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ウオーキング ・観光

ウオーキング・観光
04 /29 2020


●嗚呼、もったいない!  ~舞洲ネモフィラ花畑~

 コロナVのせいで各地の遊園地など観光施設は全部休業になってしまいました。それでも、再開すれば普通の営業に戻れるところはまだマシです。舞洲のネモフィラ花畑のように、花が咲きそろってさあ開園、と言うときに自粛要請が出て休業に追い込まれ、ようやく解禁というときには枯れてしまってる・・というのだからやりきれません。ネモフィラって不幸を呼ぶ花なのか、そんなことないと思いますけど。

 広大な土地の賃借料、花の材料(種)や植え付けの人件費、各種施設の造営コスト、宣伝費など多くの資金を費やしてこしらえたのに、1円の売上げもしない前に閉鎖を余儀なくされた。もしや、運営会社は倒産するかもしれない。ゆり園を何年かやったのでようやく知名度が上がり、安定した集客が出来そうになったのに・・・。
  一日に千人とか、人数を限って集客するとか、接触機会が少なくて済む地元の此花区や港区の住民だけに公開するとか・・僅かでも売上げになる手立てはないのか・・などと心配する貧乏性の駄目男でした。

 
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読書感想文

読書感想文
04 /25 2020



●津本陽著「巌流島」~武蔵と小次郎~ を読む

 もし、司馬遼太郎が武蔵の生涯を描けばどんな作品になっただろうか、と想像するのも楽しい。空海や義経を取り上げてるのだから武蔵が登場しても不自然ではないが、あまりに先例が多すぎて司馬風武蔵観の入り込む余地がなかったのかな、とも想像する。あるいは純粋な剣法のハウツーがあまりにややこしくて下手すれば外野席からのツッコミにかき回される懸念もある。文献の渉猟だけでは書けない場面もありそうだ。

 本書は歴史小説として堅苦しくなく、さりとて講談ほど俗っぽくなく、とても読みやすい。コンパクトに収まってるのは巌流島の決闘以後の話を描いていないからで、よく売れる武蔵本は大方このスタイルになってるはず。さらに本書では、肝心の巌流島の決闘場面は全222頁の巻頭と巻末のわずか20頁 で描かれるだけである。小次郎のプロフィールなんか、ま、ええがなの説明だけどなぜか納得してしまうのであります。

 武蔵はなんであんなに強いのか。売られた喧嘩を含めて、果たし合いでは全戦全勝だった。一言で言ってしまえば、フィジカルな鍛錬と精神的修養の両面で極限の高みに達していたから、ということになる。ガキの時分は兵法家である父親から厳しく教え込まれたことが役立っているけど、成人してからは自己鍛錬で無敵のワザを身につけた。ホントかどうか分からないが、阿蘇の山中で仙人のような爺さんに五感を極限にまで研ぎ澄まし、ついに「気合い」で茶碗を割るハイテクを教わる。これぞ超能力でありませう。小次郎との決闘で勝てたのも打ちかかる直前に「気合い」を発し、これが小次郎の精神を動揺させた、とある。

 むろん、実技面でも最高度のワザを使う。決闘で二人は最初は5間(9m)の間をとるが、ジリジリと間を詰め、最後は小次郎の長刀の切っ先と武蔵の木刀の先端の距離差が5分(1,5cm)になる。この距離で小次郎が刀を振り下ろすが5分の差で届かない。これで小次郎は動揺し、再度振り下ろすその瞬間に武蔵が木刀を打ち込む。小次郎は眉間を割られて絶命・・。まるで、アニメのような場面でありますが、ホンマか?と詮索しても仕方ない。ウソだとしても興味深い場面です。

 で、思い出したのは、長島茂雄が全盛期の頃、ヒットを量産する秘訣があるのかと問われて「ボールが止まって見える」と答えたのがとても興味深い。小次郎の猛スピードの刀さばきが武蔵にはスローモーションに見えていた、というわけだ。(本書のどこかにこの文言がある)
 
 この本を楽しく読めたもう一つの理由は、武蔵の出身地である現在の岡山県美作の農村と修業で居候した播州たつの市の圓光寺、それに巌流島を訪ねたことがあるからです。もう20年くらい昔のことですが、いずれの風景も懐かしく思い出されました。(H18年 角川書店発行)


