閑人帳



●敷居を高くして生き残る・・個性的な本屋さん

 全国でまんべんに書店の数が減っています。一年に1000店くらいが消えていて、昨年は約13,500店。この中には外商(教科書などを学校に卸す業者)も含まれるので、店舗はさらに少なくなります。学校の門前には必ず文房具店と本屋さんがあった時代が懐かしい。

減る一方の書店
個性的書店


どうしたら生き残れるか。大手はチエーン展開など,規模の拡大という手があるけど、個人経営の小さな店の多くは、売上げジリ貧の挙げ句「座して死を待つ」しかない。もともと、売るための創意工夫など必要なかった「待ちの商売」だから仕方ない。


それでも、中には独自のスタイルを考え出して、魅力ある本屋さんを演出するところもある。敢えて客を絞る、敷居を高くする、と言う風に、ちょっとアンチな手法で存在感を高め、固定客をつかむのが狙いです。

 Tさんが素敵な自作のイラストとともに伝えてくれたのが、洛北の「けいぶん社」というお洒落な本屋さんです。こんなメッセージで紹介しています。

■~ちょっと旅(洛北・惠文社)~
 4月下旬。叡山鉄道・出町柳駅から5分、無人駅・一乗寺駅を出て3分ほど歩くとその書店はあった。煉瓦の壁面に深緑の扉。一見、書店というよりレトロなアンティークショップに見える。
 この書店は「英国ガーディアン紙」で「世界の本屋さんベスト10」に選ばれたそうで、1975年。アパートの1階部分を改装。現在、書店を真ん中に左隣に文房具店と「アンフェール」。右隣に衣食住にまつわる書籍と雑貨を集めた「生活館」が中でもつながっている。陳列もテーマまつわる新刊・文庫・写真集・美術書・古典・雑誌(バックナンバー)までコーナーに配列。店内、店外環境も静かで、満足度の高いひとときを楽しめた。(T・S)
http://www.keibunsha-store.com/


書店


■誠光社
 この店の店長だった方が、退職、独立して新たにオープンしたのが「誠光社」。丸太町の古い民家を改装した、品揃えにこだわりのある店です。写真を見ると、たったこれだけの品揃えでいかほどの売上げができるのか、貧乏性の駄目男は、他人事ながら心配になります。本を売るだけでなく、出版に関わるいろんな活動もして名前を売り、収入に結びつける。そんな姿勢での商いでせう。その志やよし、繁盛を祈ります。
http://www.seikosha-books.com/about
http://www.haconiwa-mag.com/magazine/2016/03/seikosha/


書店




書店



■さるやみ堂
古本屋にも個性派があって、先日、大阪・空堀商店街裏で見つけたのが「さるやみ堂」。セレクトされた本棚の奥がカフェになっていて、買う前にゆっくり読める。夕方からは酒場にもなるというマルチな使い勝手の古本屋です。本好きが一献傾けながら議論するにはおあつらえ向きの店舗ですが、店主の道楽としか思えないこんな店で売上げは如何ほど?とここでも貧乏性で心配してしまうのでありました。どう考えても、これじゃメシ食えませんね。


書店



書店



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閑人帳



●西成で飲んだ三重の酒「作」がG7サミットで使われた

 5月14日の記事で西成のバー「cocoroom」のことを書きました。写真説明で「三重県の「作(ざく)」もしや、伊勢志摩サミットではこれが供されるのでは、と想像してしまった」と書いたところ、なんと,本当に一日目のワーキングランチに採用されたことがわかりました。
 県内35の蔵元から選ばれた一品、同じものを西成のヘンな酒場で飲んでいたとは・・。はや、品薄になってるかもしれません。

メーカーはこちら・・
http://seizaburo.jp/


西成でサミット酒が飲めるとは・・・
ココルーム


このメニューで「作」がサービスされた。
ココ 


ココ 




読書と音楽の愉しみ



●PACブラス演奏会  ~西宮芸文センター~

 土曜日の午後、小さいホールでの金管楽器だけの演奏会に出かける。パックブラスとは、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団のブラスセクションのこと。ゲストを含めて12名で古今の曲を披露する。
 自分の希望はバロック時代の王室のファンファーレでしたが、それはアレンジ含めて2曲のみで、大方は技巧を凝らした現代曲でした。ホールの形が壺のようで、その底面になるステージで演奏するため、音の密度が濃く、チューバの低音など、音波が直接肌で感じられるくらいで快感です。欲を言えば、残響時間がもう少し長ければいいのに、という感じです。


約2時間の演奏を12名でこなすとなると、トランペットやトロンボーン奏者はほぼ出ずっぱりとなり、体力的に大変きつい。まあ、ジャズのビッグバンドだってそんな感じですが。
 知らない曲ばかりなので、前半は、気のない義理拍手をしていた聴衆が、パワフルな金管の響きに魅せられ、だんだんノッてきて心身熱くなったのは熱演の賜でせう。奏者も出来栄えに満足だったと思います。


できれば、次回は奏者本位のプログラムだけではなく、リスナーサービスになる、ポピュラーな曲も取り入れてほしい。(5月28日 小ホール)


芸文センターのカフェ
カフェ




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●八方気配り・・オバマ演説の中身

 広島、平和記念公園でのオバマ大統領の演説は、せいぜい5分程度のスピーチだろうと予想したが、実際は17分もかかった。(資料館の見学は5分くらいだったのに)正直な感想をいえば長すぎると思いましたが、長い演説のワケの半分くらいは、当事者、関係者(国)への気配りゆえでありませう。世界中が注目するメーッセージゆえ、大統領自身のホンネより、他者への気配りを優先せざるを得なかった。「大統領の本心を語ってほしかった」という批判は当然あるが、それが出来るほど世の中甘くない。


誰に気配りしたのか。演説の冒頭部で語られたのは、日本政府、日本国民、被爆者と被爆者団体。次いで、アメリカ政府、議会、アメリカ国民(世論)、捕虜米兵の遺族、朝鮮人犠牲者、韓国政府、西側諸国(世論)、ロシア、中国・・・に配慮を示す。表向きだけでもこれだけの気配りの相手がある。無視していいのは北朝鮮くらいではないか。謝罪するべきの要望に応えることの難儀さはバカでも分かる。


