閑人帳



●ご無沙汰、フジ三太郎

 ネタが切れたら三太郎・・で、三ヶ月ぶり?くらいの登場です。今回の作品は昭和の末、平成の初めのもので、約25年前になります。


平成元年11月の作品
 ボーナスが60万、70万の話をしていますが、これって、26年前の話ですよ。そう、バブル景気の時代です。このあと、給料もボーナスも下がって今日に至る、です。トホホ。

三太郎



平成2年11月の作品
 25年前のケータイって、アンテナがついていたのですね。値段はいくらくらいしたのでせうか。これより古い初期の製品はショルダータイプだったような・・。

三太郎  


昭和63年の作品
三太郎 


昭和63年の作品
 三太郎    


平成2年の作品
持ち帰りの仕事は、みんなペーパーワークでした。
三太郎



引用元
http://www.j-cast.com/

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犬町・猫町情報



●赤穂 de わんぱく レポート

 姫路、赤穂、龍野・・をめぐる1泊のお手軽旅。それぞれの町に、立派な天守閣、天守閣もどき、ちっちゃい城郭があります。少しこじつければ、お城めぐりの旅です。幸い、雨には合わなかったけど、寒い両日でした。今年は天候不順で紅葉風景はダメでした。このコースは桜の季節も良いのではと思います。(11月25~26日 宿泊は「かんぽの宿 赤穂)

姫路市立美術館と姫路城天守閣
わん


姫路城家老屋敷跡にある「好古園」見物
わん


赤穂城天守台には仮設の櫓が・・・
わん 


実は天守閣を模したイベント用の構造材で、下の写真のようにイルミネーションで飾り付けます。

2014年のデザインはこんな感じに。
わんぱく

大手門前で
わん 


赤穂の町には少し古い民家が残っている。
DSCN5813.jpg 


たつのでは「赤とんぼ荘」で昼食。窓外の眺めが良い
わん


龍野公園
わん


復元された龍野城の書院。
元禄14年、赤穂藩藩主、浅野内匠頭が「松の廊下」事件を起こしたときは、隣接する龍野藩が臨時に赤穂藩も管理した。規模は赤穂藩のほうが遙かに大きい。
わん


ヒガシマル資料館を見学
わん


揖保川を渡って姫新線「本竜野駅」から帰途につきました。
わん



サウダージさんのスケッチ
帯の櫓越し、姫路城天守
わん


赤穂城跡(本丸門近く)
わん




大阪日暮綴


●「絵図っておもしろい」展見学 ~吹田市立博物館~

 日本全体の古地図と吹田周辺の絵地図を集めた展覧会。村の絵図は、田んぼの区割りや水利関係の地図が主で、これは個人の利害に直接関わることだから、正確に表示する必要があり、どうしてもサイズが大きくなります。最大は吹田村の一部の詳細図で3m四方くらいあって大変な労作です。ということは、どの村にも、地理の詳細を把握し、絵図を描ける人がいたはずです。そんな人の苦労話なんかが残っていたら面白いでせう。撮影禁止なので、残念ながら絵図の写真は撮れませんでした。


日本全体の地図で一番古いのは「行基図」と呼ばれるものですが、8世紀において日本国の地形の概念があったのか疑問です。後世、行基という当時のスーパーマンの名声に託したブランドであって、行基自身が地図をこしらえたとは思えない。そもそも、どうして情報を集めたのか。


しかし、農業の開発や戦争の企ては地図なしではできないので、不正確ながら地図は作られた。そして、家康が天下を取ってから日本地図は急速にリアルになってきます。幕府は各藩の藩主に自領の「藩図」を提出させ、これをつなぎ合わせて列島地図をつくった。各藩は狭いから比較的正確な地図をつくることができます。最大300くらいの藩があったから、これをつなぎ合わせるのはパズルづくりみたいだった?  江戸幕府のオフイスで、各地から送られてくる地図を縮小して描き、これをつないでいく。昔は「地図の上は北」という概念が無かったから、向きをそろえるだけでも苦労したでせう。


何度も作り直し、江戸時代後半になると、測量なんかしないのにリアルな日本地図が出来ました。但し、北海道だけは情報不足できちんと描けませんでした。その後、伊能忠敬がクソ真面目な測量をしたおかげで、おどろくべき正確な日本地図が出来た。(下の日本地図はネットから引用)


16世紀、日本がジパングと呼ばれた時代にスペイン人がつくった日本地図。当時の知識で、どうしてこんなにしっかりと地形を把握したのか、不思議です。
絵図


江戸時代の日本地図。北海道を除けば、かなり正確な地図です。
絵図


西国三十三札所めぐりの案内図。概念図としては、これで十分です。
絵図


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●なつかしい「ほくさん バスオール」

 博物館のロビーに、これが置いてあります。戦後、20年くらいは風呂のない家庭が多かったので、「後付け」できますと売り出されました。半畳、一畳のスペースでも設置できるコンパクトさがウリでした。これが進歩して「ユニットバス」になります。左が半畳用です。

絵図 




閑人帳



●今となっては超お買い得? ~大阪市蔵、モディリアニの名画~


 11月9日、クリスティーズ・ニューヨークで行われたオークションで、モディリアニの「横たわる裸婦」が史上2位の高値で落札されました。その値段、209億円! 落札したのは上海の成金おじさんです。 で、思い起こすのは、同じモディリアニの「髪をほどいて横たわる裸婦」。これは大阪市のコレクションで、バブル景気のころ、19億円で購入しました。当然、役所が勝手にこんな高価な絵を買うなんて・・と市民から批判が起きました。


あれから幾星霜、といっても二十数年ですが、きつい財政ピンチにもかかわらず、市はこの絵を売らなかった。そして今回の類似作品のびっくり高値。現時点では「売らなくてよかった」絵になりました。仮に、今売れば、懸案の「近代美術館」の建設費用が、この絵一枚の代金で賄えます。(100億円以上で売れるという意味です)では、市の財政は苦しいから売るべきか。市民はどう判断するでせうか。賛否五分五分かな、と想像します。(駄目男は反対です)


それにしても、なんでこんなに狂ったような高値がつくのか。買う気満々の大金持ちはいっぱいいるのに、買いたい作品が市場に出ないからです。だから少ない名品に買い手が殺到し、値段がつり上がる。さらに、今回の件のように、中国人の「爆買い」が加わる。ゲージツの素人が札束を積んで買い占めるのです。


因みに、このオークションでは、奈良美智氏の「小さな星の住民」が4億2千万円で落札された。目が点になりそう。史上一位の高額作品はピカソの「アルジェの女たち」で215億円。タマランです。

参考記事
http://www.sankei.com/world/news/151111/wor1511110033-n1.html

http://www.christies.com/lotfinder/paintings/yoshitomo-nara-the-little-star-dweller-5946130-details.aspx?from=salesummary&intObjectID=5946130&sid=1450142c-5fb7-4bd1-a3c6-4bcae3975eaf


