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ウオーキング・観光



●「おたべ」の手作り体験

 なぜか甘党ネタが続きます。生八ツ橋のメーカーの一つ「おたべ」で観光客相手に体験教室をやってるので参加。誰でもカンタンにできるのかと思いきゃ、そうでもありませんでした。慣れたころにはオシマイという、よくあるパターンです。(予約制・受講料600円要)


 京都市南区の本社工場の一部が体験教室になっています。会社の名前は「美十」(びじゅう)と言います。米粉、砂糖、ニッキ、きなこなどが材料で、蒸しの工程だけはプロがやってくれます。
 蒸した、熱々の餅をこねて、切って、麺棒で延ばして、形を整えて、あんこを包む。こういう作業で約一時間近くかかります。モタモタすると、柔らかい餅が固くなってしまうので焦ります。


工場では工程のほとんどが機械化、自動化されていて、和菓子をつくってる雰囲気はゼロです。最後の包装箱へ入れる場面だけは手作業で、あのやわらかい餅をそっと持ち上げるのが機械には出来ないそうです。
 繁忙期はお花見時分と紅葉の季節、多い日は一日20万個くらい生産します。賞味期限の短さが難儀な点で、過不足なく生産するには相当の智恵がいるでせう。このリスクを減らすために、八ツ橋以外の商品もたくさん作っています。


八ツ橋のオリジナルは焼き菓子で400年近い歴史があるけど、生八ツ橋が生まれたのは昭和の半ば、意外に新しい商品です。


「おたべ」本舗のHP
http://www.otabe.kyoto.jp/index.html



近鉄十条駅から西へ歩いて10分くらいのところにあります。
おたべ 


本日の参加者は10人。センセイ一人がつきっきりで面倒見ます。
おたべ



最初は米粉をむら無くかき混ぜる作業。これを約20分蒸します。
おたべ 


セイロで蒸すのは餅づくりと同じ
おたべ 


綿棒で薄くのばす。正方形にしたいけど、なかなか思うようにのびない。
おたべ 



なんとかカッコつきました。お抹茶で頂きます。
おたべ 



工場では、このように機械化、自動化されて「まんじゅう」づくりの場に見えない。
おたべ 







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読書と音楽の愉しみ



●副島隆彦著
 「それでも中国は巨大な成長を続ける」を読む

 当ブログ7月20日の「アジアウオッチング」記事で、読者をたぶらかすえー加減な本を出す人として、副島隆彦、藤巻健史、長谷川慶太郎、大前研一、の四氏を挙げました。ここでは副島氏の本を紹介します。


本書は2013年3月発行です。執筆は、中国ではトップが胡錦濤から習近平に変わるあたり、また、住宅バブル景気がはじけてマンションが値下がりしつつあった時期で、成長に翳りが見えていた。これらの状況を踏まえつつ、心配は要らん、それでも中国は力強く成長すると述べているのが本書です。


実は、著者の中国ヨイショ本は本書で5冊目です。08年から今までに

「中国 赤い資本主義は平和な帝国を目指す」
「あと5年で中国が世界を制覇する」
「中国バブル経済はアメリカに勝つ」
「中国は世界恐慌を乗り越える」を出版しています。

著者の見立ては明快で
「中国が世界一の国家になる」
「アメリカは没落する」
「日本は時代遅れの国家で中国に支配される」というものです。
 上記の本「あと5年で中国が世界を制覇する」は2009年の発行なので、2014年(昨年)には世界を制覇してることになりますが、ムムム・・であります。実情は世界制覇どころか、没落のはじまりみたいに思えるのですが。


全編、中国礼賛の文やグラフで埋め尽くされていて辟易するけれど、中国を侮ってはいけないという見解だけは正しい。世界情勢を動かせる強国はアメリカと五分に渡り合える中国しかない。これはもう世界中の常識です。アメリカと中国に挟まれた日本は、両国のご機嫌を伺いながら生きていかねばならない弱小国に落ちつつある。


