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お知らせ・ニュース

お知らせ・ニュース
11 /28 2020
 


お知らせ・・看板が変わります
 当ブログは2007年以来「快道ウオーキング」のタイトルを使ってきましたが、このたび、ジャンルを「趣味・実用」に変え、タイトルを「人生を綴る《手づくり本》の研究」として再スタートします。但し、既存カテゴリーの大方は継続する予定です。ニックネームは、駄目男→dameoに変わります。今後ともよろしくお願いします。(12月より切替予定)


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半畳雑木林をつくりませんか

半畳雑木林をつくりませんか
11 /26 2020


●半畳雑木林、シーズン<OFF>に

 会社に人事異動があるように、半畳雑木林も異動は頻繁でメンバーはころころ変わります。スタートした2015年からの「生え抜き」はゼロという有り様です。夏の猛暑で全員枯死状態になったことがあるし、ユーカリのように成長が早すぎて持てあまし、クビにしたものもあります。逆に、法隆寺門前の黒松のようにブランドもんだからと気をつけて育てたのに夭折したものもある。園芸未満、ガーデニングの知識ゼロではじめたので当然の結果です。今年は早々店じまい、来年はナンキンハゼとラクウショウの二種に絞って植える予定です。

 写真は生き残りの、左からムクロジ、シマトネリコ、ザクロ。
 台の白いプレートは風呂フタの廃物利用。 

hannjouzoukibayasi







プチ・ケチの研究

プチ・ケチの研究
11 /24 2020


〇ビの味方「業務スーパー」でおかずを揃えたら・・

 大阪市民にとって安売りのスーパーといえば「玉出」がトップに浮かぶ。しかし、値段は明らかに「業務スーパー」のほうが安い。最近、玉出の人気がイマイチなのは業務スーパーに食われつつあるからではないか、と想像する。ローカルな業者だと思っていたら全国に800店もある大規模な業者で、大阪府だけでも80店くらいある。

 なのに、なんで知名度が低いのかといえば、宣伝不足のためでせう。市民のなかには飲食業とか「業者用の店」と勘違いしてる人もいるかもしれない。いや、そんな世間知らずの人、もういないか。(注)実際には業者向けの大容量パック商品もたくさん売ってる。
 この会社の営業方針は「宣伝しない」「店舗に金をかけない」「サービスは最低限」。こんな顧客軽視?の非常識をウリにして売上げを伸ばしている。業界の天の邪鬼といえるかも。

 某日、業務スーパーで買った惣菜だけで夕食を用意した。包装には重量が記載されてるので1グラムの単価がわかる。それで食べた重さを計れば一食あたりに費用を知ることができる。(ご飯は除く)下の写真の献立で合計183円(税抜き)でした。かなり安いと思います。

単品の購入価格を書くと・・・(税抜き)
・野菜炊き合わせ 1kg・・468円(業務用パック)
・だし巻き 300g・・・・137円
・冷凍オクラ 500g・・・165円
・黒豆 115g・・・・・・ 67円
・らっきょう 160g・・・・65円   
 強烈に安いのは冷凍オクラで、普通、ネットに50~60gほど入ったのが80~100円です。それが500gで165円。おまけに、ヘタを取ってあるので手間が省けます。市価の数分の一の値段。(インドネシア産)  

 野菜炊き合わせ(蓮根、ゴボウ、人参、椎茸)は業務用パックで、定食屋さんなどのメニューの定番。7人分に小分けすれば一鉢約70円。これを店では150~200円くらいで売ってるのでは?。しっかり、もうかります。関西の工場で製造しているせいか、薄味なのが助かります。黒豆やらっきょうも他店にくらべ、3~5割安い。但し、材料の原産国は中国が多い。

上記の惣菜メーカー「創味」のHP
https://www.soumi.co.jp/


この献立で183円(税別)
野菜炊き合わせ、だし巻き、オクラ、黒豆、らっきょう 5品
食材の総重量392g
 業務スーパー おかず

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●バナナの長期保存方法・・追加記事
 前回記事でラップをバナナに巻き付ける方法を書きましたが、ラップの代わりに小ぶりのレジ袋も使えます。作業はこのほうがずっと簡単です。バナナの首の方をレジ袋の底面側でくるみます。ほどけないように首と裾をゴムバンドでくくります。これならラップの消費を減らせるし、レジ袋は繰り返し使えるので経済的です。 スーパーの包装台にある無料サービスのロール袋は透明で薄いつくりなので、これがベストかもしれません。

読書感想文

読書感想文
11 /22 2020



●再度、そろりと「歎異抄」にアプローチ(その4・完)

親鸞研究の大御所が難儀なことに・・・

 「歎異抄」解説本で一番良く売れてるのは高森顕徹著「歎異抄をひらく」(一万年堂出版)かもしれない。古本で買ってみると、編集、装幀が凝っていてリッチ感満点の本である。もともと30ページしかない「歎異抄」を300ページに編集するのだから原文を毛筆で書いたりして紙数を稼いでいる。美しい桜の写真がたくさんあって心が和むし、活字も大きいからとても読みやすい。

 しかし、この本を入手して数日後にビックリ仰天する。著者、高森顕徹ってどういう人なのかと検索したら、あの統一教会やオウム真理教と同類の宗教団体、いわゆる「カルト」の指導者とみなす意見もあった。そんなアホな・・・。

 指弾されているのは「親鸞会」という団体で高森氏はその代表である。親鸞会は1958年に高森氏が創立し、後に宗教団体の認可を得ている。会の趣旨は、今の仏教各宗は正しい教義を教え、広めるという肝心の責務を忘れ、金儲けのための「葬式仏教」に堕している。親鸞会はこれを改め、宗祖、親鸞の教えを万人に説き、真の幸福探求を目的にする・・こんなコンセプトでつくられたようだ。これ自体、何の問題も無い。

 当初は高森氏が数十人の会員を集めて上記の趣旨に基づく講演会を行った。これが多くの人の共感を呼び、次第に会員が増えてくる。会の拡大過程で氏のあらわした本もよく売れる。すると会員がさらに増える。説法の中身は変わらないとしても、とりあえず、広い会場の確保が課題になった、というのも頷ける。

 この親鸞会の発展がマイナスの作用をもたらし、一生をかけて親鸞の教えを学ぶ、教える、という、謙虚な姿勢が少し揺らぎ始めたのかもしれない。会員の増加、施設の拡張を繰り返しているうちにとんでもないものを作ってしまった。富山県射水市の本部に畳2000畳敷きの大ホールを建設した。創価学会顔負けの大ハコモノづくりである。のみならず、この2000畳敷大ホールがギネス新記録に認定されたと宣伝している。親鸞の教えと何の関係も無い俗物思想の発露である・・と言われても仕方ない。

