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たまには外メシ



●たまには「外酒」 呑み納め  ~GALWAY~

 ピュアな下戸も含め、誰が呑んでもゼッタイ美味しいというはず・・と言えるのが「グラハム 1983」というポートワイン。これを呑んでマズイという人は人間を辞めていただきたい。 と、えらそーなこと書きたくなるくらい美味なワインであります。ほんと、一口呑んでは「生きててヨカッタ」としみじみ思うのであります。寒夜に至福のひととき。これで、もうチョット安かったらなあ。ぐぬぬ。(やっぱり貧乏性が出てしまう)


これのあと「トマティン」を呑めば、プチ・ケチ研究のひもじさを忘れてしまうリッチな気分。さらに、今日は見知らぬ隣客が「タリスカー」をおごってくれたではありませんか。ムヒョー、ご馳走さまです。この人、これをストレートでカポカポ呑むのだから参りました。なにはともあれ、朝の珈琲、夜の酒が美味しく呑める・・これだけで幸せと思わなきゃ。


ゴールウエイ


向こうのビルはハルカス
ゴールウエイ







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読書と音楽の愉しみ


●阪神百貨店の古本市

 デパートの古本市にはじめて行った。催し会場の一角だからスペースは狭いけど、なかなかの盛況であります。実際は古本より中古レコードやCDの売り場のほうが広く、これがまた大人気なので驚きます。さすがにSPレコードはないけど、LPは各ジャンルとも出品が多く、なかにはスーパー用の買い物籠に10枚以上入れて、額に汗をうかべ、引きつった顔で棚を漁ってるおっちゃんもいる。ほかの客もみんな真剣に品選びをしていて、古本コーナーののどかさとは雰囲気が違います。


ということは、皆さん、LPプレイヤーを持ってるということです。今どき、そんな趣味は超レアだと思うけど「音楽再生はLP でなきゃ」のファンが地味に生息しているのでせう。値段は300円代から2000円くらいまで。3台あるレジの前には行列ができ、係員が整理をするという賑わいぶりでした。土日はもっと混雑するでせう。当催事は31日まで開催。なお、新年はOBPのツインタワー特設会場でも古本市が開催されます。期間は1月19日から25日まで。


これだけ買いました。CD2枚はアルゼンチンタンゴで、一枚は1928~38年録音の歴史遺産的珍品のコピー。SPレコードをかけた「電蓄」の音質がなんとも懐かしい。電蓄って・・もう死語かも。


古本市






読書と音楽の愉しみ

 

●たなかよしゆきさんの新しい詩集「銀河草」

 詩集としては第十一冊目になる「銀河草」は手づくりです。詩文はコピーですが、装丁や製本はハンドメイド。身近な山川草木をうたった作品を中心に28編がおさめられています。その中で駄目男がお気に入りの詩を一編紹介します。



よしゆき詩集 


よしゆき詩集

著者・・たなかよしゆき  発行所・・文文舎
636-0253 奈良県香芝市田尻430-4
TEL・FAX 0745-79-6452 
頒価 1000円


*****************************


自費出版なんていうと、えらく大層に思えて取りつきにくいけど、ごく少部数なら手作りできます。作品だけでなく、表紙のデザインとか、装丁や製本までハンドメイドというのは、作り手の個性がモロに表れて、それが読み手にも伝わり、普通の印刷本より希少価値があります。
 コピー機を使い、ホッチキスで綴じられる範囲で、というスケールで詩やエッセイ、イラスト、写真作品集をつくる・・。自己表現の一つとして、気軽に取り組めるアイテムではないでせうか。




プチ・ケチの研究



●もやしの冷凍保存

 もやしは安くて使いやすい重宝な野菜ですが、冷蔵では日持ちが悪く、2~3日で傷んでくる。そこで冷凍してみたら、傷むこともなく使えました。下の写真は9日目のものです。これだけもてば十分でせう。もやしを一ヶ月冷凍保存するなんて電気代の無駄遣いです。傷むと変色してキモチ悪くなるオクラも冷凍してみたら、10日目で写真の状態。こちらもOKです。駄目男のような、戦前生まれ、飢餓経験世代は食品の廃棄にえらく抵抗がある。使わずに捨てるとバチが当たりそうな罪悪感をおぼえる。単なるケチとは違う感覚です。んなもん、とっくにやってるわ、という人も多いでせうが、まだの人はどうぞ。


