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アートシーン

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05 /30 2020



●素朴派と高踏派 ~サンケイ 朝の詩から~

 5月28日に掲載された中島さんの作品「ひとり暮らし」は高齢の読者の誰しもがジッカ~ンと共鳴するへ平易さがよい。中島さんとはひょんなことからご縁ができて・・といってもお会いしたことはないのですが、まあ、日々を楽しく暮らすハウツーの達人です。ほんの身近なできごとを普段着の言葉で詩に仕立てるワザ、センスは生まれつきではと思っています。

 サンケイ 朝の詩  


 5月30日に掲載された中村さんの作品。新世界、ジャンジャン町という庶民の町のそぞろ歩きから生まれた作品なのに「?」であります。4行目「シーシュポスが脳裏に浮かぶ」って何のこっちゃねん。ネットでぐぐってみたら「シジフォス(シシュポス)ともいう」説明で、これならきいたことがある。ギリシャ神話に出て来る気の毒な神様の名前です。その神様がなんで大阪の新世界の散歩で脳裏に浮かんだのか。1行目「寺を出てなだらかな坂を下ると」という語の寺は一心寺と思われるので、一心寺の思想とシジフォスの運命がリンクしたのかな。中島さんの平易な作品とは対照的で自分からみれば「高踏派」作品であります。シジフォスと新世界、この二つの語句のイメージがパッと浮かばなければ鑑賞できないからです。後から三行目、濁音はあたたかい、という言葉も詩心がなければ浮かばないでせう。もしや、選者が素朴派作品に倦んで意図的に選んだのでは・・と想像したものです。

サンケイ 朝の詩2


参考情報
『シーシュポスの神話』(フランス語: Le Mythe de Sisyphe)は、アルベール・カミュの随筆。出版社によっては『シシュポスの神話』とも表記される。

 神を欺いたことで、シーシュポスは神々の怒りを買ってしまい、大きな岩を山頂に押して運ぶという罰を受けた。彼は神々の言い付け通りに岩を運ぶのだが、山頂に運び終えたその瞬間に岩は転がり落ちてしまう。同じ動作を何度繰り返しても、結局は同じ結果にしかならないのだった。カミュはここで、人は皆いずれは死んで全ては水泡に帰す事を承知しているにも拘わらず、それでも生き続ける人間の姿を、そして人類全体の運命を描き出した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1

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閑人帳

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05 /27 2020



●イチローズモルトの話 ~NHK「逆転人生」~

 こういう番組があったのか。実在の人物の逆境~成功の顛末を描くドキュメント(ふう)45分番組。えてして「感動押し売り物語」になりがちですが、今回番組主人公のイチローさん(ベンチャーウイスキー社長 肥土伊知郎さん)はクールな対応でした。
 なぜこの番組を見たのか、といえば、イチローブランドの酒を呑んだことあるからという単純な理由による。苦難物語もあらかた知っていました。この話、山口県の日本酒「獺祭(だっさい)」の話とよく似ています。いずれもローカルな二流日本酒メーカーの逆転成功物語です。品質が国際的なコンペで認められて一躍有名ブランドになったということまで同じです。

 まあ、めでたい話ではありますが、視聴者のほとんどは目出度さの中味がわからない。ウイスキーの味がどうたらと言う話なんか興味ありませんからね。かくいう自分も本来は下戸だし、20年前までは興味なし、ウイスキー嫌い人間でした。それがひょんなことから・・と、いきさつを書き始めるとものすごく長話になってしまうのでヤメます。
 とにかく、ウイスキーなんか絶対好きになれない酒だと決めつけていたのに、ある日、あるブランドの酒を口にして「逆転」した。ウイスキーという酒を認識するうえでの「コペルニクス的転回」が起きたのであります。

 以後、十数年にわたって「自分の好きなシングルモルト」との出会いを楽しんだわけですが、転回のきっかけになったのは「ベン・ネヴィス」そして、彷徨の果てに「言うことナシ」の満点をつけたのが「竹鶴17年」でありました。いま、竹鶴は原酒が尽きて幻のブランドになっています。惚れたときに飲めた、のはとてもラッキーでした。北海道の余市まで出かけて「樽出し」シングルカスクを味わったのも楽しい思い出になっています。自分が完璧な下戸だったらこんな楽しみは味わえなかった。チュートハンパな下戸で良かった。(5月25日放映) 


