読書と音楽の愉しみ



●音楽喫茶「あんさんぶる」

 西成のココルームさんに教えられて初訪問。地下鉄今里筋線の関目成育駅または京阪関目駅の駅前にある外観は至って地味な店です。今どき、クラシック音楽を聴かせる喫茶店があるだけで珍重するべきでせう。 コーヒー550円というのは高いけど、設備投資の一部負担で納得します。この店のウリはタンノイのGRFーメモリーというSPシステム。もう骨董に近いオールドスタイルで、とっくに生産は中止している。メンテナンスはタンノイの代理店であるティアックがやってるらしい。


店主が言う「聴き疲れしない音」であることがタンノイ定評で、営業時間中、ずっと稼働するのなら、それが第一条件になるのは仕方ない。 それはともかく、いつかこのシステムでバッハの無伴奏パルティータやチェロ組曲を聴いてみたいと思いました。


午後の陽射しが差し込む店内
アンサンブル 


タンノイGRFメモリー
アンサンブル





スポンサーサイト

大阪日暮綴



●初春文楽公演鑑賞

 昼の部のダシモノは「寿式三番叟」「奥州安達原」「本朝二四考」の三本。映画はなんでも90分以内にまとめよ、と勝手な主張をする駄目男の論で言えば「奥州安達原」はいかにも冗長で退屈な作品であります。タイトルから察すれば、題材は謡曲(能)の安達ヶ原をモデルにしたように思ってしまうけど、全く無関係な内容で、謡曲ファンには取りつく島もない。歌舞伎の「黒塚」が「安達原」をアレンジした作品で親しまれているのに比べてもクオリティが低すぎる。


話は武家社会の陰謀やテロを主題にしているものの、人事相関がややこしく、また、物語の進行を語り(義太夫)だけに頼るため、動きが少なく、退屈この上ない作品になっている。観客の半分は寝ていましたね。
 前にも書いたけど、200年以上続く古典作品にも駄作はある。こんな退屈な話を継承するより、能の「安達原」の物語を文楽にアレンジしたほうが余程面白い。能での謡いだしはワキによる「旅の衣は鈴懸の・・」だけど、この覚えやすい詞章を義太夫でやれば、文楽、能、両方のファンに親しまれるのではないか。上演時間も40分くらいで済みそうだし、と勝手に想像するのであります。(1月20日 国立文楽劇場)

能の公演「安達原」 狂言は野村萬斎が出ている
https://www.youtube.com/watch?v=I5j87foiwY0


 文楽劇場







大阪日暮綴



●喝采はトップとラストのランナーに

 1月の最終日曜日は大阪国際女子マラソン大会の日。曇天ながら、穏やかな天候のもとで行われ、人出は多かった。しかし、スター選手が不在なうえに、記録もパッとしない凡庸なレースになってしまった。 TVで中継を見ながら、あと20分くらいでゴールしそうというタイミングで家を出て長居公園へ。スタジアム手前のコースで待つと、まもなくトップの重友選手が通過、35キロあたりで先行の堀江選手を追い越して独走態勢でゴールした。


二位以下も競り合いという場面がなくて、ぽつりぽつりと選手が現れるだけ。50位くらいからは団子状態でスタジアムにかけいります。 むしろ、沿道の皆さんが注目するのはラストランナーであります。トップから一時間くらい遅れて、ひとりぽっちで現れたけど、別に苦しそうな表情でもなく淡々と走る。さすがにもうジョギングに近いスピードであります。しかし、後に2台の白バイを従え、さらに「救護車」「選手収容車」が続く。こんなにリッチなランニングは望んでもかなうものではありません。何より、うんと数が減った沿道のファンから最大の拍手と歓声が送られる。半端な成績のランナーより100倍目立つゴールインです。


白バイを従えて走るラストランナー (362位・三重)
ラストランナー





大阪日暮綴



●黒米入りご飯

 一月ほど前、むかごご飯をアップしましたが、今回は写真のような色つきご飯。やはり、千葉在の弟から贈ってもらいました。色つきのご飯といえば赤飯しか知らないけど、この黒米入りご飯は炊くのが至って簡単、普通の米が2合なら、大さじ一杯分の黒米を加えて炊くだけです。
 食べると粘りけが増して、なんかグレードが上がったような気がします。ごま塩をふりかければ、おかずなしでも美味しく食べられるかもしれない。


なぜ黒いのか。理由は、果皮と種皮の部分に青紫の天然色素・アントシアニン(ポリフェノールの一種)が含まれているからだそう。また、黒米は白米に比べて、たんぱく質・ビタミンB群・ナイアシン・リジン・トリプトファンが豊富で、鉄分・亜鉛・カルシウム・マグネシウムなどミネラル分も多く含んでいるとのこと。栄養的にもスグレモノです。
 別に高価な材料でもないし、余分に手間がかかるものでもないから、食堂などで供するご飯をこれに変えたら評価が上がるかもしれません。


古代米 


古代米






閑人帳



●トランプ政治の〇×△評価

 政治家も学者もジャーナリストもお手上げの、魑魅魍魎トランプ政治がはじまりました。彼以外の権力者はぜんぶ影が薄くなった。プーチンも習近平も存在感がうすれて凡庸な男に見えてしまう。安倍さんなんか、ヘタすればトランプの使い走りになりそう。・・で、ありますから、政治ドシロウトの一般国民にことの成り行きなんか皆目わからないのであります。マッタク、難儀なオッサンが出てきたもんだ。


戦国時代でいえば、織田信長が出現したようなもんか?と思ってみたが、信長よりは頭悪そう。もしや橋下徹サンの拡大モデルか、と想像するに、橋下サンのほうがずっとまともだしなあ。では、万里の長城を築いたシナの皇帝に近いのか。それって、あまりにバカにしすぎでしょ。トランプで言えばジョーカー掴まされたみたい。


国境に3000キロの壁を造るのだ。このトンデモ政策を止められなかった側近(閣僚)の無能さにあきれた。大統領もブレーンも世界中の笑いものにされても仕方ない。侵入を防ぐために壁を造るって、どう考えても万里の長城レベルのアイデア。ベルリンの壁のリアリティからもほど遠い。いまどき、塀や壁なんか造ったって簡単に越えられる。10mの壁なら10mのハシゴをつくればいい。ハシゴが使えないような意地悪設計だったら、ドローンにぶら下がって越えればいい。人間をぶら下げる程度のドローンならもう開発されてるか、実用間近なはず。


