読書と音楽の愉しみ



●安田将三他著「朝日新聞の戦争責任」を読む  ~その2~

 戦時中の朝日新聞はどんな記事を書いたのか。本書にはてんこ盛りの情報(新聞記事のコピー)が掲載されているが、その中で分かりやすいものをいくつか紹介しませう。


昭和16年 開戦時の紙面
朝日


◆「玉砕」は朝日新聞がつくった言葉
(青色文字は引用文)
 玉砕というと、なんとなく右翼っぽい感覚の言葉に思えるが、これは朝日のアイデアで生まれたもの。74頁「朝日は「全滅」の代用語として「玉砕」という言葉を初めて使用する。玉砕とは中国の歴史書が出典とされ「全力を尽くして、玉が砕けるように潔く死ぬ」という意味。全滅の事実を取り繕い、悲惨さを美しさに転化しようと持ち出された」


76頁 昭和18年5月、アリューシャン列島の小さな島、アッツ島が米軍の猛攻を受け、二千数百名の兵士が「全滅」した。これを「玉砕」と書いた。昭和18年5月31日の朝日新聞朝刊記事。見出しは銘せよ、この気魄 銃後一丸英霊に応えよ」である。記事は「(略)部隊長、山崎大佐以下、全将兵遙かに皇居を拝し、天皇万歳を奉唱して、神国日本の天壌無窮と大東亜戦争の必勝と後に続くものを信じ、敵の大群を前にして玉砕を決意(略)敵中深く突入し、全員、部隊長とともに大軍の真っ直中に躍り込んで玉砕す・・・何たる壮烈、何たる厳粛さであろうか。(略)」


大本営が「全滅」と唯物的に発表した事実を、朝日は自らの発想で「玉砕」と美化した。一片の反戦思想、批判精神があれば、こんな表現を使うだろうか。以後、朝日はこの言葉を多用する。日本軍の惨めな負けっぷりを認めたくない。せめて言葉でカッコつけたかった。
 これと同様に、ガダルカナル島での攻防戦で日本軍はボロ負けしてついに「撤退」した。しかし、朝日はこれを「転進」と書いた。中身は全然違うのに、新聞社の判断で事実をねじ曲げ、国民を欺いた。元寇の役で大嵐が敵を滅ぼしたのを「神風が吹いた」というのと同じだ。


◆朝鮮人強制連行・・はどう書いたか
 戦況が悪化すると人手不足が起き、朝鮮人、台湾人にも徴兵制が敷かれた。個人の事情など有無を言わせず狩り出された人も多かった。朝鮮人はのべ70万人くらいが徴用され、大半は鉱山や土木工事で酷使されて数万人が亡くなったとされる。慰安婦問題とともに、今でも朝日の媚韓ネタになっている。しかし、当時の朝日はどう書いたのか。


168頁 昭和17年5月15日 朝日新聞朝刊 見出しは今こそ真に日本人、朝鮮の徴兵制に血書の感謝状」とあり、記事の頭には、半島青年も昭和19年から晴れて皇軍兵士の栄誉をかなえるように準備を進めている旨、情報局から発表されたが、この光栄に勇躍した朝鮮同胞からは早くも感謝の心を綴った手紙が谷情報局長のもとに届けられ、中には血書もある。その手紙の一例「
我々朝鮮人の一人一人が帝国の防人として内地人と同様、大東亜戦争に参加してこそ内鮮一体と言えましょう。ああ、この日本帝国に生まれ合わせた幸運。朝鮮人も祖国日本のため、米英撃滅に参加できる喜びをお察し下さい。今こそ、靖国の英霊の仇を討って見せます。天皇陛下万歳、大日本帝国万歳 松本元次郎」

 戦後の朝日が言う「朝鮮人強制連行」との余りの違いにビックリです。


朝鮮人は徴兵されて感謝の手紙を寄越したという記事
朝日



◆戦時中の二大標語  

・撃ちてし止まむ(敵を撃たずにおれようか)               
・欲しがりません 勝つまでは

戦意高揚と忍耐心を求めてこんな標語ができた。撃ちてし止まむは政府が考えたもので「古事記」にこの言葉があるという。欲しがりません・・は、朝日、読売、毎日(当時は東京日日)の三社が共同して全国民から公募した。32万通もの応募作品から選ばれたというから、国民みんなが白けていたわけではない。新聞社は、こんな手法を用いてまで戦争を煽った。実際、国民の生活は日に日に困窮の度合いを増し、食料の確保さえ難しくなっていたが、新聞の売れ行きは大きく伸びて新聞社はホクホク状態になる。欲しがりません、勝つまでは・・と言いながら、新聞社の社員は高級料亭でご馳走を食べられるほど豊かだった。


◆終戦間際、朝日は天皇陛下のことをこう伝えた
 昭和20年3月10日、東京はB29による大空襲で都心部は壊滅状態になり、約10万人の死者が出た。その後、天皇陛下は被災地を視察する。このときの様子を朝日の記者は署名入りで書き、一面トップに掲載された。


昭和20年3月19日朝刊記事 見出しは畏し天皇陛下 戦災地をご巡幸 焦土に立たせ給い 御仁慈の大御心 一億滅敵の誓い新た」となっている。とても長い記事本文の一部を抜粋すると「朝に夕に一億国民ひとしく忠誠の心いまだ足らざるを嘆き悲しむ。今はただ伏して不忠を詫び奉り、立っては醜の御盾となり、皇国三千年の歴史を太しく護り抜かんことを誓うのみである。ああしかもこの不忠の不忠とも思し召されず、民草憐れと思し召し、垂れさす給う大御心の畏さよ。」「天皇陛下は御料車からお降り立ちになった。外套もお召しになっていない。それを仰ぎ見ただけで私はもう何も見えなかった。最敬礼の頭を垂れながら、地上の石一つ目に見えなかった。」「わが大君にはかほどまで民草の上に大き御心を垂れさせ給うのである」「この大君のもとに勝たねばならぬ。戦いは断じて勝たねばならぬ。勝つためにはすべてのものを大君に捧げねばならぬ。今や一切の私心を捨て、大和島根に打ち寄せる醜の仇波を蹴散らし、打ち砕かねばならぬ。臣民の道はこれ一つ、これをおいては畏き大御心に沿い奉る道は何処にあろう」以下略