今回落札された「横たわる裸婦」209億円
裸婦像



大阪市が所蔵する「髪をほどいて横たわる裸婦」
裸婦像



ピカソの「アルジェの女たち」
裸婦像





閑人帳


●老化現象→→退化現象

 ケチにして時代遅れ。外出時に腕時計をつけるのもだんだん億劫になってきた。しょっちゅう時刻を気にするような外出は少ないのだから、腕に時計はいらない。・・というわけで、数年前、1500円くらいで買った時計のバンドを取り去り、デジカメ用のヒモを付けて懐中時計ふうにした。これをポケットに入れておく。


スマホ、アップルウオッチ、何するものぞ。閑人ライフはこれでええねん、と納得。(早晩、無くしそうな気がする)ちなみに、懐中時計という商品は今でも売っています。


懐中時計



大阪日暮綴



●文楽「玉藻前曦袂(たまものまえあさひのたもと)」鑑賞

 Mさんからチケットをいただいて無料で鑑賞。日曜日なので満席で、若い人もおおく、活気のあるホール風景でした。
 さて、この初見のダシモノ、題名を読める人、皆無ではと思いますが、(むろん、自分も読めない)中身も十分にちんぷんかんぷんです。歌舞伎や文楽の筋書きに荒唐無稽は当たり前ですが、さらに、本題には支離滅裂というオマケも加わって「で、なんの話どす?」という感じ。失礼ながら、浄瑠璃としては駄作だと申しあげる次第でござりまする。


通しでの上演が何十年ぶりという希少性で「名作」でないことが分かります。駄作の上に上演時間が4時間(休憩時間除く)を要するとあっては企画自体、びびってしまうでせう。江戸時代なら6時間以上、一日がかりの上演になったと思います。駄作の理由は脚本がヘタだからで、鑑賞しながら、自分ならこの段は省略するけどな、とか、頭の中で勝手に作り替えたりする始末でした。自分の生きてる間に、通しで再上演することはなさそう。まあ、たまには、駄作体験も勉強になりますけどね。


義太夫と三味線に若手がたくさん出ているのは頼もしい。ベテランとの差がくっきり、というのが気の毒な場面もあるけど、場数踏んで成長できます。人形遣いでは吉田幸助がめきめき売り出しそう。ベテラン、桐竹勘十郎はラストで宙乗りまで演じて、やんやの大喝采でした。(11月22日 国立文楽劇場)


プログラム
文楽 






大阪日暮綴



●砂肝の卵とじ

 通院している整骨院の待合室にあった「クロワッサン」誌にレシピがのっていたので、うろ覚えながら試してみる。砂肝は好物なのに、いつも炒めて塩をふるだけの「おつまみ」だった。これに卵を加えるだけで「おかず」に昇格する。こんな簡単なことになんで気づかなかったのか。


ごま油で炒めて、出汁は市販の「めんつゆ」を使う。(水で薄める)これが味付けのポイントらしい。適度に甘みがあります。砂肝+卵+ネギ+つゆ、材料費150円くらい。砂肝はローカロリーでビタミン豊富、独特のコリコリした食感もいい。


参考情報
http://www.drwallet.jp/navi/11172/


砂肝




読書と音楽の愉しみ



●井沢元彦・和田秀樹著
 「日本史 汚名返上 ~悪人たちの真実~」を読む 

 日本人は善悪をはっきり決めたいタチなので、日本の歴史のなかでも、ヒーロー(正義・善の人)と悪者、いずれかに区分する傾向があります。不幸にも「ワル」にされてしまった人物は本当に悪い人間だったのか、検証してみようというのが本書の趣旨です。


和田秀樹氏は心理学者で、その専門知識を生かしてワルにされた人物の人間的資質を再考する。むろん、歴史通でもあります。本書は二人の対談形式で編集されており、発言の過半は井沢氏ですが、その博識ぶりには驚いてしまいます。


取り上げられたワルは10人。平将門、徳川綱吉、道鏡、田沼意次、蘇我入鹿、井伊直弼、吉良上野介、平清盛、足利尊氏、織田信長。なるほど、お主ら、ワルよのう・・な面々、まずは順当な選択だと思います。織田信長は功罪相半ばという気もしますけど。


いちいち紹介できないので、ここでは、駄目男が一番興味をもって読んだ、井伊直弼だけ取り上げます。かの「安政の大獄」で悪評紛々の家老です。

 幕府家老のトップ、井伊直弼はアメリカから通商条約締結を迫られていた。是か非か、どちらの場合も最終的には天皇の承諾が必要だが、当時の孝明天皇は強烈な攘夷思想の持ち主で、到底OKは期待できず、さりとて締結しなければ武力攻撃される懸念がある。井伊直弼は苦渋の決断で「条約締結」してしまった。当然、攘夷派からは非難の嵐。その挙げ句、あの「桜田門外の変」テロで殺されてしまう。


井沢氏の井伊直弼擁護論は明快です。もし、あのとき、条約締結を拒んだら、アヘン戦争における中国(清)のように、欧米各国から武力でボコボコにされ、支配下に置かれたことは確実だ。ヘタすれば白人社会の植民地にされた。攘夷派の思想「日本は清浄な神の国であり、外国と交流する必要などない」はあまりにとんがったナショナリズムである。


攘夷派の本家は水戸藩、対して、薩摩や長州は開国推進派。選択を迫られて、井伊直弼は「勝ち目の無い戦争は避けるべき」と開国の決断をした。これは、長い目でみれば正しい判断だった。もし、攘夷派に組して開国拒否にしていたら・・その後の日本の有り様を想定すれば、文明文化の発展した一流国になり得たか、いささか疑問であります。植民地にされていたら、50~100年は暗黒時代を送るハメになり、現代の私たちの暮らしはあり得ない。


なのに、井伊直弼はなぜ悪者扱いされるのか。それは彼の反対派に対する怨念と意趣返しが激しすぎたから。吉田松陰や橋本左内のような開明派を含めて、好かんタコは全部粛清した。百人以上が死罪にされた。このえげつなさが世論の反感を買う。まあ、仕方ないですね。
 死罪でなく、島流し10年とかの刑にしておけば、これほど憎まれなかったかも知れず、暗殺も免れたかも知れない。ともあれ、国家を左右する大きな決断を強いられ、開国をOKしたら、恨まれてあの世行き。損な役回りでした。(2014年 光文社発行)



汚名返上






大阪日暮綴



●自分で確かめる「塩分8グラム」

 雑談のなかで、健康食に関して物知りのひとが言うに「ラーメンやうどんの大好きな人はたいてい高血圧」だそう。旨い、とスープを飲み干してしまう人は、それだけで6グラムの塩分を摂取するという。インスタントラーメンでも同じだと。