駅名イコール観光案内看板
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こんなのどかな里で武蔵は育った
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武蔵の生家跡地
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閑人帳 

閑人帳
04 /22 2020



●グラフで世相を知る日々

 毎日メディアでグラフを見ない日はありません。コロナ禍のただいま、TVや新聞にはいろんなデータがグラフで示され、これを見て増えた、減ったと一喜一憂してるありさまです。グラフを考え出した人、えらい!もし、グラフという表現方法がなければ、数字、文字の羅列で表すしかなく、内容の理解度はガタ落ちになるでせう。10年間の内閣支持率の変化を数字で詳しく説明しても誰もきっちり理解できないと思います。 但し、グラフは事実を抽象表現していると思ってはいけない。悪意でインチキ情報に加工することができるからです。


グラフ


 直近のグラフ表示で一番驚いたのは「原油価格の推移」グラフです。リーマンショックのあと、マイナス金利という概念が生まれて何のこっちゃねん、と庶民は理解に苦労したものですが、今回は石油という実体(モノ)にマイナス価格が生じた。マイナス価格=タダより安い、ということです。普通、商品価格は最低を0円とするのが常識です。折れ線グラフなどでは下辺をゼロ円とします。無料以下の価格という概念はありませんでした。

 なのに、石油がタダより安いって、どういうこっちゃねん。これは石油の売り手が買い手に「カネ払うから商品(石油)を引き取ってほしい」ということらしい。4月20日の価格でいえば、1バレル当たり37ドル渡すから石油を引き取ってほしい」というわけで、普通の商取引では買い手にとっては夢のような有り難い話です。今話題の「マスク」にたとえれば、メーカーが消費者に「マスク作り過ぎて困ってる。代金タダの上、一箱買ってくれたら1000円オンするからぜひ引き取ってほしい」てな話になります。そんなアホな! であります。こんな夢のような話が石油業界で起きている。

 カネカネ金庫的がめつい人からみれば千載一遇のチャンスです。しかし、悔しいかな、タダで買い貯めるにもストックする場所(施設)がない。ドラム缶並べてストックするわけにはいかない商品です。それでも金持ちは巨大タンカーを借りて何十万トンものタダより安い油を在庫にしているそう。しかし、タンカーのレンタル代がかさめばタダのはずの油が高くつく心配がある。ヤバイ賭けです。偉大さも軽薄さも並外れた孫正義さんも「こ、これ何とかできんのか」と必死に考えてるかもしれない。

 では、現在たっぷりと原油をため込んでいる石油元売り会社の損得勘定はどうなっているか。出光興産は02年3月期の損益では1000億円の黒字予想が250億円の赤字に転落した。損益は時価評価で出すから巨大在庫は巨大評価損を生んで大赤字になってしまった。しかも、世界規模のコロナ禍。数ヶ月前に高値で仕入れた原油をはかそうとしても世界不況で売れない。昭和時代の戦争時、国は「石油の一滴は血の一滴」とかいって必死に石油をかき集めた。(ふる~~)戦後もオイルショックとかの経験をし、しみじみ石油の貴重さを学んだのにただ今は瞬間的にせよ「石油タダの時代」であります。過ぎたるグローバル化の時代、会社の舵取りも国家の舵取りもますます難しくなっていく。



グラフ




閑人帳

閑人帳
04 /20 2020


●エンゲル係数が下がる?・・スーパー激戦の街 

 自分の住む街はスーパーやコンビニがやたら多いということを何年か前に書きました。先月、閑人がコロナ閑を利用して再度スーパーの数を調べ、未訪問の店で買い物をして1キロ圏の全店訪問終了。あらためて地域の過当競争ぶりを感じた次第です。このような激戦地は他にもあると思いますが、消費者は価格に敏感になっているので店の運営は大変です。しかし、この1~2年、撤退した店はないので、各店の努力、工夫で利益を挙げていると思われます。