ウイスキーの需要がどん底の2003年にシングルモルトWに出会った(番組から)
イチローウイスキー 


高級酒で埼玉のイメージアップに寄与している肥土さん
イチロー



2015年3月 長崎市思案橋近くのバー「ラパン」で飲んだ「ベン・ネヴィス」マスターの名前が三浦雄一郎といって、あのエベレスト通いの三浦さんと同じだった。ベン・ネヴィスはイングランドで一番高い山の名前。だから、これを仕入れていたのか・・聞きそびれた。
イチロー  
 


閑人帳

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05 /24 2020



●マイナンバーカード 出番なし・・・

 このカード、数年前に取得していたので今般の「10万円給付金」申請に使おうと役所のHPで申請方法を読んでみた。説明のなかに「カードリーダーでカード内容をスキャンして下さい」云々とあり、そういうパーツが必要なのかと梅田へ出かけたついでにヨドバシカメラに寄ってカードリーダーどこで売ってますか、と店員に尋ねると、それ、売り切れていて入荷の予定ありませんとのつれない返事。やっとカードの出番が来たのに使えないことになりました。無知はいけませんです。

 自分のドジも情けないけど、世間にはカードもっているけど「暗証番号わすれた」といって役所に再申請する人がたくさんいるそうだ。その暗証番号再申請手続きは役所の窓口でしかできない(不詳)とかで、このため係員の仕事が増え、混雑をひどくしているらしい。
 ・カードリーダーの必要を知らなかった人
 ・暗証番号忘れた人

どっちも「丸出駄目男」もええとこであります。マイナンバーカードがいかに暮らしと縁遠いモノであるか、バレてしまいました。もしや、一度も使わないままあの世へ行ってしまいそうな気がします。死ぬ前に自分で「登録抹消」手続きをするなんてのはナシだから死後しばらくは残るはずです。いや、ひょっとしたら、死後「極楽行き」または「地獄行き」の判定に必要かもしれない。しかし、閻魔庁ではIT化が遅れていて書面手続きしか受け付けず、またもやカードは役立たずじまい・・なんの話やねん。

プチ・ケチの研究

プチ・ケチの研究
05 /22 2020



●昼メシに困ったときの「安弁」

 先月紹介した大起水産の格安弁当。150円の超安弁は開店記念だけの価格かと思っていたら以後もときどき出回るようなので重宝します。150円で売ってなんぼ儲かるねん、という素朴な疑問がありますが、安いからマズイのでもないから良く売れてます。若者にはボリュウム不足だけど二つ買っても300円ですからね!。(税別)お昼前後は2台のレジがフル稼働の繁盛ぶりです。わずか6~7坪の極小店舗ながら、駄目男の勝手な想像では月商1000万くらい挙げてるのではないか。

 折しもコロナ禍で飲食業界は大ピンチ、一部の店はテイクアウトでなんとか売上げ確保を、とがんばっていますが、お昼に20食売れたら良いほうでせう。500円弁当なら1万円の売上げ、これじゃきつい。しかし、大起水産の本業はレストランや居酒屋への水産品卸しなので、今回のコロナ禍では売上げ激減もいいところ、会社がコケてもおかしくない状況です。それが救われたのは数年前からはじめた小売り事業「街のみなと」が軌道にのってきたからと思われます。主体をテイクアウトに絞ったところが大ラッキー。これでコロナ禍を免れました。こんな運の良い巡り合わせ、社長さんも予想できなかったのでは、と思います。自分が社長ならコロナウイルスへの恨み7分、感謝が3分、がホンネであります。野球でいえば、9回裏の代打逆転ホームランみたいな感じ。

 大起水産ってまだ知名度は低いけど、年商140億(グループ全体では240億)ともうヤワな中小企業ではない。美味しい魚を安く提供するという理念とともに、漁師さんたちの生活を支えているという自負も大きいと思います。今は大手回転寿司業界もテイクアウトに注力しているけど、飲食店からみれば、大起水産は食材の仕入れ先であるとともにテイクアウトでは商売敵にもなっています。なんだかストレスの貯まる付き合いです。お寿司を高級なご馳走から引きずり下ろしたのが回転寿司店、そこから設備投資や人件費を大巾に削減して「すっぴん」状態で寿司や弁当を提供しているのが大起水産です。この超シンプルな商いに対抗するのは難しい。当分、独走するのではと想像します。