アメリカ政府の事務方で何度も練り直して最終原稿をつくったら、こんなに長くて、中身は玉虫色の演説になった。浅井基文氏(元広島平和研究所長)は「言葉長かったが、美辞麗句を並べただけで、何を言いたいのか、大統領の本心はどこにあるのか、分からなかった」と批判したが、同じ思いの人も多かったはず。残りの任期が少ないオバマ氏の、ええかっこしいの演説に過ぎないとも言える。しかし、いかに、世界のトップリーダーたるオバマ氏でも「本心」が言える場面でなかったことも認めざるを得ない。


事前の聞き取り調査で、被爆者の多くが謝罪を求めず、大統領との会見で怨恨の言葉を使わなかったのは、相手への配慮もあるけど、やはり、71年という歳月がもたらす記憶の風化、浄化が大きいと思う。塩野七生氏が望んだ「静かな歓迎」が実現できたのは、被爆者が高齢だったせいだけではない。日本人の普通の感覚だったと思う。
 しかし、当日午前中、騒々しい行動で顰蹙をかうグループもあった。わざわざ来日した韓国人被爆者たちで、午前中、会場で「オバマ大統領は謝罪せよ、賠償しろ」とシュプレヒコールを繰り返した。韓国語には「顰蹙」という言葉がないのかもしれない。


広島、長崎、両記念館を見学したとき、外国人の見学者が多いのが印象に残っている。カップルも一人旅の人も、日本人以上に深刻な表情で見入っていた。日本人より予備知識が乏しい分、ショックが強烈だったと想像する。調査では、訪日観光客の「訪ねるべきスポット」として、広島の原爆資料館はベスト3に入っている。米国人に限っては常に第一位である。


といっても、広島の資料館で、年間見学者は100万人程度。外国人と修学旅行生などの団体を除く、日本人見学者は50万人程度と思われ、類推すると、おそらく、過半の国民は平和記念公園や資料館を一度も訪ねたことがない。長崎の街の観光を楽しむ人のほとんどは原爆資料館の見学をパスする。核兵器の恐ろしさと、その廃絶や削減なんて、何ほどの関心もない。これが日本人の本音でせう。



オバマ 
 


たなかよしゆきさんの古道紀行予定一覧 

古道紀行おおばこの会 こばこの部予定表(2016年後半)

こばこ2016後半 

主宰はたなかよしゆきさんです。お問い合わせは
電話・ファクス 0745-79-6452
ケータイ 090-3485-6452 へお願いします。




閑人帳


●予想外の意見に困惑?・・オバマ大統領の広島訪問

 朝日新聞が、ローマ在の塩野七生氏に電話して、オバマ大統領の広島訪問について意見を聞いた。おそらく「大統領は謝罪するべき」の見解を期待して。しかし、塩野オバサンの意見は期待はずれ?だった。 以下WEB版から引用。


 あの人は今、どう受け止めているだろう。オバマ米大統領の広島訪問が近づくなか、作家の塩野七生さんの考えを聞きたくなった。ローマの自宅に電話し、たずねると、「日本が謝罪を求めないのは大変に良い」という答えが返ってきた。塩野さんが思う、米大統領の広島訪問の迎え方、とは。

 ――オバマ大統領が被爆地・広島を訪問することを知ったとき、まず、どう感じましたか。

 「知ったのは、ローマの自宅でテレビを見ていた時です。画面の下を流れるテロップでのニュースだったけれど、それを目にしたとたんに、久方ぶりに日本外交にとってのうれしいニュースだと思いました」「特に、日本側が『謝罪を求めない』といっているのが、大変に良い」

 ――どうしてですか。

 「謝罪を求めず、無言で静かに迎える方が、謝罪を声高に求めるよりも、断じて品位の高さを強く印象づけることになるのです」

 「『米国大統領の広島訪問』だけなら、野球でいえばヒットにすぎません。そこで『謝罪を求めない』とした一事にこそ、ヒットを我が日本の得点に結びつける鍵があります。しかも、それは日本政府、マスコミ、日本人全体、そして誰よりも、広島の市民全員にかかっているんですよ」

 「『求めない』と決めたのは安倍晋三首相でしょうが、リーダーの必要条件には、部下の進言も良しと思えばいれるという能力がある。誰かが進言したのだと思います。その誰かに、次に帰国した時に会ってみたいとさえ思う。だって、『逆転の発想』などという悪賢い人にしかできない考え方をする人間が日本にもいた、というだけでもうれしいではないですか」

 ――悪賢い、とは。

 「歴史を一望すれば、善意のみで突っ走った人よりも、悪賢く立ちまわった人物のほうが、結局は人間世界にとって良い結果をもたらしたという例は枚挙にいとまがありません」(以下省略)

引用元
http://www.asahi.com/articles/ASJ5R3T1VJ5RULZU00Q.html?iref=comtop_favorite_03


核兵器をなくしたいと考えるオバマ大統領にとって、広島市の歓迎スタイルは、どちらが有意義で効果が大きいだろうか。

(1)反戦市民団体等を動員した謝罪要求デモ行動で迎える。
(2)なにもせず、静かに迎える。

どちらが大統領の心に響くか。あなたは、(1)(2)どちらがベターだと思われますか。朝日が謝罪要求するべきの意見をを期待したのなら、塩野氏の思想を分かっていなかったことになる。(そんなアホなこと、ないと思いますけど)

もしや、この記者は、こんな意見なら記事にしたくないと考えた。しかし、ボツにすると早晩「文春」「新潮」の餌食にされること明白だから掲載した。これは駄目男の意地悪な想像です。


塩野七生氏
塩野七生

読書と音楽の愉しみ



●京都風イヤミの応酬・・ただ今ヒット中「京都ぎらい」

 当ブログ12月3日記事で紹介した、井上章一著「京都ぎらい」が20万部を越えるヒット作品になった、と、昨日のNHKローカルニュースで伝えていました。本の帯の「千年の古都、京都のいやらしさ全部書く」というコピーがとても効果的だと思います。京都をほめ讃える本はゴマンとある中で、唯一、コテンパンに京都を貶してる。