冷蔵庫を常に満タンにして、食べきれずに賞味期限切れの食品を捨てる人はB級のケチンボ。ケチでなくても、老化で物忘れがひどくなると、同じものを重複して買ってしまうミスが増える。これを防ぐためには冷蔵庫内を一目瞭然状態に、つまり、がらんどうにしておく必要がある。でも、わかっちゃいるけど出来ない人が多い。独居世帯は、冷蔵庫の中を見れば、性格や知能(痴呆)程度がわかるかもしれません。


9日目のもやし
もやし


10日目のオクラ
オクラ






読書と音楽の愉しみ



●伊藤ミナ子著

「銀座料亭の若女将が教える・・一流の習慣術」

 銀座で、お客は一日三組に限定の店・・というから、一見さんお断りの超高級料亭かと思ったら「ぐるなび」でも宣伝していて、メニューは一万円からとある。だったら、予約すれば誰でも行ける店なんでせう。


当店では和食の盛りつけにハンガリー製の器を使っている
料亭



一流たる人の習慣術というのが本書のテーマですが、ここでは「会話テク」なる項目だけ紹介します。著者が接客した経験から感じた、接待の席での上手な会話についてのアドバイスです。

◆話しはコンパクトに、結論から話す
 お互い、忙しい身であれば、まず伝えるべき結論を述べ、次に、経過や補足的なことを話すのがベスト。しかし、話がヘタな人は前提からくどくど喋って、なかなか結論にたどり着かない。相手はイライラして「要するに何を言いたいの?」と突っ込んでしまう。
 駄目男の知り合いにもこういう人がいて、とにかく「予告編」が長い。
しかし、ご本人は丁寧に説明してるつもりなので、これはもう性分で改まらない。こんな話に限って、中身はどうでもいいような軽いものだ。


◆ストーリー仕立てで話す
 思わず引き込まれてしまうような魅力ある話は、後で考えたらストーリーになっていることが多い。事実を断片的に並べても感興が起きない。
「無愛想な話ぶり」というのは起承転結がつながらず、何を言いたいのか伝わらない場合がある。もっとも、立て板に水、の能弁でも中身が貧しければアウト。しゃべり過ぎは当然、嫌われる。


◆まずは相手の言うことを聞いてみる
 自分の考えが正しいと自信をもってる人は、とかく相手の言うことを聞かず、持論を一方的に喋りたがる。ゆえに、しらけたり、鬱陶しがられたりして、円滑な会話ができない。拝聴するだけの席ではなく、議論の場では、まず相手の話を良く聞いて、そのあとで逐一反論や疑問の呈示で話が噛み合うようにしたい。多弁な人ほど「聴く力」を持たず、見下げられることがあるからご用心。


◆悪口は言っても陰口は言わない
 対談相手に言うのが悪口、相手のいないところで言うのが陰口。例えば、部下に悪口(叱責)を言うときは、ストレートな言い方でもよいが、
相手にちょっと「逃げ」の余裕も与える。また、叱りながら自虐的なオチも使って「俺もアホやってんけど」と、とことん相手を追い詰めないことが肝要。こんなことは経験を積まないとなかなか身につかない。
 陰口は言わぬが花。ちょっとした陰口が他人を介在して大問題になることがある。しかし、相手を窮地に陥れるために、意図的に陰口をながすこともある。「怪文書」なるものも陰口の一つである。
 逆に「陰褒め」はプラス効果が大きい。頭の良い人は、本人に直接褒め言葉を言わず、人づてに褒め言葉を流す。褒められた人は。このほうが評価感が高まる。


◆人脈自慢は二流、三流人間の証拠
 下流の人間ほど人脈自慢をしたがる。尋ねてもいないのに有名人とのつながりを言いふらすは成金族。一流の人は人脈を容易に明かさない。
むろん、完全にクローズする必要も無いが、肝心な場面でチラと明かすことで信用が高まる。