 紙地図に自宅を中心に半径1キロの円を描き、その中におさまる店を数えたら11軒ありました。徒歩で15分くらいで行ける店です。

・ライフA
・ライフB
・イオン(旧ダイエー)
・イズミヤ
・阪急オアシス
・スーパー玉出
・関西スーパー
・サンコー
・サンディ
・万代
・業務スーパー  計11店

3~4人の世帯で上手に買い回りすれば、近隣にイオンやライフしかない街に比べて年間で5万円~くらい安い買い物ができるかもしれない。ほかに同じエリアにドラッグストアが15軒くらい(未調査)コンビニが約30軒、百均ショップが2軒。それに、以前紹介した正体不明の安売り食品店が一軒、一日2時間、週に三日しか営業しない店で、レジなし、レシートなし、消費税なし。小銭はザルに入れて・・の懐かしい商い。下の写真のレモンは8個で50円。

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読書感想文 

読書感想文
04 /17 2020


●中島義道著「人を<嫌う>ということ」を読む

 愛する、好きになる、のハウツーブックはゴマンとあるが、人を嫌うをテーマにした本は珍しい。しかも、著者は哲学者である。ものごとの本質をとことん追求する学問であるから安直な感情論であるはずがない。で、身構えて読むと意外に哲学っぽくない。(むろん、俗論ではないけど)ごく皮相なところから「嫌いの本質」まで硬軟取り混ぜた「人を嫌うことの研究」成果が述べてある。堅苦しい内容にならなかったのは、著作の動機が「著者自身が家族(妻と息子)にとことん嫌われている」切羽詰まった状況にあるから、であります。要するに家族間の内輪揉めという生々しい現実をテツガクしてみせたのであります。

 小説家が書けば陰気なホームドラマになるところ、哲学者は自分の火宅的状況を他人事みたいに書く。ここんところが面白いというか、タメになるというか・・。本書を読んで、人を嫌う、人に嫌われる、で悩んでいた人は少し気持ちが吹っ切れるのではと思います。くどい説明を避けてラ・ロシュフコーなどの箴言の引用も気が利いている。くだらない粗製濫造TVドラマ百本観るより役立ちますよ。

人を嫌いになる八つの原因
 よくもこんな面倒くさいことを考えるなあと感心します。でも「考える」ことが仕事なんだから著者は苦にならないのでせう。

1・相手が自分の期待に応えてくれない
2・相手が自分に危害、損失を与える恐れがある
3・相手に対する嫉妬
4・相手に対する軽蔑
5・相手が自分を軽蔑していると感じる
6・相手が自分を嫌ってると感じる
7・相手に対する絶対的無関心
8・相手に対する生理的、観念的な拒絶反応

 こうしてまとめてもらうと嫌いの原因がわかりやすい。そやそやと納得してしまいます。誰でも自分の過去を振り返れば二つや三つ、いや、大半の人は八つ全部を体験してるのではと思います。私はいままで人を妬んだり、軽蔑したことは一度もないという人がいたら、神様か第一級のアホでせう。嫌悪感は「好き」や「尊敬」の感情よりずっとリアルです。

「嫌い」は消すことも克服することもできない
 本書の要は「嫌い」とどう折り合うか、であります。はじめに書いたように著者自身、家族にとことん嫌われて対応に苦慮した。むろん、謝罪の気持ちも伝えたが効果ゼロだった。(しかし、離婚はしなかったらしい)。ハヤイハナシ、哲学も宗教も救いにならない。

 な~んや、しょーもな、と読者は脱力してしまいそうになる。ここでオシマイにすればこの本は身も蓋も無い内容で終わるところ、著者はこんな提案をします。自分のまわりには嫌いな人がいっぱい、ということを認識した上で「さらっと嫌い合う」関係をつくろうという。自分が他の人を嫌うぶん、自分も人から嫌われている。ま、世の中そんなもんや、でおさめようと。大事なことは、嫌いな人がいるのに、自分は嫌われたくない、嫌われる理由がないと思い込むことです。これはエゴ、ズルイ。「嫌い合う」にならない。そもそも、嫌う、嫌われるの感情、思考に正当性なんかないと割り切ることが大事です。