すると、すかさず、これを商売にする輩が現れて「人間は10万円、荷物は1キロ千円で運びます」なんちゃって、大もうけを企む。そのドローン自体はメキシコで作れないから米国製が使われます。マッタク、何をしてることやら。


不法滞在者を含めた外国人は、南部の果樹園などでは貴重な労働力になってることはあきらかで、もし、全部追い出せば人手不足で倒産する恐れもある。都会でも3K労働の多くは外国人が担っている。だからといって、代わりに米国人が就業すれば、ものすごく人件費がかさむ。これのミニモデルは日本にもありますが。というわけで、不法移民問題だけとりあげても裏事情は複雑で一朝一夕には解決できない。


駄目男はTPP反対論者なので、米国が早々とTPPを離脱したことには賛成であります。でも、あの複雑怪奇な内容をどれほど理解した上で決断したのか、本人もわかっていないのでは? 駄目男の理解では、TPPはアメリカファーストの内容だった。アメリカ在のグローバル企業があこぎに稼ぐための協定だと思った。そもそもルールの作り方自体が邪悪で、国民をバカにしたような独善的なシステムになっている。もし、中国を牽制するために必要なら、現在のTPPを解体して、日本主導で一から作り直す・・これなら賛成です。アメリカファーストに対抗してジャパンファーストのTPP。誰もついてこない? まあ、ありえますね。


トランプ大統領のゴリ押しの度が過ぎると、彼を支持した選挙民の中にさえ不満を持つ者が現れる。これがコワイではありませんか。外は敵だらけ、そして内にも不穏なサイレントマイノリティー
が・・。なんだか、劇的な終末を迎えそうな政権であります。


トランプ本で儲けるぞ、と、関連本が続々出版されている
トランプ






読書と音楽の愉しみ



●わぐりたかし著「地団駄は島根で踏め」を読む

 ふだん何気なく使ってる言葉の語源はこれだ!・・と日本中を旅して23の言葉のモトを突き止めた楽しいレポート。例えば、書名の「地団駄を踏む」は島根県生まれの言葉ですが、現地へ行くと本当に「地団駄」なるモノがあって踏むことができる。ぜんぜん知りませんでした。


取り上げられた23の言葉のうち、自分がすでに語源を知っていたのはどれほどあるか、チェックすると、京都の「あとの祭り」三重県の「関の山」同じく三重県の「あこぎ」徳島県の「うだつ」と、四つしかありません。大方は言葉の由緒を知らずに使ってました。ま、たいていの人はそんなもんかも知れない。「あこぎ」を知っていたのは、昔、能楽堂へよく通ったからです。(阿漕という謡曲がある)


「つつがなく」という言葉の源が重い病を引き起こす害虫「ツツガムシ」だなんてビックリです。その語源を探ったのが 山形県は出羽三山の一つ、修験道の山として知られる羽黒山です。ここに藁でつくった巨大なツツガムシの模型をまつって祭礼に使う。それくらい恐れられていた虫ですが、虫自体はダニの仲間でサイズは1ミリ以下というミニサイズ。昔はこれに咬まれると有効な治療法がなかったために命を失う人が多かった。ツツガムシのツツはツチ(土)でガは咬む、土から出て来て人を咬むから「ツツガムシ」です。


この虫の名前と言葉の用法は聖徳太子の時代にすでにあったというから、千年以上の昔から恐れられてきた。ツツガムシに刺されないよう、つつがなく暮らせますようにという願い、祈りが広まって現代でも使われている。いま、この言葉を聞いてダニを連想する人なんかいないけど、歴史を遡れば「ダニに刺されませんように」が本来の意味でした。まあ、勉強になりましたよ。これは一生覚えているかもしれない・・といっても、あとちょっとの間ですけど。


著者が語源探しに出張した旅先にはとても魅力的なところが多い。羽黒山もそうだし「うやむや」の発祥地である鳥海山山麓、象潟近くの三崎峠なんか昔の険しい峠道が荒れた状態で残っていて歩いてみたくなります。「ひとり相撲」の語源地、愛媛県の大三島、「うんともすんとも」語源地、熊本県人吉も訪ねてみたい。語源の話だけでなく、当地の宿やうまいもんの紹介もあるから、余計、そそられます。


悔しい・・と思ったのは「縁の下の力持ち」の語源が、大阪四天王寺の境内で舞われる舞楽に関わることだった。四天王寺のすぐ近くで生まれ育って、境内を遊び場にしていた、というくらい身近なところだったのに知らなかった。残念であります。(2009年 光文社発行)

わぐりたかし





読書と音楽の愉しみ



●マーラー「復活」を聴く ~京都大学交響楽団定演~

 創立100周年、第200回定期演奏会という節目のイベントに出会えてラッキーでした。ネットで情報を見つけてチケットを買おうとしたら、あと2枚しか残っていなかった。冷や汗ものです。この学生オケは、1917年に第一回定期演奏会を催してから、戦時中も、終戦の年も、そして阪神大震災のときも演奏会を中止しなかった。しぶとさは抜群です。


何年か前にこの曲を聴いたときは「人生最後の<復活>」と覚悟したのですが、早とちりでした。今回こそ人生最後になりそうですが・・・。
 今回の演奏では、オケと合唱団の両方をステージに載せたので、もう満員ぎゅうぎゅう詰め、200人以上いたかもしれません。なにしろ、オケはトランペットが7本、ホルンは9本という大編成、ハープも2台用意されました。指揮は十束尚宏。


全体の印象はパワフルな熱演でしたが、アマ・オケの常で出だしがもたつく。演奏者も指揮者も、慎重に、間違えないようにと神経を使うあまり音楽が流れない。プロと同じレベルを要求するのはあつかましいが。合唱も京大の学生、OBたちでそろえたのか(不詳)技量は上出来だったと思います。アルトとソプラノはプロ。