◆語彙を増やす
 一流人は、ほぼすべてが読書家だから、会話での語彙が豊富だ。逆に、読書習慣のない人は語彙が貧しい。どうすれば語彙を増やせるのか。
「四字熟語」辞典なんか買って暗記する? でも、折角覚えても、使う場面がなければ何の役にもたたない。アウトプットできる環境があってこそ役に立つ。さりとて、毎日十時間、テレビやスマホと付き合っても
決して語彙は増えない。(2011年8月 ソフトバンク クリエイティブ発行)



料亭 






たまには外メシ



●桃谷樓のランチ(伊勢丹・梅田店)

 写真を見るとボリュウムが小さそうに見えるけど、器のデザインのせいでそう見えるらしい。食べ始めるとオジンにはボリュウムありすぎでお腹満タンになってしまいました。味も上品で会食の皆さんに好評。家賃の高さを考えると、1480円の値段は高くない。
 平日で最高気温が5度台という寒い日なのに、ランチタイムはほぼ満席でした。常連さんが多いらしい。予約すると、個室が使えます。

http://r.gnavi.co.jp/fr4dcn1r0000/

◆五目あんかけ焼き麺ランチ

 豚肉入り五目あんかけ焼き麺
(焼きやわ麺または さくさく揚げ麺)
サラダ 胡麻ダレ“西域の滴”
本日のスープ


ランチ 



ランチ






読書と音楽の愉しみ



●短い・・素晴らしい詩・・三好達治詩集から




太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。

次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。


三好達治


       



蟻が

蝶の羽根をひいて行く

ああ

ヨットのようだ


 近頃は教科書にも採用されてるようですが、子供でもイメージしやすい、簡潔にして中身が濃い作品です。三好達治は大阪市西区の生まれ、昭和を代表する抒情詩人。大阪市では、その功績を顕彰して「三好達治賞」を設け、毎年、作品を募集しています。





ウオーキング・観光


●「50歳以上は3割引」・・JR西日本の新サービス

 無料の会員登録をすれば、乗車券、特急券を3割引きで買えます、という新サービスが始まります。おいおい、ほんなら年会費払ってる「ジパング倶楽部」と同じやんか、どないしてくれるねん! あわて者はつい気色ばんでしまいそうです。たしかに50歳以上の人には御利益が大きいのはまちがいない。果たして、JRの目論見通り、売上げがアップするでせうか。


詳細まで調べたわけではありませんが、65歳以上が使えるジパング倶楽部に比べると、結構、制約があります。じいさん、ばあさん、そんなに僻むことは無さそうですよ。
 何が違うか。まず、使えるのはJR西日本の路線だけです。この制約は大きい。片道101キロ以上の乗車という条件はジパングと同じ。もう一つは、決裁がクレジットカードに限られること。さらにチケット購入には予約がいること。ジパングのように、会員証を持ち歩いて、行く先々で購入する手軽さはありません。


ジパングより優れているのは、購入回数に制限がないこと、会費が要らないことです。というわけで、JR西日本管内の旅をするならメリットは大きい。ただ、ケータイもパソコンも扱えない人は難儀です。50歳超でそんな人はごく少数という判断でこのシステムをつくったと思われます。


とりあえず、お得感の大きい記念企画は下の「乗り放題」きっぷです。今までジパング会員だけだったサービスが50歳以上の人にも適用されることになります。大阪から「北陸乗り放題」三日間で1万円。青春18きっぷを三日間使えば7500円くらい要るので、移動のスピード、効率を考えると、さすがの18きっぷも顔色ナシになります。


「おとなび」の案内はこちら・・・
https://www.jr-odekake.net/cjw/otonavi/info_50.html



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こちらもアイデア次第では、とても割安な旅ができます。

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ウオーキング・観光



●エベレストトレッキング 大盛況

 12月15日の7チャンネル「未来世紀 ジパング」は、ネパールと日本のビジネスマッチングをテーマにしていましたが、一番わかりやすい例としてヒマラヤ観光を紹介していました。
 日本人はむろん、世界中のハイカーに人気なのがエベレストトレッキングで、普通のハイキングが出来る人ならたいてい参加できます。山麓から約1000mを徒歩で上れば「エベレストビューホテル」に着き、ここからの眺望が素晴らしい。標高は3880mで富士山より高いところにあります。