経済面だけでなく、政治体制についても、著者は楽観的です。170頁「中国の民主化(複数政党制と普通選挙の導入)はこの10年で段階的に実施されるだろう。2023年のトップリーダーである胡春華と周強の時代には、中国はデモクラシーの国になる」と。
 次から次へと出版を続けてもベストセラーにならないのは本人も歯がゆいはずですが、だからといって姿勢を改めようともしない。世上「マユツバ本」のイメージが定着してしまった。出版社も頭が痛いでせう。(2013年3月 ビジネス社発行)


副島本





読書と音楽の愉しみ



●村上春樹著「パン屋を襲う」を読む

 今まで村上春樹の本を読んだことがなく、これからも読む気はないけれど、たまたま図書館の棚で目に入ったこの短編を借りた。わずか50頁ほどの短編だし、カット・メンシンクという人のシュールなイラストが気に入った。中身より外見で選ぶこともアリです。初出は1981年の「早稲田文学」だから初期の作品でせう。


空腹に耐えかねた若い夫婦が銃をもって深夜のマクドナルドを襲う。(本当はパン屋を襲うつもりだったが、深夜に開いてるパン屋がなかった)それだけのハナシでありますが、これを文学作品たらんとすればレトリックの腕前でカッコつけるしかない。たとえばこんな感じ・・・

カウンターの中の女子店員は銃を突きつけられて「彼女は「ようこそマクドナルドへ」の次をつづけようとしたが、出て来るのは無言の吐息だけだった。それでも営業用の微笑は行き場を失ったまま、明け方の三日月のように唇の端あたりにひっかかっていた」とか。

ま、べつに何ということもないハナシでありますが、軽く読み捨てにしてもいくばくかの余韻を残させる。これが作家のワザでありませう。(2013年新潮社発行)


村上春樹 


村上春樹 




たまには外メシ



●マルモキッチンのハヤシライス

 ン十年ぶり?に京都駅地下街のポルタで昼メシ。カレーを除くご飯ものがウリの店らしい。食べたのは「野菜たっぷりハヤシライス」で、どう見ても洋食でありますが、特大の丼鉢で供されます。ちょっと風景を変えるだけで新メニューみたいに謳えるわけです。


カレーライスとハヤシライス。万年主従関係が決まっていて、ハヤシライスは常にサイドメニューに甘んじています。なぜか、と考えるに、やはりレシピのヴァリエーションが少ないからでせう。ルーの味の個性やグレードの幅広さではカレーのほうが断然勝っています。ゆえに、ハヤシライス専門店はない。(探したらあるかも知れない)


当店ではハヤシライスはあるけどカレーライスはない。キッパリ、カレーを外していることで「ごはんを美味しく頂く店」のコンセプトを守ってるのかもしれない。スープ、サラダ付きで約1000円ナリ。


トレーからはみ出す大きな丼鉢。洗い場さん、重労働ご苦労さまです。
hayasiraisu


読書と音楽の愉しみ



●内田樹ほか著「日本の反知性主義」を読む

 出版物には時たま「企画の失敗」もあるらしい。「知性」をテーマにしたはずの本書なのに、読んで見れば、読者の多くは「で、何を言いたいねん、この本は」という困惑のうちに読み終えることになる。勝手な想像でありますが、著者と編集者との意見交換、すりあわせが上手くいかないままに原稿を集めてしまったのではないか。「日本の反知性主義」というタイトルも今イチ意味不明だし、蛍光インクを使った安っぽい装丁も本の価値を損なっている。


目立たないが広がりつつある反知性主義に異を唱え、警鐘を鳴らす意図で内田樹氏が企画したが、全300頁の本書で内田氏の文はたった40頁しかない。なので、大半は内田氏が寄稿を依頼した9名のライターが自分なりに解釈した「反知性主義」論を寄せている。これが玉石混淆というか、大半は読む価値が乏しい文章。内田氏と白井聡氏両名の文を読むだけで本書の意図は十分理解できる。著者の中には「何を書けば良いのかよく分からないけど、頼まれたから書きました」と文頭で正直に述べている人もいる。オイオイ、ぜんぜん知性的ではないじゃん!