 わずか1万、2万の信者数でそんな巨額投資ができるはずがない。で、会員の会費の値上げや寄付の要請が増え、真偽不明だが、一ヶ月数万~数十万の会費を払ってる会員もいるとか。仮に話半分としても、もうまともな宗教団体とはいえない。
 現在はまだ団体の内輪もめ、ローカルニュースにとどまっている。しかし、高森氏が1929年生まれで90歳になること、なのに後継者も決まっていないありさまだから、早晩「親鸞会」は崩壊の危機に至る可能性が高い。親鸞の教えを最もピュアに学び、継承するためにつくられた会がスキャンダルまみれになって消滅しそうである。「歎異抄」本の読者は第三条の「悪人こそ救われる」の教義をどう解釈したらいいのか。
 (注)親鸞会の会員数は1万~10万人までいろんな情報があってよくわからない。

畳2000畳敷きの親鸞会館大ホール(富山県射水市)

sinnran kaikan

 

高森顕徹 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A3%AE%E9%A1%95%E5%BE%B9

高森顕徹公式ウエブサイト
http://www.takamori.info/index.html

浄土真宗親鸞会 被害家族の会
http://higai-kazoku.news.coocan.jp/shinrankai/donation1.html


アートシーン

アートシーン
11 /19 2020


●四代 田辺竹雲斎作品展 ~利晶の杜~

 めずらしく、病院~図書館~ミュージアム巡りに半日を費やす。堺市の「利晶の杜」で上記の展示を拝見。正直なところ、堺市にこのようなアーティストがいることを知らなかった。四代目になって、それまでの竹細工職人からモダン感覚のアーティストへ飛躍した、その最新作の展覧会。造形の面白さもさることながら、竹細工のハイテクぶりに感心する。ガラスケースに収められた「方船」なんか、ここまでやるか、と溜息のでる微少細工作品。加工された竹も「ここまでやられるか」と自分の変身ぶりに感心したりして。

 廊下や壁面に設けられたインスタレーション(仮設構造作品)は、おおらかというか、ずいぶんのびのびとしたデザインで、これをつくってるときは楽しそう、と勝手に想像してしまう。小物から大物までの造形が自由にできる竹の可能性がわかって楽しい。

 竹は「虎竹」というごく希少な種類のみ使うそうで、今では高知県でわずかに産するだけの貴重品だという。インスタレーションで使われてるのは巾が7~8ミリ、厚さは0,3ミリほどの薄さ、このデリケートな素材はすべて手作業でつくる。おそらく、使う場所によって、0,3~0,5ミリと微妙に作りわけもしてるみたいだ。なのに、現場での制作作業は勘やひらめきでデザインが変わるだろうから、それを見越した材料の調達が必要になる。ま、天才の領域の人でないと、こんなのできませんね。

 大きなインスタレーション作品は展示終了後はどうなるんですか、と係員にたずねたら「一本ずつ、そろりと引き抜いて保存する」とのことでした。だからといって、同じカタチの作品は二度と作れない。発想も制作もアナログでないとできない作品です。  (同展は11月23日まで) 

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超絶技巧による「方舟」 長さ約50cm
竹細工   


竹細工 


竹細工 


竹ひごのほぼ実物大
竹細工 


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一階の南蛮関連資料室に展示してある16世紀の日本周辺図。当時、北海道は認知
されていなかった。朝鮮半島がニンジンのように細長い。
竹細工 おわり




読書感想文

読書感想文
11 /17 2020
 

●再度、そろりと「歎異抄」にアプローチ(その3)

山折哲雄氏の「唯円=ユダ」説
 「歎異抄」を何度も読み返してるうちに「!」と閃いたのか。山折氏は、唯円と親鸞の関係はユダとキリストの関係に似ているのではと考えるようになった。むろん、そうだと決めつけてるわけではなくて、あくまで想像ではあるが。唯円は親鸞の忠実なしもべと見せかけて、じつは親鸞に敵対意識を隠し持ち、巧妙に裏切ってる(かもしれない)。
 えらいこと考えますなあと感心します。ただ、「歎異抄」という情報だけで判断するのはヤバイのではという気がする。唯円についての情報が少ないので判定は難しいでせう。

歎異抄の一番のテーマは「他力本願」
 さて、歎異抄の難解さのコンポンはこれではないか、と思うのであります。他力とは何か、本にはカクカクシカジカと書いてあるが、自分の言葉で書こうとすると頭がモヤモヤして書けない。日ごろから抽象観念を言語化する訓練ができてない、即ち、教養がないからお手上げです。

 もうご存じでせうが、とりあえず、巷で一番流布している「まちがった他力本願」論を参考までに書いておきます。たとえば、政治家が国会などで「いつまでも他力本願では日本は駄目になる。もっと自力更生をすすめるべきだ」と演説する。これが間違いです。「他力本願」を文字で判断すると「自分は力不足なので他の力を借りる」という解釈をしたくなりますが、まちがいです。

 下に書く短文は川村妙慶氏の本「親鸞」の他力本願に関する記述の「まとめ」です。

  
「他力本願」とは・・・・
・一番大事なことは「力を抜くこと」
・無駄な抵抗はやめろ、成り行きにまかせよう。
・「自力」の限界を悟る
・成功しても「自力」の成果ではないと知る

海岸に松の木があり、その根元に草が生えていた、とする。台風に襲われると松の木は折れまいとしてひたすら耐える。しかし、風圧に負けると折れてしまう。根元の草は地面にひれ伏して(カタチを変えて)耐える。草ならではの柔らかさで生き延びることができる。他力の本質は「やわらかい」。

 自分流のヘタな要約なので納得できない人が多いと思いますが、ぼんやりとでも「他力」のイメージを思い浮かべてもらえたらと思います。

 書店のビジネス書のコーナーには、いわゆるハウツーものといわれる本がわんさと陳列されてます。大方は「自力」を最大に発揮して成功しましよう、みたいな内容の本ばかりです。柔軟な発想をしようとうたいながら、要は自分だけが成功者になるためのハウツーしか書かない。親鸞が売り場をみたらどう言うか。「みんな間違うとる!」と怒るか。いいえ、「ま、好きにしなはれ」と言いそうな気がする。






読書感想文

読書感想文
11 /15 2020
 

●再度、そろりと「歎異抄」にアプローチ(その2)

パラドックスに魅せられて
 無茶難しい本なのに何故こんなに人気があるのだろうか。誰でも気づく疑問です。いろいろ見方はあるでせうが、自分の考えはパラドックス(逆説)を散りばめて読者を幻惑させる。コレではないかと。

 二つだけ紹介します。一つは誰でも知っている有名なフレーズ「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」です。フツーの感覚では「悪人なおもて往生す、いわんや善人をや」となるはずです。そこをひっくり返している。こんな言い方では悪人のほうがえらそーにしてるみたいで、おいおいそれで委員会?と言いたくなる。巷の正義感を裏切る発想ではないか。これは仏様は善人、悪人、差別せずに救済なさるという教えなのですが、表現がこんな具合だから誤解されたり、都合のよいように解釈する人がでるのは仕方ない。さりとて別人が書き改めることもできない。