 以上の好き、嫌いは自分と他人の間に生じる感情でありますが、実は「自己嫌悪」というのもあって、この扱いもまた難しい。自己嫌悪がマックスになれば自殺に至る。さらに、他人嫌い+自己嫌悪が生むものに「引きこもり」がある。少数の人は他人が嫌い、自分も嫌い、で悶々と悩む。ま、悩みの相談室なんかこれぽっちも役にたたない。
 
 著者は哲学者でありますからこんなふうにまとめます。嫌う、嫌われることを抑圧するな。嫌われてなんぼ、の生き方もある。できれば、嫌う、嫌われるありさまを他人事みたいによく観察してみよ。あわよくば哲学が生まれますぞ・・とは書いてませんけど。しかし、考えてみれば、私たちの暮らし、人生は無数の好き嫌いの繰り返しのなかで営まれている。のみならず、わざわざお金を払ってアカの他人の嫌った、嫌われたドラマを見物したがる。歌舞伎の「忠臣蔵」やオペラ「カルメン」なんか全編、命がけで嫌い合うドラマではないか。嫌い合うことを肯定せよ。正しく善良な人間ばかりでは感動ドラマは生まれない。(H15年 角川書店発行)



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閑人帳 

閑人帳
04 /13 2020



「3密」問題解決法

●医師はマスク不要論者?
 4月11日夜の「NHKスペシャル」は今コロナウイルスと戦う中心組織である厚生労働省対策チームの活動ぶりを報じていました。東北大学の押谷教授をリーダーとして、医師、学者、役人など数十人でチームをつくり、情報収集と対策立案、指示を行うコロナ対策の司令塔です。勤務時間なんか関係ナシの多忙、過酷な環境での仕事です。ご苦労に頭がさがります。
 しかし、映像を見ると、メンバーの誰一人マスクをつけていません。狭い部屋で満員状態での作業なので、密閉、密集、密接の「3密」環境であることが分かります。先生たちが国民に強く求めている「3密を避けよ」とは真逆のどっぷり「3密場面」でした。

 感染防止にマスクなんか役に立たない、と行動で示してる? そんなことはないと思いますよ。では、マスクが要らない他の予防措置をとっているのか。駄目男の想像するところ、部屋のすみっこに神棚があって災厄除けのお札が祀ってあったりして・・・。

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●「チラシ配布を止めます」と伝えるチラシを配布
 近所のスーパー「万代」が頭書のお知らせチラシを新聞折り込みで配布しました。他の業者もならうかもしれません。万代が最初にやったのはワケがあって、この店は週2回のバーゲンセールの日と、それ以外の日とでは来客数=売上げに極端な差があるからです。セールの日は開店時から大混雑でレジの行列が通路にはみだし、歩けないくらい。逆に、セールがない日はガラ~ンと空いて快適に買い物ができます。

 しかし、コロナ禍がこれを変えた。セールの日はレジ行列で「前のお客様と間隔を空けて下さい」の場面がつくれない。無理にやったら大混乱が起きる。さりとて、詰め詰めを放置したら客から「感染リスク大だ」と苦情が出るのは必至。店は対処に苦労したと思いますが、バーゲンセールをやめて客数を平準化する、という方法を選んだ。バーゲンの魅力は減ったけど、これで良いと思います。

読書感想文

読書感想文
04 /12 2020



●清野とおる著「東京都北区赤羽以外の話」を読む

 悪趣味本コレクター、ココルームの佐竹店長から借りた本。パラパラとページを繰って、もしや、著者はつげ義春的感性の持ち主かと期待したのですが、ハズレでした。つげ式のシュールな世界の再来は望むべくもない。この時代、今の世相からいって、あんな作家は二度と現れないのか。それでも、アニメ学校卒業しましたふうのまともで退屈な漫画よりは少しマシです。まだ若いから将来大ヒット作を生むやもしれず、期待したいと思います。その前に自分の寿命尽きそうですけど。

 そんなことより、著者のヨメさんが壇密さんと聞いて驚きました。いかに芸能界オンチの自分でも名前と顔は知っています。なんのワケありでこんなその日暮らし風B級漫画家と結婚したのか。世の壇密ファンは怒りまくったのではないでせうか。合掌。この話は佐竹店長から聞きました。(2012年 講談社発行)