塩分の摂取はこれくらいにしませう、というお役所のお節介情報があって、2015年の改定値では、男性は8g、女性は7g未満に抑えなさいとする。(前年までより男性で1g、女性で0,5g厳しくなった)
 であれば、ラーメン一杯で、ほぼ一日分の塩分を摂取してしまい、当然、三食では取りすぎを避けられない。毎日でもラーメン屋うどんを食べたい人は、みんな高血圧という国民病患者さんになってしまう。


幸い、自分は麺類大好き人間ではないから他人事視できるけど、辛いものは好物だから摂取量は多いかもしれない。そもそも、8gの塩ってどれくらいの分量なのか、目で確かめてみた。
 秤で量ると、写真のようになります。小さじに山盛りというかさ高さです。ラーメン一杯にはこれの7~8割の塩が入っている。わお~~。
 こうして塩そのもので分量を確かめると、こりゃ摂りすぎやわ、と納得します。スープは飲み残してもいいのではないか。


ついでに、手近にある食品の塩分を調べてみると・・・

納豆ワンパック・・・0,6g
昆布つゆ・・・3g(煮物一人前分推定)
即席ラーメン・・・5,8g(博多とんこつラーメン
食パン1枚・・・0,8g(4枚切り)
バターふうマーガリン・・・0,14g(食パン1枚分)
レトルト ハヤシライス・・・2,2g

などがわかりました。(今まで表示を見たことがなかった)
 ラーメンの塩分の量の多さが分かります。ラーメン評論家とか、ラーメン協会のエライさんなど、ラーメン食べまくりの人は短命だったという情報もあるけど、これは職業病と言えそうです。しかし、健康で長生きなんてことにさしたる価値を認めない人なら、好きなモノを食べまくって短い人生を終えるほうがベターでありませう。塩は「緩慢な自殺」に適した有機物である、なんて考える人だっているかもしれない。ちなみに、自分の食生活では、うどん、ラーメン、パスタの三種合わせて、周に2~3食、すべて昼食で食べます。



これで8グラム(表示26,5gースプーンの重さ18,5g)
塩8g

参考記事
http://cookpad.com/articles/5087


読書と音楽の愉しみ


●芦屋交響楽団 第84回定期演奏会

 数年ぶりの鑑賞。当楽団は、関西のアマ・オケでは、技量と規模においてトップ。集客力でもナンバーワンを誇ります。2000人のホールをいつも満杯にできるアマ・オケはここだけでせう。


今回のプログラムは・・
ベートーベン・・「エグモント」序曲
ラフマニノフ・・パガニーニの主題による狂詩曲
マーラー・・・・交響曲第一番「巨人」

 おなじみの曲ばかりなので気楽に聴けます。ラフマニノフでピアノを弾いたのは、指揮者、黒岩英臣さんの息子さん。珍しい親子共演です。彼はアンコールでベートーベンの「エリーゼのために」を弾いたが、これは珍事と言えます。ゆっくりしたテンポで情感たっぷりに弾いて、おばさんたちのハートを掴んだことでせう。


文頭で「関西ではトップ」のオケと書いたが、無い物ねだりを言えば、弦楽器のユニゾンで音色に色気がない、テンポにゆらぎが欲しい、など勝手なことを言いたくなります。技量がハイレベルであるゆえに、贅沢な不満も湧きます。・・ゴメンナサイ。


マーラー「巨人」はホルン8本をそろえて、これが大健闘。ほかのオケにはできないダイナミックな音を響かせました。コーダでもアンサンブルが乱れず、ピシッと締めくくれたのは鍛錬の賜です。次回はR・シュトラウスの「英雄」をやるというので、これも楽しみです。普通のアマ・オケが尻込みするような難曲を「やってみなはれ」精神でチャレンジするところがこの楽団の魅力、プロも一目おいてる元気オーケストラです。(11月15日 兵庫県立芸術センター大ホール)


芦饗ならではのリッチなプログラム

芦屋交響楽団





たまには外メシ



●ヘルシーランチの店「NATURA」 ~空堀商店街~

 久しぶりに空堀商店街へ。あいにくの雨天でしたが、通りがひっそり・・というほどではなく、昨今では、元気な商店街といえるでせう。

 Tさんのおすすめで、玄米ごはんが美味しいというこの店で「野菜畑定食」(880円)を注文。名の通り肉類ゼロのベジタリアン向きレシピです。玄米は滋賀県産ということで、味、食感とも普通のご飯と変わらず、美味しい。若い人はお代わりしたくなるかも。
 おかずが野菜サラダだけ、というのは自分の習慣にないので、なんか物足りなさを感じますが、たまには胃の負担が少ないこんなメニューもありか。当然というか、客は女性ばかりでした。


ぐるなびでご案内・・・
http://r.gnavi.co.jp/b6vagys70000/


玄米ご飯、野菜、味噌汁とデザートつきで880円ナリ
野菜ランチ





閑人帳



●どうなる?・・奈良・ドリームランド跡地

 昨年の大晦日に奈良ドリームランド周辺を散歩して、元日に記事を書きました。先日、ようやく跡地売却ができたという報道がありました。

◆一坪八千円、びっくりの投げ売り価格
 10日の報道によると、ドリームランド跡地が大阪の「SKハウジング」という会社に売り渡された。その入札価格は7億3000万円。敷地面積は約30万平米だから、甲子園球場の7,5倍の広さです。
 1平米当たりでは2,430円(1坪当たり約8000円)。ウソみたいな値段です。ドリームランド周辺の住宅街の土地価格は1平米7万~10万円なので、およそ三十分の一。常識ではあり得ん!安売りです。


◆利用計画は未定のまま購入
 落札したものの、どのように利用するかは未定。この土地には厳しい開発規制があって、分譲住宅やマンションをつくることはできない。公共性の高い建物や福祉施設しかつくれない。(だから安値になった)しかし、未利用でも固定資産税はかかるので、放置するわけにもいかないから、早急にプランは作らねばならない。遠からず発表されると思います。


◆跡地利用 火葬場建設に猛反対の不思議
 ドリームランドが06年に廃業になったあと、奈良市はここに新しい斎場(火葬場)を計画した。ところが、周辺の町の住民が猛反対、署名運動までして役所と対立した。その反対の理由が「迷惑施設の最たるものである」「縁起が悪い(偏見を生む)」「住宅地の土地価格が下がる」などでした。市民すべてがお世話になる火葬場なのに、町内につくってもらっては困るという。
 市は、市内の横井町の山林も候補地にしたが、やはり地元住民が足並みそろえて反対、頓挫した。住宅から離れた山林地につくるのも反対なら、奈良市には火葬場はつくれないことになる。


