FC2ブログ

犬町・猫町情報


12月忘年会 ご案内

イラスト 梅本三郎    「満月も ダンゴも孫も 同じ顔」



12月表紙2017 



**************


■「カンパネラ」忘年会
12月10日(日)
道明MW、南、松田、藤井MW、石本W、小西 8名

■吉野「つるべ鮨 弥助」 忘年会
12月15日(金)
梅本MW、藤家、湯浅、宮嶋、小西 6名

■「森のカフェ」忘年会
12月19日(火)
井川、河井、石田、辻之内、小西、たなか 6名

★キャンセルは早めにお知らせ下さい
★当日、忘年会会費の他に、年会費千円もご用意下さい。

********************


●11月例会レポート

■11月1日 藤原京跡から明日香村へ

飛鳥 


あすか


11月17日 大泉緑地「豚汁」会

大泉 


大泉 


大池風景 スケッチ 南さん
大泉


■11月27日 たまにはカントリーウオーク
大和民俗公園~矢田寺

矢田 




矢田 


矢田 






スポンサーサイト

アジア ウオッチング



●安全を祈ります

 開催まであと二ヶ月余になったピョンチャン・オリンピック。施設の大半は工事終了が近いそうだけど、この写真を見れば、競技ファンの大方の人は行きたいと思わないでせう。開会式が催されるメーンスタジアムの観客席です。この施設は継続して使う予定がないため、大会終了後は解体されます。したがって本格的な構造にする必要がない。


なので、コストを抑えるために全体が「仮設」のつくりになります。観客席は足場用のパイプ材を組み合わせて支えます。写真を見るだけで、大丈夫かなあと心配になります。観客の退場時に荷重が偏るとホーカイするのではと余計な心配をしてしまう。この写真は世界中に拡散しているから、心配も世界中に拡散している。


仮設構造だから、スタジアムには屋根がない。観客席も吹きさらしです。最も寒い時期に開催されるので、運が悪ければマイナス10度位に冷え込む。観客には毛布やカイロが配られるそうですが、まあ、ガマン大会になるでせう。トイレもむろん仮設です。糞尿をタンクに貯めるわけですが、低温が原因のトラブルが起きそうな予感。ちゃんと対策を立ててるでせうか。


世界中から参加、見物の人が繰り込むのを見越して、北朝鮮がこれを脅迫のネタにすることはないのか。金欠、食糧難にあえぐ北朝鮮のこと、何を企んでるやも知れぬ。これは杞憂だったとしても、一番の心配はしっかり雪が降るかどうか。冬期オリンピックは雪景色のなかで開催されるという常識がプッツンする可能性もある。夏、冬、合わせてこれが韓国最後のオリンピック開催になると思います。



pyonntyann 



pyonntyann 






閑人帳



●紅葉の相国寺で・・柳生博氏の講演会

 毎年恒例の「和敬学園後援会」総会に出向くと、今年の講演は昔なつかしい柳生博氏。アナログ時代、NHK「生きもの地球紀行」?という番組のナレーションをつとめた人だった。本業は俳優らしいけど、さすがにこの歳では声がかからないのか、現在は「日本野鳥の会」の会長を務めている。当会は自然保護関係の団体では日本で一番組織が大きいという。


現役時代によほど稼いだのか、生活は東京の自宅と八ヶ岳山麓のセカンドハウス半々という優雅な老後生活を送っている。野鳥の会の一番の仕事は自然保護で、特に里山の保全と再生に力をいれている。里山という概念は日本独自のものらしくて、欧米の文化にはなじまないらしい。(里山を英語で表すのは難しい?)そういえば、単にカントリーでもなく、フォレストやマウンテンでもなく・・。


趣味が昂じて仕事になり、の羨ましい人生を送っている見本でせう。この範疇ではもう一人、玉村豊男氏がいる、文筆生活から徐々に田舎暮らしに転向し、ワイン造りが成功して、こちらでも有名人になりました。まあ、ウラでは苦労も多々だと思いますが、真っ平ら庶民から見ればあこがれの人生であります。 ところで、柳生という名前は、あの剣豪の柳生一族を連想させるが、柳生博氏も末裔の一人だという情報あり。とても珍しい名前だから、さもありなん、です。(11月26日)



相国寺 


相国寺境内の紅葉
相国寺 


相国寺 



閑人帳



●公明党を悩ます「内紛」

 宗教なんか関心がないはずのWBSが珍しく公明党=創価学会の内輪揉めを報じていた(11月24日)。「創価学会に離反の動き?」というタイトルで、公称827万世帯の学会に異変が起きていると。もめ事のネタは、党が安部政権にすり寄り過ぎることへの、一部の会員の危機感、嫌悪感が昂じて、半ばおおっぴらに反対集会などを開いていること。政党と支持者が一枚岩と見られている公明党にもこんな悩みが生じていた。