このホテルを建てたのが宮原 巍さん。今年80歳ながら、ネパールを終の棲家として国籍まで取得し、自分のロマンの実現と、少しでもネパールの国益に寄与したい思いで獅子奮迅の日を送っている。現在はポカラにも新しいホテルを建設中です。こんな奇特な人のおかげで、普通の人は出かけにくいヒマラヤの山中へ気軽に行けるようになりました。


日本人参加者の平均年齢は65歳だそうです。TVをみると、ぞろぞろ列をなして山道を登る様子は、まるで休日の六甲山登山道の雰囲気です。ホテルではネパール人調理師がこしらえた和食が供され、なんの不満もなくツアーが楽しめるようになっています。費用は10日のプランで約40万円。アクセスの不便さを考えたら、そんなに高価とは思えない。但し、運の悪い人は悪天で山岳風景なんにも見えないままリターンということになります。ヒマとゼニに恵まれた人は下のURLをご覧あれ。

マウンテントラベルのHP
http://www.himalaya-kanko.co.jp/t-nepal/aw_hevheri/aw_hevheri.html



TV画面とネットの画像を紹介

日帰りハイキング並の軽装で歩けます。
ネパール 


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宮原 巍さん
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読書と音楽の愉しみ



●井沢元彦・島田裕己著「天皇とは何か」を読む

 なんか堅苦しい感じのタイトルですが、読めば至って平易な内容です。対談形式の本で、どちらかといえば井沢氏の発言が多く、また、話すテーマも面白い。井沢天皇論の面白さは、アカデミズムにとらわれない自由な発想と独断、偏見ゆえです。


天皇に関して、私たちの知識はけっこう曖昧なもので、そもそも、天皇とは何か、どうあるべきか、などについて真剣に考えたことがない。陛下の外遊や皇族の結婚などについて興味を持つ程度でせう。
 天皇は神ではない(当たり前や!)だったら、私たちと同じ人間か?いへ、ちがひます。同じ日本人なのに、天皇には姓がない。これだけでもえらいことですよ。おまけに、住民票もない。そもそも選挙権がない! 世の「人権派」の皆さん、天皇には基本的人権がない。これはひどい差別だ。直ちに救済のための訴訟を起こすべきではありませんか。


井沢流解釈によると、天皇の「天」が本来は姓だったのではないか。人格や権威の上昇志向が極まって、唯一絶対、もうこれ以上はないという時点で、他者との識別記号でもある姓は必要なくなった・・。 古代神であるアマテラスとかアメノウズメノミコトなんて方は「天」の字から始まってるし。妙に説得力がありますね。


天皇は金持ちなのだろうか。そんなん、金持ちに決まってる、というのがシモジモの発想ですが、外国の王室などと所有資産額を比べると、意外にビンボーだそうです。
 タイ王室・・2兆4千億円、サウジアラビア王室・・1兆6千億円
イギリス王室・・360億円、オランダ王室・・160億円 等々。
対して、日本の天皇は63億円。世界に比すればマルビではありませんか。広大な皇居や那須や葉山の御用邸も天皇の個人財産ではなく、国の所有物件を間借りしていることになります。そうか、レンタルなのか、と思えば少しは気が休まる? ちなみに、天皇家の世帯費は年間で50~60億円。ものすごい金額に思えますが、例えば、外国からの国賓を接待し、宮中晩餐会など催せば、なんぼかかることやら・・。マイカーの維持費だって、燃費気にして「プリウス」買うわけにはいかない。


天皇に関する最大の疑問は「なぜ二千年も続いたか」でありませう。これの明快な答えを誰も書かないのが、また不思議であります。いや、答えが書けないところが天皇の天皇たるゆえんかも知れない。本書でも、このテーマに関してはかなりの字数を費やして説明しているけれど、十分納得できるものではありません。
 ろくに武力を持たない天皇一族ゆえ、時の権力者が「その気」になれば簡単に滅亡させ、天下を獲ることができたのに、誰も実行しなかった。あの野心満々の織田信長でさえ、天皇を滅ぼして唯一の天下人になるという発想がなかった。あるいは、発想はあったけど、実行できないワケがあった。