戦後の朝日新聞しか読んでいない読者なら仰天する文章でありませう。戦争に負けそうになっているのは忠誠心の足りない国民のせいである。なのに、天皇陛下は不忠とも思わず、むしろ憐れみの心で民衆に接しておられる、なんと畏れ多いことか・・これが朝日新聞の記事ですよ(笑)。


本書の著者はこの記事を「政府の言論統制の結果ではなく、自発的に戦争推進の立場をとり、軍部に積極的に協力したと思わせる証拠」だと述べている。さらに「たとえこの記者が軍国主義者でも、編集幹部に疑問を持つ者がいたら記事は違ったかたちになったのではないか。この記事は朝日新聞の歴史の中で最大の汚点の一つになった」とも書く。


◆たった400字の「社告」で戦争報道を総括
 昭和20年11月7日、朝日新聞は朝刊に「国民と共に立たん」と題して社告を掲載した。社長以下、編集長など幹部が辞職したと書き、その理由は「幾多の制約があったとはいえ、真実の報道、厳正なる批判の重責を十分に果たし得ず(略)ついに敗戦に至り、国民をして事態の進展に無知なるまま今日の窮境に陥らせしめた罪を天下に謝せんがためである」云々とあるが、こんな大事な情報を紙面の隅っこに、わずか400字の記事(下の写真)にしただけだった。この微少な記事で朝日は戦争報道にケリをつけた。
 
 後年、朝日新聞社史が編纂されたが、朝日にとって屈辱的な内容の記事は抹消されている。



なお情けないことに、辞職したはずの幹部や一般記者はその後続々と職場に復帰し、軍事政権万歳だった姿勢を一転させ、共産主義万歳の思想に転向する。4年にわたって国民を国民を欺き、戦場に駆り立てた罪悪感などまるでない。自責の念から自殺したり、退職した社員は皆無だった。今回の慰安婦問題などでの「反省と謝罪」表明が識者にまったく評価されないのは、70年前の「前科」を知られているからだろう。(1995年8月 太田出版発行)


紙面の左下に小さく掲載された朝日の社告<国民と共に立たん>
朝日


同記事のアップ これが朝日流「反省と謝罪」の全て。
朝日 




スポンサーサイト

犬町・猫町情報



●12月例会レポート(11月26日に実施)

藍那から「しあわせの村」へ   ~担当 サウダージさん~

 神戸電鉄の藍那駅はさびしい無人駅ですが、藍那の郷の西側は230ha(大阪城公園の2倍)の規模で国営公園の整備が進んでおり、開園されたら、年間75万人のビジターで賑わうハズであります。
 その工事地域のへりを歩いて「しあわせの村」へ。周辺の里山は人工林が少なく、雑木林の紅葉がとてもきれいで、都心に近い場所とは思えぬ素敵なカントリーシーンを堪能しました。公園でサウダージさん持参のボージョレを大方二人で空にしたため、家に着くまで酔っ払っていました。ごちそうさまでした。


藍那の集落に残る農村芝居の舞台。朽ちてぼろぼろです。
しあわせの村



工事中の国営公園敷地に移転された昔の農家
しあさせ



しあわせの村の北口付近からの眺め
しあわせ


村内のレストランで食べた「ことこと日替わり定食」745円ナリ。
しあわせ



村周辺の里山風景
しあわせ



サウダージさんのスケッチ「相談ケ辻から星和台への道」
しあわせ 






読書と音楽の愉しみ


●安田将三他著「朝日新聞の戦争責任」を読む  ~その1~

朝日の圧力で絶版になった本を再発行
 本書は、1994年、リヨン社から発行された「読んでびっくり 朝日新聞の太平洋戦争記事」のリメーク版。書名で分かるように、戦時中の朝日新聞の記事を批判した本だったが、半年後に朝日から「記事の無断掲載」を理由に圧力がかかり、絶版になった。朝日新聞を批判する者を許さない、という同社の姿勢がモロに表れたトラブルだった。


これに異議を唱えるかたちで、ほぼ同じ内容を著作権問題に抵触しないように編集をやりなおし、出版社も変更して再デビューしたのが本書である。著者2名は現役(当時)の他社の記者である。
 駄目男が本書の存在を知ったのは、3年くらい前、宮崎哲弥氏が週刊文春のコラムで「ときどき読み返してる本」の一つとして紹介していたからだが、古本マーケットでもなかなか見つからず、検索を繰り返してなんとか探しだし、定価の2倍くらいの値段でようやく入手できた。


朝日新聞読者が一番読みたくない本
 今は朝日叩きの本が10冊くらい出版されて、もう食傷気味でありますが、本書は、その朝日の原罪を知るに必読の一冊でありませう。内容は戦前の朝日新聞の戦争に関する記事と社説、その解説のみで、戦前生まれの人が読めば、ある種の郷愁さえ呼び覚まされると思います。


昭和16年の開戦から終戦まで、朝日新聞は軍部独裁政権におもねり、戦争を賛美し、国民を「打倒、鬼畜米英」思想に煽りまくった。軍事政権を批判し、対峙することなど一度もなかった。(但し、これは朝日だけでなく、毎日や読売も同様だった)。戦後の「反日」姿勢とは真反対の思想で戦争を煽った新聞社だった。


・・と書けば、いや、そうではない、本当は反戦思想も持ち合わせたが、軍事政権の強力な言論統制、思想の締め付けのために、軍部批判の記事など全く書けなかった。やむを得ず、軍部に迎合した記事を書いた・・と反論する人もいるだろうが、それはウソです。
 戦争を企て、実行したのは無論、政府だが、これに同調しただけでなく、政府を煽ったのはメディアだった、というのが実情であります。本書の出版意図はここにある。戦時中のメディアはホンネで戦争を賛美した。そのメディアの中で最も積極的に戦争を煽ったのが朝日新聞だった。