誰もが思っているように、公明党は典型的な「小判鮫」政党。単独で政権を取れる可能性が0パーセントの党だから、政策を実現するには大きな党にくっついて与党の一部になるしかない。 さりとて与党(自民党)べったりではマズイので、つかず離れずのポジションにいることが求められるが、そのビミョーな舵取りが難しい。代表、山口さんの一番の悩みはこれでせう。憲法改正問題については、改憲ではなく「加憲」という、どうにもあいまいな、苦しい策を論じている。


今までは強力な上意下達で会員を教育してきたが、この状況に不満を持ち、半ば公開のかたちで党にアンチを唱える人がでてきた。はっきりと憲法改正反対の考えをもつ一部の会員が党の姿勢に批判をはじめた。今は火だねくらいのレベルだけど、燃え広がれば党の根幹を揺るがすことになります。言いだし兵衛に、元学会の職員もいるから、内部告発とも受け取れる。


WBSによると、会員のもう一つのくすぶり続ける不満は、学会が池田大作名誉会長の消息を一切知らせないことだという。はっきりした引退のセレモニーもなかったらしい。ある日突然、表舞台から消えてしまった。こんな処遇でいいのか、という不満が学会員にある。神格化とは別の思惑、事情があったのではないか。この点について公明党は何も言えない。言えば憲法違反になる。宗教団体が政治に関与する事はできない。


安倍政権は改憲を目指している。公明党は同調しつつブレーキ役を担うが、阻止するだけのチカラはない。一番困る成り行きは、安倍政権が公明党をアテにせず、他の野党を引き込むことでせう。改憲用新小判鮫、御用達です。先の衆議院選挙で、公明党は目標の35席を獲れず、29議席に減らしてしまった。安倍政権(自民党)へのアピール力が落ちて大きな不安を抱いている。これに加えて、内なる学会員によるアンチの風潮。WBSのニュースは、党や学会の面々には憂鬱のタネになる。それにしても、なんでWBSなのか。たれ込み?・・かもしれない。


創価学会 

学会 



創価学会 




学会 








読書と音楽の愉しみ



●恩田陸著「蜜蜂と遠雷」を読む

 本の入手には「買う」と「借りる」のほかに「もらう」というありがたい方法があって、本書はMさんからのプレゼント。どて~んと、500頁、二段組のボリュウムにたじろぎましたが、読んでみれば、音楽好きには楽しい本でした。謝々。 本年度の直木賞と本屋大賞をダブル受賞した人気作。天才がひしめく国際ピアノコンクールを舞台にしたドラマで、クラシック音楽に興味がないと取りつく島がないという感じで、熱烈恩田ファンでなければ、途中で降りてしまう読者もいるかもしれない。直木賞受賞は理解できるけど、本屋大賞に選ばれた理由が奈辺にあるのかイマイチ分からない。しかし、昨年の本屋大賞が宮下奈都さんの「羊と鋼の森」で、奇しくも二年連続でピアノが題材になった作品が選ばれた。もしや、書店員さんにはクラシック音楽ファンが多いのか。いや、う~ん、それはないだろう。偶然でせうね。


本の帯に「著者渾身、文句なしの傑作」とあるけど、傑作の評価には二つのタイプがあると思う。一つは一般的な小説ファンが登場人物の描写の巧みさに魅了された。もう一つは音楽ファンが、音楽を言葉で描写するワザの巧みさに感心した。駄目男の評価は後者になります。いやまあ、そこまで勝手に想像しまっか、と小説家ならではのイメージの豊かさに感心するわけです。


例えば、登場人物の一人、マサルが、自ら選んだリストのロ短調ソナタを練習するときは、ある架空のドラマをイメージする。北国の荒涼たる風景のなか、そこに何代も暮らし続けたある一族の骨肉の争いを思い浮かべる。ポーの「アッシャー家の崩壊」みたいな話?。これが延々10頁にわたって描かれるのだから500頁も要りますよ。さらに、ピアノのおさらいを立派な屋敷のお掃除になぞらえて、床拭きからガラス磨きとチマチマ段取りが述べられるのであります。こんな文章、小説だから書けるのであって、音楽の解説書や評論では書けない。その道の専門家は勝手に話をつくったり、盛ったりできないのです。


