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閑人帳

閑人帳
09 /30 2018



●「上陸の恐れがあります」・・・という台風情報

 今月はこの言葉を何回聞いたことか。で、ちょっとイチャモンをつける気になったのであります。台風が陸地から数十キロのところに迫っていても,上陸するとは言わないのですね。台風って図体が大きくて小回りがきかない。まして、日本上空で偏西風につかまれば一層方向転換ができなくなります。室戸岬南方50キロで北東へ進めば、100%の確率で四国か近畿へ上陸します。だったら、キッパリ「上陸します」と言えばいいのに、実際に上陸するまでは「上陸の恐れがあります」という。キッパリ「上陸します」といえば視聴者の感情を害するとでも思ってるのでせうか。


住民(視聴者)にしても、〇〇県〇〇市付近に上陸しますと言われたほうが、キッパリ覚悟ができる(心構えや準備ができる)のではないか。もし、10キロくらい外れても文句を言う人はいない。「恐れがあります」という言い方には、なんとなく責任逃れのイメージがつきまとう。もしや日本人らしい「忖度」? 台風という物理的現象の表現にまで気配りしているのでせうか。キッパリ伝えるより、少しソフトな耳障りのよい言葉で台風の来襲を伝える。これで被害が減るわけでもないのに。


「避難命令」というのはなくて「避難指示」とか「避難勧告」というソフトな言葉を使うため、避難せずにいて亡くなった人もいる。指示と勧告の違いを分かって行動する人がどれくらいいるのか。「避難準備」と「避難命令」の二本立てのほうが分かりやすいと思いますけどねえ。人命に関わる重要な情報提供においても、基本に、発信する側の「責任逃れ」の姿勢が見えます。

天気図







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たまには外メシ

たまには外メシ
09 /29 2018



●売れる予感・・高野槙のジン

 ゆうべ、ココルームへいくと見慣れぬボトルが・・。珍しい和歌山産のクラフトジンで、県特産の高野槙の葉を原料の一部に使っているという。他にレモンやミカンや山椒の種なんかをブレンドしてあるらしい。さっそく、ロックで呑むと、まあ、とてもエレガントな味と香りがして呑みやすい。度数は47度。商品名は「KOZUE」であります。


上等なウイスキーの値段が高騰してバーも商売がしにくくなっているところ、ジンをベースにした酒をすすめる店が増えるのは当然の流れであります。女性には呑みやすさが好まれるというオマケもあります。そこに登場したこのジン、世評は知らないけど、人気高まること期待できます。味の良さとともに、和歌山産というローカル感が新鮮。高野槙なんて想像もしない樹木のエッセンスを愉しめるなんて想定外でした。まずは、苦労して開発した職人さんたちに敬意を表します。

参考資料
http://www.nakano-group.co.jp/product/spirits/kozue/


和歌山ジン 


            コウヤマキ

和歌山ジン








閑人帳

閑人帳
09 /25 2018



●そろばん並みに長持ちする電卓

 家で一番長持ちしている家電は炊飯器か扇風機だと思っていました。いずれもただ今28年目です。ところが、もっと長生きしてるのが電卓だと気づきました。たぶん1975年くらいの製造で、ならば、43年になります。ほぼ毎日のようにちょこっと使ってるだけですが、不具合なし。ソーラー電池だから維持費はゼロ円です。

型番はシャープのEL-361 。LSIが普及しはじめた頃の商品ではと思います。電卓より単純なそろばんだって40年使えばガタがくるかもしれないのに、ずいぶんタフな商品です。表示は8桁、購入価格は不明。   電卓(電子式卓上計算機)の第一号は1964年に発売されたが、重さは20kgあり、値段は50万円もした。それがわずか10年で重さは200分の1、値段も推定200分の1に下がった。それを40年も使われたらメーカーはたまりませんです。しかし、加減乗除とパーセント計算だけなら、これで十分役にたちます。電卓が一生道具になるなんて・・電卓より、電子そろばんという名前のほうがふさわしい。