上・はも弁当150円 下・ロースハム 400g 193円
benntou 


上・天丼390円(えび3尾入り) 下・鮭弁当150円
DSCN1217 (2) 


うなぎ弁当 390円
benntou 


*************************

●安くて美味しい即席カレールウ
 
 一食80~100円の最安値即席カレーはどのブランドも味が似たり寄ったりですが、先日買ったエスビーの「ホテル・シェフ仕様」なる商品は4食入りで398円(税別)。たいそうな名前のわりには安いのですが、味が同類安カレーとは一線を画していて美味しい。いわゆる「家庭カレーの味」から脱しています。どんなレシピでこの味を出したのか知りたいところ、まあ、苦労したでせう。コスト高を抑えるために4食入りパックにする、紙箱包装をやめる・・素人にはそんな節約法しか思いつかないけど、ただいまこのカレーがお気に入りです。(万代で購入)


daikisuisan

 





閑人帳

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05 /18 2020



●「本を読まないで」・・再開図書館のイジワル措置

 3月1日から休館していた市立図書館、ようやく5月16日に再開しました。なので、借り出しや返却に訪れる人で満員盛況と想像して出かけましたが拍子抜けでした。館内、シーンと静まりかえっています。ま、月曜日のせいか、と思って閲覧室を見ると、おお!・・椅子がありません。1脚もないのです。図書館なのに「ここで本は読まないで下さい」と張り紙してあります。ハハハ、笑うてしまいました。そう、本を読まれたら困るので椅子を撤去してあるのでした。

 さらに、館内放送で「滞在は長くても30分以内にお願いします。用事のない方は速やかに退去して下さい」と専ら早期退場を促しています。これじゃ読書ファンはバイキン扱いではありませんか。ま、でも、仕方ないか。万一、図書館でクラスターが発生したら大問題ですからね。そもそも図書館を訪れること自体「外出」行為を伴うのだから積極的に図書館利用をすすめることはできない。来るなら、チラと来て、さっさと帰って下さい。これが今の正しい図書館利用法というわけです。

 これじゃ余りに薄情だと気遣ったのか、本を借りると貸し出し期間が一週間延びて3週間になっていました。


椅子を撤去して本を読めなくした閲覧室
DSCN1250 (2)


閑人帳

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05 /16 2020



●「武漢ウイルス」呼称は民族差別か

 新型コロナウイルス問題で米国等が「武漢ウイルス」や「中国ウイルス」といった名称を使っている。この名称に中国は強く反発している。これは中国への嫌がらせ、民族差別的名称なのか・・。中国が発生地なのだからこの呼び名が一番わかりやすい、と私たちは単純に考えてしまうが中国は認めたくないようだ。しかし、ほかに適当な呼び方がみつかるとは思えないので、結局「武漢ウイルス」で落ち着く、が駄目男の予想です。(日本のメディアは中国政府に忖度して「新型コロナウイルス」と呼んでいる)

 ジャーナリストの古森義久氏が自分のブログで下記の意見を述べているのでご紹介。(青色文字・一部略)

 中国の武漢発の新型コロナウイルスのニュースをみていたら、「川崎病」という言葉が飛び出した。この5月6日のことである。感染症の名称に関しては「武漢ウイルス」や「中国コロナ」というのは民族差別だからよくない、という意見も強い。ではなぜ川崎はよくて、武漢は悪いのだろうか。

6日朝のNHKニュースでは以下の報道があった。「ニューヨーク『川崎病』に似た症状確認 新型コロナと関連か」という見出しだった。その骨子は以下だった。
 「アメリカのニューヨーク市は、全身の血管に炎症が起こる『川崎病』に似た症状の子どもが相次いで確認されたと発表し、新型コロナウイルスへの感染と関連している可能性があるとして注意を呼びかけました。こうした症状の子どもはヨーロッパ各国でも報告されていて、専門家による調査が行われています」(略)「新型コロナウイルスの患者で、『川崎病』に似た症状を示す子どもはヨーロッパ各国でも報告されていて、専門家による調査が行われています」