登場人物の設定、描写では、登場者全員が天才なんてふつうに事実だから、それを並べても話にならない。そこで、風間塵という少年を狂言回しに登場させた。養蜂家の子供で、父に連れられて各地を転々とするので義務教育も受けていない、どころか、家にピアノもない。とうぜん、練習もできないのに、あるピアノの大家に目を付けられ、強引にコンクールに登場させた。もう一人、優秀ではあるが、限りなく普通人に近い所帯持ちのサラリーマンも登場させる。これらの天才、奇人、フツーの人がナンバーワンを争うことで、筋書きにメリハリをつける、という案配です。


数十頁読み進んだところで、もしやこの本は「浜松国際ピアノコンクール」をモデルに書いたのではないかと推察した。但し、駄目男は浜松に行ったことがない。けれど、ホールの構成や海に近いという環境から浜松がクサイ。読み終わってからネットでぐぐるとアタリでした。著者は4回、このコンクールにべったり張り付いて現場を詳しく掌握している。


コンクールの動画があったので見てみると、わわわ、本書に描かれたシーンがそっくり出てくるではありませんか。まる写しです。
 185ページ、第一次予選通過者が発表されるシーンです。「にわかにどよめきが起こり、歓声が上がった。二階から審査員たちがゆっくり階段を下りてくる。(略)国籍豊かな十数人もの審査員がぞろぞろとやってくるようすは圧巻である。(略)最前列に立っているのは審査委員長のオリガ・スルツカヤだ」オリガさんは小説での人物。実際の人物は大御所、海老彰子さんです。海老さんが、小説ではオリガさんになってる。そうだったのかと納得。

浜松国際ピアノコンクールのPR動画(階段の場面は5分30あたり)
https://www.youtube.com/watch?v=laaKojqTKfs

ピアノを知らない人はいないけど、ピアノの美しい音色を知っている人は少ない。中には、人間が弾いても、猫が踏んでも同じ音ではないかと思ってる人もいる。いへいへさうではありませぬ。本当に美しい音色を聴こうと思えば、ちゃんとしたホールで、名人の奏でる音を聴くに限ります。しかし、そんな面倒なことに時間とお金を費やす人は少数です。残念ながら。(2016年9月 幻冬舎発行)


著者が選んだ本選用協奏曲の一覧。常識的な選曲と思われます。
このうち知ってる(主旋律を覚えてる)のは13曲のみ。
蜜蜂 


蜜蜂








閑人帳



●ニュース番組になぜ芸人が?

 TV番組ネタをもう一つ。夕方のニュース番組を見ると、なぜか、民放局の番組にはコメント役?に芸能人や元アスリートが出ている。何の必要あって?・・。キャスターに代わって硬い話をやわらかくかみ砕いて説明する能力もなく、相づちを打つだけの役目。要するにオジャマムシであります。ニュース番組に芸人が同席してるなんて日本だけではないか。(もしや、関西だけ?)人気芸人を座らせておけば1%でも視聴率が上がるかも、という魂胆なのか。請われて出演する芸人や元アスリートも浅ましい。ご本人は、オジャマムシどころか、視聴者の役にたってるとカン違いしているかもしれない。


民放でマジメだけのニュース番組はないのか。視聴率とれない番組イコール、スポンサーつかない番組だから、どこもつくらない。BSの「プライムニュース」(BSフジ)はテーマによってはマシな番組で、NHKのように予定調和を前提にしない進行がよい。先日は日韓問題がテーマだったが、論点を絞り、正味90分くらい費やして議論するので中身が濃くなる。視聴率を気にせず・・視聴者に媚びない、レアもん番組?。


プライムニュース
プライムニュース  




閑人帳


●TV視聴者はアホばかりなので・・・

 みえみえのインチキ情報でも簡単にだませる、とTV局は自信をもっているらしい。視聴者をナメていることがよーく分かる情報をcoffeeさんのブログでみつけました。下に示す例は局のうっかりミスではなく、100%視聴者を騙すつもりでつくったグラフ情報です。詳しい内容はこのブログでご覧下さい。
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-6872.html