その通りや、ざまみろ、とニンマリしたのは洛外人?ムムム、う~ん。逆に、批判された洛中人は凹んだのか。そうは思いませんね。むしろ、自分たちの京都におけるポジションがはっきりして「これで、よろしおますがな」なんて胸張ってるのではないか。後悔や反省の気なし、が駄目男の見立てです。


番組の映像で書店の売り場を写したワンカットが面白い。平積みされた本書の帯に重ねて、手書きのラベルに「ほんとうは好きなくせに」の一言。店員さんが書いたのでせうが、これまた強烈なイヤミです。井上章一、何するものぞ。ホンネの裏のホンネはこれやろ、とズバリ。この店員さんのセンス、機転に脱帽です。


著者の腹立ちの理由は洛中人の差別意識だけでなく、東京のメディアなど、ヨソもんが京都をヨイショしすぎることにもあります。もともと自尊心が強いところに、東京を主とするメディアが何かと「京都はすばらしい」と持ち上げる。だから、ますます洛中人は増長する。
 では、京都を一番覚めた目で見ているのは誰か。著者は大阪人だという。たしかに、京都の有名店がなんぼのもんじゃい、と思ってる大阪人は多い。しかし、それを露骨に言うと、マイナス評価にとられるので言わない。・・というわけで、なんだかもうイヤミ万華鏡みたいではありませんか。ま、京都モンはなんでも誉めるミーハーの純朴さこそ貴重かも知れませんネ・・と最後にイヤミを足しておきます。(5月25日)


イヤミにイヤミを重ねる、してやったりの一言
京都きらい



インタビューを受ける井上章一氏
京都きらい


閑人帳



●シンボルマークのデザインは難しい・・民進党のマーク決定

 ゴタゴタのはてにようやくまとまった民進党の新しいマークが公募により決定しました。(下の画像)無難なデザインだと思いますが、世間では食品メーカー「井村屋」のデザインと似ているとイチャモンがついてるらしい。これを気にして、民進党の岡田代表は「井村屋に連絡し『問題ない』と了承を得た」と記者会見して問題ナシを説明した。こんな弁解じみたことを言わなければならないこと自体「問題アリ」でせう。情けない。


民進党


井村屋以外にも似たデザインはたくさんある(下の画像参照)だから,民進党のデザインはパクリだというのは当たらないと思う。これをパクリと言ってしまえば、他のデザインもみんなパクリになる。この「人」文字をシンボル化したデザイン自体、すでに陳腐化している。


民進

おどろくのは、同じタイプのデザインを出来合い(既製品)として販売していること(下の画像参照)。一から考えるのは大変だから、これを買いませんか、とデザイン見本を売りだしている。このデザイン自体はすでに意匠登録済みなので、このまま使ってもパクリと言われることはない。要するに、民進党のマークのデザインはパクリではないけど、独創性もないということが明白になった。

民進


デザインはWEBで公募し、3676件の応募があった。だから、デザインセンスがないのは民進党ではなく、応募者ということになる。(より優れたデザインが審査で落とされた可能性はある)ケチがついたのは残念だけど、それでも旧民主党のマークに比べたらマシというのが駄目男の判断であります。

旧民主党の、世にもブサイクなマークをデザインしたのは日本グラフィックデザイナー協会の会長、浅葉克己氏であります。(駄目男は、あれは素人のデザインだと思っていた。失礼しました)
 その浅葉氏は東京オリンピックの第一回エンブレムデザインコンペの審査員だった。あの佐野研二郎氏とズブズブの関係が指摘され、面目丸つぶれになったのはご存じの通り。民進党が今回、この人を敬遠したのは正しい。赤丸をタテに連ねたデザインが素敵だという話を聞いたことがないので、アレよりはマシ、と言われるだけでも民進党の新マークは救われている。


民進


結局、日本の大物デザイナーに依頼しても、一般から公募しても、グッドデザインを創作できなかった。何をやってもドジ、ケチがつく、は民進党の基本コンセプトでありませう。

ウオーキング・観光



●緑陰散歩・・六甲山牧場から摩耶山へ

 ハイキングにはこれ以上ない快晴微風の日和りだったので、急に思いついて六甲山登山バスで山上へ。何年もご無沙汰しているので、地名やバス停の名前を忘れてしまい、十分古いハイキングマップを頼りにしての歩きになる。阪急六甲駅~丁子ケ辻バス停~三国池~六甲山牧場~アゴニー坂~摩耶山(ロープウエイ・ケーブル)~阪急王子公園駅というコースをたどりましたが、昔の記憶が戻ったような、戻らないような・・ボケ症状でのウオーキングです。(ダイジョウブかい?)。


でも、頭はボケ状態ながら、山はキリッと快晴で気温は20度くらい、これ以上望めない気持ち良い散歩ができました。道標完備の一般コースですが、ロージンは「アゴニー坂」は敬遠したほうが無難です。(5月18日)


三国池
六甲山


六甲山牧場(入園料500円)
六甲 


牧場内でのランチはここがベストポイント
六甲


年寄りイジメのアゴニー坂 アゴニーは英語で「苦痛」の意味らしい。
六甲


閑人帳


●マスゾエさん、もう「死に体」・・20日の記者会見

 記者会見するたびに疑惑が倍増する知事さん。滅多に見ない昼間のニュース番組で記者会見の中継を見た。記者の質問に「弁護士に調査を依頼する」とワンフレーズで答えるだけの態度に、視聴者もイライラしたでせう。要するに、中身が全くない質疑応答です。アホらしくなって途中で電源オフにしました。


もう辞職するしかない、というのが自分の感想。いくら甘く考えても、知事を続けて下さいなんて言えない。アンケート調査したら、99%が辞職せよ、の回答になるのでは。(1%は単なるヘソマガリ)この会見で、マスゾエさんはもう立ち直り不可能、相撲でいう「死に体」になった。
 都議会も自民党も擁護する気なし。すでに候補者選びを進めてると思いますが、最近20年くらいの都知事を思い出すと・・青島、石原、猪瀬、舛添、と、さぼりマンばかり。財政豊かな東京では、知事が率先してバリバリ働く必要はなかった。