◆反対理由に説得力はあるか
 横井町に計画した火葬場に対して、地元住民は反対請願書を出した。
要約すると、次のような理由を挙げています。

1・現在の火葬場(東山霊園)が100年前に作られて以来、地元住民は他の市民の偏見(差別視)で辛い思いをしてきた。

2・火葬場が出来ると、当地区は「お墓と火葬場のある町」のイメージ
が定着してしまい、私たちの子孫が精神的に苦しみを受け続ける。

3・新火葬場は規模が大きいので、当然、往来する車両の数も増え、交通安全上に問題が生じる。

請願書原本(PDF)はこちら・・
http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1392959424422/files/2603seigan7.pdf

3・の交通安全問題は理解できますが、1と2はどうでせう。共感できる人もいるかも知れないが、駄目男には首を傾げたくなる反対理由です。


◆堺市には「駅前火葬場」があるぞ
 請願書を読むと、奈良市民って、こんなに時代遅れの田舎者揃いだったのか、と思わず偏見をもってしまいそうになります。むろん、そんなことはありますまい。ほとんどの市民はノーマルな神経の持ち主だと思います。
 しかし、それでは、ドリームランドのある町の強烈な反対運動が理解できない。おそらく、多くの住民は、ごく一部の昔人間の扇動に引きずられて反対に加わったのではないでせうか。


偏見が生まれる、町のイメージダウンになる、というけど、堺市には駅前火葬場がありますよ。JR堺市駅から300m、徒歩5分のところにある市営斎場です。車のない参列者にはとても便利で有り難い斎場です。すぐ近くに戸建て住宅や高層マンション、スーパーがあり、西隣には広大な敷地をもつ大阪刑務所があります。(写真参照)

 住まいのすぐ隣に火葬場と刑務所があるなんて最悪?・・。火葬場はまだ新築十数年では、と思いますが、建設のときに地元から猛反対されたのか。あるいは、建設後に「火葬場出て行け」運動が起きたのか。自分はしらないけど、現在、そんな排斥運動はないはずです。地元の住民が他の市民から白い目で見られてるなんて話も聞かない。


◆自分が所有会社の社長だったら火葬場をつくる(笑)
 200%無責任なことを、え~加減に書きます。遊戯施設の解体撤去と更地化が済めば開発がスタートします。メインのプロジェクトとして、奈良市に火葬場の建設を打診します。最高にイヤミな提案です。といっても、土地を貸すだけで、火葬場の建設は奈良市が行う。火葬場は、市内でもっとも緊急の設置が望まれている公共施設です。奈良市は「住民の反対があるから」という理由で断れるのでせうか。んぐぐ、市長さんも議会も大弱りでせう。


◆新発想の墓地公園をつくる
 墓地も開発するが、これは自前です。墓地と言っても、現在のような、墓石を並べる墓地では無く、ロッカータイプでもなく・・・50年、100年後の人口の減少を考えると、今の墓石型は亡びる可能性が高い。ゆえに、新発想の墓園が必要です。

 そこで思いつくのが、あの「一心寺」。墓碑を作らず、お骨を集めて「骨仏」をつくり、お参りするスタイルです。当地に一心寺の末寺をつくり、宗派を問わず受け入れる。これなら一霊10~20万で済み、遺族の金銭的、精神的負担はうんと少なくて済みます。但し、この考えの普及は地域のお寺の衰退を招くという副作用があります。


◆墓をつくらず、森をつくる
 骨仏をつくって供養するだけでは一心寺のコピーでしかない。そこで、広大な敷地を生かして「供養の森」もつくる。供養代の一部に植樹、管理代金を含め、更地に木を植える。早春の梅から、桃、あんず、桜・・と、6月のジャカランダまで「花の森」が楽しめます。むろん、秋は
紅葉も。この案ならハードの投資が最小限に抑えられます。但し、花の森が見頃になるまで最低10年くらいかかるから、運転資金のやりくりが大変でせうね。ヘタしたら、会社がオダブツです。


一心寺(大阪市天王寺区)の案内
http://www.isshinji.or.jp/


奈良市の老朽化がすすむ火葬場
ドリームランド


大阪市の北斎場
ドリーム



堺市の駅前火葬場 すぐ近くに住宅街や教育施設がある
ドリーム


犬町・猫町情報



private


            12月号表紙 by ぽんさん


12月表紙


              ようこそ アミダの森へ


          ********************


赤穂 de わんぱく ご案内

◆既にメールでお知らせした内容と同じです。
◆25日が雨天の場合は、別途の乗車時刻をお知らせします。
◆当日、この案内のコピーをお渡しします。

●11月25日(水)
姫路城散策(見学)~かんぽの宿赤穂へ移動
集合 山陽姫路駅改札口 13時00分
参考ダイヤ
①阪神梅田発直通特急姫路行き 11時15分発 12時54分着 
②JR大阪発新快速 11時45分発 12時46分着
 運賃①1,280円、②1,490円
(注-1)集合場所の山陽電車姫路駅は、JR姫路駅中央改札口出て右へ、駅前大通の左側、山陽百貨店の下にあります。(改札から歩3分)
(注-2)昼食は車内で済ませておいて下さい。又は早めに到着して駅内外の店で済ませておいて下さい。

姫路散策コース (城内見学組と城外散策組に分かれます)
山陽姫路駅~大手門~(入城者と別れ)内堀外周を散策
官兵衛の石垣~帯櫓前~市立美術館~姫山公園~好古園前~大手門~JR姫路駅(城内見学は入城料千円、待ち時間により入城難の場合、全員で城外散策のみにします。(城内見学組とは赤穂行き電車で合流します)

かんぽの宿へ移動
移動例 姫路発16時03分 赤穂着16時34分(運賃580円)
赤穂駅から宿の無料送迎バスで「かんぽの宿赤穂」へ。17時着。

***********************

●11月26日(木) 
赤穂の町および龍野散策へ
出発 かんぽの宿9時発 無料送迎バスにて赤穂城下車 
散策・・赤穂城跡および町並み散策赤穂駅へ
移動・・赤穂発11時08分  龍野着11時24分(320円)
龍野からコミバスで川原バス停11時55分着徒歩約30分で赤とんぼ荘へ。*ただし龍野駅からタクシー利用(2,200円)の選択枝もあり。
ランチ・・赤とんぼ荘 紅葉ランチバイキング 1,300円(12時30分~13時30分)各自支払い。

散策・・昼食後、市街、紅葉探索後本龍野駅へ
帰路ダイヤ案・・姫新線本龍野発15時48分発(または16時15分)~姫路着16時10分(16時35分) 乗換え
① 山陽姫路発16時18分(16時45分)梅田着17時54分(18時25分) 1、280円
②JR姫路発新快速 16時26分(16時41分)発 大阪着 17時28分(17時43分) 本竜野から1,940円