■ 九州朝日放送。元SMAPの3人が「72時間テレビ」に出演した番組を見ましたか、と100人に尋ねた結果です。

DOUQa6-UMAEQm6Y.jpg

比率を正しく表示すると、こうなります。
asadesugraph-1-600x361.jpg


***************************



■フジテレビの報道番組。最近、警察官の不祥事が多発している。特に、10~20代という若い人の不祥事が多い、ということをグラフに表した。実際は、10~20代が97人、50代が94人と、ほぼ同じなのに、このグラフでは若者が断然多いように表示された。なぜか円の中心軸をずらしてまで若者の人数の多さを強調している。

fujitv3.jpg

比率を正しく表示すると、こうなります。
20120202083357123.jpg


**********************************

■テレビ朝日、年末のニュースショー。有名神社のおみくじの吉凶はどれくらいの比率なのか、を調べてグラフで表した。これじゃ小学生でも欺せないでせう。幼稚さにあきれるしかない。

tereasa_omikuji-2-680x383.jpg

TVでは下らない番組があふれている。なぜか。TV局の答えは「視聴者がアホばかりだから」です。視聴率至上主義のTV番組づくりは、視聴者では最大多数の「アホな人」をターゲットにする。インチキや捏造も気にしない。上記のインチキグラフも、局の言いたいことを分かりやすく伝えるためにウソを承知で誇大表現している。どうせ、アホしか見ない番組だから、と開き直っている。


閑人帳



●もう未知の世界「紅白歌合戦」

 NHKの番組で「戦後レジーム」をいまだに引きずっているのは「日曜のど自慢」とこの「紅白」でせう。今どき「のど自慢」なんか視聴する人どれだけいるのか。視聴率は1%くらいしかないかもと察します。「紅白」もええ加減にやめたらどない?と思うけど、こちらは視聴率が30%とかで、大晦日にはなくてはならない番組らしい。


早くも今年の出演者が発表されました。名簿を見て、知ってる歌手がどれほどいるかをチェックした。(知っている、とは、歌手の顔や歌が記憶にあること)名前を太字にした人が駄目男の知ってる歌手です。

紅組の出演は・・・・・
AI、E-girls、石川さゆり、市川由紀乃、AKB48、丘みどり、倉木麻衣、欅坂46、坂本冬美、椎名林檎、SHISHAMO、島津亜矢、Superfly、高橋真梨子天童よしみ、TWICE、西野カナ、乃木坂46、Perfume、松たか子、松田聖子、水森かおり、Little Glee Monster。

白組は・・・・
嵐、五木ひろし、X JAPAN、エレファントカシマシ、関ジャニ∞、郷ひろみ、三代目 J Soul Brothers、SEKAI NO OWARI、Sexy Zone、竹原ピストル、トータス松本、TOKIO、氷川きよし、平井堅、福田こうへい、福山雅治、Hey! Say! JUMP、星野源、三浦大知、三山ひろし、山内惠介、ゆず、WANIMA。


46組のうち、知ってる歌手は8人。八割は顔も歌も知らないが、戦前生まれなら大体こんなもんか。5割知ってる人はいないと思います。・・にしても、SHISHAMO 竹原ピストル って何ぞいな?であります。自分は見ないにしても、歌の好きなじいさん、ばあさんはたくさんいる。そこで、紅白の仕組みをこんなふうに変えたらいかがでせうか。前半、後半、二部制にする案です。

■第一部は歌謡曲のみ
■第二部は歌謡曲以外 

に分ける。司会者も別々にします。こうすると演出がしやすいし、午後9時には床に入りますという早寝早起き老人も落ち着いて視聴できます。「高齢化社会における紅白歌合戦の対応策」であります。と書きながら、どの人が歌謡曲歌手なのか、イマイチ分かっていない駄目男でありました。

kouhaku







読書と音楽の愉しみ



●羽田圭介著「スクラップ・アンド・ビルド」を読む

 2015年、又吉直樹の「火花」と一緒に芥川賞をとった作品。残念ながら、売れ行きは「火花」の十分の一くらいかもしれないが、読めば、こちらの方が面白いという人もいるはず。特に、老人を抱えた家庭にとっては他人事でない、リアルな話であります。


「もう、じいちゃんなんか、はよ死んだほうがよか」が口癖の87歳の老人と、失業中だから在宅介護ができる28歳の孫との葛藤が話の芯です。はじめ、老人のあの行き願望を真に受けていた孫は、イジメや虐待で死なせたら犯罪になるから、逆のことを考えた。すなわち、とことん介護して、過剰な介護で死に至らしめる。これなら殺人を疑われることはない。たとえば、歩けるのに、無理に車椅子を使わせて体力を衰えさせるとか、であります。


そのために、孫は筋トレまでして「介護しすぎ」に励むのですが、ささいな事から老人のホンネを知った。しょっちゅう死にたいと言ってるのはウソで実はこの世に十分未練があるのだ。本当は死にたくないのだ。これと同じ話は普通にあるでせう。「十分に生きた。はよお迎えが来てほしい」という人はゴマンといるけれど、じゃ、明日死んで頂きますネ、といわれたら「ままま、まちなはれ、なんちゅう酷いことを」とみんな反対するのであります。はよ、お迎えを、は世話になってる家族や介護職員に対する忖度というか、気配りというか・・。少なくとも「百まで生きたるねん、ガハハ」というよりは美徳に思える。でも、ホンネではありません。