職員がそこそこ有能であれば、知事はお飾りでもよかった。週に二日、三日しか登庁しなくても業務に支障がないという実態がそれを物語ってる。半端に有能な知事なんて、職員にとっては迷惑な存在でしかない。舛添サンが唱える「都市外交」が大事なら、イケメンか美人の知事でよし、集客活動に専念して、ジミな仕事は職員まかせでOK。あちらではシュワちゃんの例もあるし。美人云々はともかく、女性の登場は歓迎です。おそらく、何人か、候補に挙がってると思いますよ。



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犬町・猫町情報



private


            6月号表紙 by ぽんさん


6月例会表紙ぽんさん


         老眼に合わせてくれる スローなつばめ返し


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●6月例会 ご案内

6月例会は二上山人さんの担当ですが、都合で駄目男が担当し、代わりに9月例会を担当していただきます。また、6月は下記のようにサイドプランも用意していますので、ヒマな方はご参加下さい。なお、7月の例会はありません。

●布引ハーブ園から布引滝へ  ~担当 駄目男~

 ロープウエイで山上まで上がり、ハーブ園やお花畑を見物して芝生広場で昼食。午後は森林浴コースを歩いて布引滝経由、新神戸駅へ。アップダウンは300m以上ありますが、9割はダウン道、最後は階段の連続です。布引貯水池からの道は、昔、例会で歩いたことがあるような・・。滝道を敬遠したい人は、ハーブ園内コースだけの参加もOKです。

■実 施・・6月3日(金曜日) 雨天中止
■集 合・・10時10分
阪急神戸線 春日野道駅改札口
参考ダイヤ・・梅田発特急9時30分 西宮北口駅で各停に乗り換え
                 9時45発 春日野道駅着10時03分
■コース・・春日野道駅~ロープウエイ乗り場~山上駅~ハーブ園散策~芝生広場(昼食)~布引貯水池~布引滝~新神戸駅解散 約5、5キロ(アップダウン・下り300m)

■その他
□弁当は持参して下さい
□ロープウエイ+ハーブ園入場料 900円
 65歳以上の神戸市民と兵庫県民は割引きがあります。(要証明書)
 割引き案内はこちら・・
 
http://www.kobeherb.com/service/hours.html

□ストックある人は持参して下さい。


ロープウエイから見下ろす布引滝
6月例会

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●サイドプラン  一心寺「ジャカランダ」見物とビールの会

今年の開花時期はどうなるのか・・昨年より早めと判断して決めた日程です。ハズレたらカンニンです。(主たる目当てはビール)

■実施・・6月10日(金曜日)小雨決行
■集合・・午後3時 地下鉄御堂筋線 天王寺駅
 西改札口出たとこの花屋の前にて。
■コース・・天王寺駅~一心寺~新世界(串カツ又はお好み焼きの店へ)
 ~地下鉄動物園前駅(費用はワリカンです)

■ご希望の方は前日までにお知らせ下さい。(最少催行3名) 

一心寺のジャカランダ
jakarannda

閑人帳


●Windows 10への自動アップグレードスケジュールの通知がさらに凶悪化・・ライブドアニュース

 昨日、Windows 10への強制更新の話を書きましたが、勝手に更新するなよ、と不満をもつ人も当然いる。お節介更新を拒否するにはどうすればよいか。具体的な操作の説明がこちらにあります。それにしても「凶悪化」とはえげつない表現です(笑)


キャンセル方法はこちらを・・・
http://pc-karuma.net/windows-10-downgrade-windows-7-8-1/

閑人帳



●親切?or お節介?・・7から10へ強制更新

 数日前から、ニュースサイトのトップがヤフーからMSNに変わっていたので、なんでかな?と思っていたら、ヴァージョン<10>への更新案内画面が出て、切り替えを催促するPRだと気づきました。しかし、今の<7>でも全然不便はないので無視していたところ、昨夜遅く「10への更新をはじめます」の案内と同時に、勝手に更新プログラムの入力がはじまりました。同じ事をすでに経験された方が多いでせう。


2時間くらいかかって、ようやく終了。こちらは何の作業もしないまま<10>に更新されました。有り難いサービスですが、余計なお節介と感じた人もいるのではと思います。
 三日くらい前に「10への更新のおすすめ」表示があったときは、「今すぐ更新する」「更新しない」の選択ボタンがあり、さらに「更新後、元へ戻すこともできます」の案内もありました。なので「更新しない」ボタンを押したのですが、その選択を無視して、午前0時前に突然「更新をはじめます」と。しっかり、上から目線の態度です。


ユーザーの中には、自分みたいに、何年経ってもビギナーのレベルにとどまるパソコンオンチもいるのだから、更新を勧める場合は、<10>に更新したら、こんな便利さがあります。こんな点が改良されています。操作が分からないばあいは、ここへ問い合わせて下さい・・的な、ユーザーの疑問や不安を払拭する親切な対応があるべきところ、何もない。(MSは、いや、詳しく説明済みですと言うにちがいないが)ユーザーは全員、理解、納得するはず、という前提で一方的に押しつける。


・・てなことを言えば、そんなの、ごく一部のアホなユーザーの愚痴に過ぎない。無視してヨシ、となるのでせう。なんせ、世界中のユーザーに、一日何十万回?も同じサービスをしてるのだから、シモジモの愚痴なんて聴いておれるか、であります。しかし、MSがもし日本発祥の企業だったら、もう少しマシな対応をするのではないかと察します。MSの傲慢不遜な態度に不快を覚えないユーザーは皆無でありませう。


無料で更新してやってるのに、何を文句たれるか。これがMSのホンネであります。勝手な想像ながら、もしや<7>や<8>のユーザーには「更新をしない」ボタンを押した人が多いのかも知れない。この反応にMSはイラついた・・だから強制更新。「<7>でええねん、ほっといてんか」自分と同じ思いのC級ユーザー、世界中に5000万人くらいいると思いますよ。人種を問わず、オジンは、わずかな設定の変更だけでも面倒くさいのです。
 