悪口はこのくらいにして、内容を短文で説明するのは難しい。内田氏が反知性主義(者)の見本だとして挙げている見本が「赤狩り」で名をはせたマッカーシー上院議員や世界情勢が変化するなかで、何かと言えば「ユダヤ陰謀論」を持ち出す人たち、といえば、ハハンと分かって頂けるかもしれない。そういう人が反知性主義者だという。今、アメリカで問題になっているトランプ氏と支持者もこの類いでありませう。


白井聡氏は小泉政権時代に世論調査、世論操作として使われた国民の階層分け(A層・B層・C層・D層)を引き合いに出して、この中で多数を占めるB層が反知性主義に該当するという。どんな人たちか。
 「小泉政権の構造改革論に肯定的で、かつIQが低い層」
 「具体的なことはよく分からないが、小泉純一郎のキャラクターを支持する層」・・であるそうな。小泉政権はこのB層の票を取り込む事に腐心し、結果、大勝利を得た。構造改革路線の難しい話はさておき、まずは小泉総理のキャラを押し出してミーハーレベルの支持者をごっそり取り込んだ。適菜収氏はこのB層を「マスコミ報道に流されやすい、比較的IQの低い人たち」と定義づけている。昨今でいえば、国会前で安保法案に反対するデモ隊の皆さんや同調者が該当する。

ついでに他の層も説明すると・・・(73頁)
A層・・構造改革に肯定的で、かつIQが高い人たち
C層・・構造改革に否定的で、かつIQが高い人たち
D層・・構造改革に否定的で、かつIQが低い人たち

こんな階層分けには異論もあるはずだが、考え出したのは某広告会社であって、学者や評論家ではないことが面白い。そして、国民の生活の安定=幸福という視点で考えると、一般国民から見て最もタチの悪いのは人数的には少数派の「A層」といえる。なぜなら、彼らこそ小泉政権下で「格差社会」を生み、固定化させた張本人だからである。(2015年3月 晶文社発行)


本 反知性



読書と音楽の愉しみ



●「週刊新潮」拾い読み  (9月24日号)


新潮


「濁流の町 生死の分かれ目」

 鬼怒川水害で突然クローズアップされた旭化成の「ヘーベルハウス」上手から流されて来た木造住宅に「どっしん」されたのにびくともせず、その頑丈さが証明された。もし、この白い家がなければ、木造住宅の屋根にいた夫婦は濁流に放り出されて死んだに違いない。
 白い家には母子3人がいてベランダからヘリに救助を求めたが、母は家のすぐ下手の電柱にしがみつく年配の男性に気づき、近寄るヘリに「あっちの人を先に助けて」と手振り身振りで伝えた。(ヘリが男性に気づかなかったのは、上空からの視界では人のカタチが認識しにくいせいと思われる)ヘリは母のメッセージに気づき、先に男性を無事救助した。


母子も救助され、この過酷な場面で一人の死者も出さずに済んだ。同じ場面が数十年前に起きたら、全員死んでいたかも知れない。頑丈な家も迅速な救助体制も無かったからである。
 ここで活躍したヘリは陸自の部隊で、戦車やトラックでは無く、ヘリで真っ先に駆けつけ、救助する。むろん戦闘時には最前線で戦う。


この場面で「あっちのおじさんを先に助けて」と言った母さんもエライ。
鬼怒川

もう一つ活躍したのは「94式水際地雷敷設装置」という特殊車両。有事においては、離島などの防衛で海岸近くに機雷を施設する作業車として働く水陸両用車。今回は機雷の代わりに大型のゴムボートを乗せて濁流に入り、家々を回って被災者を救助した。犬や猫も運んだ。隊員は一人を除いて全員胸まで水中に浸かりボートを押す。その姿に助けられた人が気を使い、隊員に「大丈夫ですか」と声をかけると「鍛えているんで」と笑うだけ。(30頁)