本書の意図はもう一つある。一番、戦争を煽った朝日新聞は、終戦に際して、三社の中で一番責任を取らなかった新聞社でもあった。反省も謝罪もせず、終戦を機に、手のひらを返したようにかつての政府を非難しはじめた。のみならず、今度は占領軍におもねり「米国製民主主義」賞賛に回る。占領軍のつくった憲法を崇拝する。「反省も謝罪もせず」の姿勢は、以後、朝日の伝統になる。こんな、朝日新聞の正体を暴いた本、朝日の読者が読むわけがない。できれば焚書にしたいでせう。(つづく)


朝日戦争責任






快道ウオーカーからの便り


やまねこさんのウオーキングレポート

伊丹空港へ飛行機を見に行く(2014.11.23)

 朝8時に家を出たが阪急園田に到着したのは9:50。地図の通りに尼信の横の道に入り商店街を歩く。日曜のせいか道幅は狭いが歩行者は少なし。初めての横断歩道を渡り送電塔を目指して歩く。


猪名川公園は緑が多くごみは少なく、バーベキュー禁止の立札のせいか静かでとてもしのぎやすい場所であった。園田競馬場の第5駐車場の前を土手に上がり、競馬場が休みのせいか、厩舎の方から蹄鉄を打つ音が聞こえてきた。土手の道はサイクリング道路のせいか自転車で走る人の姿を見る。猪名川橋を渡ってすぐの所に田能遺跡があり入場無料となっていたので中へ入る。(11:10)弥生時代の食べ物や住居などの復元模型を見学する。クリーンセンター信号を左折してスカイランドHARADAの(下水処理施設)屋上へ上がる。


大阪国際空港(伊丹空港)が目の前に見てとれるので昼食場所とする。
12:15から14:00まで飛行機の発着を見学する。親子連れが多く、自家用車で来た人も多く大変にぎやかだった。伊丹パークセンターを歩き桑津橋を渡ってイオンモールを通り抜けJR伊丹駅を通り過ぎて阪急伊丹駅に着く。(15:30)天候に恵まれた絶好の行楽日和であった。(「関西・お好み散歩道」に掲載しているコースです)


猪名川公園(撮影・駄目男)
スカイパーク



伊丹スカイパーク
スカイパーク 






犬町・猫町情報



private


           2015年 1月号表紙 by ぽんさん


1月号表紙

              
              「2015 陽はまた昇る」


    *********************************


●2015年 新年会のご案内

先日、予告案内しましたように、今回は趣を変えて
■舞子ビラ わんぱく新年会
■■法善寺横丁「鴨ふく」又は、難波「治兵衛」新年会
の二本立てで実施します。都合の良いほうに参加して下さい。


■舞子ビラ わんぱく新年会
1月8日(木)泊 JR又は山陽電鉄 舞子公園駅徒歩10分
舞子ビラは昔の有栖川宮邸跡に建つ観光ホテルです。
明石海峡大橋の夜景の美しさが売り(下の写真)
夕方現地集合PM4時・翌朝現地解散AM10時 前後はフリーです。
参考ダイヤ=阪神梅田発14:45、又は、阪神なんば発14:24~三宮乗り換え~で、舞子公園駅15:47に着きます。


夕食=中国料理 朝食=和洋バイキング
宿泊=ツイン4室 和室3室 14名分を予約しています。
費用=宿泊費+飲み物代+夕食個室レンタル費用+年会費=15000円
(不足の場合は会費で補填します)
交通費は梅田から往復で1700円程度です。
その他=舞子公園の旧武藤山治邸、移情閣、木下家住宅を見学の方は身分証を持参して下さい(割引適用あるかも)

舞子ビラHP
http://www.maikovilla.co.jp/


*************************


■■鍋物新年会
1月12日(祝日)夕方~
「鴨ふく」鴨鍋 又は「治兵衛」てっちり のどちらかにします。
予算=6000円~7000円(+年会費を集金します)


◆◆◆申込み・キャンセル
ご希望の方は、いずれかを選んで11月30日までにお知らせ下さい。(お名前・参加プラン名・人数を書いて下さい)キャンセルは、わんぱくは1月5日までできます。参加人数が少ないときは両方とも参加できます。


舞子ビラ庭園からの眺め
舞子ビラ  


法善寺横丁「鴨ふく」(又は、難波「治兵衛」のてっちり)
かもふく 


かもふく


◆2月は企画はありません。


読書と音楽の愉しみ



●ジリ貧続く週刊誌の販売部数

 当ブログのネタ元の一つになっている週刊誌の売れ行きが良くない。日本ABC協会(雑誌販売部数公査機構)の2014年上半期雑誌販売部数データによると、総合誌では、トップの文春以下、すべてが減少傾向で、文春は最盛期は60万部くらいあったのだから落ち込みがひどい。新潮が現代に抜かれているのも知らなかった。


これにポストを加えた4誌が上位として、6万部台のAERAとサンデー毎日は早晩、廃刊になるのではないか。全然、未練はありませんけど。週刊朝日も今後部数が伸びる可能性はないから、ジリ貧を続けてひっそり姿を消しそうな予感。ならば、新聞社系列の週刊誌は全滅することになります。


出版社の週刊誌が生き残り、新聞社系は消えていくのはなぜか。答えは取材力の違いでせう。売れなければ食えないのが週刊誌で、ほとんどのネタはフリーのジャーナリストが取材するが「売れるためにはリスク覚悟」の突撃取材が多いから、話題性が大きい代わりに失敗も多い。常に数件の裁判を抱えているのが実情であります。


対して、新聞系は基本的にサラリーマンの仕事が多く、危ないネタには近寄らない。たまに頑張ると、週刊朝日の「ハシゲ」問題なんか起こして編集長がクビになったりする。(このネタは外部者の取材だったけど)
 世間は週刊誌記事をB級視するけど、最近では小渕優子辞任事件など、週刊誌記事が発端になった重要事件が多いから、むしろ「がんばれ、週刊誌」と応援したいというのが駄目男のホンネであります。「朝日新聞叩き」も週刊誌がハデに書かなければ、朝日はもっと傲慢不遜な態度をとり続けたと思います。