43年使ってる電卓。 重さは89gと軽い。
電卓 

1964年発売 電卓第一号 重さは20kgもあった。
電卓 









閑人帳

閑人帳
09 /21 2018



●LGBT問題

 自民党の議員が雑誌に「LGBTは生産性が無い」と書いたのが人権屋さんの立腹を招き、ボコボコにされてるようでありますが、生産性がないというのは事実でウソを言ってるわけではない。それより、生産性が無いイコール世間の役に立たないという解釈が人権屋さんのツッコミどころでせう。幸か不幸か,自分のまわりにそのような人はいないので、感覚的に分かりにくいのですが、もし、身内や知り合いに、LさんやGさんがいたら、と想像すると、正直、理解や共感はしにくいかもしれない。BさんやTさんのほうが付き合いやすいかもしれない・・あくまで、想像ですが。BさんやTさんの大方がLとかGの関係に至るのかどうかも分からない。なんか、頭がこんがらがってきた。


CMで見るマツコさんは、BかTではないかと思うのですが、生産性を広義に考えれば、彼の活動はものすごく生産性が高い。もし、彼がただのデブ男だったら、あんなに経済効果は生まないはずです。彼の活動により、商品の売上げやCM制作でン十億円、あるいはもっと多くの金が動いてる。彼自身も年収ン億円は稼いでるでせう。マツコがLGBT問題で世間から批判されてるのかどうか知らないけど、もし、白い目で見られるような存在ならTV界で活躍できないはずです。


いや、問題の本質はそんなところにあるのではない、と人権屋さんは言う。LGBT個人の懊悩に思い至れという。それはその通りだけど、一般人はLGBTに関して、なんの教育も受けてこなかった。Gってオカマのことやろ? このレベルです。そもそも、これって頭で考え、理解できる問題では無い。論理より、倫理や生理のビミョーな問題です。当人の苦悩を理解せよと言われてもできない。しかし、一般人はそんな低レベルでもマツコさんを排斥しない程度の度量は持ち合わせている。LGBTさんより、人権屋のほうがよほど憎たらしい。




マツコ 









読書と音楽の愉しみ

読書感想文
09 /18 2018



●高橋輝次(編)「誤植読本」を読む

 誤植についての自分のイメージは、年中ドタバタの原稿作りをしている新聞や週刊誌に意外と誤植が無い(少ない)ことで、これは誉めてもいいと思います。なのに、少しは時間的余裕があるはずの一般の出版物に誤植がよく見つかる。特に、文学作品での誤植は、著者と編集者には大ショックで、見つけた日には眠れないほど気に病む。やけ酒飲んでも醒めたらジンジンと心が痛む。とても「ま、ええがな」気分にはなれない。


本書には、作家や編集者、のべ42名が誤植体験を綴っていて、その半分くらいは、ニヤリ、ガハハと笑える文章なのが楽しい。ガハハと笑える誤植例の一つが林真理子サン。まだ若かりし独身時代のエッセイで大ミスが発生した。原稿で「こういうふうな言い方をすれば、女性の心を動かすことができて」に続いて「イッパツできまる」と書いた。それが、本ではなんと「イッパツできる」となっていたのだ。うら若き乙女?にあるまじきエロ作文ではないか。カーッと頭に血が上った林サン、出版社に駆けつけて猛抗議したが・・。


作家、中村真一郎センセの話。尊敬する哲学者が翻訳本を出版され、中村センセにも一冊恵送された。その「あとがき」に哲学者は出版が遅れた理由を書いていて、それが「或る情事のため」となっていたのだ。「事情」を「情事」と誤植してしまった。著者も編集者も真っ青・・この本、どうなったのかしら。


外山滋比古センセの話。明治32年、歴史的誤植事件が起きた。読売新聞がロシア皇帝について社説に書いた文に「無能無智と称せられる露国皇帝」なる字句があって大騒ぎになった。原稿は全能全智であったが、原稿文字の崩し方がヘタで、文選工が全を無とまちがって拾ってしまった。それはともかく、国際的大事件だ。どうしたか。空前絶後の「訂正号外」を発行して、なんとか事なきを得た。はじめに、新聞は誤植が少ないと書いたけど、この大誤植事件の教訓が今でも生きてると好意的に考えたい。