なんせ芥川賞作品でありますから、内容は文学ふうに描かれるのでありますが、ま、ハッピーエンドになるはずがなく、老人は、最後は純粋邪魔者になって、東京から遠い長崎の施設に送り込まれた。孫があれこれ作戦を立てるまでもなかった。就職活動で必死の孫の記憶から消え去る先に、誰も悲しまない孤独な死が待っている。(2015年 文藝春秋社発行)

スクラップアンドビルド 






大阪日暮綴



●「磯自慢」海苔かと思えば酒だった

 一ヶ月ぶりにココルームへ行って「なんぞ旨い日本酒を」と頼んだらこれがおすすめと出されたのが「磯自慢」。なんや海苔の佃煮みたいな名前やんか。佃煮と同名の酒です。静岡県焼津市にあり、創業は天保時代、2008年の洞爺湖サミットで乾杯酒に選ばれ、一躍名を売ったという。飲んだのは本醸造モノで、キレもコクも乏しいけど、えらく飲みやすいのでお代わりを。こんなに軽い日本酒は珍しい。

磯自慢
磯自慢 


店舗自体が粗大ゴミみたいになってきた。

磯自慢







ウオーキング・観光



●「国宝展」第三期展示鑑賞 ~京都国立博物館~

 なんせ、行列が大嫌いであります。それでも見たいので、あれこれ考えた末、◆平日に行く ◆雨の日に行く ◆夕方近くに入館する・・これなら空いてるハズと、11月8日 水曜日にでかけました。雨天でしたが、幸い降り止んで傘なしですみました。4時前についたら券売機に30人ほどの列、数分で 入れたから、まあまあ目論見通りでした。


展示全点が国宝というヘヴィーな催事です。すべてをまんべんに鑑賞するのはどだい無理だから見たいものを絞り込みました。第一のお目当ては、長谷川等伯の「松林図」。人生最初で最後の鑑賞。これだけで1000円のネウチありでございます。それに、等伯の息子、久蔵の「桜図壁張付」。円山応挙「雪松図屏風」もすばらしい。


「信貴山縁起絵巻」ホンモノを見るのはこれで最後になりませう。有名な「飛倉図」ではないけど、無名絵師の腕達者ぶりに改めて驚く。「伝平重盛像」「伝源頼朝像」「伝藤原光能像」これらも最初で最後のご対面。彫刻では、天野山金剛寺の大日如来像が断トツの存在感で、金剛寺の本堂で拝観するよりずっとカッコイイ。ホコリを掃除して強力なライトを当てているせいであります。脇侍の不動明王像もボリュウム感たっぷり。


焼きものでは、大阪市立東洋陶磁美術館所蔵の「油滴天目茶碗」に再見。現在、なにかと話題になってるのは「曜変天目茶碗」。油滴さんも、何度見てもほれぼれする美しさであります。昔、これで茶を飲んだ人がいたことを想像すると、なんか、許さん!!という気になる。嫉妬でありまする。京都龍光院所蔵の「曜変天目茶碗」も出品あり。


焼き物といえば、縄文時代のピカイチ土偶、「縄文のヴィーナス」と「仮面の女神」に初対面。5000年前に、こんなにハイセンスな人間がいたこと、信じられない。(火焔型土器は別期間で展示がなかった)日本書紀の写本も初見参。平安時代の作で、よく見ると、ゴマ粒くらいの小さい字でルビがふってある。少しでも楽に?読み下そうとしての工夫。この第二十二巻は聖徳太子の動静が書かれているらしく、鑑賞の皆さん(自分も含めて)もなんとか一行でも読み解いてやろうと目を凝らすので、列が進まない。


今回、最も人気の高いお宝は「金印」だそうです。ここだけ20分の行列でしたが、パス。何年か前、福岡市の博物館で見たときはガラ空きで、一人で悠々見物できたこと、思い出しました。結局、じっくり拝観したのは20点ほど。漆芸や染織などはパスしました。これだけでもネウチは十分、堪能しました。なお、ニュースによると、入館者は40万人になったそうです。11月末のエンドには50万人になるかもしれない。
(11月8日)