 このフレーズのせいかどうか不明だけど、蓮如は「こんなのが巷に普及したらヤバイ」と考えたのか「歎異抄」をストッカーにしまいこんでしまった。「お蔵入り」です。このため、数百年も秘蔵され、オープンになったのは江戸時代末期から明治時代になってからだった。

 もう一つのわかりやすいパラドックス。「歎異抄」第五条で「親鸞は父母の孝養のために念仏を唱えたことは一度もない」という。え?、念仏を唱えるプロである坊さんが自分の父母のために念仏を唱えたことがないなんて・・無茶、薄情ではありませぬか。誰しも文句言いたくなります。私たちが法事とかで追善供養するのは亡き父母きょうだいのため、ご先祖のためでせうが。

 今から800年前に親鸞はこう述べている。「いへいへさうではありませぬ。すべての生きものは因果の理(ことわり)によって、いったん死んでも、また別のかたちで生まれ変わるものだから、長い長い前世においては、いつかは我が父母であり、きょうだいであったことがあるはず。ゆえに、自分が死んで極楽浄土へ着いたときは、わが父母きょうだいだけでなく、すべての生きとし生けるものを救済しなければならない。そこで父母に出会っても念仏は仏様からの頂きもので、「自力」の善根ではないから、念仏は追善の道具にはなりません」父や母というピンポイントを対象にして念仏を唱えても供養にはならないという。わかります? 歎異抄が公開されるとこれも学会、宗教界で問題になったらしい。単純に「先祖供養の否定」と解する人がいても仕方ないか、と思う。

「一枚起請文」が語るパラドックス
 自分家は浄土宗なので、法事や彼岸の回向では「浄土日用勤行式」という簡素な経本を使います。ほとんどが念仏文ですが、なかに短い「一枚起請文」という和文があって、この内容が少し刺激的です。作者は法然(源空)

唐土我朝に、もろもろの智者達の、沙汰し申さるる観念の念にもあらず。また学問をして、念のこころを悟りて申す念仏にもあらず・・・と続きますが、以下、現代語訳を掲載します。

 私が説く念仏は 中国や日本の多くの学者たちかお説きになっている
心をこらして仏さまのお姿を見奉ろうとする観念の念仏ではありません
また学問をして 念仏の意味を理解してとなえる念仏でもありません

ただ極楽浄土に往生するためには 南無阿弥陀仏と声に出してとなえることによって必ず往生するのだと確信して念仏をとなえる以外 何も子細はありません 

ただし 三心といわれる心の持ち方 四修といわれる態度は 南無阿弥陀仏と口にとなえれば必ず往生できると思ううちにおのずからそなわるのです

もし かりに私がこのほかにさらに奥深いことを知っているというようなことがあるならば お釈迦さま阿弥陀さまの慈悲の心からはずれ 本願による救いからもれてしまうでしょう

念仏を信じる人は たとえお釈迦さまの教えをよく学んでいても 自分は経典の一文さえわからないおろかな者と受けとめて 知識のない者と同じように智者ぶったふるまいをしないで ただひたすらに念仏をするべきです

以上に申し上げたことは私の教えとして誤りがないという証(あかし)のために両手印を押します

浄土宗の信仰心の持ち方とその実践についてはこの一枚の紙に記したことに尽きます

私(源空/法然上人)が思うところは これ以外にありません
私の死後 誤った考えが何も出ないように 思うところを記しました

建暦二年(1212)一月二十三日  源空花押(法然上人の署名と印)   ~引用ここまで~

引用元 https://jodo.or.jp/everyday/dairy-working/ichimaikisyomon/

 これをパラドックスというのはおかしいけれど、法然が何十年間も必死のパッチで学び、実践してきた修業の成果をたった一枚の紙に記して「皆さん、これが極楽往生するための方法です。オワリ」とした。書き終えてハンコを押したとき、どんな気持ちだったろうか。
 千年、二千年昔から延々と学習成果を積み上げ、それを権力、支配力に使ってきた一神教(キリスト教やイスラム教)に比べ、なんとシンプルな思想と実践法であるか。洗礼も血判もなし、念仏を唱えるだけでGO TO GOKURAKU が叶えられるなんて・・。(保証はありませんけど) 極楽へ行けなくても、この「ゆるさ」で救われた気になります。

 法然や親鸞が生きた時代は、仏教は国家の宗教であり、皇室や公家、上流の武士のみが関わって、庶民はほとんど関係がなかった。しかし、本当に救われるべきなのは、その日、生きるだけで精一杯の庶民である。識字率ゼロに近い世間で難しい教義を説いたところで何ほどの意味も無い。しかし、口写しで「ナムアミダブツ」を教えることはできる。佛への祈りは、庶民にとっては「おまじない」感覚だったかもしれない。

一枚起請文
歎異抄





読書感想文

読書感想文
11 /14 2020
 

●再度、そろりと「歎異抄」にアプローチ(その1)
 9月6日に書いた読書感想文で「歎異抄に触れて読者失格」と情けないことを書きましたが、気を取り直して再度アプローチを試みた。参考にしたのが、「梅原猛の「歎異抄入門」、山折哲雄の「悪と往生」、川村妙慶「いまさら入門 親鸞」、そして、高森顕徹「歎異抄をひらく」の4冊。歎異抄本文の吟味より親鸞の人物像を知ることからはじめようというわけです。難しい本を読むときは作者の伝記を知ることで親近感が湧きます。

 図書館で浄土真宗関連の棚を見ると「歎異抄」の解説書がわんさとあって選ぶのに迷ってしまう。戦後に発行されたものだけで100冊はあるかもしれません。書き手も、宗教家、学者、小説作家、とさまざまです。みなさん、大へん情熱を込めて書いておられる。著者それぞれが自分なりの親鸞像をもっていて熱く語っています。

 親鸞とは何者ぞ、のまえに、そもそも「歎異抄(たんにしょう)」ってなんのこっちゃねん、であります。これは唯円という親鸞の弟子の一人が親鸞の没後二十数年たってから改めて親鸞の教えを説いたもの。親鸞の教え(思想、教義)の自分なりの解釈とともに、後半では親鸞死後、師の教えと異なる教義が弟子たちによって広まっていることを嘆き、批判している。異説(異議)が広まっていることを歎いてしたためたので「歎異抄」であります。なあるほど、納得。これで「歎異抄」がわかったつもりになったりして(笑)

 これを読んで何のこっちゃねん、無茶難しいと自分のような無学凡人が嘆いているのであります。では、そんな難しい教義を教えた親鸞は誰に教わったのか、といえば法然であります。二人とも大天才というしかないエライ坊さん。自分の考えでは、佛の教えとはなにか、を極めたのはこの二人が最後で、後に続く偉大な坊さん、たとえば蓮如などは伝承者、実践者という意味での偉さだと思います。