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閑人帳

閑人帳
04 /10 2020



●マスク不足の原因は・・・
 ~中国政府が日本向けのマスクを横取りしたため~

 マスク不足の裏側に中国政府の悪質な政策があった。日本企業が中国の下請け会社に発注したマスクを中国政府が強権を以て日本への輸出を止めさせ、全量を自国民用に回した。早い話、横取りである。民主主義の国ではありえない国家権力の行使が私たちのマスク不足をもたらしている。こんな横暴な行為に対して日本企業は楯突くことができない。ヘタに動けば嫌がらせのあげく、現地責任者の逮捕に至ることもある。

 中国政府の「悪質」はこれにとどまらない。中国国内にマスクが潤沢に行き渡り、生産量にゆとりができると、そのマスクを外国に寄付するようになった。どの国も不足で困ってるから素直に中国の好意に感謝する。中国にとっては「恩にきせる」恰好のネタになる。
 現地下請け企業もしたたかである。政府の買い上げ用に納品するだけでなく、余分につくってこっそりヤミルートに流す。アルバイトである。昼間は政府の監視員が見張っているから、終業後、監視員がいなくなってから製造をはじめる。個人のバイヤーとも取引し、5万枚、10万枚といった小口注文にも応じる。いま、国内に出回ってる出所不明のマスクの多くはこんな裏取引による商品である。

 以上は文春オンライン情報を短くまとめたものだが、昨夜(4月9日)のWBSでも同じ内容のニュースを報じていた。皮肉を込めて「中国のマスク外交」という見出しをつけていた。日本からマスクを横取りした挙げ句、余ったら外国へ寄付して恩を売る。中国のこんな横暴な振る舞いがなければ、日本政府が466億円を費やして行う「全世帯に2枚のマスク給付」なんて政策は必要なかった。国民はそんな政府に愚策だ、無駄遣いだと文句をいうが、中国には何も言わない。あり得ないが、もしアメリカが同じことをやったら日本人は黙ってるだろうか。


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参考情報
https://www.msn.com/ja-jp/news/coronavirus/%E3%80%8C%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%81%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E2%80%9C%E5%A3%B2%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%81%8C%E3%80%8D%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E8%BC%B8%E5%85%A5%E6%A5%AD%E3%82%92%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%81%9F%E7%94%B7%E6%80%A7%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B%E3%80%81%E5%BA%97%E9%A0%AD%E3%81%AB%E4%B8%A6%E3%81%B0%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AA/ar-BB12m1dk




プチ・ケチの研究

プチ・ケチの研究
04 /09 2020



●コロナ蟄居・・買い物で運動不足解消?

 コロナ禍で人づきあいがなくなると、年寄りの外出は買い物と通院だけになってしまいがち。買い物は一番近くの店でしたくなるけど、そこを変えて少し遠くの店に行くことにしました。といっても、家から直線で1km程度です。今回は初めて利用する安売り店「サンディ」です。

 散歩がてら、ちょっと遠回りして団地の桜を見物しながら店に着くと、店内は同業の「業務スーパー」と同じ雰囲気で、コストを抑えるためにとてもみすぼらしいつくり。そういえば、広告チラシも同業では一番安っぽい印刷でした。さらに、立地も住宅街のなかで駅前の便利だが家賃の高いところは敬遠している。この考えはあの「鳥貴族」と同じです。敢えてB級環境を選んでコストを抑えている。しかし、値段は安い・・貧乏人にはこれが大事。家賃やチラシにコストをかけてほしくない。で、今日の買い物は税込みで866円ナリ。イオンやライフに比べたらかなり安上がりです。


奥から・・◆コーヒー豆400g・199円 ◆日ハムウインナー160g・99円 ◆コロッケ4個 99円 ◆豆腐ケンちゃん 79円 ◆刻みネギ80g 69円 ◆メロンパン 69円×2個 ◆塩バターフランスパン 119円 合計802円+税。値段の末尾はすべて「9」にするのが当店のスタイルらしい。

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さくら満開です
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読書感想文