誤植は絶対許さない、という印刷物がある。印刷と同じ歴史を有する聖書であります。それでも不幸なことにミスは生まれる。聖書の印刷でチョンボしたらどうなるか。関わった人は死刑になった。聖書に「人は誰でも過ちを犯す」という文言があったように思いますけどねえ。神は許すけど、人は人の過ちを許さなかったということです。


とても悩ましい誤植があると書くのは詩人の長田弘センセ。人一倍感受性が強く、一字一句にこだわる詩作に誤植なんてあり得ないはずですが、それが・・ある。あった。センセの「貝殻」という作品の一行・・・

涙が洗ったきみやぼくの苦い指は

しかし、印刷された詩集では次のようになっていた。

涙が洗ったきみやぼくの若い指は

 苦い指が若い指に誤植されていた。許せる? 絶対許せない。地図で言えば、北海道と九州の位置を逆にしたくらいの大間違いだ。センセは即、編集部にミスを指摘し、友人知己には「若い指は苦い指の誤植です」と触れ回った。ところが、である。詩に造詣の深い友人知己の反応が意外だった。みんな「苦い指より、若い指のほうがいいじゃないか。苦い指では感興が浅くなる」というのだ。センセは誤植だけでもどーんと気分が落ち込んでいるのに「誤植のほうが良い」なんて言われて、さらにどどどどど~んと落ち込み、詩人のプライドはぐわらぐわらと崩壊した。


で、どうなった?。長田センセ、誤植を是としたのであります。何百回も苦い、若い、のあいだを彷徨しているうちに、誤植の「若い」指のほうが詩的に優れていることを認めた。たった一字の違いにどれだけ悶々と思い悩んだか・・ご本人しか分からない苦悩であります。誤植は悪である。しかし、万にひとつ、こういう想定外のどんでん返しもあります。


複数の作家が誤植について同じ悩みを書いている。熱心なファンがいることはとても有り難いけど、なかには誤植探しに熱心なファンもいるというのだ。新刊が発行された。著者が最初に目を通して不幸にも誤植を見つけてしまった。十分に落ち込んでるとしばらくして「熱心な読者」から手紙が届く。「先生におかれましては既にご存じのことと拝察しておりますが・・」と丁寧な文章に〇〇頁の何行目、〇〇頁のどこそこに誤植があります、と指摘してくる。著者は読者より先に目を通して誤植を見つけ、ガックリきているところへ読者に追い打ちされる。傷口に塩を擦り込まれるってこのことだ。しかし、その読者には御礼と感謝の言葉を連ねて返事を書かねばならない。嗚呼・・・。


と、他人の誤植話を楽しみながら、ならば、駄目男の文の誤植(誤字・脱字)はどないやねん、と言われると、無論「あり」としか言えない。掲載前に読み直し、掲載後でも気づいたら訂正しているけど、ゼロにはならない。なのに他人の作文(ブログ)のミスは気づいたりして・・。もしや、人間には「誤植病」という不治のビョーキがあるのではないか。(2013年 筑摩書房発行)

 誤植読本







閑人帳

閑人帳
09 /17 2018



●そうだったのか・・池上彰さんの博識は借り物

 池上センセがTV番組でしゃべる話の内容は、自分のオフイスのスタッフにテーマや内容の調査を指示し、それで分かったことを池上センセの意見として語っていると自分は想像していた。仮に5人のスタッフを雇って資料をつくるとすれば人件費だけでも大変な額になる。この費用を捻出するために、池上センセは次から次へと自転車操業的にあちこち多くの番組を請け合わなくてはならない。たいへんハードな仕事です。


これが駄目男の思い違いでした。センセが語る話の仕込みはみんなTV局または下請けの制作会社がやってるという。局のスタッフは解説に専門的な知識がいるときは、その筋の学者、専門家、ジャーナリストなどにに問い合わせて情報をセンセに伝える。池上センセの考えではなく、別の人から仕入れた情報を、あたかも自分の意見のように語ってるわけです。 