 自分はアホだと認めるとして、上に紹介した梅原猛や山折哲雄氏という一流の学者は歎異抄をスイスイ理解出来たのか、というと、そうでもない。先生方も「なんのこっちゃねん、これは」と嘆いておられる。なんか、チョット救われる思いがします。前にも書いたが、歎異抄って原稿用紙なら30枚、新書版で大きく余白をとって印刷してもたった27ページですよ。これぽっちの作文の解釈、研究をライフワークにする人がいるのだから、ド素人が一回読んで分かるわけがないやろ、といって自分をなぐさめるのでした。

 ずるずると前書きばかり書いて本題に取りかかれない。次回までにゴチャゴチャの頭の中を整理して、歎異抄のキモ?を書くつもりです。(つづく)

中央上の「歎異抄」は自分で手づくりしたもの
歎異抄 














閑人帳

閑人帳
11 /12 2020



●最近、IEイジメがきつくなってきた

 永らく親しんできたIE(インターネット エクスプローラー)がどうやら老朽化したようで、パソコンではエッジへの切り替えを求める広告がよく出ます。(下の写真)しかし、自分のようなオジンは慣れたツールを変えることに抵抗感があって、つい、ほったらかしにしてしまいます。トシをとると、とにかく「変化」がイヤなのですね。政治でも年寄りに保守党支持が多いのは、単純に言って変化を敬遠するからです。

 IEをエッジに変えると、細かい部分で、例えば「お気に入り」とかでも操作の変更があり、記号のデザインが変化していたりするとうろたえる。いちいち面倒くさい作業に思える。・・というわけで、まだ、ほったらかしのオールドユーザーがたくさんおられると思います。
 それにしても下の写真の宣伝文句はユーザーをバカにしてるみたいでムカつく。顧客への呼びかけにしては失礼なコピーではないか。それでなくても常に劣等感もちながら使ってるのに・・。と、しょーもない愚痴を言いたくなるのが年寄りのヒガミであります。

DSCN1992_20201112213830044.jpg






プチ・ケチの研究

プチ・ケチの研究
11 /09 2020


●保存15日目の安売りバナナ

 近所の安売り店で買うバナナは普通12本で200円。スイートスポット(茶色の斑点)が10箇所以上あるような、スーパーでは販売しないB級品です。それが、先日、ザルに大盛り、15本を100円で投げ売りしていたので購入しました。消費税ナシの店なので、一本なら6円台です。(サイズはミックス) 中にはもう表面の半分くらい変色したのもあって、さすがに「もつかな?」と懸念しましたが、ラップで丁寧にくるんで冷蔵庫の野菜庫へ。(ラップ代が一本2円くらいかかる)

 下の写真は15日目の状態で、皮は完全に変色してしまってるが、中身はぜんぜん問題なし。味も遜色なくてお買い得品でした。バナナは変色を嫌って一房しか買わない人が多いけれど、もし、安売りしてたらまとめ買いしてラップで保存してみて下さい。ラップはバナナの首の部分は特に丁寧にくるむ(密着させる)ことが大事で、雑な作業だと腐敗します。



banana 






  


閑人帳

閑人帳
11 /08 2020


●都構想問題のおさらい(下)
   
~大阪市に愛着がない薄情市民たち~

 10回にわたって都構想反対論を書いて賛成派をボロクソに批判してきた。さて、投票で否決という結果が出て賛成投票した人はものすごく悔しがってるだろうか。想像ながら、それはないと思う。もとより内容をしっかり吟味して賛成投票したのではなく、ほとんど「気分」で賛否を決めたような人ばかりだから「否決やて、あ、そう」に近い感慨しかないだろう。逆に反対派が敗れたら、不安や悔しさは賛成派の10倍くらい大きいと察する。むろん、反対派にも不安という気分だけで投票した人もたくさんいるはずなので比率の問題ともいえるが。

 ずっと気になっていたのは賛成派のひとの「大阪市」への愛着の薄さだった。大阪市がなくなることになんの未練もない人たちなのだ。住み始めて5年とか10年というならわかるが、生まれて以来ずっと大阪市民だった人が「経済発展するなら大阪市はなくなってもいい」という感覚は理解しづらい。反対論では何度も「知的レベルの低い人が賛成投票する」と悪口を書いたが、知的レベルだけでなく、感受性も鈍いのではと思っている。

 もし、都構想が実現したら、アドレスはこのようになる。たとえば、現在、阿倍野区阿倍野筋2丁目に住んでる人の住所は、規定によれば「大阪府天王寺区阿倍野筋2丁目」になる。阿倍野区住民にとってはかなり抵抗感があるのではないか。数十年前、東区と南区が合併したときは「中央区」という新名称でトラブルを避けた。今回の案はそういう配慮はない。

 ヨソの街の場合を想像する。京都府と京都市が都構想的な発想で細かく分かれた区をまとめる案を考えた。現在の中京区、上京区、下京区、左京区、を統一して「中京区」にします、という案。各区のみなさん、すんなりOKするだろうか。しないと思いますね。ひょっとしたら、中京区の区民さえ反対するかもしれない。住んでる街そのものにアイデンティティ的感覚をもってる人が多ければ強い拒否反応が出るにちがいない。だからといって、永久に今のままで良いともおもわないが。

 ヨソの街ついでにニューヨークを考える。ニューヨーク州が都構想計画をつくって未来の発展のために「ニューヨーク市は廃止する」というプランをつくった、とする。アドレス的には、ニューヨーク州マンハッタン区・・・になるわけだ。ニューヨーク市民は賛成するだろうか。たぶん、賛成はしないだろう。強行したら暴動が起きそうな気がする。ニューヨーク市民であることに愛着や誇りをもってる人の多寡の問題だけど、どうでもええ、という人はほとんどいないのではないか。全く、勝手な想像ですけど。

 然るに、大阪市民の半分は大阪市がなくなることに何ほどの未練もないことが今回の投票でわかった。経済的発展さえすれば街の名称や歴史なんかどうでもええねん、という人たち。そう考えるのも無論自由だけど、そんな無粋人間が勝ち組にならなくて良かった。


 kosumosu







半畳雑木林をつくりませんか 

半畳雑木林をつくりませんか
11 /07 2020


●ナンキンハゼの種、たくさん拾えた

 植物園では敷地をたえず掃除するので、落ちた種がゴミ処分されてしまいます。今回は掃除の前だったのか、たくさん拾えました。来年は5鉢くらい植えてナンキンハゼの林(笑)をつくってみます。すくすく育ち、秋にきれいに紅葉するという当たり前の風景がなかなか期待通りにつくれないのが経験上の「半畳雑木林」です。


nannkinnhaze






閑人帳

閑人帳
11 /07 2020


●都構想問題のおさらい (上) 
     