総合週刊誌の売れ行きベスト10

 (1)『週刊文春』      45万0383

 (2)『週刊現代』      35万2521

 (3)『週刊新潮』      32万9415

 (4)『週刊ポスト』     27万8904

 (5)『週刊大衆』      12万7549

 (6)『週刊朝日』      11万0561

 (7)『アサヒ芸能』      9万7584

 (8)『AERA』       6万7839

 (9)『サンデー毎日』     6万1062

  (10)『ニューズウィーク日本版』4万0324



まいどお世話になっております
syuukannsi 







読書と音楽の愉しみ



●青山繁晴・河田克之著
 「青山繁晴、反逆の名医と「日本の歯を問う」

 なんの話しやねん? という興味から手に取ったのですが、なかなか面白い本でした。ジャーナリストの青山氏と歯科医の河田氏、高校の同級生で、何年ぶりかに会って意気投合し、日本の歯科医療の問題点や歯の健康に関するイロハの解説を対談形式で著しています。二人に共通しているのは「アンチ」の精神、気概です。


内容は多岐にわたり、まとめが難しいので、要点を箇条書きにしました。

◆歯周病と歯槽膿漏とはどう違うのか。答えは「同じ」です。昔は歯槽膿漏とだけ呼んでいたが、語感がいかにも気持ちわるいので歯周病という名を使うようになった。


◆歯磨きだけで歯周病など、歯の病気は防げるか。答えはノーです。電動とか音波とか最新型の歯ブラシを使っても、除去できるのは歯垢だけである。歯石は歯医者しか除去できない。ところが、歯周病(歯槽膿漏)は歯石ができることで起きる。(歯垢に唾液のカルシウム成分が混ざって歯石になる)コマーシャルで「超音波作用で隅々まで汚れを除去できる」という文句はウソである。歯石が除去できないということは、歯周病が防げないということである。


◆子供時分からこまめに(月に一回とか)歯医者で歯石取りを続けると80歳ごろまで、あわよくば死ぬまで、一本の歯も抜かずに済ませることができる。しかし、そんなにマメに歯医者通いをする人はいない。たいていの人は虫歯などで痛みを感じてから診察、治療を受けるので「抜歯」されてしまう。これを繰り返した挙げ句、入れ歯をするが、これは高齢者の健康維持の面で大きなマイナス要因になる。


◆インプラントは人工的に歯根をつくるという優れたアイデアで推奨したい。しかし、現実にトラブルが多いのは歯科医の技術がマズイから。食べ物を美味しく食べるという点では入れ歯よりずっと有効である。


◆歯科の保険医療費はコロコロ変わる。診療報酬の基本料が200円だったり、1500円になったりする。厚労省がいい加減な判断をするからで、歯科医院はこれに振り回されている。さりとて歯科医師会が結束して厚労省と対峙するという場面もない。


◆歯科医院は数が増えすぎて、ビジネスとして成り立たなくなっている。
都市部では完全に過当競争である。(5人に一人が年収300万未満という情報もある)評判の悪い医院は淘汰されてしまう時代である。
 別情報だが、11月19日のテレビ大阪「カンブリア宮殿」で、この窮状を打開するため、高齢者を対象に「出張治療」をはじめて成功している医院を紹介していた。寝たきりとか車いす生活で医院へ行けない人にとっては有り難いサービスになっている。


◆さて、駄目男の残存歯は20本であります。(入れ歯はナシ)フルラインは28本なので、これ以上減らしたくない。で、20本死守!と決めて、数年前から年に3~4回、歯石取りに通うようになった。おかげで20本は維持できているけど、来年はどうなるか分からない。
 先生は20本残っていたらマシなほうだという。ということは、それまでに入れ歯になってしまう人が多いということであります。好んで歯医者に行く人はいないけど、そこをなんとか・・歯石取りに参りませう。(2013年4月 ワニ・プラス社発行)



青山本





ウオーキング・観光


●延命寺の紅葉

 ふと思い立って河内長野市の延命寺へ。南海高野線の三日市町駅から40分ほど歩いて到着。残念ながら、少し早すぎて、ピークは25日~30日頃になるそうです。それでもたくさんの見物客が来ていて、暖かい小春日和のせいもあって、皆さん満足の体でした。


 紅葉がきれいに見えるのは「逆光」のシーンですが、これを写真に撮るのは難しい。赤い葉っぱの透けた感じがどうしても再現できない。(カメラが安物のせいなのか)・・ので、諦めました。午後は山あいの小道をたどって千早口へ出、さらに一駅分歩いて天見駅から帰りました。


延命寺の山門
延命寺



紅葉山の風景
延命寺 


延命寺



小道をたどって「美加の台」を抜け、南海高野線脇の道に向かう
延命寺



右奥の山は「岩湧山」
延命寺 




大阪日暮綴



●遅刻シマシタ・・コスモスが見頃

 コスモスの見頃は10月末くらいで終わりになるのに、長居植物園では今が見頃、紅葉をバックにした風景が見られます。
 遅咲きの品種があって、それを蒔いた・・のではなく、単に種まきの時期を遅らせただけらしい。説明板には「9月15日に蒔きました」と書いてありました。コスモスはそういう融通がきく花なんでせう。(11月18日)


コスモス 





プチ・ケチの研究



●934円の大吟醸酒「越後桜」

 今月はじめに935円の「白鶴大吟醸酒」を紹介しました。先週、同じスーパーへ行くと、白鶴の隣に「越後桜大吟醸酒」(720ml)が陳列してあって、値段が934円。なんの因果で1円違いなのか・・。
 飲めば、白鶴よりほんわか系、ソフトな口当たりでイケます。甲乙つけがたい。軽すぎて物足りない感じは共通していますけど。しかし「ワイングラスで美味しい日本酒」というコンセプトを考えれば両方とも合格です。保守派の日本酒党にはウケませんけどね。


大吟醸


********************************

●91円の冷凍カレーうどん

 イオンの商品。少し前に138円のカレーうどんが同社から発売されてお買い得感がありましたが、なぜか消えてしまった。今回の91円商品とのちがいは肉が入っていたこと。察するに、肉入りで138円では採算が合わないので、肉抜きで91円にした。肉代47円ってか。