国宝展 ご案内
http://kyoto-kokuhou2017.jp/outline.html


長谷川等伯 「松林図」
国宝 


仮面の女神(長野県茅野市出土)
kokuhou  



平成知心館夜景  遠くに京都タワーが見える
kokuhou



大阪日暮綴



●梅田の巨大ゲージツ作品

 梅田は阪急百貨店前の交差点にある換気塔が俄然かっこよく見えるようになりました。ステンレスの板をベタベタ貼りまくった巨大オブジェが実は梅田地下街の汚れた空気を排出する換気装置です。機械がむき出しじゃカッコ悪いので、こんな装飾的なデザインになりました。


デザインしたのは文化勲章を受章した建築家、村野藤吾氏(故人)旧心斎橋「そごう」を設計した人です。これが完成したのは1963年だから、東京オリンピックの頃ですね。半世紀以上前のデザインなのに古ぼけた感はありません。今日、ここを訪ねたら、工事中の新しい阪神百貨店の外観が背景になって一層ゲージツ作品ふうに見えました。撮影位置によってはもっとかっこいい写真撮れそうです。


換気塔 







閑人帳



●このハイテクに感心・・テトラパック

 下の写真の「飲むヨーグルト」を飲み終えて、容器を捨てようとして、ハタと気づいた。この容器、紙なのか、樹脂なのか、あらためてしげしげと見つめ直すもようわからん。表示には、本体紙パック、キャップと内ふたはプラスチックとある。底面を見ると明らかに紙とわかるが、キャップとその回りはどう見ても樹脂である。それが見た目には全くのワンピース(一体物)にしか見えない。


どうなってるんだろうとナイフで切り裂いてみた。・・いやはや、すごい技術ですよ。樹脂と紙、わずか1,5ミリの「のりしろ」で接着(溶着)してある。これで1リットルの液体の重量に耐え、手で持つときは横から押される圧力にも耐えなければならない。


牛乳などの紙パックは「テトラパック」というブランドで世界中に供給しているが、「安い」という大メリットがある代わりに、最初の開けにくさ、開けたあとの不衛生(隙間ができる)そして転倒時のだだ漏れ、という欠点がある。これをなんとか解決しようと開発したのが、ねじ式キャップで開閉するこのボトルらしい。これで、紙だけのボトルより、開けやすく、衛生的なパッケージになった。(この技術名をテトラトップというらしい)


樹脂どうしなら溶着は簡単にできるが、異質の樹脂と紙をわずか1,5ミリののりしろでガッチリくっつけている。開発にどれだけ苦労したか、頭が下がります。話戻って、この容器はゴミの分別ではどう扱うのか。答えは、ワンピースで二つの異なる素材による商品のばあい、重量の大きい方の素材で決める、というルールがあるそうだ。即ち、このボトルの場合は「紙」として処理します。


・・というわけで、ヨーグルトボトル一本で、99%の人が知らない、裏方のハイテクを勉強させてもらいました。それにしても・・ヒマジンやなあ。

テトラパックの企業案内
https://www.tetrapak.com/jp

テトラパック


この細い突起の裏側が樹脂(上)と紙(下)の接合部分
テトラ 


ペンで赤色に塗った1,5ミリ巾のラインが接合の「のりしろ」になる。
テトラ 






半畳雑木林



●今年は紅葉が早め?

 半畳雑木林のナンキンハゼが10月20日ごろから紅葉し、もうほとんど葉が散ってしまいました。例年より10日くらい早い感じです。続いてキリやセンダンも黄色くなっています。けっこう冷え込みの強い日があったからかもしれません。半畳雑木林、早めに店じまいします。


半畳雑木林 






読書と音楽の愉しみ



●荻原浩著「海の見える理髪店」を読む

 昨年上期、第155回直木賞受賞作。短編が6編編集されて受賞。一番すぐれていると思ったのは表題の「海の見える理髪店」で、駄目男好みの短編の見本になってもいいような読み物であります。田舎町のしょぼい理髪店を初めて訪れた客と老いた理髪師の会話劇だけど、大方は理髪師のモノローグで進む。その語りが上手いから、読者は自分が客になって理髪椅子に座ってるような気分になる。鏡には海が映っていて時間とともに海の色の変わりゆくさまが魅力的だ。


老理髪師は聴かれもしないのに自分の生い立ちや苦難の人生を語る。銀座に店を構えたこともある有名店だったのに、なんやかんやでトラブルまみれになり、破綻した。逃げるようにこの辺鄙な町へきて開業した。丁寧に髪を整え、髭剃りに移る。剃刀を喉に当てたとき「実は私、人を殺めたことがあるんです」と。ゾゾゾ~~であります。