~おひまな方は読んでみて下さい~


mainitisinnbunn 


 投票日の一週間くらい前に毎日新聞が「大阪市4分割ならコスト218億円増」という記事を一面トップで報じた。これを見て維新側は松井市長や橋下徹さんが猛烈に反論した。このニュースで反対論が急増するかもという危機感が募ったからだ。これは大阪市役所のクーデターだ、という橋下さんの指摘に3割くらい共感できる。市役所と毎日新聞がつるんで最良のタイミングでドカンと一発強烈な反都構想爆弾を落とした。

 他社も後追いで同じ記事をのせたが、維新側の猛抗議で朝日や産経は内容の訂正記事を出した。しかし、毎日は抗議を無視した。以下は「おじじめんと (id:hakusyuacademy) 」さんが集めた関係者の発言。えらく長い文章になるけど、興味ある方は読んでみて下さい。都構想問題のややこしさの一端がわかります。自分の意見は最後に書きます。
 
都構想推進派は青色文字反対派は茶色文字で記します。

引用元 https://hakusyu.hatenablog.com/about


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●<松井一郎(大阪市長)>
毎日の記事にコメントを書いた藤井教授あての抗議
藤井先生、貴殿は大学教授であり政府の参与も務められた方です。
この試算のカラクリは最初からご存知だったのでは無いでしょうか?
貴殿程の方が地方財政法知らなかったのですか?
記事を鵜呑みにしていたのですか?
もしも本当に知らなかったなら
もう少し勉強された方がいいのではないでしょうか。
朝日新聞は訂正記事を出しましたが、
毎日新聞はどうするのでしょうかね?拡散希望!!
  
朝日や案計の訂正記事
財政局の試算について報じた27日配信の記事の一部に「大阪都構想で大阪市を廃止して特別区に再編した場合」という記述がありましたが、正確には「大阪市を単純に四つの市に分割した場合」でした。訂正します。

毎日新聞さんへ、
特別区単位での基準財政需要額の計算式は総務省にありません。
東京23区も合算方式で基準財政需要額を算出しています。
計算式の無いものは出しようがありません。
だから、財政シュミレーションは実際の予算で計算したのです

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●<橋下徹> 自らのサイト「維新ステーション」での発言
 完全なる大阪市役所のクーデター。これが大阪市役所の実態。この市役所が関東軍として大阪をボロボロにしてきた。こういう市役所を残すのか、それとも新しい役所に一から作り直すのか。もちろん作り直す。それが大阪都構想。

 これが凄まじい権力闘争の実際。ほんと大阪市役所は酷いんだよ。学者はこういう現実を全く知らない。このスーパー誤報道のきっかけを作った毎日新聞はどう訂正するんや?きちんと訂正しなければ完全に便所紙になるぞ!

大阪市役所のクーデター。これが大阪市役所の実態。都構想反対派=市役所存続派の市役所職員が死物狂いでフェイクニュースを流した。こういう大阪市役所が関東軍として大阪をボロボロにしてきた。この市役所を残すのか、それとも新しい役所に一から作り直すのか。もちろん作り直す。それが大阪都構想。この大阪市役所と戦ってきたのが大阪維新の会。大阪市役所とタッグを組んで利権を守ってきたのが自民党、共産党。

それにこのフェイク情報を垂れ流しているのが京大の藤井氏を中心とする関西の学者集団。学者は暴走する)。大阪都構想で大阪市役所と大阪市議会を一から作り直そう!こういう実態を何も知らないお花畑集団が京大藤井聡氏らの学者集団。

この報道は一斉に訂正となった。あまりにも無茶苦茶な都構想反対派職員のフェイク情報発信クーデターだった。この数字の間違いすら分からなかった京大の藤井氏はもう学者を辞めるべきだ。政治家なら即辞職もの。こういう似非学者、曲学阿世の徒が日本をダメにする。

 しかしこんな一職員のでたらめな数字すら指摘できない学者に税金によってたんまりと自由な時間が与える意義があるのか?自由時間に本ばかり読んでそれで維新をアホ扱い。もう学者を辞めろ。そういう責任も取れないのが学者。政治家なら即辞任もの。

「大阪市を4分割で218億円コスト増」報道に市「誤解生じている」(産経新聞)
 この事実一つとっても大阪市役所は解体に値する。僕が市長になるまで市役所が政治を行ってきた悪しき体質がまだ残っていた。大阪都構想で新しい役所を作ろう!産経新聞のこの記事は、市役所職員が出した数字のでたらめさをよく説明している。

誤報のきっかけとなった毎日新聞をはじめ在阪メディアは、民主政治の一翼を担っている矜恃があるなら、これくらいきっちりと訂正の説明をしろ。住民投票直前に、最大の争点について、大阪都構想に不利な形で在阪メディアが大誤報をしでかした。都構想が可決されればそれでいいが、否決されれば住民投票は無効だろう。市民が賛成票を投じる判断を歪めたのだから。これはラグビーでいうところのアドバンテージと同じ。日本には今回のメディアの大誤報と住民投票の効果との関係についてきちんと論じることのできる学者はいないのか。ほんま後味の悪い最悪の住民投票となった。大阪市の選管はしっかり判断すべき。

今回の誤報道は、どう考えても都構想賛成投票行動に影響する。後味の悪い住民投票となった。政令市だから財政が安泰というわけではない。故に、都構想と政令市のどちらが成長する可能性があるかの比較判断。府市一体となる都構想の方が可能性が高いだろう。都構想は大阪市を府域に広げる大大阪構想。

これだけ重要で影響のある誤情報を副市長、市長の決裁ももらわずに毎日新聞に提供した。大阪市役所の関東軍ぶりには開いた口が塞がらない。事実なら報道の自由の範囲内だろうが今回は誤情報。大阪市役所はこれまで政治をやってきた。都構想で一から作り直すしかない。

「大阪市コスト試算 制度基づかず」NHK 関西のニュース
 しかしNHKまで、住民投票のこんな大事な時期に、毎日新聞の大誤報に乗っかって誤報をやってしまうのか。ちょっと取材すれば、大阪市役所を守りたい市役所職員がクーデターを起こしたことくらいすぐに分かったのに。

今回、毎日新聞の大誤報によって在阪メディアが一斉に誤報道したのは、2011年段階で葬り去った「分市案」。都構想とは全く別物。この別物の数字を都構想の数字だと大誤報した。この時期に。賛成行動に影響するのは必至だ。後味の悪い住民投票となった。

毎日新聞は大阪市役所とタッグを組んで、堂島地下街の高額報酬社長ポストの利権を持っていた。これを崩すのは大変だった。毎日新聞は森友・加計学園問題、桜を見る会問題で疑惑を持たれたら説明せよ!と息巻いていた。今回の誤報道についても利権絡みはないのか、きちんと説明せよ

