閑人帳



●切り餅の進化形

 切り餅というのは、大きな丸餅をカッターや包丁で切り分けたもの、と思っていたら、こんなところにも進歩があるんですね。山形の城北麺工という会社がつくってる餅は、柔らかい餅を樹脂のトレーに流し込んで(充填して)樹脂のシートでフタをするという、人間の作業を省いた商品です。とてもなめらかな舌触りで高級感がします。値段は高くて、9個入りで600円くらいします。


いつか紹介した九州の棒ラーメンと同じく、パッケージサイズが小さくでき、物流コストで優位になります。しかし、「正しい切り餅」の形にノスタルジーをもつ人は、この、いかにも機械で作りましたという外見に嫌悪感をもつかもしれません。

メーカーはこちら・・・
http://yamagata-johoku.co.jp/moti.html



もち 


もち 



もち 



にほんブログ村

スポンサーサイト

閑人帳



●「捨て魔」あれば「残し魔」もあり

 京都府在住のSさんは、会社退職後、長年にわたって、中国や南米などで、ボランティア活動による植林事業を遂行されました。身体も口も達者をウリにしてこられた元気じいさんですが、84歳の今年、ようやくわが人生を振り返り、波瀾万丈の生き方の記録を出版されました。


・・といえば、自分史の発行になるのですが、自分史=自慢史になるというセオリーはイカンと、半分いちびりで「自己満足史」としてまとめました。タイトルは「実践自分史記録選集」です。簡単にいえば、大半の頁は保存してきた紙資料だけの構成で「何をしてきたか」を綴ろうというものです。


一冊を恵送いただき、まず目方にびっくり、A4サイズで306頁、800gもあります。新たに書き起こした文章は約40頁で、あとは仕事や趣味で関わったあれこれの記録の編集版です。取捨選択してゴッソリ減らし、編集してなおこのヴォリュウムです。「捨て魔」駄目男が同じ事をしたら、全5頁で人生を語れるでせう。


Sさんの「残し魔」の原点は下の朝日新聞です。昭和13年、小学生1年のとき、このカラー印刷の新聞が強烈なインパクトを与え、父親に「この新聞ほしい。大人になるまで残しておくから」と頼み、保存した。大人になるまでどころか、70年以上も保存したのだからすごい。


7歳のときに保存した朝日新聞
沢井氏

Sさんは大学卒業後、永大産業に就職します。合板のトップメーカーにして、プレハブ住宅の先駆けだった大企業です。しかし、昭和53年に倒産、1800億円という負債額で戦後最大の倒産と騒がれました。そのとき、Sさんは子会社の小名浜合板の社長。負債額120億円で、当然、連鎖倒産になるところでしたが、従業員ともども必死のパッチでコケそうな会社を支えます。人生最大のピンチ。・・・なのに、そのときの新聞記事をちゃんと残してる。大手紙から地方新聞、福島民報の記事まで、きっちり切り抜き、保存しています。生きるか死ぬかの瀬戸際なのに、新聞の切り抜きなんかやってられますか。ほんま。


沢井氏


Sさんは、当時、流行語にもなった「モーレツ社員」の見本みたいな人。始発電車で家を出て、終着電車で帰るのが普通という、狂気のサラリーマンでした。ならば、全くの無趣味人間なのか、といえば,全然違うのですね。趣味に関する記事を読むと、無類の趣味人に思えるから、このへんがどうも分かりにくい。


大学時代から「競技かるた」の達人(全国大会に出場)、連珠の名人(日本連珠社の役員)切手コレクターとしては郵政省から感謝状をもらうくらいのマニア。みんな一流にならないと気が済まないタチなので、趣味もモーレツでした。そして、最後に砂漠の植林事業へと進みますが、これは趣味気分ではできない、しんどいボランティア活動です。合板メーカー時代は木材を消費する側でメシを食った。山や森を裸にしてきた、その贖罪意識が「木を育てる活動」に向かわせます。その一部始終がこの選集に記録されています。


Sさんは「残し魔」であったゆえに、人生のラストシーンで記録がとても役立ちました。駄目男が「捨て魔」なのは、残すに値する記録がないからです。


にほんブログ村

閑人帳



●「メンソレータム」の正体

 子供じぶんからオッサンの年に至るまで、この薬の効能を誤解していたのは駄目男だけではありますまい。戦後のどさくさ時代、血の出るような怪我をしたときは、この「メンソレ」か「ヨーチン」を塗るしか処置の方法を知らなかった。かなり時代がすすんでも、ラジオのCMで「♪メンソレータムがあ~れば、いつでも安心♪」なんて歌が流れていた。


であるから、これはてっきり「傷薬」と思い込んでいたのであります。指を切って血が出て、これを塗っても血は止まらないし、傷口がふさがることもなかったのに「傷薬」と信じて何度も塗った。アホクサ。 なんでしょーもないミスを続けたのか。容器の効能書きをちゃんと読まなかった? でも、容器がえらく小さくて、文字もまた小さすぎて読めなかった・・という言い訳もできるが、それより、ハナから傷薬と思い込んでいた、というのが正しい。たぶん、親も傷薬と思い込んでいた。


オッサンになったある日、「ひび、あかぎれ、しもやけ」に効能あり、と知る。プギャ!、傷薬ではなかったのね。メンソレータム認知におけるコペルニクス的転回の日でありました。イヤハヤ。
 かなり自信をもって言うが、戦前生まれの大半は傷薬とカン違いしていたのではないか。「おかあちゃん、血い出てん」「アホやな、メンソレ塗っとき!」こんなやりとり、どの家庭でもあったような・・。


現在は、メンソレータムの効能を正しく認識して愛用しています。冬に多い、かかとの荒れや指先のささくれにはとてもよく効きます。誤用を含めて70年近く使ってる常備薬。昔は「近江兄弟社」という会社の商品だったが、今はロート製薬に移ってる。


しかし、パッケージのデザインは昔のまま、アメリカで開発されたのが1890年代だから、実に120年に及ぶロングセラー薬品です。パッケージのデザインが100年間不変というのもすごい。古くさいから変えようという発想はメーカーにもないと思います。世界150カ国で販売されてるというから、もしや、かのイスラム国のテロリストも、爆弾といっしょにこれを携行してたりして。「テロ兄ちゃん、それ、傷薬とちゃうで」と、おせっかいなこと言う旧人類がいるかもしれない。


ナース姿の女の子は、ハリウッドスター、シャーリー・テンプル(昨年、85歳で死去)がモデルだった、という説もあるが、これはウソらしい。
メンソレ 


<追記>上記記事で、メンソレータムはロート製薬の商品になったと書きましたが、近江兄弟社からは「メンターム」という名前で、同じ効能の商品を販売しています。Gさんから情報を寄せていただきました。



にほんブログ村



閑人帳



●「豪華客船の旅」の夢失せて ~Nさんのコメント~

 12月21日に「貧乏性が空想する豪華客船の旅」という記事を書いたところ、Nさんが<拍手ボタン>経由でコメントを伝えてくださいました。Nさんも豪華客船に興味があって、港まで出かけて実物を眺めたりして、いつかは「豪華客船の旅」をしたいという夢を抱いていました。


しかし、もう船のイメージを壊してしまう、ビルと見間違うような巨大化が進み、もっぱら大量輸送をコンセプトにする時代の風潮には違和感を覚えます。その利用者のメインに中国人がのさばるようになっては「豪華客船」どころか「買い物用渡し船」に成り下がったと言います。
 さらに、一日三食付きで一万円より、なんて国民宿舎みたいな格安料金が設定されると、リアルすぎて「夢やあこがれ」なんか霧消してしまったというのです。それにしても「買い物用渡し船」とは、なんともえげつない言い方ではありますが、言われてみれば「現実はそうなんだ」と納得できます。もう、どっちらけ、です。


三食付きで一日一万円、ツインで15㎡の、窓も風呂も無い窮屈な部屋での船旅に誰があこがれますか。豪華客船をうたってるのに、なんでこんなプアな部屋をたくさんつくるのか。貧乏性の駄目男が想像するに、居心地の良い部屋の割合をふやすと、客は部屋に閉じこもって出てこない。すなわち、金を使わない。これでは困るのです。だから、窮屈な部屋をつくって、寝る時以外は外のたくさんの施設を使わせる。無料、有料、上手に作りわけて金を使わせる。一日一万円のはずが、旅を終えたら、意外に出費がかさんでいた・・。これが船主のコンタンではないでせうか。


シラける船旅、といえば、こんな情報もありました。船がでかくなると、全幅も広がり、客室のレイアウト上、どうしても窓の無い(海が見えない)インサイド部屋が増えてしまいます。そのぶん、料金は安いのですが、船にのっていて海が見えないのはストレスが生じます。そこで、窓はちゃんとつくって、ガラスの代わりに液晶ディスプレイをはめこみ、リアルタイムで海の風景を映すのです。どないです?このアイデア。あこがれの船旅をしたら、窓から見える海の風景はハイビジョンだった。ハハハのハ。


Nさんの悲憤慷慨、むべなるかな、であります。豪華客船の旅へのあこがれ、わやわやと消えてしまいました。昔、船旅は金持ちの道楽でした。貧乏人を寄せ付けなかった。だから、ドレスコードもうるさくて、階級差はあって当然でした。それが、船の大型化、料金の大衆化が進んで、現在は差別は「部屋料金」のみになったそうです。実にわかりやすい。よって、中国人客が狭い部屋を紙おむつで埋めてもかまわない。テーブルマナーなんて、クソ食らえでせう。