短編の難しいところはネタ探しかも知れない。これ、という小ネタが見つかったら、あとは文章力でかっこつけられる。そのネタがもう漁りつくされつつあるのではないでせうか。歌謡曲の歌詞が在庫払底になってるように、物語のネタも新開発が難しい。本書でも「成人式」という作品では愛娘を事故で亡くした中年の夫婦が、生きていたら二十歳という娘の成人式に、二十歳に扮装して式に出かけるという筋書きだけど、無理に話をつくりすぎて、読む方がしらけてしまう。もしや、著者もしらけていたのでは?。作家稼業もたいへんであります。(2016年 集英社発行)

表紙







犬町/猫町情報



●2017 忘年会 ご案内

 今年もはや年末が近づいてきました。昨年と同様、三つのプランに分けて案内しますので、お好きなプランを一つ選んで申し込んで下さい。どのプランも一人当たり、2000円~3000円程度、会費より補助します。なお、先日案内した仮プランのうち、ジャズライブ案は田中さん企画の「森のカフェ ココロ」に変更します。

★A案・・御堂筋イルミ見物と「カンパネラ」食事
 イルミネーションは年々規模が大きくなって、今年は梅田阪神前から難波高島屋前まで4キロにわたって装飾されます。今回は本町駅から見物しながら北新地の店まで歩きます。当案は今回で最後になるかもしれません。徒歩2キロ。
■実施・・・12月10日(日)(休日6~8時借り切りします)
■集合・・・5時00分 地下鉄御堂筋線 本町駅北北改札口(ホーム北端のエスカレータ上がる)
(注)店へ直行もOKです。雨天の場合は地下鉄四つ橋線西梅田駅 
南改札口 5時50分集合。
■会費・・・3000円(6000円のうち半分を補助)
■定員・・・8名先着順 (最少催行7名)

********************

★B案・・近鉄「青のシンフォニー」乗車と鮎ランチ
 人気の高い観光特急で下市口駅へ。町内の老舗鮨店は創業が日本一古いとうたってる店で、歌舞伎「義経千本桜」鮨屋の段はこの店がモデルとも言われています。駅から店まで徒歩約20分。(川魚の苦手な方はご遠慮下さい)

■実施・・・12月15日(金)
■集合・・・9時50分 近鉄阿部野橋駅 西改札口隣の特急券売り場前に集合。発車10時10分 下市口駅着11時10分
■会費・・・3000円 往路特急の乗車券、特急券及び食事代の一部を補助。帰りの乗車賃は各自負担。(阿倍野まで920円)
■定員・・・6名 先着順

************************

★C案・・「森のカフェ ココロ」でランチ ~担当 たなか~
 たなかさんの家から近いという民家を改装したレストランで、地元産の食材をつかったヘルシーメニューを賞味します。近鉄大阪線「関屋駅」から徒歩30分くらい。ウオーキングスタイルでお越し下さい。(注)当店はお酒の提供はありません。

■実施・・・12月19日(火)
■集合・・・12時20分 近鉄大阪線 関屋駅
参考ダイヤ・・鶴橋発11時55分 急行青山町行き 
河内国分駅で乗り換え 同駅12時09分発 関屋駅12時15分着
■会費・・・0円  (食事代全額補助)
■定員・・・6名先着順

***********************

★申込み
■案を一つ選んで、12月10日中に小西あて申し込んで下さい。
■締めきり後、余席のある場合は再募集します。
■三案とも、店、鉄道は未予約です。先約等で実施出来ない場合は日程を変更します。
■当日、年会費1000円をお支払い下さい。

*********************

御堂筋イルミネーション
忘年会

観光列車「青の交響曲」と下市町の老舗鮨店「弥助」
忘年会  


忘年会 

森のカフェ ココロ
忘年会 


忘年会






犬町・猫町情報



●東大阪市「川中邸と屋敷林」見学 
~担当 南さん~

 川中邸の当主と南さんが懇意なので、今回はふだん非公開の屋敷林を特別に見学させてもらいました。近鉄の荒本駅から所々に神社や古民家の残る河内街道を歩いてゴールの吉田駅の近くに川中邸があります。ビルや工場、住宅に囲まれたロケーションにまったくなじまない、5000平米の森がある。そして、当主の住まいは茅葺きの屋根をもつ古色蒼然としたたたずまい。市街地では「ありえへん」と言える次元の異なる風景です。あまりにビッグサイズのお屋敷に、万年ウサギ小屋暮らしの駄目男は思考停止しました。