************************

宿泊・・かんぽの宿 赤穂
電話・・0791-43-7501
宿泊費・・12500円+飲み物代

その他
◆ウオーキングガイドは南さん、宿泊手続きは小西が担当します。
◆宿泊費精算用の千円札、小銭をご用意下さい。
◆25日、宿へ直行する人は事前にお知らせ下さい。
◆姫新線本竜野駅からの乗車はカードが使えません。各自きっぷを購入して下さい。
◆ジパング割引きは使えません。     ~以上~


大阪日暮綴



●未だに情報の保存は「紙頼み」の日々

 自称「捨て魔」でありますから、モノも情報も不要なならどんどん捨てている・・と言いながら、紙情報はなかなか減らない。本や雑誌以外のモロモロの紙資料は10年前と同じくらいある。


この小汚いファイルや封筒の列は死ぬ直前まで無くならないのではないか。毎日のように出し入れしている実用資料だから、これが不要になるということは生活自体もライブで無くなり、寝たきり状態かもしれない。


というわけで、情報の出し入れは未だに「紙頼み」。予定はカレンダーにヘタ字で書き込んで「指さし確認」が日課になっています。旧人類は「紙頼み」で安堵の日々を送るのであります

紙情報 



紙情報 






閑人帳



●正体見たり「流行語大賞」選考

 年末恒例「2015年 新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の候補50語が新聞に載っていた。流行に鈍感なオジンだから、なんのこっちゃねん、の全然知らない言葉がたくさんあるのは仕方ない。一瞥すると、知らない言葉があるのとは別に、なんか違和感を覚える言葉も多いのに気づく。これって流行ったのか?と訝る言葉、例えば・・・

I am not ABE/粛々と/切れ目のない対応/存立危機事態/駆けつけ警護/国民の理解が深まっていない/レッテル貼り/テロに屈しない/早く質問しろよ/アベ政治を許さない/戦争法案/自民党、感じ悪いよね

これらの言葉、みんな安部政権を批判するものだけど「流行語」になりましたかね。「アベ政治を許さない」なんて、一部の左巻連中がデモのプラカードに書いていた言葉なのは知ってるけど、世間で流行りました?


怪しんでいたら、今日の新聞に下のような書籍広告がありました。

流行語

自由国民社が発行している「現代用語の基礎知識」がこの催事を主催しており、広告に出ているライターの名前を見て「な~んだ、そうだったのか」と納得しました。サヨクの連中ばかりではありませんか。用語辞典だから、客観的でノーマルな解説をしている本だと想像していたけど、それは間違い、十分に左へ偏向している辞典なのでした。


鳥越俊太郎とか姜尚中なんて、名前を見ただけで蕁麻疹が出そうなくらい嫌いな連中が編集に携わってる。木村草太は明快に安保法案に反対している学者だから、公平な解説記事を書くわけがない。


昨年(2014年)の「流行語大賞」の年間大賞は、「ダメよ~ダメダメ」「集団的自衛権」の2つだったが、これは、「ダメよ~ダメダメ!集団的自衛権」と2つを1セットにして、集団的自衛権を批判したと言われている。世論無視、はじめから恣意的に選考していた。
 まあ、朝日や毎日の読者なら納得の候補でありませうが、自分にとってはサヨクの宣伝としか言えないインチキ情報であります。


◆今年の流行語大賞候補 50語
 爆買い/インバウンド/刀剣女子/ラブライバー/アゴクイ/ドラゲナイ/プロ彼女/ラッスンゴレライ/あったかいんだからぁ。/はい、論破!/安心して下さい。穿いてますよ。/福山ロス(ましゃロス)/まいにち、修造!/火花/結果にコミットする/五郎丸ポーズ/トリプルスリー/1億総活躍社会/エンブレム/上級国民/白紙撤回/I AM KENJI/I am not ABE/粛々と/切れ目のない対応/存立危機事態/駆けつけ警護/国民の理解が深まっていない/レッテル貼り/テロに屈しない/早く質問しろよ/アベ政治を許さない/戦争法案/自民党、感じ悪いよね/シールズ(SEALDs)/とりま、廃案/大阪都構想/マイナンバー/下流老人/チャレンジ/オワハラ/スーパームーン/北陸新幹線/ドローン/ミニマリスト/ルーティン/モラハラ/フレミネー/サードウェーブコーヒー/おにぎらず



半畳雑木林



●ナンキンハゼの紅葉

 久しぶりの「半畳雑木林」画像です。今年の雑木林は、ナンキンハゼとモミジバフウの二種類共演で紅葉を楽しむつもりでしたが、モミジバフウがなぜか成長せず、ナンキンハゼの独演になりました。植木鉢七つに、一年生、二年生、合わせて約20本による紅葉風景です。二年生は約1メートルに成長して不安定になり、鉢が小さいので少しの風でコケてしまう。これ以上の成長はアウトです。
 上手く写せないけど、午後の陽光で逆光になると紅の葉がきれいに映え、殺風景なベランダがちょっぴり華やぎます。


ナンキン 


ナンキンハゼ




南京 



ナンキン 







読書と音楽の愉しみ



●堀辰雄著「風立ちぬ」を読む

 いまどき、こんな古めかしい恋愛小説を読む人なんていないだろうと思って新潮社文庫版の奥付を見ると、平成23年で115刷、ドヒャ~であります。他社からも数種類の同じ本がでているから、ものすごいロングセラー。改めて「こんな本、誰が読んでるねん」と怪しむ駄目男です。


昨今の世相とはプッツンした、昭和10年ごろの「清く、正しく、美しく」式の物語です。背景が八ヶ岳山麓の高原や雑木林、舞台装置はサナトリウムというロマンチスト向けの設定がウケるのか。たしかに、自然の風景の描写はしつこいくらいで、カップルに次いで三番目の役者という感じです。これが読者を惹きつけていることは間違いないでせう。全体のイメージは、ガキの頃に読んだ立原道造の詩のセンスに通じるところがあって、戦前派には懐旧感ひとしおです。


それにしても、こんな古めかしい小説がなんで人気を保ち続けるのか。その答えのひとつは、ストーリーが魅力ではなく、文章全体が醸し出す「上品さ」ではないか。読み終わって、こんな作品、堀辰雄しか書けないナ、と思わせるところがある。現代の作家が書けない、薄味、ハイセンスな中身と表現が魅力なのでせう。


なんと言っても「風立ちぬ」というタイトルが良い。読者の購入動機の半分はコレではありませんか。「風が吹いた」を「風立ちぬ」と言い換えた著者のセンスに脱帽です。「風立ちぬ いざ生きめやも」というこの上なく美しい響きの言葉で世人の心を掴んだ。
 著者はフランスの詩人、ポール・ヴァレリーの詩の一節を意訳して、これをタイトルにしたそうだが、いざ生きめやも、という日本語自体もややこしい。生きめやも、は生きねばならないという意味らしいが、解釈より語感の美しさでモテるタイトルでありませう。
 語感の美しさといえば、ラベルの作曲による「死せる王女のためのパヴァーヌ」という曲は曲名と曲の内容とは全く関係が無い。このタイトルをフランス語で読んだときの語感がとても美しく、魅力的なのでつけただけという。本書が別の題名だったら、ベストセラーにならなかったと思いますよ。