年末の巷にあふれる「第九」が飽きられたら、次はこの「復活」が主役になると思っていたけど、残念ながら、それはなさそうだ。単純に言って、演奏コストが高く付きすぎることと、会場の制約がネックになる。「第九」は、オケ50人、合唱50人でも十分演奏できるけど「復活」はその二倍のスケールと高度な演奏技術が要る。それ以前に、アマ・オケでは引き受ける指揮者がいない。(ギャラ的にもしんどい)


それでも、第九に変わってこれを年末にとり上げようというプロのオケが出てくるかも知れない。これはちょっとした革命?です。
 帰り道にふと思いついたのは、この曲の合唱部分だけ切り離して演奏できないか、という珍案です。全曲演奏は85分くらいかかるけど、ソロを含めた合唱だけの演奏なら35~40分。オケの演奏は編曲してカラオケでやる。冗談?・・誰か本気で考えてくれませんか。


第五楽章の歌詞の一部を紹介すると・・・

(略)
おお 信ぜよ
お前が誕生したことが無益でなかったことを
お前の人生と生の苦しみが無益でなかったことを

生まれたものは滅びてゆく運命にある
滅びたものは ふたたび蘇るのだ
震えおののくのを止めよ
生きるための支度をするのだ
(略)
死んでいこう 生命を亭けるために
蘇るであろう まさにお前は蘇るであろう
わが心よ たちまちのうちに
お前の倒したものが
お前を連れていくだろう 神の御許に


「より良く生きるために 私は死ぬ」というのがテーマ。「第九」が民族や宗教の垣根を越えて人々を感動させるように、この「復活」も同じようなチカラを与えてくれる。明日、死のうと思っていた人がこれを聴けば「ん?」と思い直すかもしれない。(1月17日 ザ・シンフォニーホール)


マリス・ヤンソンス指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団
さわりだけ聴きたい人は、1時間15分あたりからが聴き所
https://www.youtube.com/watch?v=sHsFIv8VA7w



当日のザ・シンフォニーホール
シンフォニー





犬町・猫町情報



●2017年2月のプランご案内
 イラスト 梅本三郎


2月表紙


         生まれたばかりの春(ネコヤナギ)を探しに!

           


「ランチと絵画サークル展見学」御案内 <担当 南>

日時:2月16日(木) 雨天決行
集合:11時50分 JR元町駅東改札口
参考ダイヤ:阪神直通特急 梅田11:10 元町11:44
(地上がJR集合場所)
ランチの後、南京町、元町商店街をあるき(約15分)絵画サークル展会場へ移動、自作の風景水彩画3点を含め計90点の展示作品を見学。
■ランチ:次女夫婦の創作和食店「彼是(あれこれ)」1500円程度

絵画展:案内チラシ(添付)
申し込みは前日までに南さんへ   以上


2月表紙 


*********************

2/9(木)一庫ダム周遊コース 約9KM <担当 藤家>

集 合:能勢電 山下駅 9:00
コース:駅~一庫ダム~りんどう橋~さくら橋~一庫~日生中央駅着
*弁当持参してください

************************


2/23(木)岡本梅林コース 約3KM <担当藤家>

集 合:阪急岡本駅 10:00
コース:駅~南公園~梅林公園~保久良梅林~保久良神社~岡本駅着

申込みは藤家さんへ
*3月のクチマメは9日予定してます


たまには外メシ



●焼酎「千年の眠り」

 今年はじめてココルームへ。看板はクラシック音楽バーでありますが、客にはド演歌ファンもいるから、扱いは難しい。ま、そんなこと気にしないで、みなさんとわいわいがやがや飲んでるなかで勧められたのがこのブランドです。経験がたりないせいか、酒のグレードや味のヴァリエーションにおいては焼酎が一番巾が狭いと思っていたけど、これを呑むと、お、こんな味もあるんや、と納得する。香りが立ちすぎるというくらい個性的で、しかし、呑みやすい。度数は40度だから、焼酎としてはハイエンドに近い?(不詳)説明では、樫樽で4年以上熟成させるとかで、ウイスキーみたいな仕上げ方をする。・・ので、値段は高い。


「千年の眠り」なんてネーミング、つい「百年の孤独」を想像してしまうけど、工場の近くを流れる千歳川という川の名前から発想したものらしい。悪くはないが、ちょっとマネっぽいというか、二番煎じ的なイメージも持たれそう。なかなか難しいものであります。
 当夜はなぜか満員御礼的盛況。隣で一人飲みしていたおねえさんが「やきうどん」を注文したら、あいにくうどん玉が品切れ。ほな、買うてくるわ、とおねえさんは近くのスーパー玉出へ買い出しに行ったのであります。客が使い走りするバーなんて、ほかにアリエール?。



福岡県 「篠崎(株)」の「千年の眠り」
焼酎








閑人帳



●NHK大相撲中継放送の不思議

 今度こそ稀勢の里が優勝するかどうか、興味津々でありますが、話は相撲の勝敗のことではなく、放送時間のことです。ずっと前から不思議に思ってるのは、中継放送がハンで押したように午後6時直前に終わることであります。まるで予定されたような正確さで終わる。6時をすぎるのは週に一度くらいでせう。


相撲の取り組み順番は事前にかっちり決まっています。しかし、勝負時間は長いのや短いのがあってまちまちです。仕切り直しという予定外のハプニングもあります。さらに、力士が休場の場合は時間は短縮される。勝負が不明な場合は「物言い」がついて審議する時間がいるし、結果、取り直しになればさらに時間を食う。そんなこんな、いろいろな予定外の小さなハプニングがあり、普通は予定外の時間延長になりがちです。


NHKは午後3時10分から中継放送をやるから、実に2時間50分の長丁場の放送になる。そのあいだ、前述のようないろいろな不確定要因があって最終は何時何分になるのか予想できないはずです。それなのに、実際は5時57分~59分59秒くらいのあいだにピタリと収まることが多い。これって長い中継放送の経験から生まれた絶妙のワザなのでせうか。駄目男は感心するのであります。