肉ナシでもまずくはないけど、なんか物足りない。そこでこまぎれ肉を加えると・・がぜん、美味しくなります。なんか「正しいカレーうどん」を食べた気になります。肉代50円としても140円。「得正」のカレーうどんが350~400円なので半分以下の値段です。マルビにはこれで十分であります。しかし、この値段で採算があうのか? また、早々に消えてしまいそうな気がします。


カレーうどん 


肉とネギを加えるとリッチなカレーうどんになります。
カレーうどん
 




閑人帳


●朝日新聞・・社長が代わっても体質は変わらない

 11月15日の報道で、朝日の木村社長の辞任と後継者の人事が伝えられました。インチキ報道のせいで社長が辞任するのはこれで三人目、こんな情けない新聞は朝日だけです。これでも朝日の経営者や社員は一流気取りでいたのだから笑えます。


さて、今回の新しい人事で朝日新聞は忌まわしい過去と決別し、生まれ変わることができるのか、といえば「あか~ん」であります。この問題に興味をもつ大半の人が同じ見方でせう。11月16日の「そこまで言って委員会」にゲスト出演した、元テレビ朝日の解説者、末延吉正氏が、朝日が変わらないワケを話している。


「朝日新聞のなかでは、政治部と社会部、東京本社と大阪本社のあいだで勢力争いがあり、今度の人事で社長になった渡辺氏は大阪組、飯田氏は東京組、このバランスは良いとしても、大阪の渡辺氏は、そもそも慰安婦問題を報道した大阪の社会部の部長だった。本来、責任を問われ、左遷されるべき人物である。それが逆に一気に社長のイスを獲得した。
ここに根深い社内の暗闘があると・・。木村社長は、社長の権限で渡辺氏を降格、左遷するべきなのに出来なかった。これじゃ朝日の体質は変えられない。もっとも、渡辺氏が社長として社内の人望を得ることができるのか、といえば、それは未知数である」。(以上は発言の要旨)


・・ということは、一旦は社長のイスに座らせて(祭り上げて)次に何かあると、ガキ~ンとクーデター? いや、この2行は駄目男が末延氏の話を聞いて想像で書いております。要するに朝日の首脳部では暗闘が続く。今日明日に「明るく正しい朝日新聞」なんかとても望めない。
 だったら、このさい、朝日新聞の名称を落ち目にふさわしい「落日新聞」とかに変えたらどないです?。


社長辞任を地味に伝える朝日新聞(11月15日 大阪本社版)
朝日

産経は一面と社会面で社長辞任を伝えた(写真は社会面の記事)
朝日社長人事 





ウオーキング・観光



●竹中大工道具館 見学

 先月、新神戸駅の南にオープンしたピカピカのミュージアム。(市内の別の場所から移転した)駅前のビルやマンションの立ち並ぶ町並みのなか、ワンポイントふうに300坪ほどの緑地があり(昔の屋敷跡かもしれない)写真のように、とても魅力的なロケーションになっている。


竹中工務店は創業400年の歴史をもち、あの「金剛組」には及ばないけれど、ゼネコンの中では最古参、従って、建築のワザを伝える歴史資料が豊富で、道具に関しても貴重なモノが保存されており、これを一般に公開して伝統技術の理解や保存に役立てたいという趣旨で造られた。


大工道具は、名品、一級品の道具といえども、アート作品と違い、職人にとっては日常の作業道具、即ち消耗品でしかない。しかも、ほとんどが個人の持ち物だから、文化財として後世に残すのは意外に難しいというモノでもある。それを考えると、この地味な博物館の希少価値ぶりが理解できる。


開館記念として「日中韓 棟梁の技と心」という展示会が開催中。それぞれの国の伝統的なデザインや仕様が寺院の軒(組み物)のかたちで紹介してある。その中で、これはハテな?と気になったことがある。
 立派な寺院や宮殿を建てるときは、棟梁が設計図から仕様書、作業手順、さらに担当の職人の名前などを詳細に記録していくが、韓国の場合、古い資料は当然漢文で書いてある。もしや、1980年頃までは漢文を使ったかもしれない。


ということは、現在の職人の大半はこれらの資料を読めないのではないか、という疑問が湧く。しかも、その言葉は業界の人間しか分からない専門語や符帳でハングルで音訳しても正しく理解できないのではないか。えらいこっちゃ~であります。
 国の伝統技術が言葉の壁のために継承できない。そんなアホな・・ことが韓国では現実に起きている。現在、40歳未満の韓国人は、図書館へ行っても、1980年までに発行された本はかいもく読めない。日本に置き換えれば、戦前に発行された夏目漱石や森鴎外の本が読めないというのと同じである。


ソウルの南大門(国宝)の再建工事のプロセスをみても、韓国の伝統的技術は劣化が著しく、他人事ながら心配になる。遠からず、中国や日本に「SOS」を発信するかもしれない。




大工道具館のHPはこちら・・・
http://www.dougukan.jp/


大工道具館のエントランス
大工



建物は平屋建てだが、地下一階、二階にも展示場がある。
大工



一階展示室
大工 


大工



地下展示室
大工



ヨーロッパ、中国、韓国のカンナは押して使う
大工道具館



カンナを引いて使うのは日本だけらしい。一流の道具を名人が使うと、写真のように5ミクロン(1000分の5ミリ)の薄さに削れる。ノコギリも引いて使うのは日本だけ。
大工



欄間の技術で作った木製障子。「組子」という技術で風景を描いてる。
大工 



アップするとこんな感じ。すごい技術に感心します。
大工



西岡常一が使った作業ノート
大工 





読書と音楽の愉しみ



●「文藝春秋」拾い読み  ~12月号~

「薬漬け医療」が認知症を作る  著者・奥野修司

 ただいま認知症患者460万人、予備軍(軽度の患者)を含めると800万人。65歳以上の人口の四人に一人が予備軍とあっては他人事ではありませぬ。このブログも、内容、表現がなんだかトンチンカンになってきたら、駄目男も発症の証であります。いや、もうとっくにトンチンカンやて? あちゃー・・。さらに進んで、書き手も読者も認知症で、すべて世は事もなし・・あり得ます。ぐぬぬ。