力のあるものが支配者になるという世界の常識が日本では通用しない。そんな二重構造的な支配、統治システムは、外国から見れば、不可解であり、嵩じて神秘的な存在にさえ思えてしまう。しかも、天皇は仰々しく「神」を看板に掲げているのではない。スーツ姿で接待する普通の人間であります。


 武力を有する者が天皇を滅ぼさなかったのは「祟り」を恐れたからだという説は分かりやすい。(菅原道真の例もあるし)しかし、それでは歴代の猛者はみんな臆病者だったことになる。戦で殺人を日常化している者が、天皇だけは全く違う人間に思えたのか。う~ん。
 昔のことはともかく、あの辣腕マッカーサーでさえ、自分の権力で天皇を戦争裁判の被告席に座らせることができたのに、しなかった。

 のみならず、彼が指揮してこしらえた日本国憲法の第一条に「天皇」をもってきた。無視してもよかったのに・・もしや、祟りを恐れたか。(2013年2月 宝島社発行)


天皇本


プチ・ケチの研究



●チンするだけの焼き餃子・・91円

 先般、91円の冷凍カレーうどんを紹介しましたが、同じ価格で写真のような焼き餃子もイオンで販売しています。 以前、水なし、油不要の冷凍餃子を紹介し、手間が省けることを褒めましたが、さらに手間省きが進んで、とうとうチンするだけになりました。
 ワンパック、五個入りにしたのは、ほかの91円商品と値段、パッケージサイズをそろえるためと思われます。このほうが陳列棚で目立ちやすいというメリットもありそうです。(まとめ買いされやすい)
 味は可も無く不可も無くで、ちょっとビールのアテに、という場面では重宝かと思います。賞味期限は1年・国産。(タレはついてません)


冷凍餃子


冷凍 








読書と音楽の愉しみ



●フランチェスカ・タンドイ ピアノトリオ公演

 新世界の下駄屋さんの主人、沢野由明さんが主宰する「沢野工房」の企画公演。チケット争奪戦では出遅れてしまったが、運良くよい席をゲットできました。ホールは兵庫芸センの小ホール。


人気がマイナーなヨーロピアンジャズを紹介、ファンをふやそうという意図ではじめたが、だんだん成果が出てきてるようで、今回もチケットは即日完売したとか。また、公演に合わせてCDを発売するという商売熱心ぶりです。


当日、ライブを聴いたおっちゃん連中のほとんどは、再公演あれば、また行くで、と決めたでせう。演奏が気に入っただけでなく、フランチェスカの美貌にイカレてしまったからです。駄目男も「また行くで」組です。しかし、人気上昇して、マイナーがメジャーになると、当然、大きなホールを使うだろうから「ほな、行かへんわ」になるかもしれない。


ヨーロピアンジャズというからジェントルなサウンドで魅了するのかと思っていたら、違いました。普通にエネルギッシュな演奏です。

曲目は Tricotism . Waltz for Debby . That Old Feeling . Too Marvelous for Words . The Days of Wine and Roses. You Must Believe in Spring . Something Blue . Volare など。

「酒とバラの日々」は加工しすぎて、曲のまん中あたりまで気がつかなかった。彼女は演奏だけでなく、ヴォーカルもこなす人で、これもなかなかの魅力。さらに作曲もするというから、間違いなく「才色兼備」のイタリア人です。(12月12日)


フ




公演の日に合わせて発売されたCD
フランチェスカ



帰りに「クルラホン」へ寄る。無茶寒いし、けふこそ早く帰ろうと思ったけど、店へ着いたのが10時前、ちびちびやってたら、たちまち時間が過ぎて最終一本前の電車にすべり込みという、いつものパターンに。


帰り際に飲んだ、お初の「グレンファークラス」17年
フ




読書と音楽の愉しみ



●富岡幸雄著「税金を払わない巨大企業」を読む


孫正義や柳井正は国民の敵
 納税は国民の基本的義務である。よって、年収200万円のマルビでも税金を免れることはできない。だったら、大企業や個人の大金持ちは巨額の収入に応じてしっかり税金を払っているだろうか。答えはノーであります。本書は大企業がいかにエゲツナイ税金逃れをしているか、そのズルさを告発した本です。