下の画像は、さくらいみかさんのレポートから引用させてもらいました。鳥取県境港にきた「クアンタム・オブ・ザ・シーズ」(16万8000トン)の接岸風景です。このトンデモサイズを見たら、乗ってみたい、と思うより、かなわんなあ、と拒絶反応を示す人のほうが多いような気がします。上海発の船で4000人の中国人が上陸し、バス80台に分乗してイオンモールへ「爆買い」に出かけました。新聞報道では、一日で7000万円売り上げたそうです。日本人客は事実上、締め出されました。

引用元
http://portal.nifty.com/kiji/150706193994_1.htm


船というより、巨大マンション街に見える。あこがれますか?
ビルのような大型客船 


ビル


びるのような




ビル  



にほんブログ村

閑人帳



●映画「ハッピーエンドの選び方」鑑賞

 人生最後の場面をいかに苦しまずに迎えることができるか、は切実な問題でありますが、この重いテーマをユーモアたっぷりに描いたのがこの映画・・と思ったのが間違いでした。広告がそんなイメージだったので観に行ったのに、ガッカリ。


発明が趣味という老人が、辛い末期症状を訴える友人に請われて、スイッチ一回で安楽に死ねる装置を発明、密かに試したら上手くいった。しかし、秘密だったのになぜか周囲にバレてしまい・・で、トラブル続発。そこんところをユーモラスに描くというのを期待したのに、ユーモアシーンは1%、普通に深刻なドラマになってしまった。


イスラエルの作品というのが珍しい。かの国では、生死と神との関わりは日本とずいぶん違うのでは、と想像するけど、この映画においては「神」の問題が強調されるわけでもなく、安楽な死を望む老人の死生観は日本人と変わらない。神や仏の問題より、早く、楽に死にたいという願いこそ真摯であって、だから、怪しい発明がモテる。オレオレ詐欺に引っかかるような老人は簡単に騙されそうです。


ヴェネチアの映画祭で「観客賞」を受賞したそうですが、これは内容より俳優の演技の上手さを評価されたのではないか。駄目男の採点は駄作に近い。同じテーマで脚本をもっと練れば、広告通りの「深刻なテーマをユーモラスに描く」作品にできると思う。広い館に観客は15人ほど。クリスマスにこんな映画を観たくないのは健全な判断です。(12月25日 なんばパークスシネマ)


安楽死装置のウワサが老人ホームに広がる
映画 



*********************************************************************



なんばパークスのイルミネーション

なんば イルミ 


なんば イルミ 






大阪日暮綴


●いよいよ見納め「大丸心斎橋店」

 W・M ヴォーリズ設計の建築物でいちばん華やかな建物、大丸の本店が建て替えのため、まもなく閉鎖されます。魅力があるのは、外観よりも内装で、特に一階のエレベーターまわりの凝った意匠は見飽きない。これらはどういう方法で新館に継承されるのか、気になるところです。


12月30日まで、7階の催し場では、小粒ながら「回顧展」をやっていて、創業時の貴重な写真などを見る事ができます。地下の食品街などはもう撤収がはじまっていて、なんだか慌ただしい雰囲気。新しい建物がオープンするまで、界隈の雰囲気は少し変わりそうです。オープン時に自分が生きてるかどうか、それが問題ダ。


創業時は呉服商だったのは、ほかの百貨店と似たスタート。
大丸 


上の写真をジオラマで表現すると、こんな感じに。
大丸


デパートの大食堂でのランチは「ハレの日」気分だった。
大丸 


心斎橋筋側玄関のクジャクのレリーフ
大丸 


計画によると、現在の外観はほぼ残されて、背後に高さ60mの新館が建つ(白い箱形の部分)
大丸 






閑人帳



●創作漢字コンテスト ~2015~

 今年は応募するぞ、と意気込んでいたのに、アイデアが浮かばず見送り。そして、先日、入賞作品が発表されました。上位作品はみんなアイデア、ユーモア感覚満点の楽しい文字で感心します。トップの作者は13歳の中学生というから「ぐぬぬ、ぐやじい~」と悔しがるしかありません。今年こそ、干からびた脳を叱咤激励し、一つでも応募したい。(主催は産経新聞、立命館大学)


2015年 入賞作品

正統派文字の入賞作品

最優秀賞<人生山あり谷あり>
創作漢字 


以下は優秀賞 ***************

お茶漬け
kんじ



狐の嫁入り

漢字 



えがお

漢字 



これを見て、すぐに<しりとり>と読んだ人はエライ。
漢字 



ビジュアル系文字

ハンガー
漢字 


じどり・・アイデアに感心しました。
漢字 


おぼろ月
漢字 







アジア ウオッチング



●”救出活動をしてるフリ”?   ~中国土砂崩落事故~

 中国の深セン郊外で起きた人工の山の崩落事故は発生三日目を迎え、救出されたのは一人だけという悲惨な状況です。ニュースで現場の映像が放送されますが、昨日、今日と映像を見ていて「ん?」と思いました。


土砂の山に何十台ものショベルカーが取りついているけど、なんか様子がおかしい。(写真参照)良く見ると、作業している重機がショベルカーばかりなのです。しかも、すくった土砂を右から左へ移してるだけに見える。これで地面下に埋まった人を救助できるのか?。


自分のようなシロウトが考えても、肝心な作業は建物を覆う土砂を取り除くことでせう。なのに、ショベルカーだけの作業では土砂の移動はできない。掘り出した土砂を移すブルドーザーが要るけど、映像では見当たりません。さらに土の山を減らすには大型のベルトコンベアの設置が必要なのに、これも見当たらない。


そこで、イジワル駄目男が察するところ、救助に当たる当局には、本気で生存者を探す気も、建物を掘り出して犠牲者を探す気もない。膨大な土砂の山を取り除くなんて真っ平ご免。これがホンネですね。しかし、マスコミが現場で取材する数日間は「救助活動しているフリ」をしないとまずいから、ヤラセで重機を動かす。同じような事故が日本で起きたら、こんな、ショベルカーだけのデモンストレーションみたいな「救出活動」風景はありえない。


いつぞやの高速列車の衝突、転落事故では、生存者の確認もしないで車両を穴に埋める作業をした。(非難殺到して、また掘り出した)これと同じ「手抜き救助活動」です。今回も「ほら、こんなに一生懸命、救助活動してますよ」と重機を並べてのヤラセ救助活動ではないか。仮に、これが駄目男の思い違いだったにせよ、これだけ多数の人材(3000人)と機材を動員して、救出がたった一人とは、プロとして情けない。(23日現在)





ニュース映像から・・ショベルカーしか見当たらない救出現場
  
土砂事故 




プチ・ケチの研究



●豚ひき肉と小松菜の炒め物

 HPのレシピに「簡単、手間いらず」とうたってるおかずでも、調味料に、塩、醤油、砂糖、みりん、それぞれの分量を書いてあると、なにが簡単やねん、と思ってしまうのがド素人であります。そこで、本当に簡単に、要するに手抜きするには、市販の「めんつゆ」で代用すればいいと分かりました。これには上記の調味料がすべて含まれていて、濃縮つゆを薄めるだけでOKです。あとは好みで塩や砂糖を加減すればよい。より美味しくより、少しでも手間をケチるほうを優先してしまう。


今回は、はじめてひき肉を使いました。一回目は味が濃すぎて失敗。2回目はそこそこ美味しくできました。レシピでは「土生姜はみじん切りにして」とありますが、これもサボって着色のきざみ生姜を使います。野菜は小松菜よりチンゲン菜のほうが良かったかもしれない。


小松菜は自家冷凍品です。
気肉の炒め物




閑人帳


●貧乏性が空想する「豪華客船の旅」

 今年、大型客船による来日観光客が100万人を突破したそうです。毎日3000人くらいが日本各地の港に上陸していることになります。これだけ人数が増えたのは、船がどんどん大型化し、一度にたくさんの乗客を運べるようになったからです。一昔前は、天保山桟橋に3万トンくらいの客船が着いてるのを見て「でっか~~」と感心したものですが、いまじゃ3万トンなんて中型に格下げで、現在、最大の客船は22万トンというから7倍以上、もう、デカいの上にバカがつく、バカデカというサイズになっています。


そんな立派な船でクルージングを楽みたい、と思うのはリッチマン、けれど、マルビの駄目男は、そんなでっかい船、作るのになんぼかかるねん、動かしてどんだけ儲かるねん、と貧乏性丸出しの発想しかできません。 で、貧乏性的興味で、図書館の「船舶工学」の棚を探したら「船の最新知識」(池田良穂著)という素人向きの解説本が見つかったので借りました。なかなか楽しい本です。


◆部屋数はR・ロイヤルホテルの2倍
 この本に出て来る「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」というバカデカ客船を例に、現代の大型客船のスケールや運営事情を学びます。
 この船はカリブ海のクルージングがメインだそうですが、16万トンというバカデカ客船です。全長338m、全幅56m、全高63、5m、デッキは18層(18階建て)。巨大高層ビルを横に寝かせたような、トンデモサイズの船です。これに、乗客3600人、乗員1400人、合計5000人が乗り込んで「楽しいクルージング」をします。