本稿の趣旨は、増え続ける認知症患者に医師が不勉強や怠慢のためにしっかり対応できず、やたら薬を投与して、治療どころか逆に重症化させていることを訴えている。有効な治療薬がない現状では、患者が訴える個々の症状に対して睡眠剤や抗うつ薬で対処するのが普通で、これらには当然、副作用や耐性があるから、だんだん種類や投与量も増えていき、
軽い症状を悪化させ、人格まで変えてしまうような難儀な状態に至る。


175頁
「怖いのは、薬が闇雲に出され、病気を治すべき薬が、病気を作りだしていることである。薬の足し算は出来ても、引き算が出来ない医師が多すぎることに問題がある」


下の表(177頁)は、87歳の男性に投与されていた薬の名前と量。実に17種類もの薬を飲み続けた結果、改善するどころか、毎晩、夜中に起きて歌を歌う、だんだん怒りっぽくなって妻に暴力を振るうなど、別人のようになってしまった。
 困り果てて別のT医師の診察を受け、17種類の薬を全部止め、別の4種類の薬に変えた(表の矢印の下の薬)そしたら、夜中に起きなくなったなど、見違えるように改善した。「まるで魔法をかけられたみたい」と妻がいうほどだ。でたらめな処方が病気を悪化させる典型的な例だ。


認知症


アリセプトを過信、多用しすぎている
 治療はできないが、症状の進行を遅らせることができる薬として普及したのがアリセプト。抗うつ剤や睡眠剤で対処していたころに比べて確かに朗報ではあった。しかし、本来はアルツハイマー患者用として開発されたのに、別の「レビー小体」タイプの患者にも処方されるようになり、また「なにわともあれ、アリセプトを」みたいな頼られ方が進んで、
乱用状態になり、弊害が生じている。


K医師は「レビー小体型は薬剤に敏感なのに、そこへ興奮しやすいアリセプトを大量(アルツハイマー症状並に)使ったら症状が悪化するのは当然」と警告するが、なぜか、今年9月に、アリセプトはレビー小体型認知症患者への投与が承認された。認知症関連の医薬品開発、使用ではこのような混乱が続き、未だに暗中模索というのが実情だ。


認知症を患ってしまったら、薬に頼らず、患者に寄り添った、人情的対応のほうが大事だと説く。上から目線での指示や冷たい言葉のやりとりより、ヘンな言動を認める寛容さが進行を遅らせると。その意味は理解できても、いざ自分が当事者になると、医師やクスリに頼ってしまうのが情けない。


認知症






半畳雑木林



●「半畳雑木林」紅葉見ごろ

 ナンキンハゼとモミジバフウがきれいに色づきました。アパートの日当たりの良くないベランダで鉢植え、という悪条件でも紅葉シーンが見られます。盆栽と違い、水やり以外なんの手入れもしなくても、自らデザインしてるかのような樹形になっています。究極の貧乏紅葉見物です。


半畳雑木林紅葉2014 


テレビ画面の紅葉風景と一緒に・・と思ったが、うまく写りませんでした。
半畳 


ナンキンハゼ
半畳 


モミジバフウ
半畳



長居植物園のモミジバフウ
半畳 





大阪日暮綴


●ヤノベケンジの機械彫刻作品展示 ~北加賀屋アートイベント~

 前回記事の会場から徒歩10分くらいのところに「MASK」なる団体の展示場があり、ここも鉄工所?跡みたいな殺風景なスペースです。この殺風景かつ雑然とした空間がヤノベ作品には似合っています。


ヤノベさんの作品は「ラッキードラゴン」しか見たことがなく「ジャイアントトらやん」と「サンチャイルド」は初見参。なんというか・・美術界における「重厚長大」作品の代表です。制作には鉄骨による躯体に板金や溶接や電気工事を要し、組み立てには大型のクレーンが要る。なのに、出来上がった作品は「いちびり」センスもたっぷり込められていて笑いを誘う。アカデミックな芸術観しかもたない人が見たら「どこがゲージツやねん!」とそっぽむくかも。


作者は1965年生まれ、小学生のとき万博跡地の荒廃した風景を見て「未来の廃墟」を想像したというあたりが発想の原点になってる。50歳になった今でもこれに執着できるところがうらやましい。世間との折り合いやバランス感覚なんかお構いなしであります。


ヤノベさんは、このブログで何度も書いてきた、庶民の理想の人生・・◇好きなことをして◇それでメシが食え◇しかも世間で喜ばれる・・を実現してる人ではありませんか。
 もっとも、貧乏性の駄目男が思うに、これら作品の制作にかかる莫大な費用をどうして回収しているのか、好きなコトして借金だらけではないのか、他人事ながら気になります。



この建物を美術館とは言えないので「open strage」(開放倉庫)と名付けている。工場街のとてもわかりにくい場所にある。
やのべ



左から「ラッキードラゴン」「ジャイアントトらやん」「サンチャイルド」とらやんは高さが7,2mもある。
やのべ



ラッキードラゴンは2009年のイベントで中之島で船にのせて公開したので見たことあるかも。
やのべ



トらやんは手を振り、オンチなのに歌を歌い、口からは火を噴く。アルミ加工の技術が素晴らしい。
やのべ



なんとなく「鉄腕アトム」に似ているサンチャイルド。
やのべ



トらやんが火を噴く場面がある動画(5分目くらい)
豊田市美術館でのパフォーマンス。火気厳禁の美術館だから、許可する、しないでモメたかもしれません。
http://www.youtube.com/watch?v=UwTW0s6oDfY







大阪日暮綴



●ゲージツだ、文句あっか!  ~北加賀屋のアートイベント~

 住之江区北加賀屋の工場街で二つのイベントが開催されていたので、ちょっとのぞいてみました。一つは新人、学生が企画する造形展、昔の造船所のでかい工場を美術館?に見立ててのハチャメチャ作品展。
 よくもこんなにしょーもないこと考えるなあ、と妙に感心するアートシーンです。彼ら自称アーティストのご両親が作品を見たらどんなに嘆くことでありませうか、と余計な心配しつつ、しかし、なんかオモロイのであります。さすがにジイサン、バアサンの鑑賞者はゼロでしたけど。(11月8日)