だから、本当は「これは専門家の〇〇さんにお聞きした話ですが」ということわりがいる。出版物では巻末に「引用資料」の一覧があって、最近はフィクションの時代小説なんかでも使った資料を明記している。なのに、池上センセは引用元を示さず、あたかも自分が調べて得た情報のごとくしゃべる。なので、センセって、ものすごい勉強家で博識やなあと視聴者は思ってしまうわけです。 実際に情報を提供したU氏はこれを不快に思い、本人に抗議した。番組で、この情報はUさんから頂きました、と一言ことわれば済む話だが、無視された。


池上センセにすれば、そんなことしたら「博識」のイメージがぶっとんでしまう。ネタの仕入れ先をいちいち公開するなんて自殺行為に等しい。しかし、自分一人で広範なジャンルの知識を学習するなんて無理だ。だから、駄目男はセンセが自分でスタッフを雇って調べさせ、その成果を自分の考えとして語っていた、と想像していた。スタッフの人件費が大変な負担やなあ、というのは全く余計な心配でした。アホクサ。


難しい問題を分かりやすく解説する、というのが池上番組のウリでありますが、例えば、スタッフを一人雇い、月に1~2本の番組出演にとどめると自分自身で学習、仕込みができ、本物の「博識」となって信頼は高まる。センセは金に目がくらんで、そんな謙虚さを忘れてしまったらしい。今となっては、TV局にすれば、池上センセは扱いやすい「便利屋」であり、なんでもホイホイ引き受けるセンセはしょせん「電波芸者」でしかないという、ありふれた堕落の道を進んでる。もし、週刊誌でこれをネタにされたら打撃は大きい。しかし、賢い人だから、ぐにゅぐにゅぐにゅ・・と丸く収める器量はあると思います。


ちなみに、この話のネタは久しぶりにあけた coffee さんのブログ。
http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-7212.html


(笑)テレビ朝日より、お詫びと訂正 
  番組のタイトルがまちがっていました

池上彰のニュース そうだったのか・・×

池上彰のニュース うそだったのか・・〇 です。

池上彰






読書と音楽の愉しみ

読書感想文
09 /15 2018



●お楽しみ「フェニーチェ堺」

 ホールの話をもう一つ。南大阪ではじめてのホール「フェニーチェ堺」がオープン一年前になり、カウントダウンイベントが実施されます(16日)。旧堺市民会館を解体撤去して、150億円を投じての立派な施設ができます。これで堺のカルチャーシーンは俄然レベルアップするはず・・です。市民の熱い要望に応えて、という話を聞かないだけに、正直、心配な面もありますけど。しかし、立派なハコができて、これに惹かれて千客万来ということもあるから、まずは楽しみにしておきませう。


ホールのイラストを見ると、西宮の「兵庫県立芸術文化センター」大ホールと似た設計で、座席数は同じです。心配なのは音響。芸センのような音楽専用ホールではないから残響2秒なんて無理でせう。設計趣旨には、クラシック音楽、ポップス、演劇、市民集会など多目的に使えるとあり、多目的は無目的という、旧来の市民会館と同じコンセプトです。交響楽団の演奏会があれば、天童よしみのコンサートもある。ま、しゃーないですね。最近の技術的進歩で、なんとかマシな音が聞けるよう期待します。


ホールの完成による一番ハピーな成果は、堺市を本拠とする「大阪交響楽団」のホームグラウンドができることです。(以前は大阪シンフォニカー交響楽団などといった楽団)いままで堺に音楽ホールがなかったから、大阪市内で演奏会を続けてきたのですが、これで堺市に腰を落ち着けて演奏会を開くことができます。定期演奏会もこちらに移すかもしれません.。来年はフェニーチェ堺と古墳遺産で盛り上がりませう。

■大阪交響楽団
http://sym.jp/publics/index/199/#page199_500

■フェニーチェ堺 資料
http://www.city.sakai.lg.jp/kanko/bunka/geibunhall/index.html


sakai


sakai 






読書と音楽の愉しみ

読書感想文
09 /13 2018



●Zepp Nanba で「大阪クラシック」

 どういう風の吹き回しか、ふだんはロックやポップスのライブをやるホールが、一回だけクラシックをやるというので,見物がてら訪ねてみました。場所は浪速区の「木津市場」のとなりです。定員は800人くらい? 座席は無くパイプ椅子。演奏曲はチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」。ステージで演奏できないので(回りに音を吸収されてしまうため)土間に椅子を並べての演奏です。