 以上の趣旨の報道は米欧メディアでも流された。「川崎病」はKawasaki diseaseと記されていた。さてこの名称からはふつうの日本人なら、あるいは日本のことをかなり知っている人間なら、神奈川県の川崎市を連想するだろう。特定の地名を病気の名前につけるのは本来、ごくふつうだったからだ。しかしこの場合の「川崎」は地名ではなく、この感染症を最初に医学的な見地から確定した日本人の川崎富作博士の名に由来する。川崎博士が1967年に「小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」として発表した感染症だという。手や足の指先から皮膚がむける症状の小児患者の病気で、国際的に認知され、名称も「川崎病」として定着した。

 この理屈に従えば、いまの新型コロナウイルスの名称を「習近平ウイルス」と命名しても、おかしくないことになる。決して習近平主席への反感や敵意からそんな仮定を述べるのではない。川崎富作氏が確認し、国際社会に通知した病気が「川崎病」と称されるならば、武漢でのコロナウイルスを正式に確認して、外部世界に通知したのは習近平主席だったといえるからだ。

 このように特定の病気を人名でも地名でも特定の名称に結びつけて呼称することは国際医学界ではごく普通なのである。近年の実例では「エボラ熱」が発生地のアフリカ、コンゴの特定の川の名前からとられた。2012年ごろから中東地域で発生し、国際的に拡散したコロナウイルスの感染症「中東呼吸器症候群」(MERS)もまさに特定地域の名称そのものだった。

 古い感染症では20世紀初頭の「スペイン風邪」も国名ずばりから命名された。その後の1920年代に日本から他の諸国への広がる形になった「日本脳炎」(Japanese encephalitis)も、いまなお「日本」という国名そのものの名称で認知されている。しかしいま全世界を襲う中国の武漢発のコロナウイルスとなると、中国や武漢という名称をつけて呼んではならないとする主張が日本の一部でも見聞される。

「川崎病」という名称を平然と使うNHKでも日本文学研究のアメリカ人、ロバート・キャンベル氏を別な番組に登場させ、同氏の「『中国ウイルス』『武漢ウイルス』という人は民族差別であり、世界の分極化を先鋭にさせている」という趣旨の意見を紹介していた。

 この点、アメリカではトランプ政権のマイク・ポンペオ国務長官はあえて「武漢コロナウイルス」という名称を使うべきだと主張する。アメリカ連邦議会でも、大手メディアでも、「中国ウイルス」とか「武漢ウイルス」という名称を使うことは珍しくない。

その呼称を使う当事者たちはみな当然、「民族差別の意図などまったくない」と明言する。「中国」や「武漢」の名称は全世界に広がる新型コロナウイルスの本来の発生地やその発生から拡散への独特の経過を特徴づけるうえで必要だというわけだ。
 さあ、「川崎」はいいけれど、「武漢」はよくないのはなぜなのか。納得のできる答えを得たいところである。

引用情報
https://japan-indepth.jp/?p=51818
 

読書感想文

読書感想文
05 /12 2020

 

●額賀澪著「拝啓 本が売れません」を読む

 一体、なんのこっちゃねん? と訝るような題名であります。でも、開いてみると題名の通りのことが書いてある。著者は三十路の女性作家。松本清張賞をとるなど、それなりの実力はあるようですが、有名作家というには人気も実績もない。むろん、駄目男にとっては初めてお目にかかる名前であります。今まで発表した作品は「屋上のウインドノーツ」(松本清張賞受賞)「ヒトリコ」「タスキメシ」「完パケ」「さよならクリームソーダ」・・など、戦前生まれのオジンにとってはとりつく島もない、けったいな題の作品ばかりであります。

 それはともかく、私はこんなに一所懸命に小説を書き続けているのに、どうして世間はもっと注目してくれないのだろう、ふうの愚痴を述べたあと、嘆いてもしょうない、本が売れないことは率直に認めて、では、どうしたら売れるのか、ビジネスライクに考え、実践してみようと決心し、実績ある編集者とタッグを組んで「売るための研究」に邁進する。
本書のキモはこれであります。作品の文学的評価だけではない別の面から作戦を考える。その中味を本に書くなんてまあ珍しいアイデアでありませう。もし、この本がかいもく売れなかったら・・著者はかなり落ち込むのではと同情します。

 ベストセラー本は内容が優れていること第一ですが、著者の才能、技量以外に編集者の力量が大きく関わっていることがわかります。有能な編集者は作品の内容にもツッコミを入れるし、題名の案、決定にも口を出す。このあたり、一部の有名作家を除いては著者と対等の立場で決定権があるみたいです。章立てや小見出しの付け方なんかもうるさく口を出す。本づくりは二人三脚ですすめられるのが普通でせう。