イジワル駄目男は想像する。もし被災者に「安保法案反対」「自衛隊は暴力装置だ」などというアンチな人がいたらどうするのか。当然、キッパリ、救助を断りますね。断らなければスジが通らない。それとも「いや、アレはアレ、コレはコレ」でそそくさとヘリやボートに乗りますか。
 大嫌いな自衛隊に救助されるよりは家族もろとも死を選ぶ覚悟がありますか。100%、ありませんね(笑)。必死に「安保法案反対」を叫ぶ人も、みんなこのレベルの軟弱人間でせう。 


94式水際地雷敷設装置
鬼怒川 




たなかよしゆきさんの「古道紀行」 予定表



●古道紀行「おおばこの会」新プラン発表

 今年12月から来年前半のプランを掲載します。
主宰はたなかよしゆきさんです。お問い合わせは 

電話・ファクス 0745-79-6452
ケータイ 090-3485-6452 へお願いします。


2016 古道紀行予定 





読書と音楽の愉しみ



●10年目を迎えた「大阪クラシック」


 元大阪フィル指揮者の大植英次氏が提案した「大阪クラシック」地味ではあるけど、大阪の初秋の音楽シーンを定着させた。大半が無料公演というのがウリで、過去9年間の公演回数は717回に上ります。動員した聴衆は38万人とか。毎年4万人が来場したことになります。


自分にとっての楽しみは、音楽を聴くだけでなく、ふだんは入れない、又は全然用事のない建物を訪ねることにもあります。今回は三井住友銀行大阪本店と関西電力本社の二カ所でした。


◆三井住友銀行大阪本店
 土佐堀川に面して建つ堂々たる構えのビルは1926年完成だから、築90年になるが、現在の耐震基準に合格するほど強固につくられている。設計は住友自身が抱えた設計部門で、一流の建築家が集った。近くの中之島図書館も設計した。

クラシック


今回のリフォームで内部のデザインは大幅に変わったが、玄関ロビー天井のステンドグラスは天窓でなく、LED照明で蘇った。(銀行に天窓という構造はセキュリティの面では設計ミスになる)アメリカ製の3600枚のステンドグラスが使われている。
大阪クラシック


「この天井の復元、えらい高うついてまんねん」と説明する三井住友銀副頭取の蔭山氏。隣の白い服は大植英次氏。演奏は野津臣貴博のフルートで、CPEバッハ「ソナタ イ短調」ほか。
クラシック



◆関西電力本社
 反原発団体の陳情やデモという「招かざる客」が多いので、セキュリティには大変神経を使ってる・・ということが雰囲気で分かります。ロビーでの小さなコンサートなのに、そこらへんガードマンだらけです。さらに、節電啓蒙の本家でもあるから、天井照明の7割くらいは消灯してあり、ヨソのオフイスではあり得ない陰気なロビー風景です。演奏は、フルート、ビオラ、ハープの三重奏で、ドビッシー「ソナタ」ほか。


本社ビル(右側)
クラシック


ステージ前が満員だったので、隣のカフェで聴いた。
クラシック


どの会場でも、演奏終了後に撮影用のワンシーンがサービスされた。
クラシック


本社の玄関ロビーとは思えない薄暗い空間
クラシック




プチ・ケチの研究


●野菜高値にプチ・ケチ対策

 天候不順のせいか、野菜は高値が続きます。白菜半切で390円、きゅうり一本75円・・、普通は一袋なんぼで売るピーマンが一個28円で売ってるのには笑いました。
 なので、少しでもムダを減らすべく、ふだん使いの野菜を冷凍保存しようと実験中。少量を買って全部使い切る高値対策です。野菜はカットして容器に入れて保存します。モヤシはOKと以前書きましたが、白菜、チンゲンサイ、人参、ピーマン、ししとう、しめじ等はOKです。小松菜は葉がバラバラになってアウト、と言う具合。10日間くらいもてばOK、とします。煮物に使う野菜は大方冷凍できるのでは?。