ホールは天井高は12mくらいあって十分ですが、反射音を抑えているので、弦楽器の音は全然響かない。自分は前から二列目で聴いたけど、後のほうで聴いた人はいささか貧弱な演奏を聴かされたことになります。全体にいかにも安っぽいつくりで、若者はこんなプアな空間で音楽を楽しんでるのかと同情したくなりますが、それは思い違い、照明やつくりもの、それに大音響で十分盛り上がるのでせう。よい経験になりました。(9月10日)


ゼップなんば 








読書と音楽の愉しみ

読書感想文
09 /12 2018



●高樹裕著「今のピアノでショパンは弾けない」を読む

 ピアノに纏わる話は面白い。本と映画で紹介した「羊と鋼の森」もそのひとつだけど「調律」という仕事だけであんなロマンチックな話ができた。本書は、ピアノのメーカーとピアニスト、その中間で仕事するチューナー(調律師)の話がメインになっている。著者が言うに、世界最高のピアノはスタインウエイ、世界最高のピアニストはホロヴィッツ、だという。著者はその最高のスタインウエイ・CD75と言うピアノを所有している。これを手に入れるまでの苦労話が面白い。


さて、題名の「今のピアノじゃショパンは弾けない」というのは、モーツアルトは弾けない」と変えたほうが分かりやすい。この意味は、ピアノの性能が断然良くなっために、作曲家が作曲当時に意図した音楽が表現できないということを指す。この難儀は、協奏曲や室内楽の演奏で顕著にあらわれる。今のピアノは音が大きすぎて他の楽器とのバランスがとれないのであります。特に室内楽では難儀する。さりとて、フタを閉めて演奏すれば音がモコモコしてかっこつかない。(実際に演奏会で体験すると自分の聴覚が自動的にコントロールされるのか、演奏が進むほどバランスがとれた音量に聞こえ、不快感は減ってくる)これはライブの場合で、レコーディングではきちんとバランスの取れた録音になる。


なぜ、ピアノの音がでかくなったのか。ホールが大きくなったためです。それまでは王様や貴族の前で弾くのが仕事だったのに、数百人入るホールで演奏するにはより音の大きいピアノが必要になった。音楽の大衆化がピアノの音をでかくしたのです。大きなホールで大勢の聴衆に聴かせる、という文化をつくったのはアメリカで、その象徴がカーネギーホール。そして、高性能のピアノを開発、提供したのがスタインウエイ。このピアノは今でも圧倒的に支持されていて、ヤマハもプロの評価ではB級に甘んじている。何がどう違うのか、これを説明するには本一冊分の言葉が要る。(2013年 日本経済新聞出版社発行)

ピアノ









閑人帳

閑人帳
09 /12 2018


●惚れた!森安JAPANの戦いぶり  ~コスタリカ戦~

 昨夜のサッカー、見ました?。実にかっこいい、スカッとさわやかな勝ちぶりのデビュー戦でした。これでもう旧代表への未練はなくなったと言ってもよいくらいです。本田や香川や長友・・ご苦労さんでした、と観戦した日本人のほとんどが思ったことでせう。新チームは平均年齢で3歳くらい若いそうですが、プレーが断然スピーディできびきびしている。旧代表のような「ボールをもって考える」みたいなだるいプレーがない。パス回しでもたつかない、一気に攻撃に移る。相手が防御の態勢をとるまえにドカドカゴールを目指す。パスボールの早さからして旧代表より俄然速い。