緑野を駆ける・・大和民俗公園 
緑野を駆ける




大阪日暮綴



●酒場?「cocoroom」再訪

 西成に文化革命・・で紹介したこの店、少しは酒場らしくなっただろうかと気になって半月後に再訪。店内の混沌ぶりは相変わらずながら、Sさん、少し落ち着いて駄目男への警戒感はなくなり、フランクに話ができるようになりました。毎月の赤字の積み増しにいつまで耐えられるかが問題ですが、せめてトントンに持ち込めるよう、フントーを祈るばかりです。それにしても、西成でクラシック音楽を聴かせる店やなんて・・場違い感、200点やおまへんか。


ほんとうはLPで音楽を聴きたいが、レコード針の消耗(コスト)を考えるとそれは言えず、サーバーに取り込んだ曲(3000曲くらいあるという)をパソコンを介して再生する。バッハの無伴奏パルティータとショパンの夜想曲集を所望したが、彼にも相当のこだわりがあって、なかなか詳しい。第20番の演奏ではお互い、シプリアン・カツアリスの演奏が一番ええなあ、ということで意見一致したのであります。


なんせ、酒場なのに、酒ナシ、アテナシであります。かくも選択肢の乏しい酒場は初体験で、でも腹が立つわけでもなし、のどかに時間を過ごす。カウンターに置いてある古本の「ゲンセンカン主人」をめくってるうちに、この店の得たいの知れ無さこそ、つげ義春の世界ではないかと錯覚しそうになる。ホンマ。この本は、堺市在で、織田作之助研究をライフワークにしている井村身恒氏からの寄贈本だけど、傑作「ねじ式」も入ってるので懐かしく、借りて帰りました。(下の写真)
 時代進んで、つげ義春ファンも減少するばかり。今は図書館でも見つからなくなっている。彼のマンガに惚れたら、水木しげるなんかガキにしか見えませんからね。


オダサク倶楽部・井村身恒氏
http://www.ican.zaq.ne.jp/suzukake/09odasaku/odasaku0000.html



これ、酒場に見えますか
ここ 
 
 

シングルモルト「エドラダワー」10年
ここ


三重県の「作(ざく)」
もしや、伊勢志摩サミットではこれが供されるのでは、と想像してしまった、ワイングラスの似合う銘酒。文句のつけようがない。
ここ

借りてかえりました。
ここ 


「ねじ式」で一番有名なカット
ここ 



大阪日暮綴



●がんばってます・・玄人なみの力作を拝見

 毎年、ここで紹介する、画家、川島恵美子さんのギャラリーで、恵美子さんの姉、松本千恵子さん夫婦が作品展を開かれたので拝見しました。
 智恵子さんは今年88歳。染織とパッチワーク作品が主で、お洒落なデザインが魅力。一枚つくるのに如何ほどの時間と根気がいるのか、と同情したくなるほどの精緻なつくりです。ご本人は「まだ習ってる段階です」というけど、駄目男の目にはプロ並みのワザと映りました。


ご主人の博さんは、定年まで町工場で旋盤工一筋の職人人生を送った人です。退職後、奥さんのアート感覚に影響されたのか、鉄を木に変えた木製クラフト作品の制作に励み、こちらもシロウトとは思えないハイレベルの作品に仕上がっています。材料の加工のあとに漆の装飾、仕上げをするので、木材の乾燥時間からいれると、2年、3年、の時間がかかり、鉄の加工とは別世界の体験になります。


夫婦は、宮城県大崎市にお住まいですが、この町は、市民の創作活動に対する援助にとても熱心で、制作に必要な場所、設備、材料など,気前よく提供してくれるとのことです。高齢者に創造的な趣味をもってもらい、心身健康な日々を送ってもらえば、すなわち、医療や介護の出費を減らすことができるわけで、天秤にかければ、アート活動を応援したほうが安上がり、と計算してるのかもしれません。こういう考え方には賛成します。


会場風景
松本さん個展



松本千恵子さんの作品
松本 



松本 



松本 


松本 


松本博さんの作品  模様は金箔ではなく、卵の殻のカケラ。
松本 



津軽塗りの技法を参考にしたお椀
松本 





読書と音楽の愉しみ



●宮下奈都著「羊と鋼の森」を読む

 珍しく、当節ベストセラーの本を読みました。書店員さんが投票で選ぶ「本屋大賞」を受賞したのが売れ行きアップに貢献してるそうです。しかし、読んでみれば実に地味な内容で、なんでこれが売れるのか分からない。購読した人の何割が満足してるでせうか。知りたいところです。


ストーリーは、北海道の田舎町で育った高校生が、ひょんなことからピアノの調律に興味をもち、先輩たちに指導されながらプロの調律師を目指す・・という話。200%ジミな話ではありませんか。


地味だからつまらない、というのではありません。現に自分が買ったのだから。ジミは承知で、だが、スグレモノかもしれないという期待があったから買った。書名の「羊と鋼の森」を見て、これはピアノの話だと気づいたし、過去にピアノの調律に関する本も読んでいたので、ためらわずに購入したけど、世間にピアノや調律に関心がある人なんて100人に一人いるかどうか。もしや、書店員さんには音楽ファンがすごく多いのか。それもないでせう。要するに「ウケる」理由が見つからない本です。


では、なぜ「大賞」を受賞したのか。こんなに売れるのか。ストーリーの魅力でなければ、文章力か。これですね。リアルを捨て、ファンタジーに徹して読者を惹きつけた。音楽に疎い人を惹きつけるには、リアルな音楽世界を描いては逆効果だと著者はしっかり認識したうえでこの本を書いた。ファンタジー物語にすれば、一部の音楽ファンには敬遠されるけど、大部分の「ファンタジーファン」に支持される。このほうがたくさん売れる。しかし、書店員さんはここまで考えたのでせうか。


リアルから逃げてるな、と気づいたのは、いくら読み進んでも、有名なピアノ曲名や著名なピアニストやピアノのブランドが出てこないからでした。これらの「リアル」を全く登場させずにピアノの調律の話を進めて行くには「ファンタジー」で描くしかない。しかし、ピアノの調律という仕事はリアルそのもので、ごまかせない。だから文章力が必要なのであります。この矛盾を乗り越えて、全編ほんわかムードの物語に仕立てたのはエライと思います。(注)131ページに、唯一「リーゼンフーバー」というピアノブランドがでてくるが、これは架空で実在しない)