大阪市コスト試算 制度基づかず|NHK
➡毎日新聞の大誤報によって在阪メディアが一斉に誤報道した数字は、2011年段階で葬り去った「分市案」のもの。分市案は都構想とは全く別物なのに都構想の数字だと大誤報。こんな重要な時期に。賛成行動に影響するのは必至。僕は報道の自由を最大限に尊重する。

しかし今回のこのタイミングでの在阪メディアの誤報道は一線を超えている。ちょっと取材をすれば市役所のクーデターによる完全な誤情報であることが分かったのに。

 しかも関西にはこの件を指摘する学者が皆無。これが民主主義か?
毎日新聞はじめ在阪メディアは、なぜこの時期に、都構想とは無関係で既に葬られた「分市案」の数字を報じたのか、徹底的に説明すべきだ。その説明責任を果たせないなら、もはや政治に対して説明責任を求めることはできない。

毎日新聞以外のメディアは訂正に走っているのに、毎日新聞だけは意固地になった。毎日新聞が出した数字は、大阪都構想とは全く別物の分市案。分市案は毎日新聞が報じるように基準財政需要額が増えるので2011年間段階で葬り去った。なぜ都構想論議の佳境の今、その数字を出すのか。間違いを素直に認めず、意地になった政治は衰退する。それは新聞社も同じことだ。

 今回の報道が住民投票を歪めないのかを客観的に評価できい者はあらゆる時事問題についても適切に評価することなどできないし、何を言っても世間は耳を傾けてくれなくなる。報道の自由は民主国家に必要不可欠なものだ。そしてこの自由は報道機関自身が不断の努力によって守っていかなければならない。特に間違いについては自律的な是正能力が必要不可欠だ。自律的に是正ができなくなれば外部からの介入を許す隙を作ることになる。毎日新聞はしっかり考えよ。

【拡散希望】橋下徹が暴露した毎日新聞社の天下り先 「堂島地下街」 の闇 - ゲンゴロウの自論
 毎日新聞が都構想反対派に有利になるような大誤報をこの時期にやったのは、大阪市役所を残したい理由があるのではないか?利権があるのではないか?過去の実例から疑ってしまう

毎日新聞の今回の誤報の罪深さは、都構想反対派に完全に有利になる誤報をやったことだ。しかも市役所を残したい市役所職員たちとタッグを組んで。毎日新聞は、実際のコストと基準財政需要額を混同する誤報をこの時期にやった。都構想によって実際のコストが上がるのか否かは、
これまで賛成派、反対派で激しい議論をやってきた。見解の一致はなく、この点を報道するのは当然のことだ。

 
しかし基準財政需要額は制度の話であり、大阪都構想においては現在の大阪市と同じ額で制度を作った。基準財政需要学は実際のコストとは異なる。都構想において基準財政需要額が増加することはない。毎日新聞が報じたのは大阪都構想とは異なる分市案の基準財政需要額だ。そしてあたかも大阪市財政局という権威を使って大阪都構想ではコスト増になると誤報した。コストが上がるか否かについて議論すればいいが、基準財政需要額が増加することはない。

毎日新聞はじめ在阪メディアは大阪市財政局発表としていますが、市役所としても法定協議会としても決裁していないなら、単なる大阪市役所を守りたい職員による間違いメモに過ぎないと思います。これは市財政局発表という扱いでいいのでしょうか?今回の毎日新聞の報道は、投票日直前にすべきものではないことは明らかだ。

在阪メディアが訂正に走った毎日新聞の誤報道が、このように反対派に使われている。毎日新聞が報じた数字は大阪都構想のものではなく、全く別物の分市案の数字(この点は毎日新聞も認めている)なのに、反対派は都合よく都構想のものとして利用。最悪の住民投票となった。

毎日新聞の誤報道が、今回の住民投票をぶち壊した。前回の住民投票は、賛成派も否決の結果を受け入れた。しかし今回はどうなることやら。いまだ間違いを認めず訂正もしない毎日新聞は、今後、他者に間違いの訂正を求め、説明を求めることはできなくなるだろう。

「大阪都構想」なら府内の3市が特別区目指す考え(ABCニュース)→こうやって大阪のかたちを変えていくのが大阪都構想。大阪市の周辺も特別区にしながらグレーター大阪を作っていくのが大阪都構想。

元鳥取県知事の片山氏は大阪都構想に反対で、大阪市を広げるべきだと言っていた。それをまさに実行するのが大阪都構想。都構想は大阪市の広域行政を大阪府域に広げるものだが片山氏には理解できないようだ。

毎日新聞をはじめとする在阪メディアの誤報の原因。基準財政需要額とリアルな支出額を混同したこと。基準財政需要額とは国が地方に保障する財源額。ゆえに政治的に増減するものだが、大阪都構想において国から保障される財源額は今の大阪市と同じ額。すなわち基準財政需要額は今の大阪市と同じ。大阪都構想によってリアルな支出額が増えるか減るかは、これまで激しく議論されてきた。ここは大いに報じたらいいが、これは基準財政需要額とは全く無関係の話し。在阪メディアは基準財政需要額とリアルな支出額の区別を理解していなかった。有権者に誤解を与えた最悪の住民投票になってしまった。

ほんま関西の学者はろくでもないのばかり。政治行政経済などの文系学者は、長い年月かけて普段何を勉強してるんやろ。こういう学者たちが日本をダメにする。

元鳥取県知事の片山さんは、大阪都構想は反対!大阪市を広げるべきだ!だって。それをやろうとしているのが大阪都構想なのに。鳥取県の知事には大都市運営の難しさは分からないだろう。

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●<高橋洋一教授>
大阪市財政局、共産党、毎日新聞のトライアングル。説明してもらおう。
問題なのは、大阪市役所役人が実行、共産党がアシスト、毎日新聞が拡散報道によるほぼ「デマ」で、多くの大阪市民に誤った情報が広がり住民投票に悪影響があるのに、マスコミらによる訂正がまともになされていないこと。

 大阪都構想で学会では反対が多いという。学術会議を見ていてもわかるが、左巻きが多いからね。今回の218億円問題であらわになったが、大阪市役所役人-共産党-毎日新聞のトライアングルが都構想反対派の正体。左繋がりで学者にも反対が多い。これらの人は学術会議の首相任命も反対、わかりやすい。

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●<藤井聡教授>

 一部で話題になっているこの毎日新聞の話ですが、これについては、なかなかその中身が十分に一般の方に伝わっていないようです。ついてはここで改めて解説したいと思います。この話は要するに

1)大阪都構想を実現すれば行政サービスレベルは必然的に下がる。
2)したがって、サービスレベルを下げないようにするなら、行政支出を増やさなければならない。その時に必要な支出増加分を大阪市がある前提の下で計算したら約200億円となった。 という話。

つまり、この記事の要諦は、「大阪市を特別区に“格下げ”すれば、行政サービスが下がる」という話なわけで、それ以上でも以下でもありません。で、そのサービス下落を防ぐには、200億ものカネが必要になる、と言っているだけなのです。