代表チーム、といっても、要は「臨時寄せ集めチーム」です。ふだんは外国を含め、ぜんぜん違うチームでプレーしているわけだから、数日の練習で連携プレーを理解、記憶することは難しい。しかも、全員が「俺こそヒーローになるべき」と思ってる欲深い面々だから、これをコントロールする監督サンの采配の難しさが察せられます。ま、いろいろ下馬評はあったけど、苦労して外人監督使うより森安さんで良かったのではと、単細胞見物人、駄目男は甘く評価しました。


sakka- japan 





読書と音楽の愉しみ

読書感想文
09 /03 2018



●訪ねてみたい、すてきな図書館

 2日のEテレ「美の壺」は全国のかっこいい図書館の紹介。もう、みんな行きたくなります。各地にこんなお洒落な図書館があることを知りませんでした。生涯、図書館に縁のない人もいるけど、ほんともったいない。館を訪ねるだけでも十分観光になります。


閲覧室は長さ200mというスケールの仙台市立図書館
図書館


和書より洋書のほうが多い秋田国際教養大学の図書館。内装は秋田杉。
図書館


昔の織物工場の煉瓦壁を生かした洲本市立図書館
図書館


木造校舎を移転、改造した滋賀・甲良町立図書館
図書館 


図書館 


図書館


このロケーションもすばらしい
図書館


東京・成蹊大学図書館 
図書館








閑人帳

閑人帳
09 /01 2018


●都民250万人水没

 西日本豪雨と同じような大雨が東京で降ったら、江東の五区はほとんど水没し、救助の手立てもできない・・ということをハザードマップで示して都民に警告した。荒川と江戸川が同時に氾濫、運悪く高潮にも見舞われるという最悪の状況を想定しての警告であります。あまりに被害エリアが広く、消防や警察による救助は不可能である。よって、避難情報を先取りして、自分の判断で他県へ逃げて下さいという。


東京都の海抜0メートル地区がこんなに広範囲だとは知らなかった。戦後の復興期に地下水を大量に汲み上げ過ぎて地盤沈下をおこし、荒川や江戸川はいつのまにか天井川になっていた。氾濫した場合、最も深いところは水深10mにもなる。ほかの地区でも二階建て住宅が水没する深さになるところが多い。しかも、水が引くまで2週間くらいかかるというから垂直避難もできない。その予想被災者数が250万人。鈍感でグズな人はなすすべも無く溺死体となって水面を漂うことになる。


大阪市なら全滅のスケール
 江東五区とは江東区、江戸川区、墨田区、葛飾区、足立区。この五区の面積と人口が大阪市のそれに近い。

・江東5区の面積    192㎢   人口 250万人
・大阪市24区の面積  225㎢   人口 270万人

江東五区の水没は、大阪市全域の水没とほぼ同じスケールで、大阪市民にはとても分かりやすい。もし、淀川と大和川が同時に氾濫したらを想定し、その前に市民は自発的に市外へ避難してほしい、ということになる。(注)大阪市内の一部、上町台地とその周辺は水没しないから、実際は台地のエリアが避難先になる。それでも、低地の住民約200万人が、大雨のなか、自発的に一日~二日で移動するなんて考えられない。まして、浸水がはじまってからの避難は電車も車も動けない状況だから絶望的になる。結局、ほとんどの人は垂直避難に頼ることになる。


江東五区の住民はエリアの外へ脱出しなければならない。手回りの荷物をもって、幼児や老人を伴っての移動。しかし、道路は大渋滞、身動きできないまま水没という悲劇が起きる。これを避けるには、やはり「とりあえず垂直避難」しかない。大雨の中を一日で百万人の移動なんて・・できるのだろうか。


淀川は昭和28年(1953年)の13号台風で本流、支流の各所で氾濫し、大きな被害を出した。(死者393名 行方不明85名)このときの雨量は数日間で300~500ミリ。流域にまんべんに大雨が降ったのが災いした。以後、河川改修工事が進み、本流の決壊や氾濫はない。今後の災害の有無は淀川のキャパシティが鍵で、流量は国交省がコンピュータで管理している。


江東五区のハザードマップ
ハザードマップ

ハザードマップ







 dameo

■10年続けた<快道ウオーキング>を改題しました。
■《手づくり本》の研究は、大事なことは紙に記録しようという、アナログ爺のレジスタンスです。お問い合わせは【拍手ボタン】押してコメント欄からどうぞ。内容は非公開です。
■下記のカテゴリーが趣味をあらわしています。
■ニックネームはdameo(丸出駄目男)です。
■1939年大阪生まれ