ものすごい利益を挙げながら、ちょびっとしか税金を納めない大企業の「ワルのランキング」が掲載されてるので紹介しませう。
(2013年3月期 端数省略 法定税率は38,01%)


税金を払わない大企業

            
                                  純利益       納税額    税率

第一位・三井住友FG  1480億円     300万円   0,002%

第二位・ソフトバンク  789億円    500万円   0,006%

第三位・みずほFG   2420億円    2,3億円   0,09%

第四位・三菱UFG FG 1890億円    577億円   0,31%

第五位・みずほC銀行  2580億円    67億円   2,60%

第六位・みずほ銀行    2630億円     90億円   3,41%

第七位・Fリテイリング 760億円      52億円   6,9%
        (ユニクロ)
       
以下、オリックス、三菱東京UFJ銀行、キリンホールディングス、ANA、住友商事。三菱重工業、小松製作所・・・と大企業が続きます。第30位のトヨタ自動車でも28%となっています。
 本来の法定税率38%をマジメに払ってる企業は少ない。上記7社の純利益合計は1兆2550億円、税率38%なら4768億円を納税すべきところ、実際に支払ったのは788億円、このワルの7社だけで実に4000億円もの税金逃れをしてることになります。年収200万円でもしっかり所得税を徴収されてる庶民からみれば許しがたい悪徳企業に見えて当然です。


ソフトバンクの孫正義氏とユニクロの柳井正氏は日本の金持ちのトップと二位にあります。個人所得は2000億円以上という、庶民にとっては天文学的数値の金持ちです。宝くじ一等賞6億円なんてハシタ金。
 そんな大金持ちが、会社の利益から払った税金が孫氏はたったの500万円。こんなことで委員会? と国民の100%が思うはずです。こんな輩、有能な経営者にして国民の敵でもありませう。


いったい、どうしてこんなズルがかませるのか。税金逃れの手口についての説明があれこれ書いてありますが、専門的な話なのでパスします。
 著者が力説するのは、消費税増税の実施に熱を上げるよりも、しっかり稼いでるのに税金を払わない企業からビシバシ税金を取り立てよ、ということです。法人税をルール通りに徴収するだけで消費税のアップ分はまかなえると。なのに、経済界では「日本の法人税は高すぎる、率を下げよ」という声が大きく、政府もこれに応じようとしている。ケシカランと怒っておられるのであります。全く同感です。


もう一つ同感したことは、所得や納税額の公開についてです。
114頁
「そもそも企業の社会的責任とは、本来、黒字を出して、雇用とともに多くの税金を払うことで、国家の安全保障や国民の福祉などに貢献することです。それが社会の公器たる企業のあるべき姿です。
 (略)要するに、国にとって稼ぎ頭である大企業がグローバル化し、無国籍化して「国に税金を払わない大企業群」になってしまい、税制が空洞化して財政赤字の元凶になっている。その穴埋めを、消費税増税という形で一般国民が負担させられているのです。


 そこで私は、企業の納税行動を透明化させるために「申告所得金額の公示制度」を提案します。企業長者番付けは、2006年、個人情報保護を口実になくされた高額納税者番付けとともに廃止されてしまったからです。巨大企業が法人所得をいくら申告し、実際にいくら納税しているかを公表する制度を復活すれば、実態を社会に開示し、透明化することができます。そうすれば大企業の経営者も責任を自覚するでしょう」
(2014年9月 文藝春秋発行)


税金本  


読書と音楽の愉しみ



●南正時著「いま乗っておきたいローカル線」を読む

 旅行趣味人としては、素人以上、マニア未満というハンパなレベルでまもなく店じまいをする駄目男であります。この鉄道ファン向けのガイドブックを読んでも、自分は中途半端やなあ~と再認識しました。そもそも、基本的に列車の長時間乗車が嫌いというのだから鉄道ファンになれるわけがない。かといって、鉄道旅が全面的にイヤというのでもない。好んで乗りに出かける場面も多い。このチュートハンパが身上?であります。