本書のラストはこういう文で終わる
242頁・・

 安心してよかったのだ。僕にはなにもなくても、美しいものも、音楽も、もともと世界に溶けている。
「ああそういえば」北川さんが口元を白いナプキンで拭う。
「外村君(主人公の青年)のところ、牧羊が盛んなのでしょう。それで思い出した。善いっていう字は羊から来てるんですって」「へえ」
「美しいっていう字も、羊から来てるって、こないだ読んだの」
少し考えながら、思い出すように話す。
「古代の中国では、羊が物事の基準だったそうなのよ。神への生け贄だったんだって。善いとか美しいとか、いつも事務所のみんなが執念深く追求してるものじゃない。羊だったんだなあと思ったら、そっか、最初からピアノの中にいたんだなって」
 ああ、そうか、はじめからあの黒くて艶々した大きな楽器の中に。
目をやると、ちょうど和音(かずね=女子高生の名前)が新しい曲を弾き始めるところだった。美しく、善い、祝福の歌を。   ~完~


とても印象的なラストシーンです。最後の「羊」を語るフレーズで「本屋大賞」をゲットした、と言ってもよい。ピアノの中に羊がいて、その働きが人のココロを美や善にいざなう。これがファンタジーでないなら何と言うべきか。主人公が仕事をする場所が北海道の田舎町に設定してあるのも納得できるというものです。


調律のリアルで難解な話はさておき、本書で感銘を受けた人は、ピアノの美しい音をナマで聴きたくなるのではと思います。これがきっかけで演奏会に足を運ぶようになれば、新しい「美」と「善」の世界に触れることができる。購読者の百人に一人がピアノに魅せられたとして、日本中で五千人、一万人のファンが増える・・これって、ファンタジーで終わらせたくない。リアルに増えてほしい。


調べてみたら、本屋大賞作品で読んだのは、本書のほかに、小川洋子「博士の愛した数式」と三浦しおん「舟を編む」の2作品。内容は本書に似て「ジミ系」に思えるけど、自分の好みかもしれない。それはともかく、全国の書店員さんが協力して本屋大賞という顕彰行事を発案し、継続していることは素晴らしい。オジンが草場の陰で応援します。(2015年9月 文藝春秋発行)


ピアノの中にいる羊とは、これのこと。羊毛でつくったハンマーで、これで鋼の弦を叩いて音を出す。
ピアノ 


針でつついて音量や音色を調整する。
ピアノ 



羊

犬町・猫町情報



●5月例会、代替プランのお知らせ
 
10日(火)の例会は雨天のため中止しますが、15日に下記代替プランを実施します。都合のよい人は参加下さい。少人数でも実施します。(担当 小西)

■猪名川公園から伊丹スカイパークへ
 ( 徒歩7,5キロ 平坦コースです)

□集合・・5月15日(日)10時30分(雨天中止)
 阪急神戸線 園田駅改札口
 参考ダイヤ 梅田発 10時21分(三宮行き各停に乗車)
       園田着 10時30分
                  運賃 190円
□コース・・園田駅~猪名川公園(昼食・T)~田能資料館(T)
 ~原田スカイランド(T)~伊丹スカイパーク(T)~JR伊丹駅
  (コースの一部は、1997年1月と2009年8月に訪ねたことがあります)

伊丹




大阪日暮綴


 
●バラと芍薬が見頃・・長居植物園

 この春はボタンや石楠花の咲き具合がイマイチでしたが、今はバラとシャクヤクが見頃です。バラ園の裏側にあるシャクヤクの花壇は近年種類が増えて、人気が高まりました。バラよりいっそうあでやかで見とれます。

バラ園
シャクヤク 


シャクヤク<楊貴出洛>
シャクヤク


シャクヤク<紅王>
シャクヤク 


シャクヤク<クイーンズビロード>
シャクヤク


ポピーの花畑
ポピー 

ときどき、当ブログを訪ねて下さるシャンソン歌手、別府葉子さんのライブ録音をご紹介

別府葉子「百万本のバラ」ライブ
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=BozoMt2l0xs


ブログはこちら・・・
http://yokomusette.blog31.fc2.com/



プチ・ケチの研究



●ケチンボにおすすめ・・ナイロンタオル

 以前にも紹介したことがあります。そのときの商品は安物でサイズが小さく、使いにくかった。それがくたびれたので2代目を購入。サイズは20×100センチと十分で背中も洗いやすい。値段は450円。

すでに使ってる人が多いと思いますが、
泡立ちが良くて、石けんの節約になる。
□泡切れが良いので、湯水の節約になる。

石けんやボディソープは3~5割は節約できます。すすぎの湯水も、コットンの半分くらいで済む。ケチンボにおすすめする由縁です。耐久性もコットンよりはるかに上、・・と良いことずくめみたいですが、ナイロン繊維に全く吸水性がないので、洗い専門で、体を拭くにはコットンタオルが要る。また、肌の敏感な人には刺激が強すぎるかもしれないので「やわらかめ」表示の商品を推薦します。(木綿混紡の商品もある)木綿タオルも薄手を使ったほうがカビ臭が付きにくくて衛生的です。

 このナイロンタオルの普及率が50%以上とかになると、ソープ類の生産、販売量が大きく減少し、メーカーにとっては「恨みのタオル」になりそうです。


キクロンの製品案内(メーカーはたくさんあります)
http://www.kikulon.com/products/kikulon_fine.html#nylon_towel


ナイロンタオル 



ウオーキング・観光



●昭和の奈良の風景 ~入江泰吉写真集から~

 奈良・大和路風景写真の大家、入江泰吉は、芸術写真ばかり撮っていたわけではなく、若い頃はふつうにスナップ写真なども撮っていた。昭和20~30年代はモノクロしか撮れなかったけど、今見れば、そのモノクロの風景がなつかしい。