NHKが「時間が押してるから勝負を早くしろ」なんて言えるわけでなし、成り行きに任せるしかないはずです。なのに、終了時間がピタリと合う。この「凄ワザ」誰を誉めたらいいのでせうか。
 もう一つ、稀に放送時間が延びてしまって中継終了が6時02分になったとします。この時間は6時00分から全国ニュースと決まっており、終了は6時9分59秒。であれば、ニュースの一部をカットしなければならない。ニュースネタの再編集が必要です。相撲中継が延びそうだと分かるのは5時40分以後くらいでせうから、その間にチャチャチャと編集する。5~6本あるニュースのどれを削るか、ほとんど瞬時に決めなければ間に合わない。ニュース時間が2分短くなったら2分±2秒くらいの誤差で削除するのは大変だと思うのですが。1分55秒でも、2分05秒でもダメなのです。(ラジオの場合は5秒間の無音をつくったら放送事故として処分される)


「では、蔵前国技館からお別れします」アナウンサーの何気ない一言のウラでどれほど時間の駆け引き、葛藤があるか・・。そんなことに感心してたら落語のセリフを思い出した。「いかけや」の中であるじが仕事の難しさを自慢げに話していると、はな垂れ小僧が「おったん、それ商売やろ」へなへな~~であります。1秒2秒を切り刻む。彼らはそれでメシ食ってるのだから、感心することなんかないのですね。

相撲





閑人帳



●そこに低い山があるから・・
 
 低山ハンター加藤浩二さん 、日経文化欄に登場

 日本百名山、二百名山、三百名山、全部登頂達成した加藤さんが、2000年6月に、日本一低い天保山に登頂。いたくカルチャーショックを受け、以後、低山ハンティングを開始されました。今までに登った低山は実に272山。北海道から沖縄まで標高50m未満、または県の最低標高の山を駆け巡りました。世間で「どひゃ~~、アホくさ」と言われても、これはこれで余人の追随を許さない「一芸」であります。


よって、けったいなオッサンやなあと変人呼ばわりされつつ、マスコミに登場する機会が増え、先日のTV出演に続いて、1月18日には日本経済新聞の文化欄に登場されました。 これでお墨付きの変人成就であります。天保山に登ったばかりに人生が狂った人、い~え、人生がバラ色?になった人は、宇都木慎一氏、大悟法雄作氏、そして加藤浩二氏の三名。駄目男も罪なことをしたもんだ、とハンセー・・なんかしてませんけど。ま、加藤氏の大記録は殿堂入りというか、越える人はいないと思ってます。将来、人生を振り返って「日本百低山」なる書をものにするやもしれず、これぞ山岳界における最高のパロディになりませう。


今回の記事は、おそらく10万人(勝手な想像)くらいは読むので、なかには地元の低山登りに興味を持つ人がいるかもしれない。山高きが故に尊からず、発想を変えれば小さい山も「名山」になりえます。

加藤氏のHP「ミーハー登山隊が行く」はこちら
http://tozan.a.la9.jp/


日経新聞 1月18日朝刊文化面
日経加藤 



読書と音楽の愉しみ



●お手軽政治本2冊

■田崎史郎著「安倍政権の正体」を読む

 題名を見ると反安倍派の書いた本みたいに思えるけど、中身は逆、むしろ安倍政治を評価していると思える本であります。35年に及ぶ政治取材実績から新聞やテレビでは報道されない裏情報もある。記者は人と会うのが仕事とはいえ、それを克明に記録するのは大変なはず、本書でも、何年何月何日、自民党の何某はこんなことを語った、という場面がたくさんあり、実際、どんな方法で記録、整理しているのか知りたくなってしまう。


大事な政策は、いつ、誰が決めるのだろうか。たいていの人は国会での議論や毎日開かれる閣議の場面を思い浮かべるはず。それが実際は・・ごく少数のメンバー「正副長官会議」で発案、判断される。総理と官房長官、副長官、秘書官、このメンバーが随時に開く会議で決まる。要するに、大臣よりエライ人たち・・と言ったらなんですが、そうらしい。
 現在の安倍総理~菅官房長官体制はうまくいってるので、当分は大臣も官僚もこれにイチャモンをつけるなんて不可能に近い。逆に言えば、その分、彼らの責任は非常に重いといえます。日本の未来がこの数人の智恵と決断にかかってるわけです。


本書がこのことを繰り返し書いてるのは、総理~官邸におけるコミュニケーションがうまくいかず、ゴタゴタした前例がいっぱいあるから。総理のアタマがいくら良くても、人を上手に使う才能がなければ政治はできない。その点で、あの田中角栄は一流だった。
 逆にサイテーだったのは2009年からの民主党政権で、鳩山由紀夫と菅直人は政治家として余りにもレベルが低かった。政治思想云々以前に人間としての資質が問われた。今や、民進党にとっても二人はお荷物でしかない。


本書の後半では菅官房長官のことに多くの頁を費やしている。普通はエリートコースを歩んだ人が選ばれるポジションだけど、菅サンは田舎出の苦労人、そのぶん、人を見る目が肥え、言動も慎重である。他の歴代官房長官に比べ失言が少ない。(余計なことは言わない)どこまで事実か分からないが、秋田の田舎町の高校を出て、東京では段ボール工場の工員、ガードマン、カレー店の店員、築地市場の台車運びなど、食うためになんでもやったという。現在の仕事ぶりは、庶民からみれば、真面目すぎて面白くないオジサンではありますが。安部総理のトップ下で十分実績を積んだ。信頼も篤い。で、この先どうするのか。ポスト安倍は石破さんといわれてるけど・・。(2014年 講談社発行)


本

********************


■小池百合子著「女子の本懐」を読む

 駄目男が小池氏に好感を持てないのは、昔の「政界渡り鳥」のイメージが強いからであります。しかし、先の知事選挙で、もし、マスダさんやトリゴエさんが当選していたら、を想像すると、小池サンで良かったと思わざるをえない。都民の多くも、ベターな選択だったと安堵しているのではありませんか。ま、前任のマスゾエさんがあまりにアホすぎたために小池サンが良く見えるのかも知れませんが。