 したがって、特に難しいものではないのですが、SNS上では、「大阪市は、200億もの支出が増えない、と言う文書を公表してる。だったら、この記事はデマじゃ無いか!!」「都構想では4つの区を作るのに、なんで4つの政令市にする、っていう試算はおかしい!」という書き込みが、驚くべき事に広がっています。が、これらは完全に誤解です。

ついてはここで改めて解説しておこうと思います。まず、この話を理解されていない方の多くが、「大阪市から特別区にかわったら、サービスレベルが下がる」という話を理解されていないように思われます。そもそも、一つの自治体でやってたのを四つに分けるわけですから、本来なら職員を大幅に増やしたり、建物を新たに建てることでもしないと、同じサービスを維持することは出来ません。

 ところが今回は支出増加を最小限に食い止めようとしているので、そんな職員の大幅増とか新たな建物投資は「しない」事になっているわけです(やるのはせいぜい、初期費用200億、ランニングコスト年間30ダケ)。だから、行政サービスは、都構想が実現したら、確実に「下落」するのです。この点をしっかり理解していただいた・・・という前提で話を進めます。

 まず、「大阪市は、200億もの支出が増えない、と言う文書を公表してる」という話ですが、これはそもそも、毎日新聞は200億もの支出が増えるとは言ってい「ない」のです。毎日新聞は上記の1)2)の話をしているだけです。だから、毎日の記事はデマではないのです。

そもそも一般に「コスト」という言葉は、オカネの事を直接意味することもありますが、手間暇やサービスの下落を意味することもある言葉です。この記事が言うコストというのを「オカネ」と思っている方もいるかもしれませんが、これはあくまでも「サービス下落」を意味しているのです。それは、記事を読めば分かる話なのです。

 ちなみに、毎日新聞はもしも、サービスレベルの下落を緩和・回避しようとするなら、支出は増えるだろうという主旨は述べていますが、この言説ももちろん、デマではありません。あくまでも仮定の上での話をしているだけで、何も間違ってはいません。

 次に、「都構想では4つの区を作るのに、なんで4つの政令市にする、っていう試算はおかしい!」という話ですが、これも何もおかしくありません。そもそもこれはあくまでも試算であって「サービスレベルを維持するためにはどれだけ金がかかるかのか?」という仮定の話をしているからです。

 しかも、消防など府に移管される分も考慮した数値として200億円という数字が記載されています(ただし、ここで重要なのは都構想によってどれだけの行政コストが増えるのかという試算で、それを誰が負担するかは関係ありません。府と市をあわせて218億のコストが増えるという話であり、仮に消防などを府がやるとすれば特別区は200億程度ですよ、ということになります)だから、今の大阪市民は政令市のサービスを受けているのですから、そのサービスを維持するという前提で試算をしようとするなら、四つの政令市にするという前提で試算することは、特に不自然ではないのです。

・・・ということで、兎に角、この記事が言っている内容をもう一度記載すると、
1)大阪都構想を実現すれば行政サービスレベルは必然的に下がる。
2)したがって、サービスレベルを下げないようにするなら、行政支出を増やさなければならない。その時に必要な支出増加分を大阪市がある前提の下で計算したら約200億円となった。というだけの話なのです。おわかりいただけましたでしょうか・・・?

 いずれにしても、この話は極めて重要な論点です。なぜなら、この話は、都構想で大阪市廃止特別区設置になると、大阪市民の行政サービスは確実に下落するだろうということを意味しているからです。なんと言っても、それを埋め合わせるには200億円ものカネがかかるからです。
本件が、都構想の適切な有権者判断に寄与することを、祈念いたします。

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●<片山善博教授> (元鳥取県知事)
―大阪市のような政令指定都市の問題点は
都構想が必要な理由として、道府県と大都市の間の葛藤が指摘されています。確かにそうした問題は存在します。例えば市外にニュータウンができて市内に通う人が増えると、鉄道や道路の建設が必要になります。道府県は市域にとらわれず一体的に整備したいと考えますが、大都市側にとっては、市外の都市計画は管轄外です。

 各地の政令市ではこれまで、周辺の自治体を合併することでこの問題を解決してきた例が多いですね。大都市行政の今後の在り方としては、大阪のように政令市を廃止するのではなく、周辺自治体を取り込んだ上で、警察とか道府県の権限をこれまで以上に移譲してもらう道もあるのではないでしょうか。都構想とは異なる方向です。

 ―吉村洋文知事と松井一郎市長は「自分たちの人間関係で成り立っている『府市一体』を都構想で制度化する必要がある」と訴えています。
 新しい4人の区長が同じ党派になるとは限らないし、区長が常に知事に従う関係は地方自治とは言えません。知事が4人の区長をグリップしてしまえば「身近な特別区」は名ばかりで、知事による中央集権になる可能性が高いと思います。

―市が四つの特別区に分かれたら、どんな影響があるでしょうか。1人の市長に代わる4人の区長が選挙で選ばれ、議会も四つになるわけです。行政はかえって非効率になり、東京のように特別区間の財政格差も可視化されると思います。これらは当然の帰結で、そうなったとしても、市民が受け入れた結果ということになります。

 区の貧富の差は財政調整制度で埋められます。ただし、地方自治法や、住民投票の根拠である大都市地域特別区設置法に大阪市を復活させる規定はありません。都構想の推進側は住民投票で敗れても何度でも挑戦できますが、反対派は一度負けたらゲームオーバーです。大阪市民は、自分たちが背負うことになる結果についてよく考える必要があると思います。

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 以上、5人の当事者、識者の意見を紹介しました。「218億円コストアップ」問題は都構想に関わる問題のほんの一部です。それでもこれくらい厄介だということです。橋下さんが言うように、218億問題は大阪市のクーデターという見方には3割方同感する。誤報を認め、財政局長が「捏造でした」の記者会見もシナリオ通り、と疑っている。

 それはさておき、橋下さんは腹立ち紛れに大失言をやってしまった。文の前半、太文字の箇所で「都構想が可決されればそれでいいが、否決されれば住民投票は無効だろう」と。ななな、なんとエグイことを。橋下さん、貴方は弁護士でせう? 弁護士が民主主義の根幹を否定する発言をしてええのですか。この発言は、自分の思う通りの結果が出ない投票は無効だと。こんなアホなこという弁護士は日本中で橋下さんだけですよ。アゼンとします。同じ弁護士で現知事の吉村さんがこの発言をしたら間違いなくリコール運動が起きる。この言葉をヤクザが言えば「オレの言うこと聞いたら許してやるが、聞かんかったら消えてもらうで」となる。国政政党の思想的リーダーがこのレベルではなあ。常識以前の問題です。吉村さんも「難儀なおっさんやなあ」と苦々しく思ってるはずです。難儀なのは、こんな人物をヨイショする人間がメディア関係者にもたくさんいること。あんたら、ハシモトの子分かい?