 売るためのアイデアの一つとして「表紙のデザイン」についても詳しく書いている。書店でまず眼に入るのは表紙であるからこれをおろそかにしてはいけない。ベテラン作家は気にしなくても新進作家は気にするべきという発想で、本書ではKという装幀家(ブックデザイナー)に相談してデザインを決めた。(下の写真)常識的には見やすい、題名が読みやすいことが肝心となりますが、本書は題名がかなり読みにくい。紙面で文字を探すという感じです。このデザインの是非については、う~~ん、なんとも言えませんなあ。

 「本はなぜ売れないのか」と言うテーマなら評論家やジャーナリストの役目になるが、「私の書いた本、買って下さい」と著者が切実に訴えてる本であります。出版社が「KKベストセラーズ」というのが皮肉っぽいけど、額賀サン、ぐわんばって下さい。草葉の陰で応援しておりますぞ・・なんて書きながら、この本、図書館で借りたものでした。か、かんにんやで~。(2018年 KKベストセラーズ発行)

 

honn uremasen 






アートシーン

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05 /09 2020


●お見事!・・オケのテレワーク

 音楽家もコロナ問題のとばっちりを受けて演奏会ができない。・・どころか、練習場に集まっての練習すらできない。そこで知恵者が考えた。いま流行の「テレワーク」ちゅうのはどないや。各人は家で演奏し、それを60人でやったらテレワーク演奏会。ホール抜き、家から家へ届ける新型コンサートになるはずや。そんなアホなこと、と思いましたが、さすがはプロ、できるんですねえ。感心しました。

 5月8日のEテレ「らららクラシック」で紹介されたのは新日本フィルの面々。総勢60人が各自の家でカメラに向かって演奏した。最初のアインザッツ(曲のスタートの合図)が難しそうだけど、呼吸を合わせるのは慣れたもの、ロッシーニのオペラ「ウイリアム・テル」序曲を見事に演奏しました。(本当のところ、何度も何度も練習してアンサンブルを整えたのでは、と想像します。)

自宅発、視聴者宅行きテレワークコンサート。トロンボーン奏者が思いついたそう。
okeno terewa-ku





閑人帳

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05 /07 2020



●醜聞・「アビガン」の承認が遅れる理由はこれ

 今日、コロナ感染症の治療薬として「レムデシベル」が厚労省によって承認された。お役所仕事にしては従来にない早業だった。一方、国産の「アビガン」は早くて5月中になりそうだという。新薬ではなく、既存の国産薬なのになぜこんなに承認に時間がかかるのか。
 参院議員の青山繁晴氏がその内幕をレポートしている。承認が遅れるのは厚労省にとってメーカーの富山化学が天下りとか、利権の旨みがないからだという。以下はそのレポートのコピーです。(青色文字)

http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1758&fbclid=IwAR1_tvns37TUN5prXHuCJaa5uBBluuzsh5kz4Ewxrkd5K7W1NPFqMakgZ6I

アビガンの認可をめぐって  青山繁晴

▼武漢熱への著効が期待される国産の治療薬、アビガンが認可されず、アメリカ産のレムデシベルがアビガンに比べて総合評価が劣勢にもかかわらず先行認可されそうだというのは、どうみても奇怪そのものの事態です。そこで指導者と直に議論をしてきました。

▼まず結論から言うと、情況は改善されつつあり、アビガンが5月中に認可される可能性が出てきました。

★以下の経過は、あくまで青山繁晴個人の解釈による経過です。
ぼくだけの責任において、国民に情報を開示します。

  このアビガンが認可されない問題について、安倍総理は加藤厚労大臣と連携しつつ、みずから直接、厚労省に厳しく問い続けました。厚労省は何を問われ、何を指示されても「分かりました」と持ち帰るだけで、何も対応が変わりません。
  そこで安倍総理が加藤厚労大臣と共に手を尽くして真相を調べたところ、厚労省の薬事部門が、アビガンの製造元である富士フイルムと、富士フイルムが買収した富山化学、すなわち苦闘の末にアビガンを初めて実用化にこぎつけた富山県の地元メーカーと関係が薄いことが重大な背景となっていることが分かりました。
  早い話が厚労省の本音は「富山化学なんて天下りもしていないし」ということにあるという事実が浮かび上がってきたのです。これを内閣総理大臣が抉 ( えぐ ) り出したのは、客観的にみて、一国の最高指導者による内部改革の試みと言えます。