冷凍保存で賞味期限を延ばすだけでなく、プレカットすることで包丁を使う手間が減る。これって助かります。ズボラ者におすすめです。ただ、拙宅の冷蔵庫は220リットルサイズで、冷凍庫も小さいため、あれもこれも冷凍はムリ。逆にいえば、買いすぎ、貯めすぎを防ぐことにもなります。ものは考えようです。


白菜と人参
白菜人参




プチ・ケチの研究



●棒ラーメン

 ・・って、ご存じですか。そうめんと同じように細くてまっすぐなラーメンです。即席ラーメンは誕生したときから、麺がちじれていて、如何にも「即席」ふうな形状のイメージが固定したままでした。2,3年前にようやく縮れが少ない麺が開発された。この縮れを無くすためにメーカーはずいぶん苦労したはずです。


それなら何故、早くから縮れのない、そうめんタイプのラーメンを開発しなかったのだろう。(素材の成形が難しかったのかもしれない)。そうめん型にすると、縮れの問題が無いばかりか、パッケージのサイズが半分以下になり、物流コストも削減できる。価格も普通のラーメンと同じであり、デメリットはなさそうに思えます。


今回買ったのは「九州ピリ辛とんこつラーメン」という商品で、佐賀県のサンポー食品(株)製造。価格は2食分で142円(税別)。名の通り、かなりピリ辛感が強いが、スープの味はマイルド。店では大手メーカー商品の陰になって目立ちませんが、お買い得と思います。


ごまや野菜は自前
棒ラーメン




読書と音楽の愉しみ



樋野興夫著
「明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい」を読む

 スーパーウオーカー、石田俊雄さんから頂戴した本。帯に「人はどう生き、死ぬまでに何をするべきか」とある。よくある人生訓読本の一つですが、著者は順天堂大学教授を勤めるかたわら、「がん哲学外来」というオープンな対話の場を設けて、がん患者の相談にのっている。


がんの診察、治療だけでなく、不安や悩みを聴いて心のケアを手助けし、精神的な立ち直りをサポートするのが目的です。まだ数は少ないけど、有益な企画だと思います。設立のコンセプトが「偉大なるお節介」「暇げな風貌」というのがいい。その「がん哲学外来」を語る本です。


だったら、弱者である患者の気持ちに寄り添って、優しい言葉や励ましの言葉が並んでるのかと思いきゃ、ちょっと違うのですね。

 「命が一番大切と考えないほうが良い」
 「自分の人生に期待しない」
 「一人になることを恐れない」
 「経験より読書から学ぶ事が多い」
 「いい人生だったか、悪い人生だったか、は最後の五年間で決まる」

・・といった、逆説的というか、ネガティブな言葉が並んでいます。66頁には「60代になって自分のことしか考えていなかったら恥と思え」てな、きつい言葉もある。ふだん、ぼけ~と暮らして馬齢を重ね、ある日、ガンと診断されてうろたえ、初めて人生の来し方行く末を悩む愚かさ。中年過ぎたら自らの死生観をもちなさいと。


ぼけ~~の人生を改める方法の一つとして、日記をつけてみては、と説く。書くことで、日々の出来事、世間をきちんと観察できる。あるいは、読書会に参加して、敢えて難しい本を読んでみる。理解力は貧しくても、他人はどんな感想をもっているのか、知るだけでも意義がある。


著者は古今の箴言録が好きなのか、自説を箴言ふうに表現している。逆説的で皮肉っぽく感じられるのはそのせいです。ともあれ、病院は診察と治療だけの場ではなく、医師と患者の心の交流の場という新しいサービスをはじめた。但し、無料だからビジネスにならない。「偉大なるお節介」ができるのは、経営にゆとりのある、ごく一部の病院だけです。(2015年8月 幻冬舎発行)


ガン 本