100年前、結核は国民病だった。多くの作家も患い、堀辰雄も患った。代わって、今はガンが国民病。「風立ちぬ」を凌ぐ、百年読み継がれる名作が生まれるだろうか。(2012年 新潮社発行)


「風立ちぬ」で描かれる美しい高原風景
風立ちぬ・土佐日記

宮崎駿のアニメ「風立ちぬ」はこの小説をサイドストーリーに取り入れた。
風 

風





閑人帳



●ナチス、もう一つの大罪  ~ETV特集から~

ホロコーストのリハーサルに自国民の障害者を殺戮

 難民問題やVWの不正問題で、近頃、悩みの多いドイツ。そこに、あのユダヤ人大虐殺(ホロコースト)の前には自国民を殺してのリハーサルが行われていた、と伝えるのがこの番組です。その犠牲者は無抵抗の障害者だった。ナチスとその協賛者は大虐殺の「練習」をしていた。


この事件はながらく曖昧にされていたが、数年前にドイツの精神医学学会が事実を認め、第三者を交えた調査が行われることで明るみにでた。ナチスがユダヤ人への差別をはじめた頃、一方では優生学の観点から、精神病患者や重度の障害者は「社会のお荷物」という思想が生まれた。共生ではなく隔離する施策がはじまり、さらにエスカレートして「何の役にも立たない人間は抹殺するべき」という恐ろしい考えが学会で力を得てしまった。


大量殺人のプログラムが作られ、数カ所で実行に移された。むろん、極秘に行われたが、それでも国民の知るところとなり、ある教会の司祭が説教の場で話したことが密かに伝わりはじめた。信者が手書きで書いた文章が何度も何度も手書きでコピーされ、拡散した。
 やがてナチス政権は国民にバレたことを知り、一旦、殺戮は中止された。しかし、医学界はこっそり虐殺を続けた。どうしたら手間をかけず、効率的に大量殺人ができるか研究した。その研究成果が後のユダヤ人大虐殺に役立った。ヒトラーやナチス幹部だけが悪の権化のように思われているが、それを裏で支え、協力したのが医学会だった。


一体、どれほどの弱者が殺されたのか、正確な数字はわからないが、番組では「およそ20万人」としている。敵対国の人間ではなく、自国民を殺して平然としていたドイツ人(の一部)の倫理感覚は理解不能だ。
 唯一の救いは、戦後70年を経て、医学界自ら事実を認め、ドイツ国内だけでなく、海外にもそのおぞましい事件を公表したことだ。事件の当事者(加害者)から、二代、三代をへて、ようやくトラウマが薄れたという事情があるかも知れないが、恥辱に耐えて事実を明らかにしたことは評価できる。しかし、犠牲者の遺族は、先祖が「大量殺人の練習材料」に使われたことを知って怒りが増すばかりだ。


ドイツ国民にとっては、ユダヤ人大虐殺だけでも凄いトラウマなのに、自分たちの先祖も無慈悲に殺されたと分かって、さらに懊悩は深まる。(NHK ETV特集 11月7日放送 再放送は14日深夜)

番組案内
http://www.nhk.or.jp/etv21c/archive/151107.html



重い告白
ナチス


檻に入れられた精神病患者
ナチス 


病人、障害者殺戮のゴーサインが出た。
ナチス 



殺害対象に選ばれた病気の例
ナチス 


医師の判定書。+記号がつけば殺害可になった。
ナチス 



死体を焼く煙。独特の悪臭がバレる原因のひとつになった。
ナチス 



ガス室への輸送に使われたバス
ナチス 



ガス室。一度に数十人が殺された
ナチス 




ナチス 



政府が禁止したのに、医学界では「練習」をやめなかった。
ナチス 






大阪日暮綴



●道ばたに落ちているご馳走「銀杏」

 もし、銀杏が悪臭を発せず、手間いらずで食べられるものなら、公園、道ばたで奪い合いになること必至であります。しかし、飽食の今、銀杏は敬遠、無視されて朽ち果てるのが普通。かくいう自分も、面倒な洗い~乾燥作業をしたことがなく、いただきものを食べるだけです。


御堂筋では、樹勢の衰えた銀杏の植え替えをしているけど、悪臭と路面の汚れを無くすために、実のならないオスの銀杏を植えているそうです。よって、30~50年後には、御堂筋では銀杏拾いが出来なくなるでせう。現在でも、昭和時代に比べたらずいぶん減ってるような気がします。


銀杏のオス、メスはどうして見分けるか。葉っぱの形で分かります。葉の中央に切れ目があればオス、無ければメス。ズボン形とスカート形の違いという説明もあります。(オスがズボン形)


左がメス 右がオス
銀杏 

Fさんからいただいた銀杏、一番イージーな「封筒に入れてレンジでチン」の方法で賞味します。ハデに破裂して原形をとどめない実もあるけど、ズボラものはこれでヨシとします。何もつけ無くても十分美味しい。しかし、食べ過ぎると中毒を起こします。大人より子どものほうが起こしやすい。一回の量は大人で40粒、子どもで10粒が限度という情報もあります。(薬効もあって、薬品や保健剤の原料にもなっています)


新潟県小国町には、銀杏の実や葉を使った特産品のメーカーがあります。羊羹やアイス、お茶葉として売り出しています。殻付きのまま、冷凍保存商品としても販売しているので、これなら手間いらずで賞味できます。

ご案内
http://www.ginnan-ice.jp/ginnan/

封筒に入れてレンジでチンした銀杏
銀杏

閑人帳



●こわ~~~・・ 津波みたいな雲が出現

 11月6日の昼、シドニー周辺に突然現れた雲は、まるで津波のような異様な形で住民を驚かせた。幸い、これで被害はなかったようですが、どんな原因でこんな気味の悪い形になったのか。素人には全く見当がつかない。日本の海岸で現れたらパニックに陥って逃げ出す人がいるかも知れない。

引用記事(画像は一部補正しています)
http://irorio.jp/umishimaakira/20151107/274974/



こわい 



こわい

こわい



こわい雲 





犬町・猫町情報



Fさんの名水探訪、今回は紅葉が美しい天川村へ・・・
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●奈良・天川村洞川地区の湧き水と温泉  (F)
 
以前から気になっていた天川村。標高約820m余りの高地に 位置する山里で、その冷涼な気候から関西の軽井沢とも呼ばれるところです。一週間後にはイベント(もみじまつり)が有り混雑が予想されるので今日しかない!。出かけました。自宅を午前7時出発、近畿自動車道⇒南阪奈道路⇒R196⇒R309 約100kmの行程を渋滞も無く9時を少し回った所で到着。風呂や食事には早すぎなので、まず水汲みに向かいます。
 