そこで、この写真集のコピーを携えて奈良の町を歩き、同じような撮影ポイントの現在の風景を写してみた。激変したところもあれば、あまり変わらないシーンもある。一番、変化の大きいのは、近鉄奈良駅周辺と商店街だった。三条通りなんか、南都銀行本店を除いては全部建物が更新されてるように見えた。

入江泰吉が使ったカメラは、ライカM3とⅢF。今でもマニア垂涎の高級カメラであります。(入江泰吉「昭和の奈良大和路」平成23年 光村推古書院発行)


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写真集のなかで一番ショッキングな風景はこの近鉄奈良線「学園前駅」風景。昭和20年代、駅の南側に帝塚山学園のモダンな円形校舎ができ、その屋上から北側を写した。駅舎は木造で、ホームに4両編成の電車が停車している。その向こう側は宅地造成工事中で、民家は一軒も見えない。当時の近鉄の佐伯社長はここに邸宅を構え、それだけの理由で、当駅は特急、急行停車駅になった。以後、周辺は大開発ラッシュが起き、駅周辺は高級戸建て住宅地に、奥の里山は公団の大規模団地になった。
nara 


駅の南側の交差点から駅を見た場面。右手の坂道が現在も残っているので比較できる。(撮影ポイントの左側に上の写真をとった円形校舎がある)
奈良昔風景


上の写真の現在の風景。右手の坂道が残っている。
nara 


近鉄奈良駅前。駅から公園に至る道はせいぜい2車線巾しかなかったが、3倍くらいに拡張されて、現在の大通りになった。同時に奈良県庁や美術館などの整備がすすんだ。
奈良 


現在の風景
nara 


近鉄奈良駅は1969年まで地上駅で、市電のように路面をのろのろ走っていた。油坂という駅があったような気がする。
近鉄 
この鉄道写真の引用元
http://cedarben.blog.so-net.ne.jp/2010-10-25


三条通り
 奈良


三条通り 現在の風景
nara 


三条通り 
奈良



三条通りの現在 ここでは南都銀行だけが目印になります。
nara


もちいど商店街
nara 


現在の風景 昔の商店は残っていなかった。
nara




ウオーキング・観光



●堺の「土塔」を見物

 土塔のある場所がとても交通不便なところとカン違いしていたが、よくよく地図を見ると、そうでもなかった。泉北高速「深井駅」から徒歩15分くらいで行けると分かったので訪ねてみました。


日本で唯一?かもしれない「土塔」。塔といえば、五重の塔や多宝塔など、木造建築をイメージしますが、これは文字通り土を積み上げた、タワーとは言いがたい低層の構造物です。和製ピラミッド?といえるかもしれないが、墓ではないのでクレームが付きそう。底辺が53mの四方形、高さ9m弱の十三重で、十三に意味があるかも。


設計は、後の空海と同じくらい、インフラ、土木事業に熱心だった僧、行基。なんでこんなデザインにしたのか、これが一番知りたい点ですが、わからない。単に「新しもん好き」のせいだったりして・・。インドや中国に先例があって「ワシならこんな設計にする」と、マネたのかもしれない。工事に狩り出された農民たちも「わしら、何を作ってるんだか」分からないまま土を積み上げたことでせう。


土のままでは崩れてしまうので、瓦を使って浸水を防いでいる。その数、6万枚というから、焼くだけでも大仕事だった。寄進者の名前を書いたものも見つかっている。但し、時代を経て荒廃してしまい、下の白黒写真のように、ただの土の山になってしまった。それでも、奈良時代から1300年間、消滅せずに残ったのは奇跡といってよい。その気になれば、百姓一人でも崩して田畑にすることができたのだから。
 ようやく貴重な史跡だと認められ、復元されたが、予算不足?で、きれいに整形されたのは2面だけ、という中途半端な仕事になっています。


土塔公園入り口から土塔を見る
土塔




瓦をこんなふうにデザインした行基のセンスに脱帽。
土塔 



ディティール
土塔 



横にミニチュアの土塔が展示してある。瓦の使い方は少し違ってる
土塔 



よくぞ壊されずに残ったもの。これから80年後にようやく復元された。
土塔 






閑人帳


●♪嫌われたのね~♪・・百田さん

 政府の圧力によって、マスメディアの報道、表現の自由が侵されている云々は、左寄りメディアの常套句になっている。ほんまかい?と疑いたくなる事例がTVの報道番組であった。報道、表現の自由の真逆、自ら、報道、表現しない自由、権利を行使した見本であります。


先日、TBSの「あさチャン」という番組で、書店員が選ぶ「本屋大賞」のことが取り上げられた。各年度の受賞作品を示すテロップが出たが、それが下の写真。ぼけ~と見てたら気が付かないが、2013年の受賞作品が抜けている。視聴者が「おかしい」とフェイスブックに投稿したので情報が拡散した。

2013年が抜けている
TBS


なぜ2013年の作品名をボツにしたのか。受賞作が「海賊と呼ばれた男」で、著者が百田尚樹氏だからであります。百田氏は常にTVメディアをボロクソに批判していて、TBSにとっては「好かんタコ」の見本みたいな作家。そんな百田氏の名前を栄えある受賞者として画面に出したくなかった。だからボツにした。なんという幼稚で姑息な発想と表現でありませうか。感情的に嫌いな人物という理由で公の報道番組でも無視する。イヤハヤ・・。


あきれるしかないが、これがTBSの本性であります。自局の悪口をいう人物は葬り去る。気に入らないことは「報道しない自由」を存分に発揮している。公共の電波の私物化、偏向報道の見本ではないか。マスゴミとゴミ呼ばわりされても仕方ない。


ちなみに「海賊と呼ばれた男」は上下巻累計で364万部、他の受賞作品に比べて断然多いヒット作品だった。今年の受賞作は、宮下奈都氏の「羊と鋼の森」。これはただ今読んでるところ、こんな地味な本が、なんでぎょうさん売れるのか。訝りつつ読んでます。