本書は鉄道写真のプロでもある著者おすすめのローカル線を47路線紹介してあり、どのページも旅ごころを誘う素敵な写真満載です。発行が今年(2014)なので情報が新しく、実用価値も高い。
 全47線のうち、自分はどれほど乗車したか、記憶をたどって数えてみると16線でした。見事にチュートハンパな数で笑ってしまいました。


乗った路線(一部区間乗車も含む)は・・・
 
・大湊線 ・五能線 ・米坂線 ・銚子電鉄 ・小海線 ・大糸線
 ・篠ノ井線 ・天竜浜名湖鉄道 ・長良川鉄道 ・樽見鉄道 ・越美北線 
    ・北近畿タンゴ鉄道 ・嵐電・嵯峨野観光鉄道 ・姫新線 ・久大線 ・指宿枕崎線          以上。


本書を見て、未乗路線でぜひ乗ってみたいなあと思ったのは・・
・秋田内陸縦貫鉄道 ・由利高原鉄道 ・南阿蘇鉄道 ・島原鉄道 の
4線です。みんな大阪から遠くて実現は難しいのが残念。(2014年 自由国民社発行)



ロ^カル線







読書と音楽の愉しみ



●ウイーン弦楽四重奏団 演奏会

プログラム
◆ハイドン 弦楽四重奏曲 鯛77番「皇帝」
◆ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲 第12番「アメリカ」
◆シューベルト 弦楽四重奏曲 第14番「死と乙女」

 クラシック音楽ファンがこの曲名を見たら「なんでっか、これ。えらいベタなプログラムでんなあ」と、上から目線で言いたくなるでせう。実際、室内楽の演奏会でこんなミーハーなプログラムは珍しい。しかし、主催者の意図が初心者向けの室内楽のPRであるなら、ま、えーじゃないすか。チケット代3000円というのもマルビには助かりますし。


三曲とも熟練のこなれワザで文句なしの楽しい演奏でした。ところで、ハイドン「皇帝」の第二楽章を聴きながら、ふと思ったことは、この楽章の主題の旋律はドイツの国歌になっているけど、どういういきさつで国歌になったのか。帰って調べてみると思い違いをしていることが分かりました。


正しくは、第二楽章の旋律を国歌に使ったのではなく、国歌の旋律を室内楽に取り入れたのでした。今までの知識は逆さまでした。
 ハイドンが故国オーストリアの皇帝に献呈したので、当然オーストリアの国歌になるのですが、その後、この地域はくっついたり離れたりを繰り返してややこしいことになります。最終的に20世紀になって「ドイツ国歌」となりました。


では、歌詞はどうなってるのか。これが笑えます。歌詞は3番まであるのですが、現在は3番だけ歌うのが公式の国歌と決められています。なぜ3番だけなのか。1番は歌詞に隣国の川などの名前が入っていて、歌うと、イチャモンをつけられるのでアウト。2番は歌詞自体があまりにしょーもない出来映えなので歌わない、というのです。コピーすると・・

ドイツの女性 ドイツの誠実

ドイツのワイン ドイツの歌

その伝統を 保ち続けよう

古き良き名声は われらに 品性をもたらす 命あるかぎり

 ああ ドイツの女性 ドイツの誠実

ドイツのワイン ドイツの歌 


ハハハ、ほんまにしょーもない歌詞ですね。こんなん、カッコ悪うてよう歌わんわ、うちら~・・と、ドイツ人の大方が言ったのでせう。


歌詞はしょーもないけど、メロディはとても美しい。合唱すると「君が代」に似た曲想の荘重な雰囲気になります。聴いてみて下さい。(11月29日 兵庫県立芸術文化センター大ホール)

◆弦楽四重奏曲
https://www.youtube.com/watch?v=HBE1IRgy5J0

◆合唱
https://www.youtube.com/watch?v=aieNUMWiT7Q


ハイドン
ハイドン 





ウオーキング・観光



●紅葉見納め

 寒波到来で一気に冬モード、紅葉は散ってしまいました。今年最後の紅葉シーンは堺市の大泉緑地で。常緑樹のほうが多い公園なので、褒めるほどのきれいな場面はありませんが、ここの良いところは人が少なくて静寂なこと。年中満員の長居公園とはえらい違いです。(11月28日)


大泉緑地 



大泉 



大泉