本書は、10年前、たった55日間だけど防衛大臣をつとめた時の回顧録。本人の日記をベースに書いているけど、この仕事柄、本に書けないことが多いから、全体に当たり障りのないことばかりであります。 はじめの文に、ニヤリとする場面が書いてある。大臣になると宮中で認証式が行われる。天皇陛下直々に賜るのですが、書状を受け取ると、陛下に失礼にならないよう、書状を頭上に捧げ、前を向いたまま後に3歩か4歩後へ下がる。彼女はハイヒールを履き、床に届くロングドレスを着ていたので、一瞬、下がるときにドレスを踏んでドテッとコケる場面がひらめき、大緊張したと。横には報道陣がカメラを並べているから、もしも・・。まあ、100年間は歴史ニュースで報じられるでせうね。ヨカッタ。


国会のセンセイ方はみんな大臣になりたがる。しかし、なってみれば実にしんどい。たまたま防衛大臣だけが忙しいのかもしれないけど、早朝から深夜まで東奔西走は日常です。特に大きな災害があり、そのときに外国高官との会議が重なったりすると、一分きざみのスケジュールで動かなければならない。大きな災害が重なると、早朝から東北へ行って、午後には九州へ飛び、夕方に東京で外国高官との重要会議、なんてことが普通に計画される。疲れた顔は見せられず、ちゃんとドレスアップしなければならない。男に比べ、このへんは女性は辛いでせう。ヘリは軍事用だから、乗り心地快適であるはずがないし。


この本は日記を元に書かれたが、むろん、国家機密の事案もあるから本に書けない。せいぜい誰と会談したかくらいまでで、中身はナシ。当時、大きな騒ぎになった守屋次官と人事軋轢なんかもさらりとかわしてる。そういう不満はあるけど、今の稲田朋美大臣と比べると、小池サンの「強者」ぶりはなかなかのものであること分かります。将来、東京都知事をやめたら、たぶん回顧録をかくでせう。それを楽しみに・・いや、自分はあの世へ行ったあとかもしれません。(2007年 文藝春秋社)


本






閑人帳



●豪快、進撃の除雪車

 強力寒波到来、大雪に見舞われた地方は対策に大変ですが、この動画はカナダの鉄道の除雪シーン。なんか、レールの上を雪崩が進んでるようなド迫力に圧倒されます。再生1000万回超の人気作品。

https://www.youtube.com/watch?v=Yja2VmZOfdA

大阪日暮綴



●くっきりと「有り明けの月」

 夜明けに満月が煌々と輝くさまが見られるのは珍しい。曇天では見えないし、よく晴れていては明るすぎて見えにくくなる。また、その時刻はもやがかかってることが多い。
 1月14日、カーテンを開けると、曇り空なのにくっきりと輝いていた。しばらく見ほれました。かっこいい。時刻も7時10分と遅いのに、こんなにきれいに見えることもあります。しかし、これを見て有明の月なんて言う人、もうあまりいないかも。駄目男がすんなり思いだしたのは、この歌が好きなためです。

ほととぎす 鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる
                   ~後徳大寺左大臣~ 


有明の月」 
 





ウオーキング・観光



●飛鳥・橘寺のセンダンの種

 「太子快道」のゴールは明日香村の橘寺。聖徳太子の生まれた寺といわれています。再歩行で訪ねたら、観音堂前のセンダンの大木にまだ実が残っており、お土産に拾って帰りました。幹回りが2m以上ある古木で、おなじみの長居植物園の木より太く、200年くらいたっていそうな感じです。シーズンオフとあって、観光客はほとんどなく、境内は閑散としています。


西側からのロングショットがお気に入りです。
たちばな


観音堂前のセンダンノキ
たちばな 


枝先にまだ実が残っている
たちばなでら 


これを拾いました
たちばな 

明日香村にようやくホテルができる
 昨年秋の情報で、村の西寄りの真弓地区にホテル計画が持ち上がりました。年間80万人もの観光客が来るのに、村にはホテルがなかった。
計画が進まないのは、村による開発規制がすごく厳しくて、一般的な鉄筋コンクリートの洋風ホテルはアウトみたいです。で、今回、進出を決めたのは星野リゾート。ということは、お金持ち向きの高級ホテルになります。和風、木造になるかもしれない。村にしたら、貧乏人をたくさん集めるより、少数のお金持ちに来てもらうほうがイメージアップになるし、しっかり稼げます。完成は5~6年後になるらしい。

参考情報

http://www.sankei.com/west/news/161029/wst1610290039-n1.html




閑人帳


●シネコンの壁はどうなっているのか

 なんの話やねん?・・でありますが、映画館が壁一枚で仕切られているシネコンなのに、隣のハコの音が漏れ聞こえるってこと、ありませんね。どんな仕組みになってるのかという話であります。


防音工事については若干、予備知識があるので、ネットで仕入れた工事業者の設計、施工についてはおおむね理解出来ました。 ビルの中の映画館だから、当然、分厚いコンクリート壁で仕切られていると思ってる方多いと思います。答えは「ブブ~」間違いです。しっかり音漏れを防いでるのは、どの住宅、マンションでも使われている「石膏ボード」(略称PB)が主役です。これにグラスウールなどを併用して高性能な防音壁をつくります。


PBは普通は9ミリか12ミリの厚さです。(シネコンでは特注の21ミリ厚も使う)これを巧みに組み合わせてコンクリ壁より高性能な防音壁をつくります。壁厚は50~80センチ、1㎡当たり重量は150kgくらいまでです。そもそも、コンクリートだけで防音しようとすると、ものすごい厚さ(1m以上とか)が必要になり、ビル自体の強度がもたない。天井、床、壁、みんな厚さ1m以上の商業ビルなんてあり得ない。(マンションの床や境界壁の厚さは通常15センチ前後です)


主な材料はPBを使う。もう一つ大事な設計は映画館まるごと「浮き構造」にすることです。建物本体のコンクリート床や壁と映画館の壁の間に空間を設けたり、床は防振ゴムで支えたりして、構造的に独立したようなつくりにします。(下図参照)こうして音や振動を伝わらないようにします。お客さんの見えないところにものすごく高額な投資をしているわけです。しんみりしたメロドラマがかかってる映画館のとなりで「シン ゴジラ」をやっていて、ドドドド、ズガ~ン、バキュ~ン・・なんて大音響を発している。それが漏れ聞こえたら最悪ですからね。