ビルが海に浮かんでるような・・・
クルーズ船


客室の数は1800室もあります。大阪・中之島の「リーガロイヤルホテル」が970室ですから2倍近い規模で、これが海に浮かんでるということになります。ワンフロアの廊下の長さは最長300m近くあります。あべの「ハルカス」ビルを横倒しにした感じです。貧乏性は「迷い子になったら、どないしよう」と、しょーもない心配をしてしまいます。実際、船内各所に案内図がないと迷い子は冗談ではないかもしれない。


◆儲かりまっか?
 こんなデカイ船、つくるのになんぼかかるねんとゼニの心配をするのも正しい貧乏性でありますが、現在のレートでは1200億円! ドヒャー~~であります。30階建ての高層ビルなら10棟ぶんになります。しかも、ビルに比べたら、船の寿命はうんと短い。つまり償却期間が短い。20年か25年で回収しないと儲かりません。


それで儲かりまっか? 貧乏性には最大の関心事でありますが、その答えは書いてありません。そこで、ネットで利用料金を調べると、同類の大型船では、数日間のクルージングで一人最低7万円くらいから30万円くらいまであり、意外と安いのです。一週間なら一日一万円というわけです。最低の部屋というのは、約15平米で、トイレとシャワー付き、ビジネスホテルのシングルルームと同じくらいですが、ベッドはツインなので、相当に狭苦しい感じです。貧乏性のくせに、こんなん、かなわんなあ、と文句垂れる駄目男であります。


むろん、部屋代以外にあれこれの付帯費用や個人消費があり、仮に一人20万円使い、稼働率が八割くらいの1500室とすれば、一航海当たりの売上げは3億円、30万円なら4億5千万円となります。年に40航海こなせば、120億円~180億円。これで、なんぼ儲かりまんねん? 純利益一割あるかな?


◆5000人が食べて、飲んで・・
 乗客、乗員、合わせて5000人も乗るのだから、水や食料の消費も膨大な量になります。水は、海水を真水に変える装置が2セットあり、一日に2700トンの水を供給できる。別途に5800トンを貯められるタンクもあるので、プールなどで大量に使っても余裕しゃくしゃくだそう。当然、下水処理場も備わります。


食材や飲料の消費もすごい。一週間の航海で使われるのは、牛肉9トン、鶏肉5,4トン、豚肉2,3トン、卵6,8トン、野菜37トン、果物16トン・・これらだけで大型トラックが10台以上要りそうです。ほかに、ビール2万本、ワイン2900本、ウイスキー200本、ミルク6000リットル・・。すごい量だけど、仮に、一人一日にビールを一本飲めば、毎日5000本要るから、計算は合います。


◆妄想は続く・・
 一隻の船に5000人もの人が乗って移動すれば、船内迷い子どころか、怪我人、病人もたくさん出る。時には暴力事件も起きるでせう。どうするのか。さすがに、船に交番や警察署までは用意されてないから、ルールとして船長に警察権が与えられるそうです。大事なお客さんをタイホ、なんてことがある。タイホして何処へ? もしや、船底近くの、乗客が寄りつかないところに鉄格子の「留置場」があるのか。楽しいクルージングのはずが洋上留置場暮らしに変更。これこそ「一生忘れられない船旅」になりますね。


◆デカすぎて港に入れない
 バカデカな船をつくるのは勝手だけど、デカ過ぎて使えない港がでてきます。だれでも思いつくのが港の水深です。船底が海底につかえて航行できない。だから海底を掘り下げる「浚渫」作業をしますが、面積が広いから莫大な費用がかかります。工事費は100%、税金でまかなわれます。だから、年に一回きりの寄港なんてケチな話ではとても付き合えない。


もっと難儀なのは「橋をくぐれない」ことです。「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」の水面からマストのてっぺんまでの高さは63,5mあります。しかし、集客力抜群の横浜港はベイブリッジの橋下が50m、隣の東京のレインボーブリッジは52,4mしかないので、通れません。ぐやじい~~。運航会社も港もビジネスチャンスを逃してしまいました。


では、明石海峡大橋はくぐれるか? これは橋下が65mなので、ぎりぎり通過できます。とはいえ、この橋の高さは平均海水面での数字なので、満潮時はアウトになりそうです。
 いずれの橋も、設計時点では、クイーンエリザベスⅡ(7万トン)よりでかい船の出現を想定していなかった?。なのに、10万トン超の船が続々と出来てしまい、今さら対処の方法がありません。駄目男の想像では、そもそも橋の設計者が「貧乏性」ではなかったのか。将来の海運界の発展を見越して、大きめに設計しておけば、こんな情けない目に合わなくて済んだのに・・。


かように、貧乏人は、一円の金も使わず、パスポートもなしで豪華客船の空想の旅を楽しむのであります。あれこれ、しょーもない心配とアラ探しをしては、ビリ級の客から船長の身になってまで仮想体験する。儲かりまっか、なんて船主の懐具合まで気にするのだから、殆どビョーキです。


船内の中央大通りというか・・左右の窓も客室だけど、この部屋は海が見えないから安い。

クルーズ



アイデアに事欠いて? セントラルパークまでつくってしまった。両側に商店やレストランが並ぶ。
クルーズ 



大阪・天保山桟橋についた「クイーンエリザベス2」(7万トン)20世紀ではこれが最大級の客船だった。
クルーズ 




クルーズ 






読書と音楽の愉しみ



●島田裕己著「プア充」を読む

 宗教学者が書いた、若者のライフスタイル論。ブラック企業で心身をすり減らして暮らすより、収入は少ないが、自分らしさを生かせる生活を選ぼうという論旨であります。その少ない収入とは「年収300万」を示している。ブラック企業で死にものぐるいで働いて400万の収入を求めるか、無理しない代わりに300万でガマンするか、考えてみようというのです。貧しい(プア)けれど、精神的に充実した暮らしを、というので「プア充」であります。


本書は20~30歳くらいの若者を対象にした本ですが、彼らに対する説得力はいかほどでありませうか。一所懸命に働いて収入を増やしたいという人と、とりあえずメシが食えたらいい、朝から晩までこき使われるなんて真っ平、という人とでは、金銭哲学が違うから、俄に優劣を言うことはできないが、世間ではおおむね前者が多数派ではないか、と思います。


「プア充」でいいというのなら、無理して大学へ行く必要もないわけで、現在の進学率を考えると、プア充を是とする若者は少数派でせう。むろん、社会人になってから考えを変えて「プア充」に転向することもできます。ブラック企業でこき使われた挙げ句に自殺、なんて悲しい事件を知ると、プア充のほうがベターであることも納得できます。


プア充を選ぶ具体的指針として、著者の提言は・・
◇ベンチャー企業は安定しないので、プア充には向いてない。古くてダサくて地味な会社を選ぶべき。
◇仕事にやりがいを求める必要は無い。成果に価値を見いだすと、ブラック企業でも辞められなくなる。
◇ふだん、禁欲生活をするからこそ、たまの「ハレ」の日の価値が分かる。
◇お金に対する欲望は際限が無い。それより、無い、足りないことでお金の有り難みが分かる。(以下略)


本書の発行は2013年8月で、すでに2年以上経ちましたが、たくさん売れたとか、「プア充」という言葉が流行語になったということを聞かない。著者の目論見は外れたと言えます。
 仕事にやりがいを求め、結果としての高収入を目指す「成長願望」を敢えて否定する論ですから、世間では、プアで充実した生き方は敗者の論理と解されるのではないでせうか。高収入を目指す意図には「老後の安定した暮らし」の資金にしたいという目標もあり、毎月カツカツ、貯金するゆとりのない低収入生活に甘んじることはできないと思うのが普通だと思います。著者は「プア充」の老後の暮らしにまでは思いが及んでいないようです。(2013年8月 早川書房発行)

プア充




閑人帳

 

●家系図をつくってみた

 遠い親戚だと思っていたら、実は他人だった。また、その逆もあって親戚の範囲は年数とともにあいまいになっていく。世間はそれが普通で、自分の家系をきっちり認識している人は稀ではないでせうか。


かねてからの懸案だったので、親戚の一人にお願いして家系図をつくってもらった。過去帳に先祖の情報が網羅してあれば割合い楽に書き起こすことができるけど、それがないので記憶を寄せ集めて図にするしかない。なかなか大変な作業で、一年以上かかって母方の家系図ができた。


一代遡るごとに、情報はあやふやになっていく。聞いたことのない名前が出て来る。今回わかったことの一つは、自分の三代前の生年は江戸時代の末期と推測できたこと。これ以上古い情報(人名)はたどれなかった。 無名庶民の家系って概ねこのくらいの情報量ではないでせうか。創業以来300年なんて老舗は当然きっちりと系図を残しているのだからえらい。


先日、「夫婦同姓は合憲」というニュースを見て、すぐ家系図がアタマに浮かびました。もし、夫婦別姓が普及したら家系図はどうなるのだろう。自ら別姓を名乗り、子どもも成人、結婚して夫婦とも別姓になり、孫もまた・・・。のみならず、自分が離婚して、再婚したときもまた別姓を名乗るともうタマランややこしさになります。これで円滑な家族関係が保てるのか。少なくとも、現在、普通に体感している、親子、きょうだいの親密感は失われる気がする。