  不肖ぼくは、武漢熱を契機に、厚労省が「薬事マフィア」と「医事マフィア」の利益連合体に成り果てていることをあらためて深く確認しました。祖国の主権者の健康を預かるという使命感、愛国心が決定的に欠落していることに気づかざるを得ませんでした。
  それを安倍総理も含めて政権中枢に問題提起してきました。日本は、内務省がGHQに解体された敗戦当時の体制、すなわち「四五年体制」 ( 戦う論壇誌・月刊Hanadaに連載している『澄哲録片片』において命名 ) をいまだに温存しています。そのために内務省から分割された旧厚生省の時代から、薬事マフィアと医事マフィアの連合に変質したままになっているのです。

 これは、ぼく自身を含めた自由民主党に最大の責任があります。その根本命題の中にこそ、アビガンをめぐる奇怪な問題もあることを、ひとりの自由民主党議員として水面下で政権と議論してきました。

 安倍総理は、この既得権益の塊となっている厚労省に対して、オールドメディアの報道ぶりとは全く違う指導力を発揮し、アビガンの5月中の認可へ向けてようやく近づきつつあります。
  総理ご自身の判断と行動です。安倍総理とは、不肖ぼくもいつも申しあげるとおり、さまざまな意見の違いがあります。しかしこうした戦いにおいて、まさしく国士です。アビガンをめぐる暗闘は、ほんとうにそれを証明しています。オールドメディアはそれに気づくことが無いか、あるいは気づいても気に入らないから無視するかです。

  以上が、あくまで個人的見解による現在までの経緯です。ここに記すことにおいて、どなたとも一切、事前協議をしていません。したがって、責任はすべてぼくにあります。

▼もはや表に出すべきだと考えた部分だけ、記しました。あとは世論の後押しです。まだまだ油断はできません。薬事マフィア、医事マフィアの巨大な既得権益の抵抗は強欲にして強力ですから。
みなさん、さまざまな意見・異見はお互いに尊重しつつ、違いを超えて連帯しませんか。

★日本産のアビガンの活用は、ワクチンの開発と並んで、中国産の未曾有の危機、武漢熱から世界を救うことに直結する希望のひとつです。 収束、そして終息の最大の鍵のひとつです。

思い起こすことがあります。ぼくらの日本においては、かつて古墳時代にもあった皇位継承の危機を、継体天皇を生み出した北陸地方が救いました。同じ北陸地方 ( 継体天皇は旧越前国、旧富山化学は富山市 ) が日本の希望をつくるのです。

  厚労省も悪者にするのではなく、内部の良心派、国士と連携し、厚労省の内側から変わっていくことを励ますことこそ、日本の王道であり、ぼくら日本国民らしい希望の道です。(引用ここまで)



閑人帳

閑人帳
05 /06 2020




●コロナ自粛緩和 わかりやすい大阪モデル

 こういう情報が欲しかった・・市民の多くが納得できる「数字で示す具体的情報」が昨日午後に報道されました。努力だの忍耐だの精神論で説かれてもなんかいらつくだけでしたが、この数値を一週間保てたら自粛緩和に踏み切るという説明は初めてです。もっとも、数字を出すまでは「口角泡を飛ばして」(感染しまっせ!)侃々諤々の議論がなされ、知事がまとめて、これで行くというモデルをつくった。

 本来は国が示すべき、という意見もあるが、地域で事情が大きく異なるから全国一律のモデルづくりは間違いで、都道府県別に知事の決裁でつくるのがよいと思います。しかし、だからといって国が大阪モデルを認めて「それで頼みます」というのでもない。国の方針は5月末まで一律に自粛延長です。知事の権限と国との調整の面でイチャモンがおきるかもしれない。東京は数字がよくないので現在の自粛を月末まで続けるとのことです。大阪も北海道のマズイ例があるのでかなりリスクは高い。