余談ですが、JR大阪城公園駅近くにある、クラシック音楽専門「いずみホール」も同じような浮き構造になっています。近くを通る環状線のレールの振動を拾わないためです。デリケートな音を楽しむ室内楽が多いこのホールでは、お客さんの耳も過敏になる。わずかなノイズや振動を感じてしまうのです。で、えらく金がかかります。
 私たちが心地よく映画や音楽を享受できるのは、このような高度な技術と、それに投資を惜しまない企業マインドがあるおかげです。映画のチケット代金のコストには、こんな全く目に見えない投資も含まれているわけです。


引用情報
http://www.toda.co.jp/lucubration/pdf/p373.pdf
http://www.yoshino-gypsum.com/kouhou/taika/taika04.html


浮き構造の断面図
シネコン

壁の断面図 
シネコン





閑人帳



●お金持ちがこんなにたくさんいたとは・・

 大阪府では、昨年に起きたオレオレ詐欺など特殊詐欺事件が1400件、被害額が45億円にも達する。この件数、金額の大きさに驚きます。一日平均4件の事件が起き、ン百万円の現金が奪われている。・・と、これは素直な見方です。でも、見方を変えると、犯人に貢ぐ金がたんまりあるということです。狙った被害者が貧乏人ばかりでは犯罪が成り立たない。愚かだけど、お金は十分あるという人たちがたくさんいる。だから事件が発生する。


では、そんなお金持ちはどれくらいいるのか。野村総研のデータを見てびっくりしました。日本中で、金融資産が1億円以上5億円未満の人が114万世帯いる。土地、建物等不動産は含まない金融資産だけですよ。日本の総世帯数は約5300万だから、約2%が1億以上の金融資産をもっていることになります。100戸のマンションがあれば、2戸はこのクラス。電車に100人乗っていたら、二人は1億円ホルダーなんですね。ぐやじい。この人たちが不動産所有ゼロというのは考えにくいから、総資産はもっと増えます。んぐぐ。


野村のデータ(下の表)はお金持ちを対象にした調査なので、貧乏人はムシされてます。駄目男の属するのは一番下の「マス層」ですが、これでも上限は3000万円です。野村サンはこんな層にあまり関心がない。ムシ。しかし、この層が全体の8割を占めます。資産3000万から3万まで、地味に生きてる庶民が10人中8人。
 野村総研はムシするけど、詐欺犯人グループは正確なデータをもとにアタックするわけではないから、中には、退職金など、老後の貴重な生活資金(金融資産)をガッポリ奪われてしまうこともあります。このショック、1000万奪われて、まだ1億円以上残ってる2%族とは天地ほどちがうのです。


今や喜寿を迎えたのだ。一回くらい詐欺犯から電話がかかってきてもええじゃないか。野村総研にも詐欺犯にもムシされっぱなしの人生で委員会?。さりとて、逆転の発想で、今さら詐欺犯になるための学習をするのもナンだし。かくして、けふもしみじみB級ライフが暮れてゆくのでありました。

参照情報
http://www.nri.com/jp/news/2016/161128_1.aspx


野村データ 




大阪日暮綴


●ついに脱落一号が・・・スーパーの過当競争

 自宅からの徒歩圏、半径1キロ以内にスーパーが8店もあること、以前に書きましたが、とうとう脱落店が出た。イズミヤ デイリーカナート我孫子店。12月31日をもって閉店の張り紙。建物の建て替えのため、とチラシに書いてあるけど、テナント入居なので、家主が建物を建て替えても再入居することは100%ない。


それは仕方ないとしても、周辺の個人商店約30店は売上げ激減必至でこちらも廃業が続出しそうです。値段での競争だけでなく、例えば、築50年の建物なら耐震化工事も迫られるが、とてもそんな余裕はない。撤退するしか選択肢がないのが実情です。パートのおばさんたち、次の仕事先が見つかったかな、と自分の貧乏を棚に上げて心配します。


店の賑わいぶりを見て、最初にダウンするのは関西スーパーだと思っていたけど、予想が外れた。では、イズミヤがつぶれたら、その客を関西スーパーに取り込めるかというと、それはない。両店の間に数年前にできたライフがあってイズミヤの客を取り込んでしまい、関西スーパーには来ない。ライフはニンマリ、ですね。
 1キロ以内に、ライフが2店の他に、関西スーパー、阪急オアシス、グルメシティ、万代、スーパー玉出、業務スーパーがあり、このエリアには、コンビニが約30店、スギ薬局やツルハドラッグなど、大型ドラッグも約10店ある。消費者としてはまことに有り難い環境ではありますが、なじみの店がなくなるのは寂しい。


今年7月には、イオンモール北花田店から阪急が撤退する。これって、大問題であります。イオンの利益の大半はテナントの家賃収入に頼ってますからね。阪急の1万㎡もの床が空っぽになったら、どうして埋めるのか。もう答えがでていないと間に合わない。巨大イオンに暗雲・・はもう常識でせう。


撤退したイズミヤ デイリーカナート
イズミヤ


ライフの隣にあったファミマも年末に廃業した。
イズミヤ





アジア ウオッチング



●なにしてまんねん・・・中国のひどい大気汚染

 中国の大気汚染が深刻だと世界中で認識されたのは、もう十数年昔のこと。2008年の北京オリンピックを前に、中国政府は積極的に取り組むと宣言し、いろんな対策をとった。ならば、現在は対策が功を奏してきれいな空気を取り戻したはずです。
 現状はどうか、残念ながら北京オリンピック時分と変わらない。いや、もっとひどくなった地域もある。工場の強制休業とか、共産主義国でしかとれない強圧的措置もしてきたのに空気はきれいにならない。


なにしてまんねん、中国は。・・と言いたくなります。中国の空気が汚いのは自業自得ですが、その汚染空気がずっと日本に流れ込み続けています。大迷惑であります。わずかな汚染でも長期間続くと喘息などの病気を誘発するかもしれない。駄目男のような先の見えたジジババはいいとして、赤ちゃん、子供はこの先ずっと中国産汚染大気を吸い続けるのだから、心配して当然です。なのに、なにしてまんねん、中国は。