姓名というシンボルのもとに維持されてきた、伝統的な家族観は崩壊するでせう。別姓推進派は家族の崩壊の危惧より、男女平等の権利を獲得するほうが大事であると考えているようです。
 現在のように、父方、母方に分かれてるだけでも結構ややこしいのに、それが等比級数的に分裂、拡散していくのだから「家系図」なんてレトロな紙情報は作れなくなります。いっそうのこと「三世代以上離れた親族は他人とみなす」という法律をつくったほうが分かりやすくていいのでは。


新聞の論調をみると、朝日、毎日が別姓推進派、読売、産経が同姓維持派と、まあ、世間相場通りです。朝日新聞の世論調査では別姓賛成が多い。しかし、自分が夫婦当事者ならどちらを選ぶか、の問いには、大多数が「夫婦同姓」に賛成。タテマエでは別姓賛成だけど、自分に当てはめると同姓でいいと。これが国民のホンネでせう。

朝日新聞の世論調査結果
http://www.asahi.com/articles/ASHC97592HC9UZPS006.html

**********************

以下は読売新聞の社説を一部引用(12月17日)

「夫婦同姓合憲 司法判断と制度の是非は別だ」

日本社会に定着している夫婦同姓は合理的だ。そう結論づけた最高裁の判断は妥当である。夫婦同姓を定め、別姓を認めていない民法の規定について、最高裁大法廷は合憲だとする判決を言い渡した。


 事実婚の夫婦らが、同姓規定は個人の尊厳や男女平等を保障した憲法に反すると訴えていた。大法廷が重視したのは、夫婦がどちらの姓を称するかについて、民法が夫婦間の協議に委ねている点だ。「男女間の形式的不平等は存在しない」と認定した。


夫婦が同じ姓を名乗るのは、同一の家族であることを示す意味合いがあるとも指摘した。いずれも、うなずける見解である。社会での旧姓使用の広がりにより、「女性の不利益は一定程度緩和され得る」とも判断した。


今回の判決には、様々な受け止め方があろう。大法廷でも15人の裁判官のうち、5人が民法の規定を違憲だと判断した。この中には3人の女性裁判官が含まれる。「多くの場合、妻のみが個人識別機能を損ねられている」と夫婦同姓を批判した。夫婦の96%が夫の姓を選んでいる現状を踏まえた意見だ。

 旧姓を使い、仕事を続けてきた女性らが姓を変えたくないという心情は理解できる。一方で、多くの国民が夫婦同姓を受け入れている現実もある。各種の世論調査では、別姓への賛否が、ほぼ拮抗きっこうしている。

 法制審議会は1996年に選択的夫婦別姓の導入を答申した。だが、自民党内から「家族の一体感が損なわれる」との反対論が噴出し、法制化が長期にわたり見送られる異例の状態が続いている。 留意すべきは、最高裁の合憲判断と制度変更の是非とは、必ずしも論点が一致しないことである。生活に密着する法制の見直しは、国民の意識と歩調を合わせて検討されることが望ましい。まずは社会の中で旧姓使用を認める範囲をより広げ、女性が働きやすい環境を整えるべきだ。
(以下略)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/?from=ylogo_c


A3紙に描いた家系図
家系図  





たまには外メシ



●「カンパネラ」で晩メシ

 小さなショットバーで手間のかかる料理を望むのはムリですが、カンパネラはそれが叶います。予算を言っておけばテキトーにつくってくれます。バーテンダー兼料理人。タタミ一枚ぶんくらいしかない、超狭い調理場でどうしてこしらえるのか、不思議なくらいです。

今回は下の4品。

①お刺身のサラダ
カンパネラ

②根菜の酒粕煮
カンパ 

③ニラとじゃがいものチジミ(ひどいピンボケ、手ぶれ)
カンパ 

④ほたてと鮭のレモン蒸し
カンパ 

こんなに暗いので、シャッタースピードは2~3秒に。

mカンパ 


北新地「カンパネラ」の案内はこちら・・・
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0663489520/

大阪日暮綴



●御堂筋イルミネーション

 コンサートの帰りに御堂筋へ出ると、イルミがなかなかきれい。今年は区間を延長して、梅田から難波まで4キロのすべてを飾ったらしい。これに中之島界隈の電飾も加えると、とてもスケールの大きい「光の楽園」が楽しめそうです。昔に比べて、沿道のビルのショーアップが進んで、無粋なオフイスビル街の雰囲気はなくなりました。
 御堂筋に面して、フェラーリやテスラのショールームもあり、車好きな人には「鑑賞」の楽しみもあります。下の写真は本町界隈で撮したものです。(イルミは来年1月17日まで実施)梅田~難波 約4キロ。


左の赤いファサードは「パソナ」の大阪本社
イルミ



イルミ 





大阪日暮綴



●いつまで続く? イオンの「大艦巨砲」主義

 来年3月、堺市の北端に「イオンモール堺鉄砲町」が開業します。敷地面積10万2000平米、床面積13万5000平米、駐車台数2300台、という巨大モールです。果たして、この規模に見合う売上げができるでせうか。駄目男の見方はかなり悲観的です。


その根拠の第一は、当地からわずか3キロ東に、同じ程度の規模を有する「イオンモール北花田」があるからです。車ならわずか10分ほどで往来できます。要するに、タコが自分の足を食うような、身内同士での食い合いになる。こういう有り様を「カニバる」というそうです。(同じような例は伊丹市でもある)


東には身内の店、西側は臨海部で住宅街はなし、南側はショップの多い南海本線の堺駅、北側は大和川を挟んで大阪市住之江区になる。いったい、どこから客を吸い寄せるのでせうね。さらに、敷地に隣接する南海本線七道駅は、各停しか停まりません。(隣の堺駅から無料送迎バスを運行すると思います)大阪市南部と堺は、南北の道路は多いけど、東西の行き来が不便で、モールへのマイカー客が国道26号に集中すると、広範囲で渋滞が起きそうで、だったら、北花田店やあべのキューズモールへ行こうと、客を逃がすかもしれない。


イオンの経営陣は未だに「大きいことはいいことだ」という古くさい観念にとらわれているみたいです。人口減や少子化、高齢化、といった変動要因を承知しながら、なお巨大店をつくりたがる思想が、どうにも理解しにくい。現実に、大型スーパーの採算は悪化を続けていて、肝心の小売りではどの大型店でも、赤字か赤字すれすれの採算に陥ってる。大規模だから儲かるというビジネスモデルはとっくに時代遅れになってるのに、まだしがみつくのがイオンの流儀であります。


イオンを牛耳る岡田一族のアタマが立派な石頭と想像します。ダイエーの失敗を目の当たりに見ておきながら、同じ轍を踏もうとしている。恐らく、役員の進言や消費者の声など聞く耳を持たないのでせう。


新店は低層形なので、フロアが広いぶん、歩行距離が長くなります。レジから車まで徒歩10分なんて場面が普通にあるかも知れない。お客はそれで満足するだろうか。なかには「とても良い運動になります。トホホ」と半泣きでほめるイオンファンもいるかもしれませんが。
 やたら大きい店は、好感どころか、今や嫌われる時代なのだということに気づかない「大艦巨砲主義」のイオンさん。まだ懲りずに、戦艦大和をつくり続けるつもりなのだろうか。


・・と、悪口ばかり書きましたが、敷地に残る、旧ダイセル工場の赤レンガの古い建物がカルチャーシーンに活用されるそうで、利用者にはお洒落な憩いの場になることを期待します。


堺鉄砲町店の完成図

イオン 



敷地は昔の「ダイセル」工場の跡地 
イオン 



売上げは7兆円で日本一だが、利益はわずか1400億円しかない。その利益の大半は、テナント料など、本業の小売り以外での儲けに頼っている

イオン 







犬町・猫町情報



●Fさんの名水めぐり 2015年のまとめ
********************

     =美味しい水を求めて・・2015年度分(F)=
   
「美味しい水を求めて」第1弾は昨年(2014年12月)に掲載させて頂きました。今回第2弾として2015年に探求した湧き水の一覧です。
 
故郷の山奥から大阪へ出てきた時の第一声「水がくさい!!」であります。案の定一年目の夏は夜の暑さと水で夏バテに。帰省する度に水の味に溜息で有りました。
 生を受けて産湯、風呂、食事等諸々使う水はあの銘酒「獺祭」蔵元の上流の湧き水です。悪かろうはずはありません。のような環境の中で育った私には当時大阪の水はとうてい馴染めないの一言でした。

 
或る時、有馬から宝塚へのハイキング途中飲んだ湧き水は「美味しい」。大阪にもこんな美味しい水があるのだと感激。この水を詰れば「ペリエの炭酸水」までは行かなくても商売に成るのではと友達と相談したのが約40年前。資金と度胸の無さで実現しませんでしたが企業化していれば今や大富豪になっていたかも。・・・・タラは北海道。以来出かける度に車のトランクにポリタンクを携帯し近在、遠方を問わず春夏秋冬東西南北を右往左往しています。以下遍歴を挙げますと・・・


先ずは生まれ育った我が家(現在は廃屋になっています)の懐かしい水から岩国市周東町「樋余地の水」は花崗岩質の裏山に横穴を10m掘り水脈に当たった所から湧き出した水です。水温は年中15℃、水量も年間ほぼ一定しています。味は無味に近くこれといった特徴は認められません。