参考・引用情報
http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-2316.html

新発行の「月刊Hanada」でもコテンパンに批判されてるTBS
TBS



ウオーキング・観光



●遅かりし・・・「浅香山つつじまつり」

 桜に続いてツツジも今年は予想より早く咲いたようで、まつり行事の期間とズレが生じています。堺市のこのツツジ祭りも、会場公開期間は4月29日~5月8日となっていましたが、4月27日には満開になり、数日間早まってしまいました。宣伝チラシなどは早くから印刷、配布しているので、シマッタ、と気づいても変更できません。知らずに5月8日に来た人なんか、ツツジの葉っぱ見物しか出来なくてお気の毒。下の写真は5月2日のものですが、なんとか満開に見えるように撮影しています。(以前に紹介したことがあります)


浅香山公園はJR浅香山駅から西へ徒歩10分、大和川左岸沿いにある。
浅香山 


浅香



浅香 



浅香 

駅近くに菓子メーカー「津の清」工場があり、駐車場で安売りしてたので、せんべいと粟おこしを買う。二つで400円。
浅香

浅香 



半畳雑木林



●♪こんにちは、赤ちゃん・・半畳雑木林発芽シーズン

 Sさんから頂いた京都土産。京都大学構内、湯川記念館のそばに落ちていたという、どんぐりサイズの固い殻の実を植えたところ、運良く発芽しました。場所からいうと、熱帯系の樹木のような気がするけど、名前は不明です。♪この木なんの木 不思議な木♪・・いつ、正体が分かるでせうか。
発芽16


シマトネリコを植えるのは2回目。葉っぱが小さくて、植木鉢でもサマになります。
発芽16



ラクウショウは3回目です。一回目は急成長しすぎて持てあました。2回目は逆に成長せず、途中で枯れた。今回はふつうに育ってほしい。
発芽16



読書と音楽の愉しみ

 

●玉岡かおる著「お家さん」を読む

 近ごろ、読書感想文の掲載が滞ったのは、この本のせいであります。Sさんから「この本、読みますか」とハガキで案内もらって、読みますと気楽に返事したところ、2作品を送呈頂きました。封筒あけて「あちゃ~」です。

文庫版ながら・・・
玉岡かおる「お家さん」 上下2巻 912頁
杉森久秀「天皇の料理番」上下2巻 700頁

案内ハガキ見て、「お家さん」はホームドラマ、「天皇~」はエッセイだとカン違いしていたのです。えらいもん、もろてしもた~と、悔やんでも後の祭り。自分流の読書スタイルは、常に2~3冊の本をかけもちで読む習慣になっており、こういう長編が混ざるとなかなかはかどりません。ほかに雑誌や週刊誌も読んでいるから鈍行もいいところです。


前置きはこれくらいにして、ま、読み応えのある力作でした。長編の文の端々に著者の全力投球の意気込み、熱意が表れていて、ダレない。
 なんの話かというと、戦前、隆盛を極めた大商社「鈴木商店」の栄枯盛衰物語です。鈴木商店の名は、もしや高校の教科書にも出てくるのではと思いますが、駄目男も「鈴木商店=焼き討ち事件」くらいの知識しかないので、実体を知る良い機会になりました。


鈴木商店なんて、ネーミングは軽いけど、戦前は三井、三菱という財閥と同じ規模を有した大商社でした。神戸生まれで、はじめは砂糖や樟脳を扱う小さい問屋でしたが、次第に扱い商品を増やして規模を大きくし、神戸の有名企業に成長する。その立役者が金子直吉という番頭です。本の主人公は鈴木ヨネという女社長ですが、ヨネは「君臨すれど統治せず」型の存在で、実際の経営は金子直吉と優秀な番頭が担い、ヨネは最後の承認のはんこ押し役です。だからといって番頭たちはヨネを軽んじていたのではなく、常に尊敬崇拝の対象でありました。


なにしろ、日露戦争や第一次世界大戦、関東大震災という大事件に巻き込まれるのだから、波瀾万丈の歴史をつくることになります。そんな中で鈴木商店が生んだ、あるいは大株主になった会社は、鉄鋼、造船、石炭、化学、繊維から食品に至るまでの80社を超え、一大コンツェルンを形成した。鈴木商店は滅亡したが、後継企業として現存するものに、日商(現在は双日)豊年製油、神戸製鋼、テイジン、川崎汽船、太陽鉱工、などがある。三井や三菱とガチンコ勝負したスケールの会社だったと分かるでせう。


ところで、本書は、主人公の鈴木ヨネが語る鈴木商店の盛衰ドラマであり、実在の人物や会社名が出てきてもドキュメントではない。著者がイメージを膨らませて描いたヨネに関わる人間ドラマはフィクションであります。しかし、物語を面白くさせるためのフィクションとドキュメントの境界があいまいなので、本書を読んで鈴木商店の歴史がわかったとカン違いしてはいけない。事実に近いけれど、あくまでフィクションであります。ドキュメントなら、主役は金子直吉になります。


そんな「虚実ないまぜて」のストーリーでありますが、後半、あの有名な「焼き討ち事件」の実体はどんなものだったのか、ドキュメントで知りたいと思いました。そこで、よりドキュメントに近い鈴木商店史はないかと探したところ、城山三郎の「鼠 ~鈴木商店焼打ち事件~」という本が図書館で見つかったのでただ今読んでるところです。幸い、大活字本なのでずいぶん読みやすいけど、これも上下2巻、700頁超のボリュウムがあって、なかなかはかどらない。そのうち紹介します。


なお、この「お家さん」は読売テレビ開局55周年記念事業としてテレビドラマ化され、2014年5月に放送された。鈴木ヨネ役は天海祐希、金子直吉は小栗旬が演じた。ごらんになった方もおられるかもしれない。

http://www.ytv.co.jp/oiesan/

お家さん

DSCN4806.jpg




たなかよしゆきさんの「古道紀行」新プラン発表



●古道紀行「おおばこの会」新プラン発表

■日程 訂正・・第228回・11月の日程は16日(日)となっていましたが、20日(日)に訂正します。下の表は訂正済みのものです。

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 2016年7月以後の新プランを掲載します。
主宰はたなかよしゆきさんです。お問い合わせは
電話・ファクス 0745-79-6452
ケータイ 090-3485-6452 へお願いします。

おおばこ 訂正版