昨年秋、浙江省杭州市で起きた「黒い雨」事件はすごいインパクトがある。突然、黒い雨に見舞われ、衣服も車も、人間の顔も真っ黒になった。市の当局者は「石油コークスの粉塵が空まで舞い上がり、雨に混じって降ってきた。人体に影響はない」と言ったが、下の写真を見て「影響なし」と思いますか。粉塵にはヒ素なども含まれてるというのに。


「煤けた新幹線車両」の写真も怖い。(注・黒い雨事件とは無関係)白いボディが煤(すす)で黒く汚れている。当然、乗客もこの汚い、煤混じりの空気を吸った。下車して、車両を見てビックリしたのではないか。日本の新幹線がこんな風に汚れたら大事件でありませう。この汚さが日常であるのが中国の強みです。(笑) ロケットや人工衛星が作れるのに、紙おむつやシャンプーがつくれない中国。なにしてまんねん、ほんまに。・・・久しぶりの中国ネタでした。


引用元
http://www.epochtimes.jp/2016/11/26417.html



黒い雨が降った顔
中国大気汚染 



レクサスも台無しです。
中国 



汚染大気の中を走り抜けて、煤(スス)で汚れた新幹線車両「和諧号」
中国



機上から撮影した市街地のスモッグ。金持ちでなくても、外国へ逃げ出したくなる気持ち、わかります。
中国大気 





閑人帳



●低山ハンターのミーハー登山隊隊長
  テレビ朝日の「マツコ&有吉の怒り新党」に出演

日本百名山を完登した加藤さんが、天保山登山を機に低山登山の面白さにはまり、日本中の低山(50m以下)270座を踏破。この度、なぜかバラエティ番組に出演します。
 ご本人から「テレビ朝日の「マツコ&有吉の怒り新党」という番組で新三大○○というコーナーで「低いのに登りにくい山」という題です。広島の茶臼山も入っています。1月11日(水)23時15分から1時間の番組ですが終わりの20分くらいに出ます。*地域によっては時間が違うかもしれません」と案内のメールを頂きました。

広島の茶臼山(10mくらい)がなぜ登山困難なのか、すでにご存じの方は相当な「低山通」です。同名の大阪の茶臼山(26m)は天王寺公園にあり、昨年の大河ドラマでも出てきたと思います。

番組の紹介
http://www.tv-asahi.co.jp/ikari/index.html#next


matuko

たまには外メシ



●今井町のカフェ「さとう」

 元日以来どこへも行かず、ひどい運動不足なので、年末に続けた「太子快道」歩きを再開しました。この日は八木西口駅から今井町の古い町並みを散策。12年ぶりに訪ねると、町並みの修景がまた進んでいました。東側、飛鳥川に面したところは小さな公園になり、民家のリフォームが7割方進んで見栄えが良くなりました。
 昼メシは「古伊」を予定していましたが、まだ休業中。その近くの「さとう」にしました。オンボロの家を大改装した和風の店で、まあ、ものすごい費用がかかったと思われます。住人がオーナーだから家賃の心配はいらないけど、借金の返済がえらいこってすなあ・・。新年早々、また貧乏性が湧いて余計な心配をする駄目男であります。食後、飛鳥川沿いに歩き、途中で端折って畝傍御陵駅から帰宅しました。昼間は13度くらいあり、ウオーキングに最適の穏やかな一日でした。


カフェ「さとう」の玄関
今井



テーブル席と奥の座敷があるが、座敷にします。ピラフとコーヒーのセットで980円。観光地では安いほうかも。
今井

今井




修景が進んだ飛鳥川沿いの民家
今井町 




犬町・猫町情報



■例会ご案内 2017年
    イラスト 梅本三郎


イラスト1月


         あれやこれ 今年の楽しみのぞいてみれば
               ~イグノーベルにひっかけて~

*********************

~今年から新しいシステムで行事を行います~
 どなたでも企画できますので、よろしくお願いします。

*********************

●クチマメ 1月例会ご案内
 申込み、問いあわせは藤家さんまで。

1/12(木) 新年会
集 合:JR学研都市線長尾駅 10:00
食事処:杉・五平衛(℡072-858-0905)
2200円相当の弁当です
*駅から約30分歩きます

*********************

1/26(木) 飯森山 約8.6KM
集 合:南海本線 淡輪駅 9:30
コース:駅~西谷寺~山頂(384,5ⅿ)~
みさきケ丘住宅給水塔~みさき公園駅
*頂上からは360度のパノラマが楽しみです
*弁当、杖を持参してください

◎2月は9日、23日予定してます
~担当 藤家~

半畳雑木林



●こちらは「十畳雑木林」のおうち

 庭がない。だけど園芸大好きな人がなんとか緑に囲まれた暮らしをしたいと思うと、こういうことになるのでせうか。家のまわり三方を大小の鉢植えでびっしり囲って、その面積、タタミ十畳分くらいはありそう。我が家の半畳雑木林の20倍も広い。地植えなし、みんな植木鉢で育てているようです。・・・で、気になるのは水道料金。半畳雑木林でも、夏は一日5リットルくらい使うので、このおうちなら30倍、150リットルは使うでせう。水道料金に影響する鉢植え雑木林です。

普通なら、塀やフェンスでマイホームをガードするところ、この家は植木鉢をびっしり並べて守っているように見えます。なんか砦のような感じもしますけど。(八尾市内にて)


 yao   
  


大阪日暮綴



●たまにはヤカンも磨いてみる

 年末、ふと思い立って毎日使ってるステンレスのやかんを洗う。一年ぶり・・もっと長い? きれい好きな人でも掃除の盲点みたいなものがあります。やかんの内側をごしごし洗うって、見逃しがちです。スポンジにクレンザーをつけてこすると汚れで少し色が変わる。清潔な水道水とはいえ、少しは不純物を含んでるし、それらの熱による変化もある。汚れがついて当然です。外側も取っ手もごしごし洗うと、ピカピカになりました。見た目にも気持ちいい。しかし、口が小さいので、中へ手を入れて洗うのは辛い作業でした。買い換えるときは、口のでかいやかんがおすすめです。