名水まとめ 


〇清酒「手取川」で有名な吉田酒造店は霊峰白山の麓に位置する松任平野、手取川扇状地のほぼ中央に位置し、石川県を代表する穀倉地帯の中にあります。暴れ川の異名を取った「手取川」は、肥沃な扇状地を生み出し良質の水と米をもたらしまし酒造りが盛んになりました。手取川正宗の酒は、伝統技術の伝承と高付加価値を追求するため、全量を本醸造以上の特定名称酒のみ、しかも全国でも珍しい「二蔵制度」を導入しています。店内蛇口から汲まして頂きました。
 
http://msp.c.yimg.jp/yjimage?q=r83q9kwXyLGWj878KIYxsk5LvBiYxYpG3UqRyVmDgKhJFEankiJmIL7eFiX5v8vCiD4z3A0lKKUO8rCDRXx.awnQT_eccRQ943MLDiqPH8uml.INcWCG_LHqF6LhvoNgsuqLQM.17lavlJN41d49&sig=13aebaic4&x=275&y=183


まとめ 


○『加賀野八幡神社井戸』 大垣の豊かな自噴水を代表するものとして平成20年に環境省より「平成の名水百選」に選ばれました。当初、明治7年に泉水の水源として掘られた記録があります。昭和63年に掘り直し、その泉水の流出先の清流に放流したハリヨが育っています。平成3年に泉水と児童公園を整備しました。深さ136メートル、口径150ミリメートルの井戸から水温約14度の地下水がこんこんと湧き出ています。

まとめ



○八幡神社 『大垣の湧水』大垣市には、清らかな水が豊富に湧き出る自噴井戸が数多くあることで知られている。その豊かな水は、木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)の伏流水からもたらされるもので、南アルプスや奥美濃の山々から流れ出た水が、遙かな時を経て大垣のまちに湧き出てくるのだという。大垣駅からも近く市民の憩いの場となっている。地下125mから吹き出る井戸と四阿(あずまや)は大垣南ライオンズクラブの記念事業によるものです。水汲場は大混雑。

まとめ



○大垣フォーラムホテル 『幸福の泉』  ホテルの敷地内にありきれいに整備されています。地下147mから湧き出しています供給水量豊で富ゆったり汲めます。 ホテルは落ち着いた雰囲気大阪ではなかなか味わえません。皇室への食事の実績もあり。ランチを頂きました。


まとめ



中山道の要所である滋賀県米原市醒ヶ井、梅花藻で有名なこの地名はお酒に関係するかと思いましたが、なんと『日本書紀』の日本武尊伝説に登場する「居醒泉」(いさめがい)が醒井の地名の由来であると聞きびっくり。駅前の「醒井水」の宿駅では湧き水を使用した豆腐つくり体験や野菜も販売しています。

まとめ 

 

○奈良県天川村洞川の「ごろごろ水」はごろごろと音をたてて流れていたので昔からこう呼ばれています。この水はカルスト大地のなかを長く滞留し大気と遮断され水中の溶存酸素を消費した結果、高い還元水として湧きでます。その還元水は人体においては、活性酸素の活動をおさえる大きな作用があると報告されています。 パイプで駐車場に引かれ多数の蛇口が有り、駐車代500円で自由に汲めます。

まとめ 

 

○大阪府三島郡島本町広瀬 「離宮の水」 水無瀬神宮内にある地下水。離宮の水は、大阪府で唯一「名水100選」に選ばれた地下水です。古くから茶の湯として利用…今でも、サントリーウイスキー蒸留所(サントリー山崎蒸溜所)の仕込み水として利用されています。ちなみに離宮の水は、水無瀬離宮址にあることからそう呼ばれています。水脈は天王山を源とする水無瀬川の伏流水で島本町水道の水源としても配水されている地下水と水源を同じ。お参りしてから汲んでください。家族の評価高得点です。
http://ag-skin.com/daily/doc/20071020175004.jpg


まとめ



○神河町「越知ヶ峰名水」は兵庫クレー株式会社のロウ石(クレーの原料)鉱山跡地の岩盤からの湧出水を濾過システムと紫外線で殺菌しろした天然水です。1リットル中の含有量は カルシウム(Ca)・・・ 8.4mg カリウム(K)・・・ 0.6mg マグネシウム(Mg)・・・ 0.3mg ナトリウム(Na)・・・ 10mg pH・・・ 7.9PH 硬度・・・ 22(軟水)蛇口から20リットル150円です。

まとめ



○「千ヶ峰南山名水」千ヶ峰(せんがみね)は、兵庫県多可郡多可町と神崎郡神河町の境界線上にある標高 1000m以上の山で、加古川水系と市川水系の 分水嶺です。千が峰山魔の岩盤下を162mボーリングして汲み出した水です。源水が無菌にもかかわらず、除菌フイルター及び、紫外線殺菌装置による除菌対策をこうじています。成分表示もあり安心、販売は自動販売機で20リットル150円。建屋の中名水を使った羊かん・わらびもちなど販売しています。

まとめ


○「南山名水」千が峰南山名水の裏にある南山の水(無料) こちらはボーリングしていない天然の湧き水。崖にビニールパイプから大量の水が出ています。これが目当ての「南山名水」。南山名水は、千ヶ峰南山名水の東側の山肌から湧き出てきている天然の湧水です。出口のパイプは下向きしかも大径なので漏斗が有れば効率よく汲めます。

まtめ


○宍粟市波賀町上野字上東山標高約800mのフォレストステーション波賀にある「東山名水」は、珍しい水平掘りで取水、ラドンの含有量が高く東山温泉にも使われています。コインステーションで20リットル100円、隣に東山名水を使った喫茶で美味しいコーヒーそして メイプルプラザ内ラドン温泉露天風呂で山の自然を楽しめます。

まとめ


○一ノ宮町福知渓谷にある「文殊の水」は氏神早玉神社の知恵を授ける神、文殊菩薩が祭ってあることから文殊の水と名付けられ、慈悲、知恵、健康に御利益があると言われています。福知の文殊菩薩は天禄元年、天橋立からお迎えして福知の氏神、早玉神社にお祭りしてあります。文殊の水は山の斜面より湧き出た地下水です。人気の高い水汲み場。、自由に汲めます。

まとめ



○一ノ宮町伊和三山の一つ白倉山の中腹より湧き出るまろやかな自然水「延命水」は『伊和の行者のこもり堂』の境内にあり、御手洗いの水としても使われる霊水で、不純物がなくミネラル分を多く含み、「寿命が延びる水」として多くの方に重宝がられています延命水の隣には「行者の水」が有りどちらも同じ水質。自由に汲めます。

まとめ



〇鳥取県三朝温泉街にある楠の古木の根元から湧く「株湯」は、ラドン含有です。ラドンとはラジウムが分解されて生じる弱い放射線のこと。ラドンが呼吸で体内に入ると、新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力を高める効果(放射線のホルシミス効果)があります。公衆浴場と飲泉場が併設、湯量は豊富で大勢の人たちが並でいました。

まとめ



○橋本市の「ゆの里」の重岡社長が根性で掘り当てた水質は2種類。「金水」とよばれるミネラルウォーターで毎分400リットルの湧出量。もうひとつは地下1,187mから湧き出た温泉水「銀水」です。「銀水」は①油を溶かす「界面活性力」があること。②体内の酵素の働きを助ける力「酵素活性力」が豊富。これらの作用により免疫力が高まるそうです。ミネラルウォーターは施設利用者1人当たり20リットルが無料蛇口が3箇所あり係りの人がボトリングしてくれます。「銀水」をブレンドした「月のしずく」を販売。お風呂は無菌の地下水「金水」のみを利用し「銀水」を組み合わせて種々の浴槽、施設があり堪能しました。

まとめ



これらも、昔からの言い伝えや効能など様々のストロングポイントを列挙しています。中には降った雨が長い年月地下で研ぎ澄まされて・・・・と有りますが、私の経験では梅雨時は水量が増し冬はチョロチョロとなり信用していません。又少し置くと蒼藻の発生が確認されたものも有りました。さて扱き下ろしはこれくらいにして名水は本当に美味しいか、コーヒーで検証です。どの湧き水も水道水に比べて軽くまろやかで美味しい。いやはり「名水」と唄っただけのことは有と感じます。どれが美味しいか決め付けるのは難しいですが、
今回のベスト3は、「千ヶ峰南山名水」「ごろごろ水」「金水」です。


アジア ウオッチング



●吐き気催す光景・・中国の大気汚染


毛沢東肖像もかすんでしまった天安門前広場
北京大気汚染

 12月13日、夕方のNHKニュースで北京の大気汚染のひどさを伝えていました。視界が悪いなんてレベルを超えて、息をすると喉にイガイガ感がする、と記者が述べている。汚染のレベルが最高を表す「赤色警報」が発令されて、車の通行や工場の操業を止める命令が出ているが、これで改善できるというものでもない。正直のところ「お手上げ」です。市民も、文句言うより「慣れてしまう」気になっているという。


どれだけ空気が汚いか。記者がとても分かりやすいテストをしてくれた。(下の写真)家の掃除機の筒先にふだん使いのマスクをかぶせて10分間作動させる。結果は・・ぐえ~~!であります。ホコリと有害物質で黄みがかった灰色物質がくっきりと判別できる。この汚染物質が、顔にも、衣服にも、高級レストランの料理にも、しんしんと降り注いでいる。