五代松鍾乳洞のすぐ近くに豊富で清冽な湧水が大岩から流出しています。付近の洞穴に反響し「ごろごろ」と音をたてて流れていたので、昔から「ごろごろ水」と呼ばれています。この水はカルスト(石灰岩地域で、雨水・地下水などの溶食によって鍾乳洞などが形成される)大地のなかを長く滞留し大気と遮断され水中の溶存酸素を消費した結果、高い還元水として湧きでます。その還元水は人体においては、活性酸素の活動をおさえる大きな作用があると報告されています。 汲み場は駐車場に引かれたパイプから駐車区画毎に多数の蛇口が有ります。駐車代500円で自由に汲めます。


天川 
 


天川 



天川


真言宗醍醐派の寺院で、同派の大本山である龍泉寺は、洞川から大峰山(山上ヶ岳)を登る修験者が宗派を問わず龍泉寺で水行の後、八大龍王尊に道中の安全を祈願するのが慣例となっているそうです。境内の紅葉最盛期でした。
 龍泉寺の隣、岩肌の絶壁の上の高台にある面不動鍾乳洞は、天井から鍾乳石が、地面からは石筍がのび、様々なオブジェを形成ししています。ここから観る洞川の家並みと周りを囲む山々の黄葉は必見の価値あり。


天川 

 
天川

                              
                                
そろそろ昼食時、紅葉した落ち葉をちりばめた川の側のお座敷で「アマゴ定食」を頂きました。ふと水中を見ると虹鱒が大小群をなして泳いでいます。不思議に思い帰って調べたところ、この川は山上川と言いここのニジマスは1920年くらいに水質確認の為に放流したが、たまたま自然繁殖したモノらしいそうです。ニジマスは急流には寄りつかず、瀬尻や淵の深いところに群れをつくっている場合が多そうです。 納得!


 天川



天川



村営洞川温泉センターは洞川温泉のお湯を日帰りでリーズナブルに楽しめるのが売り。 温泉は最近ボーリングで掘り当てたもので、26℃の単純温泉。神経痛・リューマチ等に効能があるそうです。営業時間:午前11時〜午後8時 料金:中学生以上600円 小学生以下200円 露天風呂、吉野杉の建物内に桧風呂の内湯でゆったり浸れました。 風呂から外に出てびっくり。大量の車が駐車待ちとなっています。前日に状況を確認、早めに出発したのが正解でした。

名水とうふ 山口屋水がいいからとうふも美味しい!名水百選にも選ばれた、美味しい湧水を遣い、昔ながらの製法で作られた豆腐は、ほんのりあまく、まろやかで美味しいです。豆腐のほかに、厚揚げやひろうすなども販売しています 近所の人が容器を持って買いに来ます。従って容器は別売となります。午後1時までにこれだけの行事をこなし洞川からおさらばします。帰り道ある所へ寄ることにしました。


天川  



天川



奈良県御所市にある「油長(ゆうちょう)酒造」の蔵は古い町家と道が、そっくり街ごと残っています。「結納屋さん」や「紙屋さん」が、ちゃんと営業しています。 最初は大和平野産の菜種で製油業を営み、油屋長兵衛を代々 名乗りました。従って屋号は油長(ゆうちょう)。享保4年(1719年)に 酒造業に商売替えをしました。商品については駄目男さんが、07/04 (Sat) 「 たまには外メシ」で紹介されています。繁忙期なのか蔵の見学はできませんでした。紹介された近所の酒屋さんで購入し帰途へとなりました。


天川 

天川 


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●天川村 もみじまつりご案内

 紅葉見頃は11月15日ごろまで。土日はマイカーで大混雑になりますのでご用心。http://www.vill.tenkawa.nara.jp/topics/category/5/blogid/2


昨年11月13日に撮影した、天川村御手洗渓谷の風景です。
天川 


天川



読書と音楽の愉しみ



●樋口一葉著「にごりえ」を読む  ~新旧版読み比べ~

 今回は「にごりえ」を二回(二冊)読みました。昔に読んだ「新字体・旧かなづかい」版と、詩人、伊藤比呂美による現代語訳です。両方読んで、どちらが感銘深いかといえば、断然「新字体・旧かなづかい」版です。当たり前のことですが、現代語訳では明治の香り、時代感覚がぜんぜん味わえない。しかし、それは、駄目男のような戦前生まれの人間の感想で、単に懐旧趣味のせいだと言われそう。


読むなら、どなた様にも旧版をおすすめしますが、当然、読みにくい、分かりにくいことは覚悟しなければならない。なぜ分かりにくいのか。

・文章は句読点で区切らず、句点だけで区切っている。
・会話文にカギカッコ(「」)がない。
・主語がない。
・江戸・明治時代の語彙が多い。

当時はまだ現代のような「文章作法」が確立していなかったようで、江戸時代のスタイルで書くからややこしいのでせう。おまけに、底本は総ルビ(すべての漢字にルビを振ってある)だから、視覚的にもゴチャゴチャして煩わしい。


ほんの少しですが、旧文と現代文を比べてみます。
第五章の冒頭、旧文は・・・

 誰れ白鬼とは名をつけし、無間地獄のそこはかとなく景色づくり、何処にもからくりのあるとも見えねど、逆さ落としの血の池、借金の針の山に追ひのぼすも手の物ときくに、寄ってお出でよと甘へる声も蛇食ふ雉子と恐ろしくなりぬ、(岩波ワイド文庫版 2003年 岩波書店発行)


同じ文を現代語にすると・・・
 女たちは白鬼と呼ばれている。だれがつけたかうまい名である。あの街はたしかに鬼でひしめく無間地獄を思わせる。たいしたしかけもないのに、女たちがたくみに男を血の池に引きずり込み、借金の針山に追い上げる。寄っておいでよと誘う声は甘く耳にひびくが、雉子が蛇をとって食うときも、あんな甘い声を出して蛇を誘うのを知っているか。(現代語訳 伊藤比呂美著 1996年 河出書房発行)


現代語はいささか無味乾燥というか、殺風景というか・・。でも、読みやすいと言う点では断然、勝ります。
 「にごりえ」は明治時代の世間の底辺を生きる庶民の暮らしを描いた物語で、一葉自身、食うや食わずの極貧生活を体験しているから、貧乏の描写はリアルそのもの。特に、ヒロイン「お力」が自分の幼い時分の超貧乏暮らしぶりを語る場面は涙を誘う。森鴎外や夏目漱石など「極貧」体験のない作家には決して書けない話です。物語ではなく、実体験で、こんなに貧乏をリアルに描いたのははじめてではないか。


樋口一葉が「にごりえ」や「たけくらべ」などの傑作を書いたのは、明治28~29年のわずか一年間。モーレツに書きまくり、わずか24歳で亡くなった。


樋口一葉の原稿。編集者泣かせですね。
樋口一葉

樋口



樋口 







犬町・猫町情報




●11月例会 レポート

天野街道から狭山池へ (11月3日)