ピカピカに磨きました
やかん

食卓にボトル茶の時代?
 ヤカンの話で思い出した。先日、近所のドラッグストアで70歳くらいのおばあさんとその娘さんの二人がボトル茶の爆買いをしていました。2リットル入りの「生茶」を5本、「烏龍茶」を5本、計10本。20リットルになります。ということは、この人の家庭では「お湯を沸かしてお茶を淹れる」という伝統的というか、当たり前というか・・を無くして、食事にボトル茶を使ってるのでせう。めんどくさがりの駄目男でも、さすがに食卓でボトル茶の場面はないので、これは小さいカルチャーショックです。いや、自分が世間知らずだけなのかもしれないが。


しかし、店には2リットルのボトルが大量に陳列してあるので、相当の需要があるはずです。みなさん、食事どきにこれを湯飲みに移して、レンジで温めて飲んでおられるのでせうか。どの家庭でも普通にアリエール? いや、ないような気がしますけどねえ。いや、アリエールか。
 ちなみに、2リットルのボトル茶は税込みで120円くらい。湯飲みで一回150cc飲むと、一杯9,2円になります。一方、お茶の葉の安物は100gで200円くらいなので、一杯4g使うとして25杯ぶん。一杯あたり8円になります。(200円÷25杯) 肝心の味は? これは好き嫌いがあるから一概に言えないけど、駄目男はボトル茶の味は嫌いです。(烏龍茶は嫌いではない)


もう一つ選べます。お茶のティーバッグです。これは一袋が約9円です。(40袋入りで360円)お茶葉の値段とほぼ同じ、味の悪さも同じくらいです。というわけで、ボトル茶、お茶葉、ティーバッグ、いずれも一杯あたりの値段はあまり変わらないということが分かりました。


手間を考えると、ティーバッグが一番CPが良さそうです。だったら、上に書いた母娘はなぜボトル茶を買うのでせうか。お湯を沸かすのがそんなに面倒くさいのか・・。それはないと思うけどなあ。 自分の場合は、朝食のときに1リットルのお湯を沸かし、200ccをコーヒーに使い、残りを無茶古いマホー瓶に入れておいて、昼食、夕食時のお茶に使います。昼食時はティーバッグを使うことがあります。では、美味しいお茶とまずいお茶の境目はどのへん? 駄目男の経験では100gあたり500円、というのがボーダーラインです。年に三回、お寺さんが来られるときのみ、600~700円のものを買います。100g千円なんてお茶、生まれてこの方一度も買ったことがなかった気がする。美味しいお茶の記憶は、おそらくギフトで頂戴した、タダ酒ならぬタダ茶の味でありませう。


「あなたはお茶をどんな方法で飲んでいますか」こんなアンケート調査をすれば、意外な数字が出るかも知れませんね。(すでにデータがあるかも知れない)

ヤカンをごしごし洗う話が、プチ・ケチの研究報告になってしまいました。

閑人帳



●「戦後レジームからの脱却」はここから・・

 大晦日の午後11時ごろ?TVをオンにしたら、NHKのニュースを読むアナウンサーが屋外で「ゴジラが出ました」と。紅白の演出らしいが、それがどないしてん、と怪しんでると「歌のチカラでゴジラを凍結しました」だって。ギャグで笑わせるならまだしも、そうでもなさそうで・・。演出のあまりの幼稚さにヘナヘナ~であります。


とっくの昔から考えているのは、国民意識のなかで「いつまでも戦後を引きずらない」ための方法の一つとして、NHKの「紅白歌合戦」と日曜日の「素人のど自慢」を廃止してはいかがでありませうか。この二つを抹消すれば「戦後」意識はちょっぴり小さくなりそうな気がします。いわゆる「戦後レジームからの脱却」というやつです。


ある日、NHKが「紅白歌合戦をやめます」と発表して、よよと泣き崩れる国民がいかほどおられましょうや。ほとんどは「あ、そ。」で落着すると思います。「のど自慢」もカラオケのない時代なら存在理由はあったけど、今は有り難みも希少価値もない、軽薄な見世物番組でしかない。こんなしょーもない番組をなぜズルズル続けるのか、NHK内部で議論してほしい。廃止に反対する人は「戦後」を未来永劫に引きずっていきたい石頭人です。


一方、元日の夜、Eテレで恒例の「ウイーンフィルハーモニー ニューイヤーコンサート」の中継(録画?)をやってました。これもNHKの紅白と変わらぬ超マンネリ番組。毎年、会場もオケもプログラムもほとんど変わらないワンパターン。だから、つまらなくて退屈するのか、といえば、そうではありませぬ。150年以上昔の音楽を演奏する楽しさ、聴く楽しさがオケと聴衆の面々の表情からTV視聴者まで伝わる。大げさにいうなら、ウイーンのホールにいる人たちの幸福感をちょっぴりおすそ分けしてもらうようないい気分になる。


どちらも音楽番組。歌謡曲は大衆音楽で、クラシックは高級音楽って?いえ、ウインナワルツはウイーン市民の大衆音楽です。昔も今も。大衆音楽番組だから、ゲスで低俗な演出でいいと思ってるのはNHKのプロデューサーではありませんか。あれじゃゴジラ氏に失礼であります。
 水は低きに流れる・・なんちゃって、目線を下げっぱなしでは民放と同じレベルになる。ホンネは言わないけれど、出演の歌手の皆さんも、十分うんざりしているのではないでせうか。で、駄目男の「夢の紅白歌合戦」は、石川さゆりがしょーもない紅白に出場拒否!ってな事件を起こすことです。100万%ない? だったら、ゴジラがNHKホールを踏みつぶす、ってのはどない?。

ウイーンフィル ニューイヤーコンサート
ウイーンフィル 




閑人帳


 あけまして おめでとうございます
  
 寒さがゆるみ、おだやかな元日を迎えることができました。
この先も平穏な日が続きますようお祈りします。といっても、今年も天災、大事件は起きます。自分としては、せめてボケないように心身の健康に留意して暮らすくらいしか処世の術がありません。
 今年はブログをはじめて10年目になります。書き散らした記事は3000本を越えました。画像も数千枚はあるはずです。もしや、パソコンの中はゴミ屋敷になってるのでは、と心配です。自称「捨て魔」にしてはかっこわるいことです。それでも懲りずに駄文を連ねていくことになりそう。今年もよろしくお願い致します。   一月元旦     ~丸出駄目男~