別のニュースで、マンション暮らしの人(駐在日本人)が、窓はテープで目張りし、各部屋に空気清浄機を置いて、24時間フル稼働していると憂鬱な顔で訴えていた。その清浄機のフィルターは数日で目詰まりしてしまうととも。ならば、電気代だってバカにならない。皮肉なことに、その電気を供給するのが汚染源である石炭火力発電所なのだ。なんと鬱陶しい因果関係であるか。


そうは言うけれど、振り返って、わがウサギ小屋の空気はキレイなのか。にわかに気になって、ニュースと同じ方法でテストしてみた。掃除機の筒に不織布のマスクをゴム輪で固定して10分吸引。(正しくは、5分×2回 モーターが過熱しそうだったので)
 結果、写真のように変色は見られない。不織布は、空気は通すけど、チリは通さないから、10分も作動すれば相当な量のホコリを吸い付けてるはずだが、肉眼では分からなかった。ヤレヤレ?であります。


中国人が大気汚染でバタバタ倒れても同情しないが、子どもたちはかわいそうだ。幼時に喘息を患ってしまうと成長にハンディを背負ってしまう。そして、大人になったら肺がんにかかった、では救いがない。子どもたちの生存が脅かされる・・この事態だけで反政府運動が起きるかもしれない。それをあざ笑うように、共産党幹部や大金持ちは続々と海外脱出を計っている。「弱い立場の人をガスで大量殺戮」って、ドイツのオンリーワンではなかったのかしら。


NHKニュース
北京 


こんなに汚れが付着した!(北京市 屋外)

北京 



駄目男宅で同じテストをしたが、目視で汚れは確認できなかった。
北京 



日本の基準では35㎍から要警戒レベルになり、70㎍で「外出を控える」注意報になるが、中国では、35~75㎍は「良」の判定になっている
北京 



今日、明日あたり、中国から「汚染物質」のプレゼントが届きます。

北京 









閑人帳



●ご用心「プロバイダ乗り換え」勧誘電話

 「プロバイダを当社に切り替えていただくと、料金が安くなり、スピードも早くなります。手続きは簡単です」こんな売り文句で電話がかかってきたら用心して下さい。つい先日、某業者から電話があり、正体が分かって難を逃れましたが、うっかり話に乗って手続きをしてしまうとエライ目に遭います。


業者はてっきりNTTの子会社、傘下の別会社だと思い込んで話を聞いたのですが、全く関係はありません。これらの業者はNTTから回線を借り、そこへユーザーを移し替えて、悪く言うなら、パソコンを乗っ取ります。(IDやパスワードを聞き出します)。ということは、彼らがユーザーになりすまして遠隔操作出来ることになります。これって、犯罪の一歩手前です。


消費者から「料金が安くならない」「契約外の請求が来た」「スピードも早くならない。以前よりつながりにくくなった」などの苦情が多くなり、総務省が調査して、今年一月、業者に是正勧告を出しています。
 毎月の料金を少しでも安くしたいというユーザーの希望につけこんだ悪質な勧誘です。彼らの言葉使いは丁寧ですが、よくトレーニングされた大企業社員の話しぶりとは違います。(彼らの弱点です)とにかく、プロバイダ変更のお勧め、の電話があれば、取り合わないことが大事です。


詳しいことは、こちらの総務省の資料を見て下さい。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000157.html


   プロバイダ変更勧誘に関する苦情が増えている
総務省 苦情グラフ

閑人帳



●おめでとう、91才で初応募、初入選 ~産経新聞 朝の詩~

 9月末、昼メシ会の折に、応募してみたら?と、そそのかした結果、田代光枝さんの作品が入選、12月7日に掲載されました。(下はコピー)


産経 朝の詩

自分の知ってるばあさん連中の中ではピカイチの元気人です。生活が自立しているどころか、ダンナさんを介護している。年齢的に、老老介護のハイエンドではないか。中島らも風にいえば「たまらん人々」ですね。


詩作はアマチュアだけど、自費出版で詩集を出し、作家、伊藤桂一氏主宰の同人会のメンバーにもなってるので、実力はなかなかのものです。今回の作品では、三日間呻吟したというけど、それが元気のモト、証拠ではないですか。一字、一語への集中力なしに詩は生まれないでせう。


「朝の詩」は新聞題字の横に掲載されるので、とにかく、目に入りやすい。詩心ゼロ点の駄目男でも、真っ先に読む。それに、10字×14行以内というサイズが絶妙で、もし20行なら読まないかもしれない。で、自分は読者にしかなれないけど、田代さんなら・・と、そそのかした。


14行以内だから応募ははがきを使う。この簡易さが「我こそ詩人」を増やしたのか、投稿が多すぎて、一人月間三編までと、入場制限している。もし、封書で毎日1000通とか届いたら、開封と整理だけで専門係員が要ります。


田代さん、91才で初入選は自慢になるか? 残念ながらアウトです。柴田トヨさんというばあさんは92才で「朝の詩」にデビューした。その代表作が「くじけないで」という簡素な詩。「朝の詩」の常連になり、詩集が出版されると、200万部という、トンデモ大ヒットに。全国区の有名人になりました。上には上があるもんです。ともあれ、人は、90才を過ぎても、人生をぐわらりと変えられる。ぐわらりと・・どないです?。


柴田トヨさん「くじけないで」(平成25年没 101歳)
産経


閑人帳



●ゆず風呂を楽しもうと・・

 ゆずをたくさん頂いたけど、とても食用では消化できず、贅沢に「ゆず風呂」に使いました。小ぶりのものを10個 、頭部分をナイフで削いで洗濯ネットに入れ、湯を沸かします。
 さあ、いい香りが・・と思ってフタを開けたが香りが薄い。フタを締め、さらに10分ほど待ってみたけど、イマイチでした。浴室が香りで満たされるって場面はよほどたくさんのゆずを使わないとだめなのか。次回は半分にカットするとか、工夫してみます。


しかし、なんで冬至にゆず風呂に入る習慣があるのか。答えは・・
「冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくると考えます。そこで、冬至のことを陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復」といい、この日を境に運も上昇するとされています。また、悪いことが続いても、回復してよい方向に向かうという意味もあります。 古代には冬至を1年のはじまりとしていた時代もあり、冬至に未来への希望をつないだのでしょう。


本来は、運を呼びこむ前に体を清めて厄払いするための禊(みそぎ)です。昔は毎日入浴する習慣がなかったので、「一陽来復」にそなえて身を清めていたのでしょう。現代でも、新年や大切な儀式に際して入浴する風習がありますね。昔から、強い香りがする植物で邪気をはらう風習がありますが(端午の節句の菖蒲湯など)、冬が旬のゆずは香りも強く、邪気ばらいにぴったりです」というもの
。勉強になりました。


参考情報
http://kids.goo.ne.jp/parent/seasonevent/touji/detail_01.html


ゆず風呂

犬町・猫町情報



private


            1月号表紙 by ぽんさん


1月号 新年会

              「今年も ガマンの年か」


           ******************


●一月 新年会のご案内(メールでも配信します)

 恒例の新年会、過去5回を振り返ると・・・
2011年・住吉大社初詣(祈祷付)と「ミュンヘン」
2012年・平安神宮参拝とOBP「ティーズガーデン」
2013年・梅田「北新地農園」
2014年・道頓堀ホテル中華料理とジャズライブ
2015年・「舞子ビラ」わんぱくと「治兵衛」てっちり


参加したけど、はや忘却の彼方、という人もおられるでせう。仕掛け人の駄目男もしっかり忘れてるのでご安心下さい。今回は、店(部屋)のキャパが小さいので二回に分けて実施します。

◆A or B どちらかお好みの店を選んで申し込んで下さい。
◆先着順に受け付けます。
◆余裕があれば、AB両方の参加もOKです。
◆満タンの場合は、赤穂わんぱくに不参加の方を優先します。
◆申込みは12月25日までにお願いします。キャンセル可。
◆当日、年会費(千円)の集金もします。(赤穂わんぱくに参加の方は集金済みです)

◆この案内に続いて「申込用メール文」を送信しますので、その「返信」モードで申し込んで下さい。

*********************

●A-plan バー「カンパネラ」借り切り新年会
 北新地のど真ん中の雑居ビルにある「隠れ家」的バー。営業時間前の2時間を借り切りするので、気兼ねなく使えます。本来、クラシック音楽ファン向けの店ですが、当日はそれも関係ナシ。料理+ビール、ワイン飲み放題で6000円。(ウイスキーやカクテルは別料金になります)

◆1月9日(土曜日)
集合・・午後4時50分 地下鉄四つ橋線 
西梅田駅 南改札口 (会は5時~7時まで)
・募集は7名まで。
・集合時に集金しますので、なるべく釣り銭なきよう。


********************


●B-plan 新世界「横綱」通天閣店
 ジャンジャン横丁の串カツ御三家「だるま」「八重勝」「てんぐ」から、
だるまが一抜けて大躍進中ですが、それは許さんと割り込んだのが「横綱」。しかし、売上げでは「だるま」が一人勝ち状態です。「横綱」の店を選んだのは個室があるからという物理的理由によります。料金は飲み放題つきで4300円(日本酒除く)。むろん、串カツも出ます。

