのぞき込んでいました。 この遺構、1984年に一度発掘されたのですが、すぐに埋め戻されていました。今回の再発掘は、この石垣の保存、見学施設をつくるための工事です。来年か、再来年には見やすい,恒久的な展示ホールができます。


秀吉の大坂城は火災で全滅しますが、徳川幕府は秀吉の遺構は一切残したくないと思ったのか、石垣も含めて盛り土の下に隠してしまいます。その土の厚さ、6~16mというから、ものすごい量の土砂が要ります。ブルドーザーもダンプもない時代、人力だけで運び上げたのだから、とんでもない大土木工事でした。


新旧二つの城郭が重なっているなんてここだけかもしれません。もしや、秀吉大坂城に「お宝」が眠ってるかもしれない。地味な発掘作業ながら、400年昔の姿を想像させ、ロマンを感じるプロジェクトです


発掘現場は行列ができる盛況
大坂城 石垣 


ちょっとのぞき見できるくらいで形がわかりにくい。
石垣




この資料写真のほうが分かりやすい
石垣 

緑色の部分が盛り土された。
石垣 


お堀端にアセビが咲いていました。
石垣 




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