読書感想文
04 /08 2020



●安田正著「超一流の雑談術」を読む

 雑談に一流も二流もあるもんか。・・と軽くページを繰ってみたのですが、惹句のうまさに釣られて最後まで読んでしまいました。しかし、こんな本30万部もが売れるなんてなあ。腑に落ちない気分もあります。

 ふだんは全然気にしないけど、言われてみれば、雑談の上手い人、ヘタな人はいます。著者が言う「雑談ヘタ人間」というのは・・・

・声が小さい。声が低い。
・話が面白くない。
・自分が話すことばかり考えている。
・リアクションがない。もしくはワンパターン。
・質問をしない。質問が的外れ・・といった人だそう。

まれに、こういう人と出会います。声が小さい、話がおもしろくない、これだけで雑談人失格です。雑談はヘタだけど、優れた才能、センスの持ち主であるという人もいるかもしれないが、万人に一人くらいかも。それにしても「雑談力」なんていうほどの問題ではないと思うのですが。

 本書各章のアタマに三流~一流をあらわすわかりやすいフレーズが記されているので引用します。主にビジネスシーンでの評価です。

◆雑談のはじめ方について
三流は出会った瞬間に悪印象を与える
二流は記憶や印象に残らない
一流は最初の一分で「忘れられない人」になる

◆どんな話題で雑談を盛り上げるか
三流は雑談で相手を不快にする
二流は何も生みださない雑談をする
一流は雑談で信頼を築く

◆思わず心を許してしまう聞き方
三流は人の話をまったく聞かない
二流は聞いたふりだけ上手い
一流は相手が気持ち良くなる聞き方をする

◆出会ってすぐに距離を縮める方法
三流は人に嫌われて帰り
二流はすぐに顔と名前を忘れられ
一流はたった一回の雑談で親友になれる

◆雑談から本題への移り方
三流はただただ迷惑がられ
二流は検討しますといって帰され
一流は提案したことを感謝される

 雑談力といえば「話し上手」のことだと思いがちだけど、本当は聞き上手であることも凄く大事とあります。聞き上手であることで相手に好感をもたれ、信頼も高まるからです。一番ダメなのは口数多くして中味が空疎な雑談でせう。時間の無駄でありますが、友人との雑談ではいちいち咎めるのも大人げないから聞いてるフリしておけば良い。
 司馬遼太郎は座談の名手だったといわれる。雑談の場が知識の吸収、お披露目の場でもあった。よって、取り巻き連中は座談の場に召集されることを楽しみにしていた。雑談にもピンとキリがあり、雑談で人品骨柄(じんぴんこつがら)が採点されるのなら、たかが雑談と侮ってはいけません・・と、少しハンセーしました。(2015年 交響社発行) 


読書








閑人帳

閑人帳
04 /05 2020



●酢玉ネギは花粉症に効く

 ヒノキ花粉最盛期を迎えましたが、今年はくしゃみ、鼻水、涙目、という症状がほとんど表れず、一年前から続けた「酢玉ネギ」が有効であったとわかりました。(くしゃみは一日一回くらいでる)ただ今、あれこれ病気のデパート状態、薬まみれの我が身にとって唯一「薬に頼らないで克服」できている症状です。市販の花粉症の薬はとてもよく効くが、眠気とか、喉がかわくとか不快な副作用があるし、値段がえらく高い。(一週間分で千円くらいかかる)

 昨年四月、どこかで目にしたPR誌の記事をみて、これなら簡単に作れると思い、半信半疑ではじめましたが、飽き性の自分には珍しくあまりサボらずに続けることができました。材料は酢(安い穀物酢で可)と蜂蜜と塩と玉ネギ。一回50g食します。おかずとしてはイマイチなのでお酒のアテにしています。(本当は禁酒の身でありますが)長く続けられたのは酸っぱいものが苦にならない嗜好のおかげです。他に、高血圧などにも有効らしい。

酢玉ネギの作り方
https://kumiko-jp.com/archives/85998.html#toc-3



カツオ節やもみ海苔をトッピングするとおかずらしくなります。
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ウオーキング・観光