◆1月17日(日曜日)
集合・・午後4時50分 「横綱」通天閣店へ(会は5時~7時まで)
(同名の店が向かいに二軒あります。「通天閣店」が会場です)


********************

●寄席「動楽亭」昼席ご案内
 Bーplanで、会の前に落語を楽しみたい方は、駅前寄席「動楽亭」へどうぞ。何度かブログで紹介していますが、ざこばが席亭をつとめる小さいコヤで、マイクなしで演じるのがいい。和室ですが、椅子席もあります。

 1月17日(日)の出演予定は・・そうば/雀五郎/吉坊/千橘/中入/たまご(三味線放談)/千朝の6名。料金2000円。午後1時30分開場、2時開演で終了は4時半ごろです。地下鉄御堂筋線 動物園前駅 東改札口から(1)番出口を出て、真ん前のマンションの2階です。(1階はコンビニ)ここから「横綱」まで徒歩5分。ご希望の方は、各自、自由に鑑賞して下さい。

***************************

「横綱 通天閣店」案内図
 地下鉄御堂筋線 動物園前駅 東改札口(天王寺寄り)から(1)番出口を出て、左へ高架道をくぐり、ジャンジャン横丁を抜けて、突き当たり(だるまの店有り)を左へ50m。相撲取りの看板をかかげたド派手なビルです。北向かいが「別館」と「づぼらや」です。

会場は「通天閣店」です。
1月号 


この店が会場です。

1月






たまには外メシ



●久しぶりの「梅の花」本町店

 Iさんのお世話で、昼間の忘年会の会場に利用。御堂筋に面したエプソンビルの21階の全フロアを使っています。運良く、一番眺望の優れた北側のスペースを借りることができました。御堂筋が眼下に見下ろせます。


昔の「梅の花」は、高野山の宿坊の料理みたいに、肉、魚、かいもくナシの素っ気ないものでしたが、恐らく、利用者からの批判、要望があり、また、男性客が寄りつかないことをハンセーしたのか、今回はマグロ一切れと黒毛和牛二切れが加わって、常識的なメニューに近づきました。もし、本来の定番メニューにこだわっていたら、確実に客離れが起き、繁盛はなかったと思われます。


毎回、思うことは、この店はお酒を飲めない人にとって、とても快適な店だということです。お酒を注文しなくても気がひけないで食事できます。飲めない人が飲めない人をもてなすには恰好の店と言えます。料理店でありながら、ノンアルコール客を独り占めできる業態にした。これに類似する店がないのが凄い強みです。・・というわけで、本日も客の95%くらいは女性客でした。(12月8日)


「梅の花」本町店の案内
 
http://r.gnavi.co.jp/k021612/ 


展望の良い席でランチ忘年会
梅の花



「風待ち草」3240円のメニュー
梅 


今回、一番美味しかったのは、このシューマイ。
梅 



梅 



梅 



梅 





閑人帳



●鉄ちゃんならずとも嬉しくなる話


◆その一・自閉症男性が描く細密画に感心
 幼児から自閉症で世間とのつながりがない人が、雑誌や写真で見た鉄道風景をリアルに描く。これを知った「日本信号」という鉄道関連機器のメーカーが株主報告書の表紙にその絵を使った。
 堅苦しいレポートの編集に粋な計らいをしたといえますが、おかげで多くの人の知るところになり、ご本人や家族にも励ましになった。


下の二例がその作品ですが、まるで写真のような細密でリアルな表現に感心します。驚くのは、この絵を下書きなしに描くこと。プロでも難しいのに、いきなり本番で細かく描き出すらしい。むろん、ご本人は外部での絵画のトレーニング経験なしだから、持って生まれた才能なのか。
 二枚目の絵など、なんか空気感さえ感じる出来映えです。以前にも自閉症の人の素晴らしい作品を紹介したことがあるが、凡庸世界に浸る自分には理解できない、天が与えた才能と映ります。


埼玉県日高市在 福島尚さん(46)の作品二題
鉄道ニュース




鉄道 


◆その二・乾電池で電車を22キロ走らせた
 総重量2トンの手作り電車を、乾電池600本のエネルギーで22キロ走らせた。ギネス記録達成。チャレンジしたのは埼玉県立川越工業高校の生徒13人。電気科電車班という、明快に就職対策ととれるチームが指導先生のもと、苦労を重ねてのチャレンジです。


実施したのがテスト用レールではなく、営業路線のダイヤを臨時に変更して、というのがほほえましい。秋田の「由利高原鉄道」という閑散ローカル線ならではのイベントで、地元の人にはちょっとした事件みたいなことだから、大勢が応援してくれました。


いくら高性能をうたっても、しょせんは乾電池だから、わずかの登り勾配でも抵抗が大きくなって時速は4キロ未満、歩くスピードに落ちてしまう。ハラハラしながら停止を避け、なんとか22キロ(11キロコースを往復)新記録の距離を達成しました。生徒の皆さんには一生の思い出になる。指導した先生は来年、定年退職だそうですが、最高の置き土産になりました。


電車の車体などには「エボルタ」と言う商品名のプレートがありましたが、ナレーションでも、スポットCMでも「パナソニック」の社名は一切出さなかった。もし、一回でも電池の宣伝をしたら、しょせん、宣伝番組かい?と、視聴者の印象はかなり悪くなったでせう。(12月5日 関西TV番組視聴)

参考・引用情報
http://www.obako5.com/
http://panasonic.jp/battery/drycell/evolta/challenge/2015/


アイデアから組み立てまで、全部生徒が行う
鉄道
 

最高時速が14キロだから、写真も撮りやすい。
鉄道 



みんなに祝福されてゴール!
鉄道 


指導の先生を胴上げ
鉄道  





ウオーキング・観光



●加賀屋新田会所 再訪  (大阪市住之江区)

 大阪市民のほとんどが知らない江戸時代の遺構。前回は暑い季節に訪れた気がするので、今回は秋の風情はいかばかりかと11月末に訪ねました。場所は住之江区南加賀屋4丁目。とても交通不便な所にあります。


加賀屋新田会所は、船場淡路町の豪商、加賀屋(桜井)甚兵衛家が18世紀半ば、開発に着手し、当代だけで約100haを開発したらしい。(大阪城公園と同じ面積です)その中心施設が会所で、規模は東大阪市の鴻池新田会所に比べたら小さいけれど、実用本位の鴻池に比べて、建物は数寄屋造りで、雰囲気は全く違うところが面白い。当主の性格や趣味が設計に反映されています。


交通不便のせいか、見学者はすくなく、一日に20~30人しかなさそうな感じで、当日も終始一人で見物できました。散歩コースに組み入れたら少しは訪問者を増やせるのですが、コースづくりが難しく、思案しているところです。(入場無料 月曜日休館)

参考情報
http://kinias.jp/ih/0010_kagayasindenkaisho/


加賀屋




加賀屋 



加賀屋 



加賀屋 



加賀屋 





半畳雑木林



●食べたくなる?・・雑木林からのお歳暮

 前回記事「雑木林からお歳暮」の一部をいちびって器に盛ってみました。お菓子や団子に見えませんか。モミジバフウの実は「機雷みたい」と書いたけど、そんな物騒な呼び方は失礼で「デカコンペイトウ」ってのはどない? 桐の箱に16個入れましたが、このタネを発芽、育てると、数百本の樹木=林ができます。タネ一粒のサイズは米粒より小さい。


ゴマ団子ふうに見えるモミジバスズカケも熟すと大変身するみたいで、数日、天日に晒して、変形、分解のようすを観察したいと思います。緑色の皿に入れたのは「チャンチンモドキ」というウルシ科の木です。ぶよぶよで、中はゼリー状? 来春、植えてみます。閑人やなあ。


モミジバフウ
歳暮木の実 



モミジバスズカケ
木の実



チャンチンモドキ
歳暮 



長居植物園のモミジバフウ
木の実 






半畳雑木林



●雑木林から「お歳暮」

タネ


 先日の強風で木々の実は大方落ちてしまいました。テキトーに拾い集めてギフト用の箱に入れると、ちょっと「お歳暮」のように見えます。まるで機雷のような形をしているのがモミジバフウ。ごま団子?みたいなのはモミジバスズカケです。固そうに見えるけど、なかにはふわふわの毛のような種子が入っています。いずれも、風で遠くへ飛ばす仕掛けがあって、強風なら100mくらいは飛びそうです。


紅葉風景が終わると、訪問者はガクンと減って寂しくなり、スケッチファンも人の目を気にせずに専念できます。(長居植物園)


モミジバスズカケの実(ほぼ実寸)
タネ


まだ枝に残るセンダンの実
タネ 



タネ 



タネ 








閑人帳



●落ち目のパチンコ、人気再上昇?  ~2015レジャー白書~

 売上げ、参加人口とも順調に低落していたパチンコが人気を盛り返した、と白書は伝えています。依然として、レジャー消費額においてはトップで、他を寄せ付けません。ただ、表記された数字は大幅な修正があり、パチンコの年間売上げ額が6兆円もアップするという、信じがたいデータになっています。