このオンボロにして巨大な工場が美術館です(昔の名村造船所)
ゲージツ 


暗闇でひたすらポスターを貼り続けるパフォーマンス。どこがゲージツやねん、なんて訊いてはいけない。
ゲージツ 


斬新な茶室をつくった・・つもりらしいけど、なんだかなあ。
ゲージツ



なかにはこんなに分かりやすい作品もあるのですが
ゲージツ



紙粘土で「お面」をつくって・・何を言いたいねん?
ゲージツ



ノーマルな神経ではあり得ない支離滅裂な発想。怪しいクスリで幻覚起こして作ったのと違いますか・・と勘ぐってしまう「作品」
ゲージツ 



大阪日暮綴



●「塀の中」も秋日和   ~関西矯正展~

 阪和線堺市駅から西へ数分のところにある大阪刑務所。ここで恒例の「矯正展」が開催されてるので、はじめて見物に出かけました。
 この展示は刑務所内での作業場でつくった家具や雑貨などを安く販売するもので、ふだんは縁の無い「塀の中」にちょっとだけ入ることができます。(本格的見学も出来るが、行列に並ばねばならないのでパス)


当日はおだやかな天気に恵まれ、買い物客で大賑わいでした。塀の中、本館の玄関脇では野点のサービスもあってとてものどかな雰囲気です。ありえないけど「懲りない面々」が見たら「な、なんやねん、これは!」目が点になるでせう。(11月8日)


ムショとシャバを隔てる5m近いコンクリート塀
刑務所 


塀の中の広場で野点のサービス 菓子つき500円ナリ。
刑務所 


塀の外のバザール会場は大賑わい
刑務所 


大阪刑務所 


刑務所 


ナゼか、熊野古道の宣伝もしていました。
刑務所 


買ったのは、便せんと一筆箋、3点で310円はお買い得。
刑務所 




閑人帳



●ロボットは東大に入れるか?

 ロボットは年々賢くなっている。将棋の対戦ではもう有段者と五分五分のところまで成績を上げてきました。そして今、エンジニアが懸命に取り組んでるのが「東大合格をめざすロボット」です。現在でも並の大学の入試なら合格できる実力があるけど、やはり目指すは東大。この世界も結構ブランド志向です。京大じゃダメなんですか。国立情報学研究所という機関が中心になって開発を進めており、東大合格は2021年を目標にしています。毎日、モーレツに受験勉強に励んでおります。


この件をニュースで見て、先月読んだ「週刊新潮」の記事を思い出した。タイトルは「人工知能が人間を越える<2045年問題>」ライターは竹内薫さんです。
 かなり長い記事ですが、要するに2045年には人工知能が人間の能力を越えてしまい、人間がロボットに支配されるような時代になる。「そんなアホな・・古いSFの筋書きでんがな、ガハハ」と一蹴したくなるけど、ホンマだと言うのです。幸い、駄目男はとっくに死んでるので、悪夢のような時代に翻弄されることはない。ヨカッタ。


ロボットが進化し、人間とのあいだに葛藤が生まれる。権力争いが生じる。ロボットの天才的詐欺師が出現して人間を翻弄する・・こんな事が起きると言われても凡人の脳では想像もできない。(既に負けてる)
 一番の難儀は、超賢いロボットが上から目線で「地球上から人類を抹殺したら、もっと自由に活躍できる」なんてことを考えることだ。ゆえに、最も大事なことは科学ではなく倫理になる。人間と共存することを是とするロボットを育てなくてはならない。
 ロボットとは分野が違うが、一時話題になったクローン人間は法律によって研究開発が禁止になった。成功した後の恐ろしさを考えれば研究自体に倫理的問題があると認識されたからである。


それでも、大方の人は「人間がロボットに支配される時代」なんてファンタジーに過ぎないと思っている。いや、ファンタジーではありませんよ、と竹内氏は述べる。アメリカでは性能の良い会計ソフトが出回り、すでに数万人の会計士が職を失った。ホワイトカラーの中でもエリートである会計士が人工知能に敗れた。倫理が問題になる前にロボットが人間を追放しはじめている。
  人間とロボットとの葛藤を描いた小説や映画はたくさんあるが、すべてロボットが人間に逆らう話だったように思う。しかし、これから創作されるドラマは人間がロボットに反旗を翻して「打倒、ロボット社会」をテーマにする話になりそうだ。


ところで、駄目男の夢は、やすし・きよしにそっくりのロボットをつくって往年の漫才を再現することです。これ、ゼッタイ、ウケまっせ。


現在の成績はこれくらい
東大ロボット 






閑人帳



●鳥越ゆり子さんの絵画展 ご案内

ゆり子個展 


ゆり子 

会場の「ギャラリー いちかわ」は高島屋百貨店から南へ徒歩5分
ゆり子 







犬町・猫町情報

private

●11月例会 レポート

百舌鳥古墳群をめぐる   ~担当 からたちさん 乙女さん~

 泉北高速 深井駅から「ニサンザイ古墳」「御廟山古墳」を経て大仙公園へ。途中、大阪府立大学のキャンパスや百舌鳥八幡宮へ寄り道すると、けっこう緑の多いコースになります。昼食は大仙公園内の「緑化センター」を利用。午後は日本庭園を見物し、仁徳陵西側の歩道から昔の竹ノ内街道をたどり、堺市役所21階の展望所からパノラマシーンを存分に楽しみました。(11月3日・約8キロ)


菰池のほとりを歩く
11月例会


府立大学のキャンパスを抜けて・・
11月


ニサンザイ古墳は発掘調査のため、周濠の水を抜いている
11月


百舌鳥八幡宮近くの重文住宅「高林家」
11月


日本庭園で開催中の菊花展を見物
11月 


11月


今年は木々の色づきが少し早いような・・
11月


市役所展望所からの眺め。PLタワーが白く輝いている
11月 



大阪日暮綴


●駐車場も余る時代に

 いつのまにか近隣の賃貸マンションのほとんどでコインパーキングサービスを実施しています。全国に800万戸もの空き家が生じていると、先般話題になりましたが、駐車場も不足時代は去って「余る」のが普通らしい。下の写真の賃貸マンションは駐車15台くらいの内、3台をコインパーキングに提供しているけど、利用率は低い。