役所の「緑地保全地区」や「大阪みどりの百選」といったガードがあるにせよ、実際の維持管理はボランティアによる作業に頼る面が多いそうです。敷地隣のマンション屋上にも案内して頂いて、屋敷林の全貌を眺めることができました。住まいが樹林に埋もれてしまっているさまが印象的です。そして、森の向こうに無味乾燥な都市砂漠的風景。これを見て、なぜか、何十年も前に見た、A・タルコフスキー監督の難解映画「ノスタルジア」のラストシーンを思い出しました。(10月26日 参加9人)


河内街道沿いに残る屋敷   西村家
川中 

川中邸屋敷林を散策
川 

マンション屋上から見た屋敷林と茅葺き住宅
川 

川中邸東玄関 (スケッチ 南さん)
川


川 







閑人帳



●わろてんか・・この見事な世間知らずぶり

 前々回記事「若者はなぜ自民党支持なのか」を書いたあとで、偶然目にしたネット情報を読んで笑ってしまった。今回の選挙で、朝日新聞の元編集委員、山田厚史氏が千葉5区で立候補し、あえなく落選したという話です。選挙の結果は以下のようになった。

■千葉5区
当選 薗浦健太郎(45)  107,299 首相補佐官  自民前
落選 山田厚史(69)   62,894 元朝日新聞 立憲民主
落選 岡野純子(39)   40,115 浦安市議  希望

山田氏は追い風が吹いた立憲民主党からの出馬であり、新聞やテレビでもそこそこ知られたジャーナリストだから、自信あっての出馬だったにちがいない。しかし、その元朝日新聞記者という経歴が嫌われた。若者から見たら、朝日新聞+立憲民主党という組み合わせは「うざい」の見本なのだ。これに気づいてもいない山田氏の世間知らずぶりをわろてんか、であります。


その敗戦の反省会?を撮った動画があって、ご本人が言い訳をしている。文字起こしの一部をコピーすると以下のようになる。(茶色文字)

山田厚史「若者と握手して『よろしくね』と。『何党?』って言うから『立憲民主党』。『あんたらが一番うざいんだよ』とかそういうことを言う。それから一番端的だったのはアベノミクスの話をしていると『アベノミクスとめちゃうと就職氷河期がまたくるかもわからないからそれは困ります』って男共が言う。あぁ~なんか違うだろ~!っていうところがある。僕たちがここで議論している世界と全く違う世界がそこにある」

山田厚史は現実を素直に受け止めることができず、若者たちが間違っているという前提で話を進める。しかし一般人がこのエピソードを聞けば立憲民主党のネガティブなイメージが「やっぱりそうなんだ…」と確立されるわけで、どうしてこんな話をしてしまったのかと疑問が残る。

後半の「違うだろ~」は豊田真由子リスペクトだろうか。国民のために政治をすべきなのに自分よがりの勝手な思い込みで政治家になろうとする。これでは落選しても当然だ。(引用ここまで)
http://netgeek.biz/archives/105547


朝日の読者でこの人を知らないのはモグリです
山田あつし





プチ・ケチの研究



●食器用洗剤の節約

 「プチ・ケチの研究」いよいよ佳境に入ってきました(笑)。1円単位の節約をもくろみます。食器用の洗剤を毎日どれくらい使ってるか、なんて気にかける人いないでせうが、プチ・ケチ研究者は気にするのであります。たまたま、徳用サイズ、770ml入りのボトルを買ったのを機に何ヶ月使えるか調べてみました。

使用開始2月14日 ~ 終了10月31日 8ヶ月半、のべ260日で770mlを消費しました。一日当たり2,96ml=約3ml使ったことになります。一人暮らしなので使用量は少ないが、3~4人家族なら5mlくらいでせうか。価格は税込みで375円。これも一日当たり金額を計算すると、1,4円になります。標準世帯なら2円前後でせう。


ケチるためにどんな工夫をしたか。実は大したことはやってなくて、
・つけおき洗いはなるべくしない。
・小さい目のスポンジを使う。
・汚れのひどいカレー皿などは、古新聞などであらかた汚れをとる。

くらいです。ケチな人でなくても、これくらいのことは習慣にしていると思います。数値を左右するのは、料理の質量(メニュー)と人数です。


なんや、洗剤代は一日たった2円か、という思いになりますが、やはり、ドバドバ使うのは良くない。お金の問題ではなく、下水道の負荷を考慮するべきではと思います。節水型のトイレ(便器)や洗濯機の普及などで下水量が減ると、洗剤の濃度が上がる。即ち、下水処理での負荷が増えます。その先で河川と海の汚染につながります。プチ・ケチの実践が環境問題に寄与する。えらい大層な話になりました。


食器洗剤