パチンコが日本国民の暮らし向きに悪い影響を及ぼしてることは何度も書きましたが、依然として改善されない。数字で示してみませう。
 2014年に国民が費やしたレジャー費用の総額は約73兆円です。このうち、金額でダントツなのがパチンコで25兆円。実に三分の一を占めている。参加人口(パチンコファン数)は1150万人。

国民に一番人気のあるレジャーは観光旅行で、消費額は10兆円、参加人口は5400万人。(人数は20歳以上の人のみをカウントしている)

・パチンコは1150万人が25兆円を消費する。(一人200万以上)
・観光旅行は5400万人が10兆円を消費する。(一人20万弱)

大ざっぱな数字ですが、こうなります。国外国内の観光旅行で年間20万弱、というのは、そんなもんかと思えますが、パチンコが一人年間200万というのはホンマか? (金額÷人数で計算するとこうなります) 業界トップのマルハンは年商が2兆円(2位のダイナムが1兆円弱)という巨大企業だから、数字のケタの間違いではありません。流通業界のトップ、イオンの売上げが7兆円。マルハンの売上げがいかにデカイか分かるでせう。マルハン一社の売上げは、全国の書籍雑誌の年間売上げより多いのです。


コアなパチンコファンにとって、パチンコはレジャーなんて楽しいものではなく、生活がかかった勝負業です。のめり込む余り、自殺や車中の赤ちゃんの熱中症死という悲劇が起きる。もし、このパチンコ代を他のレジャーに振り向けたら、日本全体の国情が明るくなります。生活保護世帯が減るかもしれない。


最大のレジャー消費は旅行や外食だと思ってる人が多い。そんなの、パチンコに比べたら、みみっちい消費です。が、みみっちいけど、楽しい思い出がいっぱい作れる。パチンコは、いくらのめり込んでも、楽しい思い出も、家族の幸福も友情も生みません。転落一途の人生あるのみです。


参考情報
http://activity.jpc-net.jp/detail/srv/activity001444/attached.pdf
http://www.nichiyukyo.or.jp/gyoukaiDB/m6.php


パチンコ人口は上位20位にはいっていないが、金額ではトップ。
patinnko


パチンコの売上げの推移

patinnko 





半畳雑木林



●「半畳雑木林」オフシーズンに

 半月前にはハデな紅葉風景を見せてくれたナンキンハゼも葉を落として枯れ木になりました、これ以上成長したら困るので、根元近くでプッツンです。来年、芽を吹くだろうか。(アカン気がする) で、視界には4年目のクスノキが一本だけに。30分もあれば整理整頓できるのが「半畳雑木林」の気楽なところです。今年の一番楽しい場面は、この小さなクスノキでアゲハチョウが羽化したこと。食卓でその場面を観察できました。 来年も見られるかな?


来年春まで、この風景です。
zoukibayyasi 


食卓で蝶の羽化を観察した。(6月18日)
 雑木 





読書と音楽の愉しみ



●井上章一著「京都ぎらい」を読む

 9月末に発行、11月末には6刷なので、結構売れてます。帯に「千年の古都のいやらしさ全部書く」とあるのがインパクトになってるようで、なかなか上手いコピーです。そして、中身もイヤミ満載でした。


著者、井上氏は京都のはずれの嵯峨で生まれ育ち、仕事でも京都を離れることがなく、もっかの住まいは宇治市。つまり京都人であります。
 なのに、なぜそんなに京都ぎらいなのか。そのワケをいろいろ書いてありますが、根本は洛中人の洛外人に対する差別意識です。要するに、洛中以外の出身者、生活者は京都人を名乗る資格がない田舎もんと差別扱いされている。嵯峨野や宇治や伏見に住んでる人は京都人を名乗る資格ナシ、みんな田舎もんやと。


著者が、かくも激しい怨念を抱くのは、若い頃、京大の大先輩である、杉本秀太郎氏(仏文学の権威)や梅棹忠夫氏(文化人類学者)から直に見下げられた経験があるからです。むろん、井上氏個人に対する悪意ではなく、ナチュラル?な差別意識による言葉だった。それだけ根が深いということになります。

 
では、洛中人とはどこに住む人なのか。具体的に言うと、中京区の全部、上京区の一部、右京区の一部、左京区の一部・・要するに昔の洛中、道路が碁盤の目になってる中心部とその周辺少しが現代の洛中人を名乗れるエリアです。祗園なんか、ハズレすれすれの位置になります。


駄目男の解釈を加えれば、ピュアな京都人とは、祇園祭に係わってる人たち、と言えます。伏見や宇治の人が祇園祭に係わることはない。(アルバイトは別です)わしらが、千年の都を守る、守ってきた、という土着人の自負や誇りが優越感になり、ヨソ者を見下げるようになった。
 しかし、現実は土着人だけでなく、ヨソ者がいっぱい住んでいる。近所どうしでもめないのか。差別意識を露骨に表すようではピュア京都人の資格なしであります。そこんところの間尺の測り方もトレーニングされている。その象徴がよく知られた「ぶぶ漬け」かもしれないが、京都人のイケズは他府県人にはなかなか分かりにくい。


十数年間、かなりピュアな京都人のつくる「K」という会に在籍していたときは、少数派の新米京都人の愚痴をよく聞いたものでした。駄目男が唯一の大阪人(ヨソ者)だから話しやすかったという事情があります。新米京都人と言ったって、10年前に越してきた、なんてのではなく、明治時代半ばに祖父が若狭小浜から移住してきたTさんが、町内会では未だにアウトサイダーであること、というような愚痴です。この伝でいえば、たとえば、東京都民の9割は田舎者になるでせう。


28頁に書いてある話が面白い。著者はある酒席で三十過ぎた独身女性と知り合った。中京で老舗を営む大店の令嬢であるが、三十過ぎると結婚相手のレベルがだんだん下がってくる。著者は彼女に「では、どんな縁談がくるようになったのか」と尋ねる。すると、こんな返事が返ってきた。

 「とうとう山科の男から話があったんや。もう勘弁してほしいわ」
経済的な水準が下がったというのではない。地理的な条件が落ちたのだという。嵯峨生まれを見下げられていた著者は彼女の一言で落ち着きを失った。なじるように問い糾した。「山科のなにがあかんのですか」


これに彼女がなんと答えたか。「そやかて、山科なんかいったら、東山が西の方に見えてしまうやないの」この意味、関西以外の方には分かりにくいかもしれない。東山は洛中の東にあるから東山なのであって、それを西側に見るなんて耐えられない、ということだ。相手の人格や収入より、東山を東に望めない場所に住むことがアウトだという。笑ってしまいますか? でも、彼女は100%本気です。JR京都駅から5分、東山トンネルをくぐった次の駅が山科。そこは洛中人には耐えがたいド田舎なのです。


他にも、坊主の芸子遊びなど、悪口がいっぱい書いてあって、当事者が読めばムカつくこと多々でありませう。むろん、嫌われること覚悟の上で書いている。巻末には「七は「ひち」である」と今どき「しち」と読ませることへの不満を述べ、これを聞き入れなかった出版元の朝日新聞社に噛みついている。しかし、陰険にならないところが著者のキャラクターで、文句タラタラであっても告発本ではなく、あくまでエッセイ仕立てであります。(2015年9月 朝日新聞出版 発行)


京都きらい



閑人帳


●柳原良平さんの手書き絵<にしき丸>

 古いファイルを整理していたら、下の絵が出てきました。関西汽船、別府航路の客船<にしき丸>です。今年8月に亡くなった柳原さんは、言うまでも無く、サントリーのキャラ、アンクルトリスの生みの親です。一方、大変な船好きでも知られていました。
 左下に70年7月のサインがあるので、今から45年前、大阪万博の年に入手したことになります。絵は往復はがきの返信欄に描いてあり、差出人も柳原さんなので、直接送ってもらったのでせう。


 ハテ、なんでこのやりとりがあったのか。肝心なことが思い出せない。怪しい記憶を書くなら、当時、購読していた雑誌「旅」の読者サービスのひとつで、「あなたの好きな船の絵を、良平さん直筆の絵でプレゼントします」みたいな企画があったのかもしれない。全国から往復はがきでたくさんの応募があったうち、運良く当選した・・。
 それにしても、良平さんはこんなに手間のかかるサービスをよく引き受けたもんだと感心します。当時は大変な売れっ子イラストレーターだったから、こんな手作業そのまんまの仕事なんかやってられないハズと思うのですが。(サントリーの仕事の合間に、息抜きのためにやった?)


自分はなぜ<にしき丸>の絵を希望したのか。これもわからない。もしや、高校の修学旅行の帰りに別府から大阪まで乗ったのがこの船だったのか。当時、この<にしき丸>と<こがね丸>は関西汽船で一番大きい客船で、別府航路の花形だった。・・と、まあ何ともええ加減な記憶です。戦前に建造された船で鈍足だったから、別府~大阪はまる一日かかったかも知れない。


ネットで調べると、1848トン、昭和9年建造。高度成長期はフェリーが台頭し、純客船では稼げなくなって、昭和46年に外国へ売却されました。絵とネットの参考写真を比べると、けっこう正確に描いてあり、良平さんは、もしやこの写真を見て描いたのでは?と思えます。


写真引用元
http://teikisen.cocolog-nifty.com/blog/cat49332752/index.html


柳原良平手描きの<にしき丸>
良平



にしき丸の写真
良平


アンクルトリス
良平