値段は何処も60分200円、終日で500円。これじゃ商売にならないでせう。しかし、近隣は駐車違反取り締まりが厳しい地区なので、ビジターには有り難いサービスでもあります。
 居住者の高齢化や若者の車離れのせいでこんな状況になったようですが、当地は電車、バスの便利がよいため、マイカーが生活に必需ではないという事情もあります。郊外ではこんな現象は起きていないと思います。


駐車場余る 






アジア ウオッチング



●中国のサンゴ密漁船、台風が「そこ、どかんかい!」

 伊豆諸島や小笠原近海で密漁しているとされる200隻以上の漁船、海上保安庁の監視船が出動しなくても、台風20号が追っ払ってくれそうです。進路予想では伊豆諸島と小笠原のあいだの海域を通過するみたいで、とても漁なんかできない大シケになります。(もう既に退去してるはず)

 で、シケが治まったら、また続々と戻ってくるか。戻らなかったら、密漁とは別の意図があって漁船を展開させたのでは、という疑問が起きます。願わくば、台風20号が「神風」となってあくどい密漁船を痛い目に遭わせてやってほしい。



台風20号 



台風






犬町・猫町情報



private


      12月号表紙 by ぽんさん


12月号表紙

          帰って良し!


**************************


<12月例会案内>  担当 サウダージ

藍那からしあわせの村へ  5Km 高低差 100m

神戸の北西の藍那から計画工事中の明石海峡公園神戸地区の横を歩き
総合福祉ゾーン「神戸しあわせの村」で昼食、散策、温泉などで晩秋の1日を楽しむ楽ちんコースです。(日程を11月に繰り上げて実施します)


日時・・11月26日(水) 雨天の場合12月3日(水)へ延期

集合・・神戸電鉄線 藍那駅 10時

参考ダイヤ 阪急特急 梅田発8時45分 新開地着9時25分
      神戸電鉄に乗換え9時37分発 藍那着9時59分

コース・・ 藍那駅~相談ヶ辻~星和台~市バス星和台口~しあわせの村中央

参考・昼食は村内レストランの利用も可能です。
・ジャングル温泉は一般800円、65歳以上400円です。
 利用希望の方は証明書、タオル持参

・宿泊も希望の方は各自で予約してくださいTel(078)743-8000
 本館2人素泊まり65歳以上 2,600円
   1人素泊まり      3,300円

・水曜日はしあわせの村から神戸地下鉄妙法寺駅まで無料シャトルバスの利用も可能。
・歩き足りない人は「ひよどり森林公園」へ延長できます(入口まで約30分)


プチ・ケチの研究


●935円の大吟醸酒(420ml)

 近所のスーパーで935円の値札を見つけ、たちまち貧乏性が反応して買いました。大吟醸酒としてはローエンドに近い値段ではないかと思います。メーカーは「白鶴」。モンドセレクション連続受賞のラベルがついてるので輸出に力を入れてる商品らしい。


近頃「ワイングラスで美味しい日本酒」というフレーズをよく聞くけど、これにピッタリの味わいです。いつぞや飲んだ、輸出用に人気高い「賀茂鶴大吟醸」の味をさらに軽くした感じ。ゆえに、欧米でも好評なんでせう。どんどん輸出して稼いでほしい。
 味にうるさい日本酒ファンに言わせたら「しょーもな、水みたい」と悪口出そうだけど、コストパフォーマンスは最高の大吟醸酒だと思います。(白鶴のHP見たら、価格は1100円でした)

http://www.hakutsuru.co.jp/product/nihonshu/daigin_series.shtml



大吟醸 






「関西 お好み散歩道」 ガイド ご案内



楽ちん「関西・お好み散歩道」ガイドをつくりました

 高齢者や長距離歩行に自信のない人でも歩ける、ショートコースのガイドをつくりました。距離は3~8キロ、高低差70m以内の楽ちんコースです。街歩き、田舎歩き、さらに「有名大学観光入学」コースという、いちびりなプランもあります。地域別では、大阪府6、兵庫県3、京都府2、奈良県4コースです。いちばん下に頒布方法を案内しています。


 「散歩も積もれば旅になる」全部歩くと80キロになります。

 1・ハルカスまでアルカス!・・・・・・・・・5,7km

 2・「都会の秘境駅」から大正区の山水風景を巡る・4,3km

 3・舞洲の「海辺の快道」を歩く・・・・・・・4,0km

 4・仁徳陵と大仙公園・・・・・・・・・・・・5,0km

 5・泉南・田尻漁港から「りんくう公園」へ・・4,0km

 6・阪急「園田駅」から伊丹スカイパークへ・・7,5km

 7・魚崎から六甲アイランドへ・・・・・・・・5,5km

 8・近鉄「箸尾駅」から馬見丘陵公園へ・・・・6,0km

 9・平城宮跡と御陵の里を歩く・・・・・・・・7,5km

10・八咫烏神社から「奈良カエデの郷ひらら」へ・6,0km

11・大和郡山 カントリーウオーク・・・・・・5,5km

12・観光入学 関西学院大学・・・・・・・・・4,0km

13・観光入学 同志社大学・・・・・・・・・・5,5km

14・観光入学 大阪大学・・・・・・・・・・・3,0km

15・観光入学 京都大学・・・・・・・・・・・6,5km


  ***************************


■Town walk
散歩道 


散歩道

■Country walk
散歩道 


散歩道

■Seaside walk
散歩道 


散歩道

■Campus walk
散歩道 


散歩道


******************************


頒布ご案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ガイドはB4サイズ、モノクロコピー。
■地図は地形図を使ってます(国土地理院承認 平26近複36号)
■価格は送料とも600円 代金は後払い(郵便払込用紙を同封します)
■頒布ご希望の方は 
kai545@violin.ocn.ne.jp  fax  06-6692-1340 
小西までお申し込み下さい。


地図例
散歩道