ウオーキング・観光
04 /05 2020


●がら空き<背割堤桜満開風景>

 花見どきの背割堤(京快道)は五、六回訪れていますが、今回のような美しい風景ははじめてみました。コロナウイルスが花見客を追い払って見渡す限りがら~~んとした快適空間が広がっています。二度と見られない桜満開風景です。別に地元役所、団体が立ち入り禁止にしているわけではなく、桜並木の散歩は自由。しかし、歩行者数は例年の十分の一以下か。さらに、草地で敷物敷いて弁当を使おうとすると警備員が「ご遠慮下さい」と呼びかけるので即立ち退きとなる。また、駐車場を閉鎖しているのでマイカーでの訪問もアウト。(自転車はOK)おまけに、観光施設である展望台や物産販売店も休業している。 行楽客は弁当も食べられず、桜並木を往復して帰るしかない。しかし、みなさん、口々に「人がいないとこんなにきれいな風景なんやねえ」と感心しきり。本来の自然風景の美しさに十分満足してるようでした。

 昼どきに乗った地下鉄、京阪電車はガラ空きで、京阪特急は一両に10人くらいしか 乗客がなかった。(普通は京橋駅でほぼ満席になる)こんな状態が続けば閑散時は間引き運転という事態が起きるかもしれない。営業面での理由だけでなく、乗務員や駅員に 感染者が出たら人員のやりくりが逼迫し、減便せざるを得ない状況に至るかもしれない。(注)訪ねたのは平日で、土日は結構人出があったのでは、と思います。


背割り 




 背割り堤





閑人帳

閑人帳
04 /03 2020



●志村けん・・追悼番組

 志村けんの出演した番組を見たことがなかった。昨夜(4月1日)カンテレで追悼番組をやってたのではじめて見た。はじめになぜかバッハの「G線上のアリア」が流れて妙に湿っぽい雰囲気だったが、録画の放映がはじまると30分ほど笑いっぱなしだった。ハイビジョンになる前の四角い画面だから2000年代までの番組なのか。

 見ながら、この面白いギャグや早いテンポは無声映画時代のチャップリンやマルクス三兄弟のドタバタ喜劇と同じやないか、と気づいた。1930年代に生まれた喜劇の原点をそっくり受け継いでる。100年経っても人を笑わす技術は同じようなもので進歩はない。毎週一本、台本を書いたライターの苦労が偲ばれます。タレントだけでなく、脚本家も少しは顕彰の対象になってもええではないか、と思います。台本あっての演技ですからね。

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●あら探し

 コロナVのせいで図書館が一ヶ月以上休館していている上、断捨離で家の本もほとんど処分してしまったため、本飢饉?状態の日々。仕方なく既に読んだ向田邦子著「あ・うん」のページを繰っていると93頁で、ん?・・のフレーズを見つけた。

「心が晴れないときは、上天気より雨の日のほうがしっくりしていい。さと子は二階から外を見ていた。<巷に雨の降るごとく わが心にも 雨ぞ降る>自分に詩が作れたら、こううたっていたと思った・・」

 ご存じ、ヴェルレーヌの有名な詩の引用であります。ヒロインのさと子が間違えたのか、著者の向田邦子の記憶違いなのか、あるいは新訳なのか。定番の翻訳は、堀口大学や鈴木信太郎は<わが心にも涙ふる>であります。雨ぞ降る、よりずっと情感豊かなフレーズです。で、これはたぶん向田センセの記憶違いだろうと勝手に判断しました。

 この詩はいろんな人が翻訳していて目移りしてしまいますが、自分のすきなのは人気ナンバーワン?の鈴木信太郎訳です。


 
都に雨の降るごとく
 わが心にも涙ふる。
 心の底ににじみいる
 この侘しさは何やらむ。

 大地に屋根に降りしきる
 雨のひびきのしめやかさ。
 うらさびわたる心には
 おお 雨の音 雨の音。

 かなしみうれふるこの心
 いはれもなくて涙ふる
 うらみの思あらばこそ
 ゆゑだもあらぬこのなげき。

 恋も憎もあらずして
 いかなるゆゑにわが心
 かくも悩むか知らぬこそ
 悩みのうちのなやみなれ。


参考に金子光晴の訳を紹介します。

 しとしとと街にふる雨は、
 涙となって僕の心をつたう。
 このにじみ入るけだるさは
 いったいどうしたことなんだ?