「218億コストアップ問題」
 松井市長や橋下さんは「計算の前提になる要素が違うのに、あたかも都構想が実現したらコストアップになるかのような報道をした」とヤイヤイ文句を言ってる。逆にいえば、都構想の案ではコストアップはないというわけです。ホンマか。基準財政需要額なんてお役所用語を使うからえらく難しい問題のように思うが、要するに、全国で統一された計算式のモデルである。そんな計算式による誤差はあると認めても基本は「なんぼ、かかりまんねん」の話だ。そこは藤井教授の話がわかりやすい。

 すごく単純に考えてみる。 大人世代の4人家族が賃貸団地で暮らしていたとする=今の大阪市。しかし、事情があって4人は別々に暮らすことになった。お父さん、お母さん、息子、娘、それぞれがアパートを借りて独立した暮らしをはじめた=これが都構想でいう四つの特別区。

 4人が同居していたとき、世帯費は40万円だったとする。しかし、4人別々になると、家賃や家具、電化製品、光熱費・・それぞれに必要だから、同居時代よりずっとお金がかかる。一人10万円ではとても暮らせない。つまり、生活水準は落とさざるを得ない。

 先の住民投票戦で維新の会は口癖のように「住民の生活サービスは維持します」と言った。特別区の運営に大きなコスト増があるのに、住民サービスは維持できるのか。実際、市のパンフには幼稚園や福祉施設、スポーツ施設の削減が明記されている。これで、なんで「維持します」と言えるのか。こんなイロハの情報すら知ろうとしないのが賛成票を投じた大阪愚民だ。「大阪は変わらなあかんねん、このままでは衰退するだけや」としたり顔でいうおっちゃんがたくさんいた。恥ずかしい。

 コストアップはしません、の目玉政策にしたのが新区役所の建設中止だった。これで何百億かが浮くという。しかし、24区の区役所を4つにまとめたら、現在の区役所の建て物ではとうてい職員を収容できない。どうするのか。あぶれた各区の職員は中之島の現大阪市役所を借りて仕事をするという。どれくらいがあぶれるかというと、最大は新しい淀川区役所で、なんと職員の7~8割があぶれるという。(中之島で収容しきれないときは民間のオフイスビルを賃借する)

 これって、同じ区のなかでの「二重行政」でしょうが。さらに、現在の区役所もそのまま残して業務を続けると明記してある。つまり、新しい区役所、新しい区役所の分所、従来の区役所、の三カ所で仕事をすることになる。だったら「三重行政」です。こんな状況で大地震とか災害が起きたら救援体制はどうするのか。ゾッとする。
 しかし、住民投票ではこんなインチキ都構想を支持する市民がたくさんいた。生活に直接影響する大事な選択なのに・・少しは勉強して下さいよ。

参考「基準財政需要額」
http://www011.upp.so-net.ne.jp/misuzuo/2001/20011002.htm



アートシーン

アートシーン
11 /02 2020



  ●鳥越ゆり子詩と絵展 <一番静かな処>


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閑人帳 

閑人帳
11 /02 2020



●維新の会+大阪愚民 2連敗

 自分を含めて反対投票をした人のほとんどは「僅差で負ける」と覚悟していたのではないだろうか。午後10時前にNHKの開票速報を見た時点ではそれが実感だった。なのに・・1時間後、反対票のほうが少ないのに「反対派多数確実」のテロップが出ていてビックリであります。結果、0,8%というきわどい差だったのにどうして勝敗を予想できるのか、不思議な気がするけど、頭のよい人が考えた計算式があるのだろう。

 敗北記者会見で市長も知事も非力を認め、恨みがましいことを言わなかったのがよかった。もしや、橋下徹先輩に指示されていたかもしれない。二回戦って二連敗。都構想投票に勝って全国へ勢力を伸ばすことが至上命題だった維新の会の評価はガタ落ちである。御大、橋下サンも影が薄くなり、メディアへの露出も減る。ただ、今日、明日はTV局から引っ張りだこで大忙しだと思う。今のうちに出演料稼いでおいて下さい。

 劣勢だったのになぜ反対票が増えたのか。自分の考えでは第一に創価学会信者の裏切りがあったこと。出口調査の信頼性が気になるけど、投票した信者の半数が公明党の指示に従わず反対した。これで公明党や維新の会が期待した2~3万票が失われた。(自分の推定です)学会のきつい指示に嫌気がして、投票に行ったフリして棄権した人もいると思う。

次ぎに、外部からの反対派応援団の活躍。大阪の自民党は非力だとみて各地から地方議員などの応援団がやってきた。福岡から来た人もいるらしい。彼らの応援は地味にしかできないが、地方議員でも危機感を持っているという点で、地元大阪の議員が語るより説得力がある。街頭で耳を傾けた人、かなりいたかもしれない。これは大阪にしかない維新の会では不可能な運動だ。

 そして、やはりネット情報の影響。20代の若者が半分も「反対」したなんてネットの影響以外に考えられない。そのまえに、一般人がブログなどで都構想賛成論を唱えたという情報が皆無だった。説得力のある賛成論など書けないのだから仕方ない。しかし、30~50代の男性は賛成派が多かった。愚民の中枢は働きざかりの男だったことになる。どんだけアホやねん、ともう一度書いておく。

 賛成、反対、地域別の色分け図を見て気づいたことがある。大体、市内の北東部住民が賛成組、南西部が反対組と色分けされたが、その違いを象徴するのはタワマンの数ではないか。西区、北区、淀川区などはタワマンの密度が高い。つまり、高所得の市民が多いといえる。所帯主の年齢も40~60歳台中心ではないか。さらに地元生まれでなく、ヨソから移ってきた人も多いはずである。彼らが賛成投票するのは、伝統を守るより「変革」を求めるタイプの人が多いからだろう。但し、都構想の何たるかを学習しない点では愚民レベルであるこというまでもない。

大手メディアの色の付き方もわかった。産経新聞の露骨な維新ヨイショぶりにあきれたが、ヨイショ記事を書かされた記者、ご苦労さんであります。TV局は大方橋下サンとつるんでおり、即ち、維新の会支持組といえる。ちょっとの時間見たニュース番組では維新の敗北に顔面に不愉快さを露わにしたコメンテーターもいた。橋下さんは読売TVの報道番組で「ここにいるのは全員賛成派だけど・・」と余計なこと言ってしまった。しかし、絶対、公平に報道しろなんて言っても無理で、偏りは仕方ない。そんなもんだと割り切るしかない。


 dameo

■10年続けた<快道ウオーキング>を改題しました。
■《手づくり本》の研究は、大事なことは紙に記録しようという、アナログ爺のレジスタンスです。お問い合わせは【拍手ボタン】押してコメント欄からどうぞ。内容は非公開です。
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■1939年大阪生まれ