 快晴、微風、絶好のハイキング日和のもと、久しぶりに10キロ超のコースを歩きました。高野線・千代田駅から寺田池公園~小山田荘園~天野街道~狭山池の道は田園風景や森林浴が楽しめる遊歩道に整備されています。狭山池畔でコーヒータイムをとって池を巡り、大阪狭山市駅から帰りました。(担当 小林・石田・藤家さん)



11月例会

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プチ・ケチの研究



●イオンの冷凍カレーうどん

 即席で美味しいカレーうどんの定番は「得正」の冷凍もんと勝手に決めていますが、値段が高い。(260円~320円)マルビには贅沢品であります。しかし、最近、イオンが写真のようなカレーうどんを発売しました。値段は148円(税別)と安く、味もそこそこ満足できる。いわば、CPの高い商品です。同じ価格で肉うどんも、きつねうどんもあります。


おそらく、売れ行きはいいのではと察しますが、だからといってロングセラーにならないのがダメな点です。よく売れるのに供給を継続しないのはなぜか。これは駄目男の勝手な想像でありますが、安い価格の設定にメーカーがついていけないのではないか。


企画の段階で内容(品質)と価格を吟味するとき、イオンは当然、美味しくて安い、をメーカーに求め、厳しい交渉になる。結果、メーカーは薄利で受注、生産、納品しますが、膨大な量の割りには儲からない。材料費や人件費、物流コストのわずかな上昇で利益が消える。
 イオンがメーカーの値上げ要求を安易に呑むはずがないので、メーカーはやむなく受注を断る・・店頭から消える。


食品に限っても、トップバリュと称する、イオン企画の商品の盛衰は激しい。堂々4000品目なんて自慢げなCMを見たことがあるけど、発売後、たちまち消えてしまう「トップバリュ」品がたくさんある。
 この「カレーうどん」の販売、いつまで続くでせうか。まずは「半年」(2016・3月)もつかどうか、チェックしたいと思います。


カレーうどん 



kare-udonn

読書と音楽の愉しみ



●中国ボロクソ本が続々出来

 8月の上海株暴落が引き金になったのか、また中国批判の本がたくさん出回っています。正直言って食傷気味であります。著者、宇田川氏が自信満々で2013年に出版した「2014年 中国崩壊」が見事にハズレで、こんな年度表示のタイトルはまずいんじゃないかという反省はあったかも知れない。しかし、出版社は中国の悪口を書いた本は、そこそこ売れる「安定需要」本だと自信をもってるのでせう。


下の広告は10月27日の新聞掲載のもので、全部が中国ボロクソ本。切り口は異なるけど、中国はまもなくホーカイする、と言う点では見解が一致しています。「余命半年の中国経済」なんてのは表現がキワモノ過ぎて売れない気がします。4冊のうち、興味があるのは「リベラル認識が日本を滅ぼす」で書店で立ち読みして興味あれば買いませう。


駄目男の考える「中国崩壊」は
1・天安門事件以上の激しい反政府運動
2・習近平の暗殺  のいずれかによってはじまる。

経済での行き詰まりだけでは崩壊しないという見立てであります。むろん、これ以外の想定外の原因でコケルかもしれないが「政治体制の崩壊」がきっかけになるのではないか。


中国本  


中国 

中国 

中国 



閑人帳

●作っては壊し・・「維新」迷走のまとめ
 明治維新を顧みるまでもなく、維新に混乱はつきものであります。前々回の記事で橋下徹さんの「作っては壊し」の迷走ぶりを書いたけど、原稿を書きながら「ハテ、順序はどうだったのか」と自分の記憶も怪しいと気づきました。

作っては壊しをおさらいすると「維新」の歴史はこうなります。
 大阪維新の会→日本維新の会→維新の党→おおさか維新の会→日本維新の会。後半の二つは対等な組織です。わずか数年でこんなにコロコロ変わるのだから、当の議員さんたちでさえ混乱しそうです。この「維新」に対して、民主党や、みんなの党や、生活の党や、次世代の党や、結いの党などがくっついたり離れたりしました。もう、ハチャメチャです。

二重行政ならぬ、無駄な二重運営を迫られる党
 で、これでようやく落ち着くのかといえば、そうは行かない。10月31日に起ち上げた「おおさか維新の会」は、中央、東京へのアンチを唱える意図で、全国区の政党なのに「おおさか」の冠をつけてしまった。しかし、これじゃ地方での選挙では戦いにくい。だから、中身は同じなのに、別に「日本維新の会」も起ち上げた。同じ党なのに看板は二枚という難儀なことになりました。

維新は、大阪府と大阪市の二重行政を解消しよう、というのがキャッチフレーズなのに、自分ちの政党運営で無駄な「二重運営」を余儀なくされた。さりとて、今さら「おおさか」を外すわけにもいかず、己の浅はかさを悔やんでるでせう。さらに、おおさか維新の会と日本維新の会は対等な立場であることを明言しているので、権限やカネの扱いでも平等にしなければならない。実際に運営がはじまると内輪揉めが起き、再び、統合、改名の話が出そうです。その上、維新の党との裁判沙汰も絡んでるから、作っては壊し、はまだまだ続きます。


スタート
維新の会 

    ▼
維新 

    
    ▼
維新

    ▼
 二転三転、いま、ココです。
維新


新しい「日本維新の会」のロゴはまだ決まっていない。




閑人帳



●宗達ファン必見 (NHK BSプレミアム)
「風神雷神図を描いた男 天才絵師・俵屋宗達の正体」

正体が分からない天才画家、宗達・・であることは知っていたが、こんなにも見事に「分からない」人物だとは。たくさんの優れた仕事を残していながら、俵屋宗達という名前以外はほとんど何もわからない。なんとか正体を突き止めようとして、学者が必死で資料を集め、手がかりをつかもうとするが、彼が実在したという以外は尻尾もつかむことができない。「日本美術界最大のナゾ」というのも大げさではなかった。


いったい、どれだけ金と手間をかけたのか、と貧乏性は気にしないではおれないくらい丁寧な取材と絵づくり。案内役の女優、中谷美紀が画面によくハマッていて、無言のときの姿が粋であります。じっと立ってるだけでも絵になるのが女優なのか、としょーもないことに気づいたりして。


 ラスト近く、雷神図のボディがなぜ白塗りなのか、に対する某学者の想像はかなりショッキングだ。ここまで考えるのか、と感心する。この場面を見た人は、生涯忘れないのではないか。

 「長谷川等伯」を著した安部龍太郎氏あたりが最新の情報を駆使して「俵屋宗達」を小説にしてくれないかナ・・勝手に希望します。

再放送ご案内
11月2日 月曜日 15時~16時30分


風神雷神図
風じん図