 緩和の条件の一つ、「経路不明の新規感染者数」については感染者が調査に対して答えない、又はウソをついてるケースがあるはずです。その例の一つがパチンコ客ではないかと疑っている。もし、〇月〇日はパチンコしてました、と正直に答えてパチンコ店でのクラスター形成が分かった場合、店が休業に追い込まれるだけでなく、自分も唯一の楽しみであるパチンコができなくなる。これは絶対避けたい。だから、回答拒否、又はウソをつく・・で感染経路不明になる。
 こういう想像を「ゲスの勘ぐり」と、いうが、ゲスといわれてもこの疑いは消せない。毎日、全国で数百万人のファンを動員しているパチンコ店でコロナVの感染がゼロなんてありえないでせう。客よりずっとリスクの高い従業員もン十万人働いている。(全国に約9000軒の店舗がある)

・1億1000万人の国民に給付される「10万円」国費が12兆円。
・1000万人のファンがパチンコに使うお金が年間18兆円。

 往事に比べたら衰退したパチンコ業界ですが、10万円給付金の1,5倍の金をファンから吸い上げている。マクロ的にいえばGDPを支える偉大な産業であります。今回のコロナV問題のせいでパチンコ業界がガタガタに衰退すれば(たぶんしないけど)後世の日本人は「コロナウイルスの唯一の功績はパチンコを滅ぼしたことだった」と評価する・・いや、それはないか。



閑人帳

閑人帳
05 /03 2020



●民放BSの報道番組

 2月ごろからBSで民放の報道番組を見るようになりました。テーマを絞って詳しく解説したり、討論的な演出もある。時間が長いぶん、一般のニュース番組に比べて中味が濃いし、CMも短めなので見やすい。

・日テレ「深層ニュース」55分 
・TBS「報道1930」85分
・フジ「プライムニュース」110分

 目下はコロナ関係のニュースばかりなので、各局ともなんとか特色を出そうとするけど、今のところ情報の中味は似たようなものです。互いにライバル意識は十分あると思いますが、優劣はプロデューサーの才覚(人脈)とキャスターの人気度に依るところが大きいのではと思ってます。

 「深層ニュース」は3月末まで辛抱次郎氏がキャスターを務めていてテンポの速いトークでてきぱきと話をすすめ、シロかクロかをはっきりさせる語り口が好評だったのではと思います。しかし、なぜか3月末で退場し(クビになった?)今は局アナが担当しています。3局で一番若いキャスターで、ただいま研鑽中といったところ。読売新聞の編集委員、飯塚恵子氏がホスト役として毎回でているけど、頭良さそう。

 「報道1930」はニュース番組の詳細説明版といった感じ。データの読み取り方など分かりやすく説明する。深層ニュースに比べたら、政府や役所に批判的な発言が多いが、これはTBSの体質なのか。内容は3局のなかでは一番ポピュラーなので、ニュース番組では端折る詳細を知ることができます。

 「プライムニュース」は1年くらい前から視聴してました。反町キャスターは一端退場した後の再登場。内容は出来、不出来の落差が大きい。その理由はテーマの選定と自分の興味の度合にもよるが、ゲストに誰を呼ぶかで決まる感じがします。大臣や国会議員が出るときは大体面白くない。発言内容を自己規制してしまうからで談論風発は望めず、たいてい途中でオフにしますね。韓国人、中国人の学者、評論家も多いが、これも何を言いたいのかあらかた予想できてしまうので面白くない。  そうか、こんな見方もあるのか、というような卓見が聞きたい。4月30日はやはりコロナ問題がテーマだったけど、先崎彰宏教授(日大危機管理学部)と古田徹也准教授(東大文学部)の意見がその類いで興味深かった。

 余談ですが、この番組に出ているホスト役の女子アナ、一人だと思っていたら、二人が交代で出演していた。容姿、しゃべり方、声の質、そっくりなんだもん、てっきり同一人物だと思ってました。いよいよ耄碌が進んでおりまする。


こうして見比べるとそっくりさんではないか・・・
顔でなく、しゃべり方がそっくりで騙されていたのかも。

 女子アナ 


女子アナ


 dameo

■10年続けた<快道ウオーキング>を改題しました。
■《手づくり本》の研究は、大事なことは紙に記録しようという、アナログ爺のレジスタンスです。お問い合わせは【拍手ボタン】押してコメント欄からどうぞ。内容は非公開です。
■下記のカテゴリーが趣味をあらわしています。
■ニックネームはdameo(丸出駄目男)です。
■1939年大阪生まれ