 舗道にそそぎ、屋根をうつ
 おお、やさしい雨よ!
 うらぶれたおもいできく
 ああ、雨の歌のふしよ!

 ゆきどころのない僕の心は
 理由もしらずに涙ぐむ。
 楯ついたりいたしません。
 それだのになぜこんな応報が・・・。

 なぜということがわからないので
 一しお、たえがたいこの苦しみ。
 愛も、憎しみも棄てているのに
 つらさばかりでいっぱいなこの胸。


他人はともかく、駄目男はいにしえの「七五調」に洗脳されていてメイド・イン・フランスの詩なのに純和風に仕立て直した訳に惚れ込んでしまう。金子訳ではリズムに乗れない。謡うようには読めない。平成生まれの人には金子訳のほうがモテるのだろうか。


読書感想文

読書感想文
04 /01 2020



●二宮敦人著「最後の秘境 東京芸大」を読む

 東京のど真ん中に秘境がある・・一般人にはうかがい知れない未知の世界、それが東京芸大である。ゲージツ家を目指す若者の奇人、変人ぶりをレポートした、面白い本であります。ま、読者のほぼ百パーセントの方々にはけったいで、うちら関係あらへん、な世界でありませう。 著者のヨメさんが芸大で木彫を学んだ学生であったことから、ヘンな女やなあと観察しているうちに出身の芸大に興味が募り、この本を書いた。題名が面白いのでかなり売れたらしい。

 日本の大学入試で最難関は東大の理科三類だそうですが、競争倍率は4~5倍という厳しさだ。しかし、芸大は十数倍だから国立大学では最難関である。浪人はあたり前、二浪、三浪・・五浪もざらにいる。ゆえに、受験生、在学生は天才、秀才ばかり、と想像するが、これが怪しい。実は、才能を秘めてるかもしれない奇人、変人多々というのがリアルな姿なのであります。むろん、教授陣にも奇人変人が多々いて、まともな社会人感覚をもっているのは学長くらいか。(この人が変人だったら大学運営に差し障りますからね)

 芸大のキャンパスは美校(美術系統)と音校(音楽系統)に分かれ、けったいな学生が多いのは圧倒的に美校のほう。音校の学生はまじめで上昇志向が強い。ただ、ワザを極めるために変人的工夫や生活態度にはまってしまうことがある。
 そんな音校に「口笛が上手なので入学OK」になった学生がいる。「音楽環境創造科」のAさんで、趣味の口笛がプロのワザになって「国際口笛大会」で優勝した。入学試験の実技でモンティ作曲の「チャルダッシュを吹き、めでたく合格。しかし、本人はプロになる気は無く、あくまで趣味で楽しみたいというから楽器演奏のプロを目指す他の受験生からみたら無茶羨ましいでせう。たかが口笛と侮ってはいけません。

 美校の変人録のほうが楽しいけどネタが多すぎて書きにくいから省略。なんにせよ、すごい難関を突破して入学した人ばかりだから卒業したら若手アーティストとして各方面で活躍してるのか、といえば全然違う。経済用語でいえば、ごく一部の人を除いて全く非生産的な存在でしかない。卒業後はどしてるのか。平成27年度卒業生のデータでいうと、486名のうち、会社員や公務員などに就職した人はたったの48名、一割である。一般大卒の就職率が9割台なのに比べて断然低い。逆に、進路未定その他が225名いる。半分くらいはなんでメシ食ってるのか不明という。

 だったら、進路未定組は敗北者かといえば、そうではない。むしろ逆らしい。まじめに就職試験受けて勤め人になった人は「就職しか出来なかった」人として軽く見られる。アーティストとして野心や大志をもてず、生活するための会社員に甘んじてしまった、と見られる。なるほど、この見方も理解できます。芸大はサラリーマン養成所じゃないぞ、というわけです。会社員や先生になりたくて芸大を受験する人なんていない。大学側も、いくらアタマがよくてもそんな志のない若者は排除する姿勢である。奇人、変人、来たれ、でありませう。そういえば、芸大出身で長者番付けに載った人、いませんね。(平成31年 新潮社発行)

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■10年続けた<快道ウオーキング>を改題しました。
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